POSレジ50製品の外部連携を比較【会計ソフト・APIなど】

POSレジの外部連携を徹底解説

コンビニや飲食店など幅広い業種で利用されているPOSレジ。業務効率化が図れ、売上アップに役立つ機能などの便利機能が搭載されているため、店舗経営に欠かせない存在となっています。

POSレジと外部システムを連携させれば、より効率的に業務を進めることが可能です。

今回は、POSレジがどんなツールと外部連携できるか、連携して実現できることなどを解説したうえで、
POSレジ50製品の外部連携ツールを比較して作成した連携先の多いPOSレジランキングを紹介します。

POSレジの連携について、どの記事よりも詳しく、わかりやすく解説しているのでぜひ参考にしてください。

目次

POSレジ(POSシステム)とは?

POSレジとは、商品を販売した際に「何を・いつ・いくらで・どれくらい」販売したのかの情報を集積するシステムを搭載したレジを指します。

従来のレジスターは、商品やサービスの金額を計算・記録するための機械でしたが、POSレジは高度な機能を搭載しているのが特徴です。例えば、在庫管理や顧客管理、基幹システムとの連携などの機能を搭載しています。

また、セルフレジへの対応や、さまざまなキャッシュレス決済方法にも対応しているため、会計業務がスピーディに行え、お客様の待ち時間が短縮できます。

店舗側は、POSレジで集積した情報を分析する機能で、売れ筋商品や日別・曜日別による売れ行き商品などの把握が可能です。POSレジの導入は、店舗側にとってはもちろん、お客様の満足度向上にもつながるシステムなのです。

補足:POSレジとPOSシステムの違いは?

POSシステムはシステムそのものを指す言葉で、POSレジはPOSシステムを搭載したレジを指します。

POSシステムは商品の販売データをデータベースで一括管理し、売上分析が行えるシステムです。

従来POSレジというと、専用の据え置きレジスターにPOSシステムがインストールされていることが多い傾向でしたが、現在はタブレット型POSの普及により、タブレットやスマホにアプリをダウンロードして利用する製品も増えています。

POSレジの主な機能

POSレジは単なる会計機能だけでなく、多彩な便利機能を搭載しているのが魅力の一つです。
以下では、その主な機能について解説しています。

商品・在庫管理取り扱い商品を一括で管理できる機能です。在庫数をリアルタイムで管理できるため、在庫切れを防ぐことができます。
売上管理商品を販売した時点のデータ収集により、「何を・いつ・いくらで・どれくらい」売れたのかリアルタイムに集計が可能です。売上の動向をいつでもチェックできます。
経営分析人気商品やセット購入されやすい商品などをリアルタイムで把握できる機能です。
日別・時間帯別の売上や客層などをデータ化し、経営戦略を立てるのに役立ちます。
顧客管理顧客の性別や年齢、購入金額などを管理できる機能です。条件を絞って顧客データを抽出できるため、マーケティング施策に役立ちます。
勤怠管理スタッフの就業状況をPOSレジ側で管理できる機能です。
クラウドサービスの場合は、PCやタブレットから出勤・退勤の打刻ができます。

上記以外にも、飲食店向けのオーダーエントリーシステムやクリニック向けの電子カルテ連携機能など、業種に合った機能が用意されているのも特徴です。

POSレジが外部連携できるツールの種類一覧と連携メリット

ここでは、POSレジと外部連携できるツールをいくつか紹介し、それぞれのメリットを解説します。
POSレジの効果を最大限発揮するためには外部連携ツールが必須なので、導入前に知っておきましょう。

  • 会計ソフト
  • ECサイト
  • 飲食店向けシステム
  • キャッシュレス(クレジットカード)決済端末
  • 電子カルテ/レセコン
  • 薬局向けレセコン
  • CRM
  • 分析ツール
  • 基幹システム
  • API機能

会計ソフト連携

会計ソフトは、企業や個人のお金の動きを一元管理し、必要書類を作成できるソフトです。POSレジと連携することで、POSレジに集積された売上データを自動取得し、記帳を自動化します。レジでの販売実績と連動して取引が自動作成されるので、大幅な業務効率アップにつながります。

確定申告や決算書などの作成を簡単に行うことも可能です。

会計ソフト連携のメリット

  • 入力作業の効率化
  • 正確な売上状況を把握できる

POSレジと会計ソフトの連携について詳しくはこちら

ECサイト連携

ECサイトとは、インターネット上に開設した商品を販売するサイトのことです。POSレジと連携すれば、実店舗とECサイトの売上情報を一元管理できます。また、実店舗やネットショップでの販売に連動して在庫数を自動調整してくれるため、管理の負担軽減やミス防止につながります。

ECサイト連携のメリット

  • 在庫連携で管理負担軽減
  • 正確性アップ
  • オムニチャネル販売を実現

POSレジとECサイトの連携について詳しくはこちら

参考記事:Eコマース(EC)とは?ネット通販の基礎知識

飲食店向けシステム連携

飲食店向けシステムには、お客様自身が端末操作をしてオーダーするセルフオーダーシステム(食べログオーダーなど)やデリバリー受注システム(UberEatsなど)、予約管理システム(TORETAなど)、統合管理システム(れすだく、FoodingJournalなど)など、様々なツールが含まれます。

POSレジと連携することで、各種管理データをPOSレジ側(逆の場合もある)に一元化することができます。

飲食店向けシステムのメリット

  • 飲食店の各種データが一元管理できるようになる
  • 集計作業が簡略化する
  • 本部管理の負担軽減、オペレーションミス防止につながる

キャッシュレス(クレジットカード)決済端末連携

キャッシュレス決済は、現金を使わずに支払いを済ませる方法のことです。POSレジと連携することで、レジ側で表示した金額を再度キャッシュレス決済端末に打ち込む2度打ち作業がなくなるので、よりスピーディな会計を実現できます。

また売上データも一元化するので、管理が楽です。会計ソフトとPOSレジ、キャッシュレス決済端末をすべて連携させることで、現金決済、キャッシュレス決済の両方が会計ソフト上に取引として自動作成されます。かなり楽になるのでおすすめです。

