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病院やクリニックでPOSレジの導入・選定を進めるにあたり以下のようなお悩みをお持ちではないでしょか。
「製品の種類が多すぎてどれを選んだらいいのかわからない」
「そもそもPOSレジって何?」
「何を軸に選んだらいいのか、選び方がわからない」
「自院に最適な製品を手っ取り早く知りたい。」
上記の疑問・お悩みが解決できるように、当記事では、病院やクリニックにおすすめのPOSレジ22製品をタイプ別にご紹介していきます。その他、POSレジ基礎知識や主な機能、導入のメリット・デメリット、病院・クリニックでの正しい選び方についても解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
速読みガイド
安い・無料 / 電子カルテ・レセコン連動 / サポート力
▽
POSレジとは / POSレジの種類 / POSレジのメリット
▽
▷上記に加えて、以下の観点からも解説しているので気になるところから読んでみてください。
【タイプ別】病院・クリニックにおすすめのPOSレジトップ3【2024最新】
病院・クリニックがPOSレジを選ぶ際の重要ポイントである下記4項目を中心に、国内で販売されているPOSレジ全50製品を徹底比較。病院・クリニックに最もおすすめできるタイプ別に3製品まで絞りました。現在、病院・クリニックにおすすめのPOSレジトップ3はこちらです!
①以下の病院・クリニックに必要な機能の充実度
- クリニック・病院に合ったレジ機能
- 非課税処理ができるかどうか(必須)
- 予約管理機能
- レセコン・電子カルテとの連携
- 自動釣銭機との連携
- キャッシュレス機能
②価格(導入価格・月額料金)
③使いやすさ・操作性
④サポート力
▷病院・クリニックにおすすめのPOSレジトップ3
通常POSレジタイプ | セミセルフレジタイプ | 自動精算機タイプ | |
---|---|---|---|
スマレジ 詳細を見る | つりペイ君 詳細を見る | SMA SEL 詳細を見る | |
写真 | |||
導入価格例 | 112,780円~ | 800,000円~ ※リテール市場価格 | 1,700,000円~ |
POSシステム利用料 | 0円~ | 0円~ | 18,000円~ |
機能の充実度 | ◎ | 〇 | ◎ |
使いやすさ | ◎ | 〇 | ◎ |
サポート力 | ◎ | ◎ | 〇 |
資料請求 | 資料請求 | 資料請求 | 資料請求 |
POSレジとは?導入することで病院・クリニックが実現できることとは?
POSレジとは、販売時点情報管理システム(Point-of-Sales System)の略称で、商品の販売情報を管理するシステムを搭載したレジのことです。さらにかみ砕いて解説すると、レジで会計を行った際の売上や商品、日時などのデータをリアルタイムで記録・管理することができるシステムを搭載したレジのことです。
病院・クリニックでPOSレジを導入することで、電子カルテと連携した会計金額の表示や、売上データの記録・管理、物販のあるクリニックの場合は在庫管理といった様々なことができるようになります。POSレジというと高いイメージを持っている先生もいらっしゃるかと思いますが、近年は大幅に低価格化が進み多くの病院・クリニックで続々と導入が進んでいます。以下はクリニックでPOSレジを導入した場合に実現できるようになることです。
- 電子カルテと連携して、会計金額がPOSレジで表示されるようになる(バーコード連携とデータ連携の2種類があります)
- 売上データが自動で記録されるので、レジ締めをする際に領収書を1枚1枚合計する手間がなくなる
- POSレジでの会計と連動した在庫管理ができるようになる
- 自動釣銭機と接続することでセルフレジ(自動精算機)が実現できるようになる
- POSレジで予約データの管理やスタッフのシフト管理ができる製品もある
▶POSレジとは何か、より詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
病院・クリニックで利用されるPOSレジの種類
ここでは、以下の2つの観点から病院・クリニックで利用されるPOSレジの種類について解説していきます。
- POSレジの運用方法の種類
- POSレジのハードの種類
一口に「POSレジ」といっても、多種多様な製品があります。POSレジを選ぶ際はまず種類の違いを理解し、そこを軸に選定を進めるのがスムーズです。まずはじめに、クリニックでのPOSレジの運用方法の種類を紹介します。
POSレジの種類|運用方法編
クリニックでのPOSレジの運用方法(会計の流れ)の種類は大きく分類すると「通常POSレジ運用」、「セミセルフレジ運用」「自動精算機(セルフレジ)運用」の3タイプに分けることができます。
え、セミセルフレジや自動精算機もPOSレジなんですか?