キャッシュレス(クレジットカード)決済端末連携のメリット

  • レジでの2度打ちがなくなる
  • 現金の受け渡しがなくなり、衛生面の強化に役立つ
  • レジ会計がスムーズになる

POSレジとキャッシュレス決済端末の連携について詳しくはこちら

電子カルテ/レセコン連携

電子カルテ・レセコンで確定した請求情報をPOSレジに連携すれば、請求金額の入力ミスやレジへの入力漏れを防ぎます。連携にはデータ連携とバーコード連携の2種類の方法があります。データ連携では、会計金額が電子カルテからデータでレジに転送されます。バーコード連携はデータは転送されませんので、電子カルテから発行される領収書のバーコードを読み取って会計金額を表示します。

受付スタッフは会計内容をPOSレジに表示させ、あとは精算を済ませるだけなので、業務負担の軽減も可能です。

電子カルテ/レセコン連携のメリット

  • 正確でスムーズな精算を実現
  • レジ締めが楽になる
  • 保険と自費、物販を効率的に会計処理できる

POSレジのレセコン連動(電子カルテ連携)機能について詳しくはこちら

薬局向けレセコン連携(NSIPSのデータを取り込み)

POSレジとNSIPSの連携により、POSレジでNSIPSの調剤情報を受け取り、合算で会計が行えます。

NSIPSとは、レセコンや調剤鑑査システム、錠剤・散薬自動分包機などの調剤システム、レジなどを連動させるための共有仕様です。

薬局向けレセコン連携のメリット

  • 請求金額の入力間違いやレジへの入力漏れを防止できる
  • 会計業務が簡略化される

POSレジの薬局向けレセコン連携について詳しくはこちら

CRM連携

CRM(顧客管理システム)はお客様の年齢や性別、購買履歴などさまざまな情報をもとに、お客様と良好な関係を築くためのものです。

POSレジと連携すると、POSシステムで収集した顧客情報をCRMで一元管理できます。顧客情報をもとに、接客やマーケティング施策を講じることで、顧客満足度や売上アップが期待できるのです。

CRM連携のメリット

  • 顧客の囲い込みができる
  • リピート率アップにつなげられる
  • 接客の質が高められる
  • 顧客情報の可視化が可能
  • 顧客情報の素早いアクセスが可能になる

分析ツール連携

分析ツールは膨大なデータを1箇所に集約して、わかりやすく分析してくれるツールです。製品例としては、ABEJA Insight for RetailやMotionBoardが挙げられます。

POSレジとの連携で、POSシステムに日々蓄積されたデータを効率的に分析し、マーケティングに役立てられます。
例えば購買履歴を分析すれば、商品の仕入れ数を変えるきっかけになり、売上向上に繋げることも可能です。

分析ツール連携のメリット

  • 分析結果をもとに、経営戦略を立てやすくなる
  • 分析結果の共有が容易になる
  • さまざまなデータの収集・統合が容易になる

基幹システム連携

基幹システムは「販売管理」「在庫管理」「会計」などの、基幹業務の効率化を目的に導入するシステムです。

POSレジとの連携により、店舗ごとの売上データが本部でも確認できるようになります。売上データ以外にも、顧客情報や在庫状況なども本部と店舗で共有し、スムーズな経営管理が可能になるでしょう。

基幹システム連携のメリット

  • 業務効率化によるコスト削減
  • 業務改善やマーケティングに活用できる

POSレジと基幹システムの連携について詳しくはこちら

API連携

API連携は、POSレジと外部システムを連携するための機能です。API機能があれば各POSレジが指定しているツール意外とも柔軟に連携可能です。POSレジに搭載していない機能を外部システムで補ったり、既存システムとPOSレジでデータ共有が可能になり、POSレジがより便利になります。

API連携ができなければ、必要な機能を新たに開発しなければなりません。外部システムと連携できると、必要な機能を新たに開発する手間も省けるのです。

API連携のメリット

  • さまざまなシステムが利用できる
  • セキュリティ向上に役立つ
  • データ更新・参照が行える

POSレジのAPI連携機能について詳しくはこちら

外部連携ツール数が多いPOSレジランキングTOP7

ここからは、POSレジ50製品の外部連携ツール数の比較をもとに、外部連携先が多いPOSレジをランキングにしてみました。

1位 スマレジ

スマレジ
出典:スマレジ公式サイト
導入価格例112,780円〜ハードウェアタブレット
月額料金0円~15,400円対象規模全ての規模に対応

スマレジはiOSアプリを用いた高機能クラウドPOSレジです。業種・業態・規模問わず、アクティブ店舗数38,000店舗以上で導入されています。

スマレジの外部連携数は全製品中トップクラスです。

会計ソフトや決済端末、ポイントサービス、予約管理などの連携が可能です。また、スマレジは飲食店向けシステムや医療機関のレセコンなど、さまざまな業界独自のサービスとも連携ができるため、さらに便利に活用できます。

多くの店舗で導入されている理由は、圧倒的な機能の多さです。スマレジ・アプリマーケットから必要な機能を選んで追加できるので、無駄なコストも発生しません。

会計ソフト弥生会計シリーズ/freee会計/マネーフォワード/勘定奉行クラウド/FXシリーズ
ECサイト連携Shopify/BASE/カラーミーショップ/EC-CUBE/MakeShop/G1 Commerce/ロジクラなど
飲食システム連携UberEats/L.B.B. Cloud/QR Order/食べログオーダー/トレタ/Skymart-Retail/FOODIT21など
キャッシュレス決済端末連携Square/楽天ペイ/STORES決済/StarPay/JMSおまかせサービスシリーズ/各種CAT/CCT端末
電子カルテ/レセコン連携
薬局向けレセコン連携
CRM連携
分析ツール連携
基幹システム連携
API連携

2位 NECモバイルPOS

NECモバイルPOS
出典:NECモバイルPOS公式サイト
導入価格例個別見積りハードウェアタブレット
月額料金数千円~対象規模多店舗チェーン

NECモバイルPOSは、多店舗飲食業の課題を解決するサブスク型POSです。これまで1,400社以上で導入されている豊富な実績があります。

多店舗飲食店に必要な機能はもちろん、コスト面やサポート力、外部連携実績が豊富な点が特長です。40以上の外部サービスと連携ができ、入れ替えによる運用変更の負担が少なくなります。飲食店向けのツール連携数はトップクラスでス。また、多店舗チェーン向けサービスなので基幹システム連携も対応可能です。