そうです!すべてのセミセルフレジや自動精算機にもPOSシステムが搭載されており、POSレジに含まれます。
運用方法の種類別の違いはそれぞれ下記の通りです。
- 通常POSレジ運用(会計金額の表示からお金の精算までスタッフ側で行う)
- セミセルフレジ運用(会計金額の表示まではスタッフが行い、精算は患者さんが行う)
- 自動精算機運用(患者さん自ら会計金額を呼び出し、精算まで行う)
以下は、それぞれの運用方法別のコストやメリットの違いです。
通常POSレジ運用 | セミセルフレジ運用 | 自動精算機運用 | |
---|---|---|---|
製品イメージ | |||
使い方イメージ | 1. スタッフが会計を計算して表示 2. お客さんが会計金額をスタッフに渡す 3. 受け取った金額をレジに入力し、お釣りを計算 4. お釣りを患者さんに渡して会計終了 | 1. スタッフが会計を計算して表示 2. お客さんが会計金額をレジに投入 3. レジがお釣りを自動計算して吐き出し会計終了 | 1. お客さんが診察券をレジにかざすと会計金額が表示される 2. 客さんが会計金額をレジに投入 3. レジがお釣りを自動計算して吐き出し会計終了 |
導入価格相場 | 10万円~40万円 | 100万円~150万円 | 200万円~450万円 |
導入後のコスト | 月額料金0円~20,000円/ 年間保守0円~20万円 | 月額料金0円~20,000円/ 年間保守50,000円~20万円 | 月額料金0円~20,000円/ 年間保守50,000円~40万円 |
人件費削減効果 | △ | 〇 | ◎ |
レジ締めの短縮 | 〇 | ◎ | ◎ |
待ち時間の短縮 | △ | 〇 | ◎ |
患者さんの負担 | ◎ | 〇 | △ |
POSレジの種類|ハード編
POSレジの種類はPOSシステムが搭載されるハード(端末)によって、「ターミナルPOSレジ」、「パソコンPOSレジ」、「タブレットPOSレジ」、そして2022年より新たに登場した「決済端末一体型POSレジ」に分けることができます。
それぞれ違いは以下の通りです。
ターミナルPOSレジとは
ターミナルPOSレジとは、POS専用端末にPOSシステムが搭載されたタイプを指します。大型のPOSレジで非常に高機能な点が特徴です。ただし価格は全種類の中で最も高額です。前述のセミセルフレジや自動精算機をターミナルPOSレジに含む場合もあります。
パソコンPOSレジとは
パソコンPOSレジとは、文字通り一般的に利用しているパソコンにPOSレジソフトウェアをインストールして利用するタイプのPOSレジです。POSレジ専用のパソコンにPOSシステムが既に搭載された状態で販売されている製品もあります。基本的に前者のパソコンに後付けでインストールするタイプは低価格ですが、機能面が乏しく普及率もあまり高くありません。一方で後者の専用パソコンタイプは、ビジコムの「BCPOS」やNECの「PC POS MATE」など長年業界で高い人気を保っている製品があります。どちらも低価格かつ高機能なおすすめ製品です。
タブレットPOSレジとは
タブレットPOSレジとは、iPadなどのタブレット端末にPOSレジアプリをインストールして利用するタイプのPOSレジを指します。2010年代から登場した比較的新しいタイプのPOSレジではありますが、高機能なのに低価格かつ導入も非常に手軽であることから、近年のPOSレジ普及率上昇に大きく寄与しています。新規開業するクリニックでは、特に人気のPOSレジです。
決済端末一体型POSレジとは
決済端末一体型POSレジとは、キャッシュレス決済端末とPOSレジとレシートプリンターがひとつの端末に集約された最新タイプのPOSレジです。周辺機器購入代金が減ることによる導入価格の低価格化、レジ回りがすっきりするといったメリットがあります。まだ製品数が少なく、ステラパックPOSやスマレジPAYGATEといった製品が挙げられます。
▽スマレジPAYGATE
POSレジの種類別の価格相場まとめ表
各種類のPOSレジの価格相場の違いは下記の通りです。
ターミナルPOSレジ | タブレットPOSレジ | パソコンPOSレジ | 決済端末一体型 | |
---|---|---|---|---|
導入価格 | 50~100万円 | 0円~30万円 | 0円~50万円 | 0円~5万円 |
月額料金 | 0円~2万円 | 0円~3万円 | 5,000円~3万円 | 0円~3万円 |
保守費用 | 年間5万円~20万円 | 年間0円~5万円 | 年間0円~5万円 | 0円 |
POSレジを選ぶ際、まずは上記の運用方法やハードの種類を選んだうえで、以下の比較・選定ポイントを中心に製品を見比べるとよいでしょう。
➡ニーズに合った機能は揃っているか?
➡料金・コスパはどうか?
➡サポート体制はどうか?
➡周辺機器や端末のバリエーションや種類はどうか?
病院・クリニックがPOSレジを導入するメリットとデメリット
ここからは、病院・クリニックがPOSレジを導入するメリットとデメリットを解説していきます。
病院・クリニックがPOSレジを導入するメリット
主なメリットとして挙げられるのは下記の3点です。
- 会計時のミスを事前に防止
- 衛生面の強化
- 人手不足の解消
まずは、POSレジの導入によるメリットを詳しくみていきましょう。
会計時のミスを事前に防止
最初のメリットは「会計時のミスを事前に防止」できるという点です。病院の会計業務は、一般の会計と比べて複雑になることも多いでしょう。そのため、お金の受け渡しや診療費の計算において、ミスが発生しやすくなります。
病院向けのPOSレジでは、点数計算などを自動で行ってくれるためミスを防ぐことが可能です。自動釣銭機付きのPOSレジであれば、お釣りの渡し間違いもなくなるでしょう。会計時のミスを減らすことで、患者さんの待ち時間も軽減され顧客満足度向上にもつながります。
また、お釣りのミスが減少することによりレジ締め時間の短縮にもつながります。
衛生面の強化
二つ目のメリットとして「衛生面の強化」が挙げられます。病院やクリニックにおいて、感染対策は必要不可欠です。キャッシュレス決済や自動釣銭機を投入することで、スタッフが現金や患者さんと接触する機械を減らすことができ感染対策につながります。
特にキャッシュレス決済は、高額な支払いになりがちな病院において患者さんに喜ばれる機能といえるでしょう。また、自動計算で会計の待ち時間を削減できるので、待合室の混雑も緩和できます。それにより、患者さん同士での感染も抑えることができるでしょう。
人手不足の解消
最後のメリットは「人手不足の解消」です。病院において、人手不足は深刻な問題です。人手が足りないことで、スタッフ一人にかかる業務負担が多くなり離職率も高くなります。スタッフが離職することで、さらなる人手不足になるという悪循環なのです。
POSレジを導入することで処理スピードが早くなるため、スタッフが少人数だったとしても運営しやすくなります。予約管理機能などが付いていれば、受付スタッフの負担も軽減できるでしょう。これまで受付や会計に回していた人手を他に回せるようになるため、人件費の削減にも繋がります。
病院・クリニックがPOSレジを導入するデメリット
POSレジのデメリットとしては、下記が挙げられるでしょう。
- 機械操作が苦手な人には研修が必要
- 費用がかかる
- インターネット環境が必要
ここからは、それぞれのデメリットを詳しく解説していきます。
機械操作が苦手な人には研修が必要
まずは「機械操作が苦手な人には研修が必要」という点が挙げられます。病院やクリニックで勤務しているスタッフは、普段パソコンでの仕事が少ないため機械操作が苦手という人も少なくありません。
そのようなスタッフが、POSレジに慣れるまでには時間がかかるでしょう。ミスが発生する可能性もあるので、導入時には徹底した研修が必要です。機械操作が苦手なスタッフが多い病院であれば、できるだけシンプルで直感的な操作ができるPOSレジを選ぶようにしましょう。
費用がかかる
「費用がかかる」のも、デメリットのひとつです。導入費用や月額費用など、POSレジを導入するためには少なからず費用が発生します。病院に必要な機能をオプションで揃えると、追加で料金がかかることもあります。
また、保守やサポートの費用がかかるメーカーもあります。さらに、導入時にはスタッフへの研修も必要になるので、そのための費用もかかるでしょう。POSレジを導入することで、かかるコスト以上のメリットを得ることができるかどうかを検討する必要があります。
インターネット環境が必要
最後は「インターネット環境が必要」だという点です。POSレジの機能を最大限活用するためには、ネットワークに接続する必要があります。通常のレジ業務だけであればオフラインでも行えますが、POSレジならではの売上分析や情報管理ができません。
インターネット環境がない病院やクリニックの場合は、まずネットワーク環境を整える必要があるでしょう。インターネットの導入は、別途費用がかかります。設置費用などがかかることもあるので、こちらも比較検討しなければなりません。
【通常タイプ】病院・クリニックにおすすめのPOSレジ
ここからは、病院やクリニックにおすすめのPOSレジを実際にそれぞれ紹介していきます。まずは、通常タイプのPOSレジをひとつずつ紹介していきます。
通常POSレジタイプの比較表
まずはじめに、通常POSレジ運用タイプを比較表にまとめました。それぞれ機能や料金に差があるので、しっかりと比較検討していきましょう。それぞれの詳しい紹介は後述しています。
製品名 | 参考導入価格 | 月額料金 | おすすめポイント | 主な機能 | おすすめ度 |
---|---|---|---|---|---|
スマレジ | 112,780円〜 | 0円~ | 機能がトップクラスに豊富かつ低価格から利用可能。 | バーコードレジ 電カル連携 売上管理 在庫管理 予約管理 など | 5.0 |
POSCO | 個別見積り | 個別見積り | クリニックに特化した機能を持つ製品。機能は少し高額。 | バーコードレジ 電カル連携 売上管理 在庫管理 など | 4.8 |
POS+ | 個別見積り | 12,000円~ | サポートが特に手厚い。設置サポートはもちろん導入後も全国無料駆けつけ | バーコードレジ 売上管理 在庫管理 予約管理 など | 4.3 |
Square | 92,760円~ | 0円~ | 最安クラスの価格で導入可能。機能も十分揃っている。 | バーコードレジ 売上管理 在庫管理 予約管理 など | 4.8 |
Airレジ | 83,620円~ | 0円~ | 最安クラスの価格で導入可能。価格重視なら一番おすすめ | バーコードレジ 売上管理 在庫管理 予約管理 など | 4.8 |
ユビレジ | 95,700円~ | 6,900円~ | シンプルで誰でも使いやすいのが特徴。 | バーコードレジ 売上管理 在庫管理 予約管理 など | 4.2 |
Progress-Ⅰ | 個別見積り | 個別見積り | ハードウェアのバリエーションが多い。 | バーコードレジ 売上管理 在庫管理 予約管理 など | 3.9 |
BCPOS | 224,000円~ | 5,000円~ | 機能の充実度はトップクラス。自動釣銭機連携も最安級で導入可能。 | バーコードレジ 売上管理 在庫管理 予約管理 など | 4.9 |
ハヤレジ | 個別見積り | 個別見積り | 医療機関に特化した機能を持つPOSレジ。価格は少し高額。 | バーコードレジ 電カル連携 売上管理 在庫管理 など | 3.6 |
Clinic POS | 個別見積り | 個別見積り | 医療機関に特化した機能を持つPOSレジ。価格は少し高額。 | バーコードレジ 電カル連携 売上管理 在庫管理 など | 3.8 |