大手のNECが提供するサービスなので、24時間365日対応のサポートや導入までの速さ(最短2週間程度)も魅力といえるでしょう。

会計ソフトMFクラウド会計など
ECサイト連携×
飲食システム連携O:der ToGo/GATE/TORETA/TableCheck/Bistro Mate/Fooding Journal/ぴかいちナビ/まかせてネットEX/ASPIT/れすだく/FOOD-LINK R3.0
キャッシュレス決済端末連携Anywhere/Payment Meister/StarPay/KAZAPi/iRITSpay/JET-S/INFOX/stera terminal/CAFIS Arch/AirPAY/AirPAY QR
電子カルテ/レセコン連携×
薬局向けレセコン連携×
CRM連携iToGo/アララ キャッシュレス
分析ツール連携×
基幹システム連携×
API連携

3位 BCPOS

BCPOS
出典:BCPOS公式サイト
導入価格例198,000円〜ハードウェアパソコン型
月額料金0円~5,000円対象規模小規模〜大規模

BCPOSはPOSレジのバリエーションが豊富で、お店のスタイルに合わせて選べるのが特徴です。さまざまな業種に選ばれているため、導入実績は20,000台を超えます。

ECサイトや多彩な会計ソフト、キャッシュレス決済端末、販売管理システムなどとの連携も可能です。調剤薬局で利用するレセコン連携も可能で、NSIPS®(調剤システム処方IF共有仕様)にも対応している点は大きなメリットといえます。

導入店舗を選ばないオールインワンのPOSレジです。

会計ソフトPCA会計DX/勘定奉行クラウド/freee会計/MJS会計システム/FXクラウドシリーズ
ECサイト連携CROSS POINT/ネクストエンジン/zaiko Robot
飲食システム連携ORDERSTATION
キャッシュレス決済端末連携JT-VT10/PayCAS Mobile/stera terminal/Square/Verifone/VEGA3000/JT-C31W/J-Mups/STORES決済/UnivaPay/IntaPay/
電子カルテ/レセコン連携×
薬局向けレセコン連携
CRM連携商魂/商管/商奉行/蔵奉行/商蔵奉行クラウド/販売大臣/弥生販売/ApaRevo/スーパーカクテル/五合/全文君
分析ツール連携×
基幹システム連携
API連携

4位 USENレジ(旧Uレジ)

USENレジ(旧Uレジ)
出典:USENレジ公式サイト
導入価格例180,000円〜ハードウェアタブレット
月額料金9,980円対象規模小規模~多店舗チェーン

USENレジは飲食店・理美容院・小売店・整体院に特化した4つのPOSレジアプリを揃えた製品です。

飲食店ではメニュー設定やテーブル管理、理美容院は顧客管理やスタッフごとのマイページ、小売店であれば在庫管理など、各業種に特化した機能を搭載しています。

予約管理や勤怠管理、クラウド会計ソフトなどの店舗業務をより効率化する連携先も多数用意されているのが特徴です。また、独自の自社サービスである決済端末「USEN PAY」や店舗アプリ作成サービス「アプリンク」とも連携可能です。

導入前の設定・設置サポートをはじめ、導入後は24時間365日対応の電話サポート、無料駆けつけサポートなど、サポート対応の手厚さも魅力です。

会計ソフトfreee会計/マネーフォワード クラウド/弥生会計シリーズ
ECサイト連携×
飲食システム連携ebica/トレタ/TableCheck/ぴかいちナビ/ASPIT/Fooding Journal/FOODIT x/れすだくなど
キャッシュレス決済端末連携USEN PAY/USEN PAY QR
電子カルテ/レセコン連携×
薬局向けレセコン連携×
CRM連携
分析ツール連携
基幹システム連携
API連携×

5位 POS+(ポスタス)

POS+
出典:POS+式サイト
導入価格例個別見積りハードウェアタブレット
月額料金6,000円~14,000円対象規模小規模~多店舗チェーン

ポスタスは飲食店、小売店、美容室・サロンの業種に特化したプランが用意されているPOSレジアプリです。月間新規導入店舗数は1,000店舗を超えており、多くの店舗で導入されています。

POSレジの基本機能はもちろん、業種ごとに必要な特殊な機能にも対応しています。また、必要な機能は低コストで追加できるため、長期的に見ても安心して利用できるのが魅力です。

サポート面では、無償で駆けつけサポートを行ってくれるので、安心感を持って利用できます。

会計ソフトfreee会計/マネーフォワード クラウド
ECサイト連携×
飲食システム連携TableCheck/TORETA/ebica/Uber Eats/BtoBプラットフォーム 受発注/ぴかいちナビなど
キャッシュレス決済端末連携stera terminal/楽天ペイ/PAYGATE Station/PAYGATE AIR/STORES 決済
電子カルテ/レセコン連携×
薬局向けレセコン連携×
CRM連携
分析ツール連携
基幹システム連携×
API連携×

6位 Square(スクエア)POSレジ

squareのキャプチャ
出典:Square(スクエア)POSレジ公式サイト
導入価格例0円〜ハードウェアタブレット
月額料金0円~13,000円対象規模小規模~多店舗チェーン

スクエアは月額費用0円から導入できるPOSレジアプリです。導入にかかる費用は周辺機器代だけなので、低コストでの導入が可能です。

全世界の200万事業者が利用しており、世界的に有名なブランドも利用しています。個人店〜多店舗チェーンまで幅広い規模で利用できるのも特徴です。多店舗チェーン向けには、独自カスタマイズができるプランが用意されています。

他にも、飲食店向けの各種オーダー機能が搭載されているプランや、高度な在庫管理機能が搭載されている小売店向けのプランもあります。

会計ソフトfreee会計/マネーフォワード クラウド
ECサイト連携WIX/WooCommerce/Squareネットショップ
飲食システム連携funfo
キャッシュレス決済端末連携Square
電子カルテ/レセコン連携×
薬局向けレセコン連携×
CRM連携×
分析ツール連携
基幹システム連携
API連携