製品によって、導入価格や月額利用料金に差があることがわかります。特に個別見積りとなっている製品は導入価格が公開されている製品より2~3倍程度高額になる傾向もありますが、その分独自のサービスや機能を備えています。
機能面で比較する場合、特に着目していただきたいのは電子カルテ連携の部分です。電子カルテとデータ連携可能な製品はかなり限られていますが、連携することによって、帳票の保険種別出し分けや会計データの診察券呼び出しが可能になります。病院・クリニックの診療スタイルによっては必須の機能になるので、事前にチェックしておきましょう。
ここからは、各製品について一つずつ紹介していきます。
スマレジ|スマレジ株式会社
■おすすめポイント
- 0円で始められる高機能POSレジ
- 「サポート性」「信頼性」「高品質」の3部門で1位を獲得した実績あり
- 周辺機器の豊富なラインナップで拡張性も抜群
■スマレジの特徴
スマレジは幅広い業種のアクティブ店舗数38,000店舗以上に活用されているPOSシステムです。iPad・iPhone・iPod toutchアプリを使い、初期費用0円で導入可能です。低コストだと機能に限りがあるものも多いですが、スマレジはレジ機能だけでなく売上分析やアラート機能など機能も充実しています。
医療機関で使用している各電子カルテ・レセコンとのデータ連携・バーコードも可能で、クリニックのスタッフの業務負担を軽減できるでしょう。さらに、NON-PLU対応で、領収書に印字されたバーコードを読み取って会計と連携させることも可能です。
■料金プラン
- スタンダードプラン 0円(1店舗のみ)
- プレミアムプラン 1店舗あたり5,500円/月
- プレミアムプラスプラン 1店舗あたり8,800円/月
- フードビジネスプラン 1店舗あたり12,100円/月
- リテールビジネスプラン 1店舗あたり15,400円/月
■製品情報
導入費用例 | 通常の周辺機器の場合:初期費用0円+POSレジセット58,410円~ 自動釣銭機連携の場合:約1,000,000円(プレミアムプラスプラン+iPad・自動釣銭機・iPadスタンド・バーコードリーダー+導入サポート) |
主なPOSの機能 | レジ機能、売上分析、在庫管理、各種レセコンとレジ連携、自動釣銭機と連携、キャッシュレス決済対応、バーコード読み取り機能、クラウド勤怠管理システム連携、非課税処理機能 |
対応端末とOS | iPad・iPhone・iPod toutch |
電子カルテ・レセプト連携 | 〇 |
予約管理機能 | 〇 |
自動釣銭機連携 | 〇 |
保守・サポート対応 | 365日対応のコールセンター・メールサポート |
POSCO|株式会社ポスコ
■おすすめポイント
- 施設に合わせたセミオーダーが可能
- 直感的に操作できるシンプルな画面設計
- 患者さん別・ドクター別に集計できる機能
■POSCOの特徴
POSCOはさまざまな業界に特化した、最適なレジシステムを構築できるサービスです。複数店舗管理機能や売掛管理機能が搭載されており、業務効率を向上できます。
病院・クリニック向けPOSCOでは、さまざまな電子カルテやレセコンと連動可能です。請求データが自動で受信できるので、会計処理が楽になるでしょう。さらに、自動釣銭機やセルフレジとの連携もできるので、衛生面の強化にもつながります。患者別集計や保険種類別集計など、病院にありがちな複雑な集計業務も自動で行うことが可能です。
■料金プラン
要問合せ
■製品情報
導入費用例 | 要問合せ |
主なPOSの機能 | レジ機能、マスタ管理分析帳票、複数店舗管理、在庫管理、集計機能、未収金管理、販売区分別の集計機能 |
対応端末とOS | Windows OS |
電子カルテ・レセプト連携 | 〇 |
予約管理機能 | × |
自動釣銭機連携 | 〇 |
保守・サポート対応 | メールサポート、オンライン保守サービス |
POS+|POS+株式会社
■おすすめポイント
- それぞれの業種に特化した機能を搭載できる
- オプションサービスのラインナップが豊富
- 全国どこでも無制限で駆けつけサポート付き
■POS+の特徴
POS+(ポスタス)は小売店、飲食店、美容・サロン向けにそれぞれ特化した機能を付けられるPOSレジです。サポート体制も万全で、導入時の店舗スタッフトレーニングや365日対応の電話サポートが付いています。さらに、全国無制限の駆けつけサポートも付いているので、万が一の時にも安心です。
予約管理機能やキャッシュレス連携機能も付いているため、病院やクリニックにおいても役立つPOSレジとなっています。必要な機能は付けることができるので、まずは事前に問い合わせてみましょう。
■料金プラン
- POS+ food 12,000円~/月
- POS+ lite 6,000円~/月
- POS+ retail 12,000円~/月
- POS+ beauty 12,000円~/月
■製品情報
導入費用例 | 要問合せ |
主なPOSの機能 | 売上管理、顧客管理、在庫管理、複数店舗管理、販促対応、キャッシュレス決済連携、電子カルテ、予約管理、DM配信、多言語対応、軽減税率対応 |
対応端末とOS | iPad |
電子カルテ・レセプト連携 | 〇(バーコード連携) |
予約管理機能 | 〇 |
自動釣銭機連携 | 〇 |
保守・サポート対応 | 365日対応のコールセンター、全国無制限駆けつけサービス |
ここからはトップ3以外のおすすめPOSレジについて、それぞれ詳しく紹介していきます。
Square|Square
■おすすめポイント
- 利用料0円でキャッシュレス決済手数料のみ
- 最短即日で始められる
- 多様な決済手段に対応
■Squareの特徴
Squareはキャッシュレス決済手数料のみで、使用ができるPOSレジです。POSレジ本体には初期費用・月額料金ともにかかりません。IOSだけでなく、Androidにも対応しているので幅広いスマホやタブレットで使用が可能です。
また、クレジットカードやQRコード決済に加え、電子マネーにも対応しています。患者さんの望む決済方法に幅広く対応できるので、集患にもつながるでしょう。さらに、請求書はクラウド型になっており、スマホやパソコンから患者さんのメールアドレスと請求額を入力するだけで簡単に請求書の発行ができます。
■料金プラン
POSレジ利用料
- フリー月額0円
- プラス月額6,000円
- プレミアム(要問合せ)
周辺機器
- Squareリーダー 7,980円
- Squareスタンド 29,980円
- Squareターミナル(レシートプリンタ内蔵) 46,980円
■製品情報
導入費用例 | POSレジ初期費用0円+Squareターミナル(レシートプリンタ内蔵)46,980円 |
主なPOSの機能 | レジ機能、顧客管理、従業員管理、データ分析、請求書機能、スタッフ管理 |
対応端末とOS | IOS、Android |
電子カルテ・レセプト連携 | 要問合せ |
予約管理機能 | 〇 |
自動釣銭機連携 | × |
保守・サポート対応 | 電話サポート、メールサポート |
Airレジ|株式会社リクルート
■おすすめポイント
- 0円で導入できる高機能なPOSレジ
- スタッフが利用する機能をパスコードで制限
- オフライン会計も可能
■Airレジの特徴
Airレジはリクルートが提供しているPOSレジサービスです。初期導入費用や基本機能、また保守サポートもすべて無料なので、多くの店舗に導入されています。低コストではありますが、基本レジ機能だけでなく顧客管理機能や在庫管理機能など機能面も充実しています。
スマレジやPOS+ほどサポートや拡張性がないところが残念ですが、基本的なレジ機能さえ付いていればいいので低コストで導入したいという方にはおすすめのPOSレジです。リクルートのさまざまなサービスとも連携できるところも特徴です。
■料金プラン
初期費用・月額費用・サポート費用すべて0円
■製品情報
導入費用例 | 101,620円~(iPad・据え置き型レシートプリンター・キャッシュドロワ) |
主なPOSの機能 | レジ機能、顧客管理、複数店舗管理、売上分析、キャッシュレス決済、軽減税率対応、在庫管理、免税対応 |
対応端末とOS | IOS |
電子カルテ・レセプト連携 | 要問合せ |
予約管理機能 | × |
自動釣銭機連携 | 〇 |
保守・サポート対応 | メールサポート、チャットサポート |
ユビレジ|株式会社ユビレジ
■おすすめポイント
- 複数店舗・チェーン店・個人店舗など幅広い業態や規模で使用可能
- 売上分析や客層ごとの嗜好性データなど売上向上に役立つ機能が豊富
- 柔軟に対応できる豊富なシステム連携
■ユビレジの特徴
ユビレジはiPadを使ったタブレット型POSレジシステムです。レジ機能はもちろん、売上管理や顧客管理機能まですべてがシンプルに作られているため、直感的に操作できます。
ユビレジは業態に合わせたオプションや連携機能があるため、病院・クリニックに必要な機器との連携も可能です。レジだけで使いたい場合やカスタマイズして便利に使いたい場合など、それぞれの施設の要望に合わせて柔軟に対応できます。既に紹介したSquareとの連携も可能なので、カード決済と合わせて導入することもできます。
■料金プラン
- ユビレジお試しプラン 0円/月~
- ユビレジプレミアムプラン 6,900円/月~
■製品情報
導入費用例 | 要問合せ |
主なPOSの機能 | レジ機能キャッシュレス機能複数店舗管理オーダリング機能顧客管理機能在庫管理システムとの連携会計システムとの連携決済システムとの連携 |
対応端末とOS | iPad |
電子カルテ・レセプト連携 | 要問合せ |
予約管理機能 | 要問合せ |
自動釣銭機連携 | 要問合せ |
保守・サポート対応 | メールサポート(その他有料の電話サポートサービスもあり) |
Progress-Ⅰ|プロスパー・ネットワーク株式会社
■おすすめポイント
- デザイン性と操作性に優れたスタイリッシュPOSレジ
- ノンステップシステムで万が一の事態に備える
- 簡単操作の金種別両替機能付き
■Progress-Ⅰの特徴
「Progress-Ⅰ」は厚さ約47㎜というスリムでスタイリッシュなディスプレイが印象的なPOSシステムです。どんな空間にも馴染みやすく、高級感を演出できるでしょう。ディスプレイは防滴性に優れているため、飲食店などでも安心して使うことができます。
レセコンとの連携も可能で、顧客管理機能も充実しているため病院やクリニックにも多数導入されています。自動釣銭機とセットで導入することでセミセルフ型のPOSレジになるので、スタッフが現金を触る必要がなく衛生面でも効果的です。
■料金プラン
要問合せ
■製品情報
導入費用例 | 要問合せ |
主なPOSの機能 | レジ機能両替機能スキャナ機能顧客管理ポイント管理DM発行 |
対応端末とOS | Windows 10 IoT Enterprise 2016 |
電子カルテ・レセプト連携 | 〇 |
予約管理機能 | 要問合せ |
自動釣銭機連携 | 〇 |
保守・サポート対応 | 要問合せ |
BCPOS|株式会社ビジコム
■おすすめポイント
- クラウド上での多店舗管理機能がある
- 常に最新サービスを利用可能
- OSレジ導入実績21,000台以上
■BCPOSの特徴
株式会社ビジコムのPOSレジは、導入数21,000台以上の実績があります。ソフトウェアの無償バージョンアップや平日の電話サポートなど、サポート体制も整っているので安心です。365日対応の有料サポートもあるので、必要に応じて選ぶこともできるでしょう。
病院・クリニック向けのPOSレジはセミセルフ型で、レセコンから出力されたQRコードやNON-PLUバーコードをPOSレジで読み取ることが可能です。それにより、効率的に会計業務が行えるでしょう。
■料金プラン
- BCPOS Lite free 0円/月(販売店数450アイテムまで)
- BCPOSプラン 5,000円/月