7位 ユビレジ

ユビレジ
出典:ユビレジ公式サイト
導入価格例95,700円ハードウェアタブレット
月額料金6,900円対象規模小規模~多店舗チェーン

POSレジのパイオニアとして知られるユビレジは、「カンタンがいちばん」をコンセプトに開発されたPOSレジです。多機能ながら直感的で誰でも使えるタブレットPOSを提供しています。

ユビレジの大きな特徴は、高度な顧客管理機能です。Salesforceと連携できるため、クラウド上で顧客情報や会計情報をリアルタイムに管理・レポート作成が行えます。

Salesforceと連携できるのはユビレジだけです。高度な顧客管理を行いたい店舗は、ユビレジを選ぶと良いでしょう。

会計ソフトfreee会計/マネーフォワード クラウド/弥生会計シリーズ/FXシリーズ
ECサイト連携×
飲食システム連携Fooding Journal/れすだく/ぴかいちナビ/FOODIT×10/トレタ
キャッシュレス決済端末連携stera terminal/楽天ペイ/STORES決済/StarPay/Square/JMS/食べログPay/オムニカード・ペイメント
電子カルテ/レセコン連携×
薬局向けレセコン連携×
CRM連携
分析ツール連携
基幹システム連携
API連携

POSレジ50製品の外部連携比較一覧表

POSレジ50製品の外部連携ツールを比較一覧表にまとめました。
この比較結果に基づき、外部連携ツール数の多いPOSレジランキングを作成しています。
外部連携ツール数の多いPOSレジランキング

スクロールできます
スマレジPOS+SquarePOSレジAirレジSTORESレジユビレジUSENレジ(旧Uレジ)CASHIER POSBCPOSEasyPOSNEXPOFree POSLIVEREGINOMOCa-Regiでん票くんPoscubeOrange POSLoyverse POSPOSasystera pack POSワンレジtenposAirかんたん注文OkageレジBionlyUMaTレジEZネットレジNECモバイルPOSSPIREStoreTouchONレジFScompassNSリアレジBR5UNIPOSポスモコOrder CloudレジSalonAnswerSALONPOS LinQ2VIDシステム調剤薬局向けPOSレジシステムPlat’sPOSCOShopWorks 7GBakeryScanRegiGrowハッピーセルフReservia POSReTELARettyOrder
会計ソフト弥生会計シリーズ/freee会計/マネーフォワード/勘定奉行クラウド/FXシリーズfreee会計/マネーフォワード クラウドfreee会計/マネーフォワード クラウドfreee会計/マネーフォワード クラウド/弥生会計シリーズ/FXシリーズ×freee会計/マネーフォワード クラウド/弥生会計シリーズ/FXシリーズfreee会計/マネーフォワード クラウド/弥生会計シリーズfreee会計PCA会計DX/勘定奉行クラウド/freee会計/MJS会計システム/FXクラウドシリーズ要問合せ要問合せMJS会計システム×要問合せ×要問合せfreee会計××××freee会計/弥生会計/MFクラウド会計freee会計×freee/弥生会計/MFクラウド会計要問合せMFクラウド会計などfreee×××freeeなど要問合せfreee要問合せ×マネーフォワード×××要問合せ〇(接続POSレジによる)要問合せ××要問合せ
キャッシュレス決済Square/楽天ペイ/STORES決済/StarPay/JMSおまかせサービスシリーズ/各種CAT/CCT端末stera terminal/楽天ペイ/PAYGATE Station/PAYGATE AIR/STORES 決済SquareSquare/AirペイSTORES決済stera terminal/楽天ペイ/STORES決済/StarPay/Square/JMS/食べログPay/オムニカード・ペイメントUSEN PAY/USEN PAY QRSquare/Spayd/StarPayJT-VT10/PayCAS Mobile/stera terminal/Square/Verifone/VEGA3000/JT-C31W/J-Mups/STORES決済/UnivaPay/IntaPay/STORESBeCATPayCASSquare/STORESsteraターミナル/楽天ぺイ/STORESSB Payment Service/ANA DIGITAL GATE/CAFIS ArchPAYGATE/SBペイメント/STORESTDペイメントsteraターミナルJT-C16PayPay/STORES/IntaPayおてがるPay/pCAT/PAYGATE/STORES決済/PAYCIERGE/PAY.JPSquare/楽天ペイ/STORES要問合せV200c/QRコードリーダーAnywhere/Payment Meister/StarPay/KAZAPi/iRITSpay/JET-S/INFOX/stera terminal/CAFIS Arch/AirPAY/AirPAY QRSquare/PAYCIERGE/CITIZEN 決済Box×VEGA3000リアレジfor stera/リアレジfor PayCAS Mobile/リアレジfor tance/リアレジfor JT-VT10/Square ターミナル/J-MUPS/Verifone/UnivaPay/JT-C31W/STORES決済要問合せ要問合せCT5100/Verifone/ユニヴァペイキャスト要問合せAmazon Pay/STORES決済ユニヴァペイキャスト要問合せ指定機種CT-5100/Saturn 1000E/Vesca Verifone P400/ビジコム BC-NL3000UINFOX/J-Mups/StarPay要問合せ要問合せ要問合せ
自動釣銭機×××××Poscube×××××××VT-330(VITESE(ヴィッテス))/グローリーRT-300/RAD-300・RT-380/RAD-380ローレルバンクマシン ACE-100/富士電機/グローリー××東芝テックグローリーPay Cubeグローリー/暁電機/富士電機×××××ACE-100×
飲食システムUberEats/L.B.B. Cloud/QR Order/食べログオーダー/トレタ/Skymart-Retail/FOODIT21などTableCheck/TORETA/ebica/Uber Eats/BtoBプラットフォーム 受発注/ぴかいちナビなどfunfoレストランボード/出前館/ホットペッパーグルメ×Fooding Journal/れすだく/ぴかいちナビ/FOODIT×10/トレタebica/トレタ/TableCheck/ぴかいちナビ/ASPIT/Fooding Journal/FOODIT x/れすだくなど×ORDERSTATION××××要問合せ××ぴかいちナビれすだくぴかいちナビ×××O:der ToGo/GATE/TORETA/TableCheck/Bistro Mate/Fooding Journal/ぴかいちナビ/まかせてネットEX/ASPIT/れすだく/FOOD-LINK R3.0×××××××TableCheck/ぴかいちナビ/ASPIT××××××××〇(接続POSレジによる)×××××
ECShopify/BASE/カラーミーショップ/EC-CUBE/MakeShop/G1 Commerce/ロジクラなど×WIX/WooCommerce/Squareネットショップ×××××CROSS POINT/ネクストエンジン/zaiko Robot××××××要問合せ××××××××BASE/NEXT ENGINE/Shopify/
WORLD SWITCH
××××××××××××〇(接続POSレジによる)××××
CRM××××××商魂/商管/商奉行/蔵奉行/商蔵奉行クラウド/販売大臣/弥生販売/ApaRevo/スーパーカクテル/五合/全文君××××××要問合せ××××××××iToGo/アララ キャッシュレス×××××××××××××〇(接続POSレジによる)×××××
電子カルテ(データ連携)××××××××××××××要問合せ××××××××××××××××××××××××××××××
薬局レセコン連携×××××××××××××××要問合せ×××××××××××××××××××××××××××
基幹システム連携×××要問合せ××××××要問合せ×××××××××××××××××××××××××××××
API連携××××××××××××××××準備中×××××××××××要問合せ〇(接続POSレジによる)×××××

※最終調査日:2023年7月25日
※調査方法:公式サイトおよび媒体資料の外部連携ツール情報を調査

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POSレジと会計ソフトの連携について詳しく解説

ここでは、POSレジと会計ソフトの連携について詳しく解説します。POSレジと連携できる会計ソフトも紹介していますので、製品選びの参考にしてください。

会計ソフトとは?

会計ソフトは企業や個人のお金の動きを管理し、それを集計して決算書づくりや確定申告書などの入力サポートを行うソフトです。

会計ソフトと連携できるPOSレジを導入すれば、会計ソフトがPOSレジの売上データを自動で収集し、仕訳に役立てられます。これまで従業員が時間をかけて行っていた帳票・グラフの作成が自動化され、業務効率を向上させることが可能です。

会計業務の効率化や正確な会計情報の把握など、店舗経営にとって多くのメリットがあるのが会計ソフトなのです。

会計ソフトの主な機能

会計ソフトの主な機能には、以下が挙げられます。

伝票入力
(仕訳入力)
振替伝票や入金伝票、出金伝票などの伝票作成を行う機能です。仕訳入力は、読み込んだデータから自動的に仕訳の作成を行う会計ソフトもあります。
帳簿作成伝票入力により、総勘定元帳や現金出納帳などの帳簿を自動作成できる機能です。
財政分析集積された財務データから、経営指標に基づく「経営分析帳票」を出力する機能です。予測B/Sや予測P/Lなどを作成できるソフトもあります。
予実管理予算と実績を管理するための機能です。売り上げ目標に対してどれくらい達成できたのか、企業の実績を管理できます。
税務申告消費税集計などの税務申告で必要になる資料を自動で作成する機能です。法改正のたびにアップデートで自動対応できます。
セキュリティ機能IDやパスワードによるデータセキュリティ機能です。ユーザーごとにアクセス権限を設定することができます。

会計ソフトとPOSレジを連携させてできること

会計ソフトとPOSレジを連携すれば、レジでの販売に連動して会計ソフトに自動で取引が作成されるようになります。

また、売上管理や請求書管理などの機能により、会計データを可視化することが可能です。POSレジに集積された売上データは自動で同期されるため、入力作業による人為的ミスを防げます。

会計ソフトとPOSレジの連携で会計業務が効率化されると、売上分析などの他の業務に集中でき、店舗の売上アップにつなげられるでしょう。

POSレジと連携できる会計ソフト6選

ここでは、POSレジと連携できる会計ソフトを6製品ご紹介します。

スクロールできます
会計ソフト名概要連携できるPOSレジ
freee会計幅広いPOSレジと連携できる会計ソフト。入金額や出金額を勘定科目別、口座別にグラフ化する機能が備わっています。スマレジ/POS+/Airレジ/USENレジ/STORESレジ/CASHIER POS/ユビレジ/SquarePOSレジ/Loyverse POS/BCPOS/リアレジ/SPIRE POS/ブレインレジスター/UMatレジ/ぱんレジ/ポスモコ/OKAGE DX Platform
マネーフォワードクラウド会計POSレジ以外にも幅広いサービスと連携が可能。損益計算書や賃貸対照表の決算書を自動作成できます。Airレジ/NECモバイルPOS/POS+/Square/UレジSTORE/スマレジ/ユビレジ
弥生会計シリーズ簿記や会計の知識がなくても使える機能が特徴。初めてでも簡単に使いこなせる会計ソフトです。スマレジ/ユビレジ/Airレジ/USENレジFOOD/POS+food
FXクラウドシリーズPOSレジの売上データを手軽に集計できる会計ソフト。集計データをFXクラウドシリーズに取り込めば、仕訳作業の手間が削減されます。スマレジ/ユビレジ/Airレジ
FX4クラウド年商5億〜50億円規模の企業を対象にしている会計ソフト。業態が異なる複数店舗でもデータ連携が可能です。スマレジ/ユビレジ/Airレジ
勘定奉行クラウドスマレジと連携すれば、売上データを取得し、自動で仕訳が可能です。税理士への提供を目的とした「専門家ライセンス」を用意しており、顧問税理士との情報共有がスムーズ。スマレジ/POS上手Ver.Ⅴ