- BSPOS買取:月額270,000円~(1ライセンス)
■製品情報
導入費用例 | 通常レジの場合:224,000円~ 自動釣銭機導入の場合:990,000円~(タッチパネルPC、自動釣銭機、バーコードリーダー、レシートプリンター、カスタマディスプレイ、卓上スマホリーダー) |
主なPOSの機能 | レジ機能NON‐PLUバーコードの読み取り商品在庫管理クラウド本部管理キャッシュレス決済 |
対応端末とOS | Windows 10 Enterprise LTSB 64bit |
電子カルテ・レセプト連携 | 〇(バーコード連携) |
予約管理機能 | 要問合せ |
自動釣銭機連携 | 〇 |
保守・サポート対応 | 電話サポート、オンサイト保守 |
ハヤレジ|ハヤレジ株式会社
■おすすめポイント
- 医科・歯科・調剤専用POSレジ
- 自動釣銭機付きで衛生面でも安心
- 決済方法ごとに入金日報の印刷が可能
■ハヤレジの特徴
ハヤレジは医科・歯科・調剤専用に開発されたPOSレジです。レセコンに連携させることで、レセコンに入力した診療内容から請求情報を自動で取得できます。そのため、請求金額の打ち間違いもなくなり、レジ締め作業による残業もなくなります。
運用パターンは「自動釣銭機レジ運用」と「セミセルフレジ運用」の2パターンから選択可能です。患者さんの年齢層や傾向に合わせて、自施設にベストな方法で運用できるでしょう。オプションでクレジットカード決算端末やバーコードリーダーとの連携も可能です。
■料金プラン
要問合せ
■製品情報
導入費用例 | 要問合せ |
主なPOSの機能 | レジ機能請求情報自動取得機能エラー解除ガイダンス機能オンライン決算端末との連携機能 |
対応端末とOS | 要問合せ |
電子カルテ・レセプト連携 | 〇 |
予約管理機能 | 要問合せ |
自動釣銭機連携 | 〇 |
保守・サポート対応 | 要問合せ |
Clinic POS|株式会社クリニックキオスクBIZ
■おすすめポイント
- 歯科・クリニック専門のセルフレジ
- クレジットカード決済対応で感染対策にも効果的
- 専任担当者が導入を丁寧にサポート
■Clinic POSの特徴
「Clinic POS」は歯科・クリニック専門に開発されたセルフレジシステムです。電子カルテやレセコンとの連携もできるので、受付業務の効率化を図ることができます。
また、クレジットカード決済にも対応しており、感染対策にも効果的です。さらに、会計を行った時点で、履歴が記録されます。そのため、レジ締めを行わなくてもリアルタイムで入出金状況を確認することができます。これまでは業務終了後に手作業後行っていたレジ締め業務を、請求データ連携機能や自動釣銭機との連携機能により簡素化できるでしょう。
■料金プラン
要問合せ
■製品情報
導入費用例 | 要問合せ |
主なPOSの機能 | レジ機能請求データ連携履歴確認 |
対応端末とOS | 要問合せ |
電子カルテ・レセプト連携 | 〇 |
予約管理機能 | 要問合せ |
自動釣銭機連携 | 〇 |
保守・サポート対応 | 導入サポート、全国保守サポート |
【セミセルフレジタイプ】病院・クリニックにおすすめのPOSレジ5選
セミセルフレジ運用タイプのPOSレジ5選をひとつずつ紹介していきます。
セミセルフレジ運用タイプの比較表
まずは、セミセルフレジ運用タイプを比較表にまとめました。各製品の紹介は比較表のあとで行っています。
製品名 | 参考導入価格 | POSシステム利用料 | おすすめポイント | 主な機能 | おすすめ度 |
---|---|---|---|---|---|
スマレジ・セミセルフレジ | 100万円~ | 8,800円~ | 機能がトップクラスに豊富かつ低価格から利用可能。できないことほぼなし。 | バーコードレジ 電カル連携 売上管理 在庫管理 予約管理 など | 5.0 |
BCPOS・セミセルフレジ | 990,000円~ | 0円~ | 自動釣銭機セットの導入価格最安級。月額料金も0円~ | バーコードレジ 売上管理 在庫管理 など | 5.0 |
東芝テック・セミセルフレジ | 1,000,000円~1,500,000円 | 年間保守10~20万円程度 | ターミナルPOSレジシェアNO.1。全国に営業拠点があり安心のサポート | バーコードレジ 売上管理 在庫管理 予約管理 など | 4.8 |
Airレジ・セミセルフレジ | 100万円~ | 0円~ | ランニングコストが最安クラス。価格重視の方におすすめ | バーコードレジ 売上管理 在庫管理 予約管理 など | 4.3 |
つりペイ君 | 800,000円~※リテール市場価格 | 0円~ | 導入費用・月額料金ともに業界最安!小型で性能も高くおすすめ!! | バーコードレジ 売上管理 在庫管理 予約管理 など | 5.0 |
HappySelf | 2,200,000円~ | 19,000円~ | セルフレジ大手の寺岡精工が手掛ける対面式セルフ精算レジ。 | 訪問、電話、リモート | 4.3 |
セミセルフレジは最低でも導入価格が100万円程度になります。搭載するPOSレジの機能に差があるので、選定時はよくチェックしておきましょう。機能の比較方法は通常タイプのPOSレジと同じ観点で比較可能です。
スマレジ・セミセルフレジ
■ おすすめポイント
- 顧客・スタッフの使いやすさを重視
- 現金を挿入しやすい
- 縦置きと横置きができ省スペース化可能
■スマレジ・セミセルフレジの特徴
高機能POSレジ機能とコンパクトな自動釣銭機
スマレジは非常に高機能なPOSレジで、連携できる自動釣銭機2種類あり、「グローリー300」と「グローリー380」という機種です。どちらの自動釣銭機も4.3インチタッチパネルディスプレイが搭載されており、スタッフ側の操作がしやすいのが特徴です。
駅の券売機や自動販売機などと同様の紙幣長手挿入方式を採用しているため、現金を挿入しやすくなっています。縦置きと横置きが可能で横置きは幅400mm、 縦置きの場合は幅260mmまで省スペース化が可能です。 トラブル発生時は、エラーの解除方法が液晶画面にわかりやすく表示されるので、スムーズに復旧ができます。
■製品情報
総合評価 | 5.0 |
導入参考価格 | 1,000,000円~(iPad・自動釣銭機・iPadスタンド・バーコードリーダー込み) |
月額料金 | 8,800円~ |
自動釣銭機サイズ | 硬貨つり銭機RT-380:260(W)×540(D)×130(H)mm ※突起部を除く紙幣つり銭機RAD-380:140(W)×540(D)×260(H)mm ※突起部を除くふたつを組み合わせた時の横幅横置き・幅400mm縦置き・幅260mm |
電子カルテ・レセプト連携 | 〇 |
会計ソフト連携 | 〇 |
保守・サポート対応 | 365日受付コールセンター |
BCPOS・セミセルフレジ
■ おすすめポイント
- オンプレ型・クラウド型で使用可能
- さまざまな外部システムと連携できる
- 自動釣銭機は富士電機製とグローリー製から選択可能
■BCPOSの特徴
インボイス制度対応 拡張性が高く柔軟性に優れている
株式会社ビジコムが提供しているBCPOSは、インボイス制度に対応している高機能POSレジです。オンプレ型・クラウド型で使用可能で、外部システムとの連携も柔軟にできます。
セミセルフレジセットを提供しており、各種キャッシュレス決済に対応可能です。小売店や飲食店はもちろん、医療機関向けのセミセルフレジや、NSIPS®対応の調剤薬局向けセミセルフレジも提供しています。
自動釣銭機は富士電機製とグローリー製があり、デザインや機能性を考慮した上で選択可能です。
■製品情報
総合評価 | 4.1 |
導入価格参考 | 自動釣銭機付きPOSレジセット ( 富士電機 ):990,000円~(税別) 自動釣銭機付きPOSレジセット ( グローリー ):1,070,000円~(税別) |
月額料金 | BCPOS Lite free 0円/月 BCPOS買取 270,000円~/1ライセンス BCPOSサブスクリプション 5,000円~/月、54,000円~/年 |
サイズ | ・富士電機 | ECS-777硬貨部: (W)270 × (D)600 × (H)130mm紙幣部: (W)220 × (D)600 × (H)130mm ・グローリー300シリーズ〈硬貨+紙幣〉硬貨つり銭機 RT-300260(W)×540(D)×130(H)mm ※突起部を除く紙幣つり銭機 RAD-300220(W)×540(D)×130(H)mm ※突起部を除く ・グローリー380硬貨つり銭機RT-380:260(W)×540(D)×130(H)mm ※突起部を除く紙幣つり銭機RAD-380:140(W)×540(D)×260(H)mm ※突起部を除くふたつを組み合わせた時の横幅横置き・幅400mm縦置き・幅260mm |
電子カルテ・レセプト連携 | 〇※バーコード連携 |
会計ソフト連携 | 〇 |
保守・サポート対応 | 無料バージョンアップ、カスタマーセンターサポート、ハードウェア保守 |
東芝テック株式会社
■ おすすめポイント
- 登録機と会計機が分かれている
- 硬貨収納枚数を超えてもオーバーフロー袋に自動出金
- 各種キャッシュレス決済対応
■東芝テック株式会社(AS‐910・SS-920)の特徴
通常のレジより154%の効率アップ 各種キャッシュレス決済に対応
東芝テック株式会社が提供しているセミセルフレジは、登録機と会計機が分かれており、登録機でレジスタッフが商品バーコードをスキャンした後に会計機で顧客が会計を行います。
硬貨収納枚数を超えてもオーバーフロー袋に自動出金されるため、回収の手間を省くことが可能です。
現金のほか、クレジットカード・電子マネー・プリカ・ポイント支払いに対応しているので、さまざまな支払い方法から選択できます。
■製品情報
総合評価 | 4.8 |
導入価格参考 | 100万~150万円 |
月額料金 | 年間保守費用10万円~20万円 |
サイズ | SS-920K セミセルフレジ用会計機690(W)×690(D)×2,032(H)mm(パトランプ含む)〈 ※本体 360(W)mm〉 AS-910 セミセルフ専用登録機637.8(W)× 211.9(D)×744(H)※1 /1,424(H)※2mm( 最大寸法※3)※1 サッカー台上面からの高さ。※2 東芝テック標準サッカー台の高さ680mm含む。※3 機器構成・表示機の高さにより異なる。幅は客面表示器からキーボードまでの長さ。 |
電子カルテ・レセプト連携 | 〇※バーコード連携 |
会計ソフト連携 | × |
保守・サポート対応 | ホームページから全国各地のサービス拠点を検索可能 |
Airレジ・セミセルフレジ
■ おすすめポイント
- 0円で利用できるPOSレジアプリ
- 連携できる自動釣銭機はグローリー300シリーズ
- iPadを活用するため省スペース
■Airレジの特徴
月額0円でお得に利用可能 必要なコストは機器代金と設置費用のみ
Airレジは、0円で利用できるPOSレジアプリです。小売店や飲食店などさまざまな業種に対応しており、注文入力・会計や管理・分析などの機能を無料で利用できます。必要なのはiPad・レシートプリンター・インターネット環境だけなので、低コストで導入可能です。
連携できる自動釣銭機はグローリー300シリーズになります。AirレジはiPadにアプリをインストールしてPOSレジとして利用するので、省スペース化が可能です。
■製品情報
総合評価 | 4.2 |
導入価格参考 | 100万円~ |
月額料金 | 0円 |
おすすめの業種 | 小売店、飲食店、サービス業など |
サイズ | 【グローリー300シリーズ】硬貨つり銭機 RT-300260(W)×540(D)×130(H)mm ※突起部を除く紙幣つり銭機 RAD-300220(W)×540(D)×130(H)mm ※突起部を除く |