POSレジと基幹システムの連携について詳しく解説

ここでは、POSレジと基幹システムの連携について徹底解説していきます。

基幹システムとPOSレジを連携させる方法

基幹システムとPOSレジを連携させる方法は、以下のとおりです。

  • 独自のインターフェイスを開発
  • API機能を搭載したPOSレジ(POSシステム)を導入する
  • レジ機能まで備わった基幹システムを導入する

一つずつ解説していきます。

独自のインターフェイスを開発

既存のPOSレジと基幹システムを引き続き使用したい場合、独自のインターフェースが求められます。

POSレジからの売上情報は、各店舗のサーバーに集約され、その後本部のサーバーへ夜間に一括送信する連携プログラムの導入が必要です。

開発に関する時間や費用はデメリットとなりますが、POSレジと基幹システムの持続的な使用が可能となります。

API機能を搭載したPOSレジ(POSシステム)を導入する

API対応のPOSレジを使用することで、データの連携が簡単に実現し、自社の基幹システムとの統合が可能です。

API対応のPOSレジを活用すると、店舗ごとの売上状況をリアルタイムで確認できます。

直接のデータ反映により、情報の漏れるリスクが低くなります。ただし、連携の詳細は製品によって異なるので、自社システムとの互換性を検討することが重要です。

レジ機能まで備わった基幹システムを導入する

フロント業務を含む基幹システムを利用することで、POSレジとのデータの一体化が可能となります。

基幹システムの更新は、フロントから後続の業務全般に対応するため、システムや運用の変更時のユーザーへの影響は大きいかもしれません。

とはいえ、自社のニーズに合わせた、例えば小売り向けの製品などを選定することで、業務の効率アップや向上に貢献するでしょう。

基幹システムとPOSレジを連携させるメリット

基幹システムとPOSレジを連携させるメリットは以下の2つです。

  • 業務効率化による人件費削減効果
  • データを一元で管理分析して経営改善につなげられる

それぞれ解説していきます。

業務効率化による人件費削減効果

基幹システムとPOSレジの結びつきにより、データの入力作業が最適化され、労力やコストの軽減が利点です。

POSレジに入力された情報は自動的に基幹システムに転送され、同じ情報を再入力する手間が省けます。

従業員が手動で行っていた売上の報告作業が省かれ、中長期での人件費の軽減が見込めるでしょう。

データを一元で管理分析して経営改善につなげられる

基幹システムとPOSレジのデータ連携により、情報を一元管理・分析することができ、総合的な業務の向上の一因となります。

POSレジは効果的なデータ収集能力を持っており、売上や顧客情報などを簡単に記録することが可能です。このデータをマーケティングの戦略に利用することで、ビジネスの最適化が期待できます。

具体的には、POSレジから得られたデータを基幹システムの販売管理に連動し、店舗ごとの在庫状況を正確に知ることで、より効果的な在庫管理を実施できるのです。

データ管理と分析の一元化によって、売上の動向、コストを詳細に掴み、経営をさらにブラッシュアップすることができるでしょう。

POSレジと基幹システムの連携の注意点

POSレジと基幹システムを連携する際は、以下の点に注意しなければなりません。

  • POSレジの全てのデータが基幹システムに連携できるわけではない
  • 時期によって基幹システムへのデータ反映が遅延する
  • 自社業務に対応した基幹システムを導入する必要がある

一つずつ見ていきましょう。

POSレジの全てのデータが基幹システムに連携できるわけではない

基幹システムには、取り扱える情報の種類や分析の基準が限られる場合があるので、その点を意識して選択する必要があります。

例えば、商品のカテゴリごとの売上と経費の比較を行いたい時、システムが「売上データ」と「販売された商品の詳細」を提供していなければなりません。

さらに、特定の商品カテゴリに基づいて情報を抽出する機能が欠けていれば、分析を行う過程が煩雑になります。

データ連携後に情報の活用に制限が出てしまうことを避けるため、必要なデータが基幹システムから取得できるか、目的とする分析の基準で情報を引き出せるかを事前にチェックすることが重要です。

時期によって基幹システムへのデータ反映が遅延する

繁忙期など、特定の期間は基幹システムへのデータ更新が遅れることが考えられます。特に、独自に夜間バッチの連携プログラムを構築している場合は、そのリスクが高まるでしょう。

データを夜間に集中して処理する設計のため、データ処理の量が急増すると、反映に時間を要する可能性があります。

データをいつでもアクセスしたい場合、連携のタイミングや対応可能なデータ処理の上限を事前に確認して、準備をすることが望ましいです。

自社業務に対応した基幹システムを導入する必要がある

基幹システムを導入する際、フロント業務を含む全ての業務に適合しているかどうかを確認する必要があります。

特定の業種やビジネス形態では、「掛け取引が必要」「取引先との関係に応じた処理が必要」など業務要件はさまざまです。

システムを選定する前に、以下のような要点を整理し、それぞれに対応できるかを確認しましょう。

  • 紙幣・硬貨別の締め作業と現行の運用フローに対応できるか
  • 指定のフォーマットで売上報告に必要なデータをリアルタイムで照会・出力できるか
  • 入出金データをもとに各店舗の口座に自動補給できるか

基幹システムと連携できるかどうかだけでなく、自社業務に対応しているかも確認しましょう。

基幹システムとの連携実績豊富なPOSレジ

ここでは、基幹システムとの連携実績が豊富なPOSレジを紹介します。

ORANGEPOS

ORANGEPOS
出典:ORANGEPOS公式サイト

ORANGEPOSは、日本国内でリリースされている多くの基幹システムと連携が可能なタブレットPOSレジです。

すでに利用している基幹システムや外部サービスなども継続利用ができるため、今までのシステムを変えずにお客様向けサービスを取り入れたい場合にもおすすめです。

1,000店舗規模、約4,000台からの大規模サービスでも安定した動作を実現しています。

ユビレジ

ユビレジ
出典:ユビレジ公式サイト

ユビレジは「カンタンがいちばん」というコンセプトで開発されたタブレットPOSレジです。基幹システム連携は大規模店向けのエンタープライズプランで実現可能です。

ユビレジと基幹システムの連携で、店舗ごとの売上報告を待たずに本部で売上データの把握ができるようになるなど業務効率アップにつながります。

他にも、顧客情報や在庫状況なども本部と店舗で共有でき、スムーズな店舗経営の実現が可能です。

レジだけで利用したい方からオプションや連携サービスと組み合わせて使いたい方、大規模導入を希望する方まで柔軟に対応できるのが特徴です。

POSレジのAPI連携機能について詳しく解説

POSレジにAPI連携機能があると、外部システムやアプリとの連携できるので活用の幅が広がります。ここでは、POSレジのAPI連携機能について解説していきます。

API連携機能とは?

POSレジのAPI連携機能とは、POSレジと外部システムを連携する機能です。

POSレジに備わっていない機能を連携によって使えるようにしたり、顧客管理システムやECサイトなどの連携でデータ共有したり、POSレジがさらに便利になります。

そもそもAPIとは?

APIとは「Application Programming Interface」の略で、プログラム同士を繋ぐための形式のことです。

ソフトウェアにAPI機能がないと、他のシステムと連携することはできません。APIを活用することでAPIが他のプログラムを繋げる入り口となり、外部システムと連携して機能を拡張できます。

API機能を提供しているPOSレジを選べば、POSレジに備わっている機能に加えて、外部システムでカスタマイズが可能です。APIは、POSレジの活用の幅を広げてくれるでしょう

APIでできること

前述のとおり、APIでできることはソフトウェアやアプリケーション同士の連携です。

例えば、会計システムとPOSレジをAPIで連携させれば、売上状況やレジ操作のログ、各種帳票の確認が行えるようになります。また、商品ごとの売上状況や日別ごとの比較、前年度との比較も簡単になり、データ活用の幅が広がるのです。

他のシステムとの連携が可能になると、欲しい機能が出たときにわざわざ開発する必要もなくなります。

APIを活用できるPOSレジを導入すれば、ソフトウェアやアプリケーションと連携するだけで必要な機能を追加できるのです。

API機能を搭載しているPOSレジ4選

ここでは、API機能を搭載しているおすすめのPOSレジを4製品紹介します。

  • スマレジ
  • ユビレジ
  • スクエアPOSレジ
  • CASHIER POS

スマレジ

スマレジ
出典:スマレジ公式サイト

スマレジは、iPad/iPhoneアプリを用いた高機能クラウドPOSレジです。API機能として以下の機能を提供しています。

  • 外部システムからスマレジのデータを取得・更新
  • スマレジのデータが更新されるたびに外部システムへ自動送信

スマレジAPIを利用することで、スマレジの売上データを外部の会計システムに反映したり、顧客データを外部システムから呼び出してマーケティングに活用したりできます。

また、スマレジ・アプリマーケットを活用すれば、LINEやBASEなどの外部サービスと連携でき、店舗に合わせて自由にカスタマイズできるのも魅力の一つです。

ユビレジ

ユビレジ
出典:ユビレジ公式サイト

ユビレジは会計ソフトや予約管理サービスなど数多くの外部サービスが連携可能です。

ユビレジAPIでは自社で開発されたシステムと、ユビレジのメニュー・商品情報、顧客情報や支払い情報を取得するAPIを提供しています。

APIの利用に関して疑問が生じた際に質問ができる「開発者サポート」も有料で利用可能です。

スクエアPOSレジ

スクエアPOSレジ
出典:スクエアPOSレジ公式サイト

スクエアのAPIを利用すれば、ビジネスオーナーや開発者はスクエアの機能をアプリケーションやウェブサイトに連携することができます。

例えば、スクエアの支払い機能や在庫管理を自社のサービスに組み込むことも可能です。

スクエア APIを利用すれば、ビジネスの効率化や顧客との連携もスムーズに行えるようになるでしょう。

CASHIER POS

CASHIER POS
出典:CASHIER POS公式サイト

CASHIER POSはfreee会計とAPI連携が可能です。

連携の設定を行うと、CASHIER POSで計上された取引やレジ精算差異が自動的にfreee会計に取り込まれ、業務の省力化を実現できます。

口座や勘定科目の設定を店舗ごとの設定や、取引先や部門を適切に設定してレポート機能に活用することが可能です。

POSレジとECサイトの連携について詳しく解説

ここでは、POSレジとECサイトの連携について解説していきます。

POSレジとECサイトを連携させてできるようになること

POSレジとECサイトを連携させれば、実店舗とECサイトのデータが連携できるようになります。

これまでは、実店舗とECサイトそれぞれの売上情報や在庫状況を照らし合わせる手間が必要でした。

POSレジとECサイトを連携させることで、リアルタイムかつ一括管理できるようになるのです。そのため、在庫不足や過剰仕入れを防ぐことにもつながります。

複数店舗展開している場合でも店舗の情報を一括管理できるため、作業効率がグンと上がるでしょう。

POSレジとECサイトを連携させるメリット

POSレジとECサイトを連携させるメリットは以下の3つです。

  • ミスの防止につながる
  • 業務効率アップにつながる
  • データの分析で販売効率アップ

ミスの防止につながる

POSレジとECサイトの連携でデータが一元管理されるため、在庫切れによる注文ミスや打ち間違いミスの防止につながります。

POSレジに商品情報が登録されているため、金額を手打ちする必要もなくなります。従来のレジでは防げなかったヒューマンエラーの防止につながるでしょう。

業務効率アップにつながる

これまで手入力で行っていた業務が自動化されるため、スムーズに会計が行えるようになります。

レジ締めや棚卸し、給与計算などもPOSレジで行えるようになり、従業員の負担を大きく軽減できるでしょう。

業務効率アップを実現できれば、従業員満足度・顧客満足度の向上にもつながります。

データの分析で販売効率アップ

POSレジの販売データを分析し、販売効率アップが期待できるのもメリットです。

販売データの分析により、売上アップにつながる情報を取得できます。例えば、「どのような方がECサイトを利用しているのか」「どの時期にどの商品が売れやすいのか」などです。

分析データをもとに品揃えを変えたり、仕入れ数を変えたりすることで、販売効率の向上につなげられるでしょう。

EC連携可能なPOSレジ4選

ここでは、EC連携が可能なおすすめPOSレジを4製品紹介します。

  • STORESレジ
  • スマレジ
  • スクエアPOSレジ
  • USENレジ

STORESレジ

STORESレジ
出典:STORESレジ公式サイト

アカウント一つでECサイトとPOSレジが簡単に連携できます。連携可能なのは、関連のネットショップ作成サービス「STORES」で制作したECサイトです。

関連商品情報を一度入力すれば、実店舗にもECサイトにも反映されるため、2度打ちする必要がありません。また、在庫共有機能を活用すれば、ECサイトと実店舗の在庫状況が共有できるので、在庫調整の手間がなくなります。

スマレジ

スマレジ
出典:スマレジ公式サイト

複数のECサイトをスマレジ一つで一括管理ができます。受注・発送作業から在庫・売上管理まで、全て一元管理が可能です。

楽天やヤフーショッピングなどのモールEC、カラーミーショップやGMOMakeShopなどで作成した自社ECの両方が一元管理可能です。

実店舗・ECサイトの在庫数を一括管理し、自動で各店在庫移動を連携する機能で機会損失を防止します。
全ての在庫状況を可視化できるため、在庫管理にかかるコストを削減できるでしょう。

スクエアPOSレジ

スクエアPOSレジ
出典:スクエアPOSレジ公式サイト

スクエアPOSレジのSquare オンラインビジネスは、実店舗とECサイトの両方の注文に対応できます。関連でSquareが提供するネットショップ無料作成サービスの利用も可能です。

SNSやモバイルなど、さまざまな販路からの販売・在庫状況をリアルタイムに把握することが可能です。

Square オンラインビジネスを導入した店舗は、売上が97%アップした実績もあります。

USENレジ

USENレジ
出典:USENレジ公式サイト

USENレジの店舗アプリ作成サービス「アプリンク」でECサイトを構築して、取り扱っている商材をオンラインでも販売できるようになります。

クーポン券を絡めた物販も可能になり、地域に縛られずに全国展開することができるでしょう。

POSレジのレセコン連動(電子カルテ連携)機能について詳しく解説

ここでは、POSレジのレセコン/電子カルテ連携機能について解説します。

POSレジとレセコン(電子カルテ)の連動方法は2種類

POSレジとレセコンの連動方法は、データ連携とバーコード連携の2種類あります。それぞれの概要やメリットを見ていきましょう。

データ連携

POSレジとレセコン(電子カルテ)との間でデータを直接やりとりする方法です。データ連携で、「いつ・誰が・どんな内容を・いくらで」という情報がリアルタイムで記録されます。

POSレジとレセコン連動により、請求金額の計算や未収金管理などが効率化される点が特徴です。レジでの入力や2度打ちの手間をなくし、計算ミスも防げるため会計がスピーディに行えます。

患者様の待ち時間短縮や受付スタッフの業務負担軽減と、双方にメリットがあるのです。さらに、自動釣銭機と連携すれば、衛生面の強化や釣銭の渡し間違いの防止が期待できるでしょう。

デメリットとしては、価格が高くなること、対応できる製品がかなり限られることです。

バーコード連携

バーコード連携は、商品や薬品に付与されているバーコードを読み取り、その情報をレセコンやPOSレジに登録する方法です。

バーコードをスキャンするだけなので、操作が簡単な点がメリットといえるでしょう。また、データ連携にくらべて価格が大幅に安く製品バリエーションも多い点もメリットといえます。

薬局向けのレセコンとも連動可能

POSレジを薬局向けのレセコンとの連動も可能です。レセコンで処方箋入力終了後、NSIPS出力されたデータは自動でレジに一覧表示します。

レセコンで修正があっても自動で金額を書き換えることができ、誤った金額での会計を防止することが可能です。

また、製品によっては保険や自費などの部門単位の売上と合わせて、社保や国保などの保険種別の売上も管理できます。レセコン日計表との照合にも便利です。

電子カルテ/レセコンとデータ連携できるPOSレジ

ここでは、電子カルテ/レセコンとデータ連携できるおすすめのPOSレジを解説します。
(バーコード連携はほぼすべてのPOSレジで対応可能です。)

スマレジ

スマレジ
出典:スマレジ公式サイト

スマレジAPIを利用して、患者様情報や会計情報をレジとデータ連携することが可能です。レジでの打ち直しをなくし、会計業務の負担を軽減できます。

データ連携可能な電子カルテ/レセコンは50種類以上とかなりの数です。こういった部分から鑑みても、外部連携面や機能の充実度ではスマレジが突出しています。

BCPOS

BCPOS
出典:BCPOS公式サイト

BCPOSは薬局レセコンとNSIPSを使ったデータ連携が可能です。(医療系レセコンは不可)

レセコンから出力された伝票に記載されたQRコードやNON-PLUバーコードをPOSレジで読み取ることで、 会計業務の効率化につながります。

入金・未収金の管理やレセコンの調剤会計と、OTC医薬品が一括会計できるのもメリットです。

Neo POS(調剤薬局向けPOSレジシステム)

Neo POS(調剤薬局向けPOSレジシステム)
出典:Neo POS公式サイト

Neo POSでは、薬局レセコンとデータ連携可能です。

レセコン連動により、SIPS出力されたデータは自動でレジに一覧表示されます。一覧から患者名をタッチするだけで患者番号、受付番号、患者名、保険種別、負担金額がレジに自動で登録が可能です。

レセコンで修正があった場合は、自動で金額を書き換えるので会計時のミスを防止できます。

まとめ

POSレジは会計ソフトやECサイト連携などの外部システムと連携させることで、業務効率が向上し、顧客のニーズに合わせたビジネス展開が可能になります。

本記事では、POSレジ50製品の連携ツールを比較し、外部連携ツール数が多いPOSレジを紹介してきました。

自社にどのようなシステムが必要なのかを明確にし、それに合ったPOSレジを選ぶようにしましょう。

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この記事を書いた人

POSレジ・自動釣銭機・券売機・キャッシュレス決済端末など、レジとその周辺サービスの研究・調査を日々行い、そこで得た知見や調査データを記事に反映しています。
編集長は一部の人に「POSレジオタク」とも呼ばれており、メーカーの枠にとらわれない幅広い知識を持っています。

これまで300件を超えるPOSレジや自動釣銭機、セルフレジの選定サポート・導入支援・販売を行ってきました。(補助金に関する支援も行っています。)
サポートの中で得た知見も記事に反映し、どこよりもわかりやすく情報が網羅されたレジのコンテンツ記事を目指していきます。

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