電子カルテ・レセプト連携 | 〇※バーコード連携 |
会計ソフト連携 | 〇 |
保守・サポート対応 | メール、チャット |
つりペイ君
■ おすすめポイント
- 80万円~(※リテール市場価格)導入できる業界最安級のセミセルフレジ
- 格安だけど小型で大容量。自動釣銭機の性能は十分
- POSレジアプリと連携しなくても利用可能
■つりペイ君の特徴
つりペイ君は導入費用80万円~、POSシステムの月額利用料金0円~利用可能な格安セミセルフレジです。通常安くても100万円以上はするセミセルフレジが80万円台と格安で導入可能なので、現在急速に人気が高まっています。
また、格安製品ではありますが接続可能なPOSレジアプリが幅広いのも特徴です。つりペイ君が提供するPOSレジシステムで運用することも可能です。
縦45cm、横45cmとサイズ的にもかなり小型の製品で場所を問わずおけるのも魅力です。また、小型ではありますが硬貨容量が大きく、通常の自動釣銭機の2倍程度の容量を誇ります。
電子カルテデータ連携に対応していない点のみデメリットとして挙げられますが、そこが気にならなければ価格面・性能面で非常におすすめな製品といえます。
■製品情報
総合評価 | 5.0 |
導入価格参考 | 80万円~※リテール市場価格 |
POSシステム月額利用料金 | 0円~ |
サイズ※W×D×H(mm) | 452×451×200 |
電子カルテ・レセプト連携 | 〇※バーコード連携 |
会計ソフト連携 | 〇 |
保守・サポート対応 | メール、電話 |
happyself for clinic|株式会社寺岡精工
■おすすめポイント
- 設置場所によってカウンター型・一体型を選べる
- クリニック専用に開発されているので画面UIや音声案内が使いやすい
- 業界最多水準のキャッシュレス決済方法に対応可能
■happyself for clinicの特徴
Happyself for clnicは設置場所によってカウンター型・一体型を選べる対面式のセルフ精算レジです。クリニック向けに開発されており、患者さん側のディスプレイの操作案内や音声案内がわかりやすいと評判です。
業界最多水準のキャッシュレス決済方法にも対応しています。クレジットカード、電子マネー、バーコード決済に加えて、wechatPAYなど海外の決済にも対応可能なので、インバウンド患者が多いクリニックにもおすすめです。
■製品情報
導入価格参考 | 2,200,000円~ |
月額料金 | 19,000円~ |
設置タイプ | 床置き、卓上 |
サイズ※奥行×幅×高さ | 床置きタイプ:60cm×40cm×157cm卓上タイプ:53㎝×48cm×12.15㎝(モニタ含めた高さ58.5cm) |
電カル・レセ連携 | 〇※バーコード連携 |
対応するキャッシュレス決済 | クレジットカード(VISA、MASTER、JCB、AMEXなど)電子マネー、バーコード(PayPay、d払い、メルペイ、auPAY、交通系IC、nanacoなど)など他多数 |
保守・サポート対応 | 年間362日対応:平日9:00~20:00、土日祝9:00~19:00(年始除く) |
おすすめセミセルフレジについては下記の記事さらに詳しく解説しています。気になる方はチェックしてみてください。
【自動精算機タイプ】病院・クリニックにおすすめのレジ
ここからは、自動精算機タイプのレジをひとつずつ紹介していきます。
自動精算機タイプのの比較表
まずは自動精算機運用タイプの比較表を作成したのでご確認ください。各製品の詳細は表のあとから紹介していきます。
製品名 | 参考導入価格 | POSシステム利用料 | おすすめポイント | サポート | おすすめ度 |
---|---|---|---|---|---|
ノモカスタンド | 個別見積り | 個別見積り | 最小クラスのサイズに加えて、大きなタッチパネルで使いやすい。 | 訪問 、電話、メール | 5.0 |
FIT-A | 4,356,000円~ | 27,500円~ | 再来受付機連携や案内表示システム連携、オンライン資格確認の搭載など高い拡張性・性能。 | 訪問、電話、リモート、メール | 4.5 |
SMA SEL | 1,700,000円~ | 18,000円~ | 最安級の価格で導入可能な自動精算機。性能も十分高い。 | 訪問、電話、リモート、メール | 4.8 |
テマサック | 2,200,000円~ | 19,000円~ | 大きなタッチパネル、優れたデザイン性が魅力。価格も導入しやすい設定。 | 訪問、電話、リモート | 4.8 |
Flexcom pay | 1,980,000円~ | 個別見積り | コンパクトなサイズの自動精算機。価格も低価格でキャッシュレス標準対応。 | 訪問、電話、リモート | 4.4 |
つりペイ君・自動精算機運用 | 800,000円~※リテール市場価格 | 0円~ | 格安で利用できる自動精算機。他社より大幅に安いが機能面も低くない。 | オンライン保守、電話 | 5.0 |
自動精算機は製品によって大きく価格が異なることがわかります。機能に違いがあるので、予算・必要な機能を軸に比較検討を進めましょう。自動精算機タイプは電子カルテのデータ連携が基本的に対応可能です。
ノモカスタンド|株式会社GENOVA
■おすすめポイント
- 会計・受付業務の負担を80%以上軽減可能
- 90%以上のレセコンと連携できる
- オプションで自動再来受付機能を搭載可能
■ノモカスタンドの特徴
会計だけではなく受付も効率化できる コンパクトだからクリニックに最適
ノモカスタンド(NOMOKA-Stand)は、クリニック・診療所専用のスマート簡易自動精算機です。会計・受付業務の負担を80%以上軽減可能で、高齢者の方でも簡単に使用できます。 90%以上のレセコンと連携でき、領収書・明細書・お薬引換券も自動発行可能です。
オプションで自動再来受付機能を搭載できるので、会計業務だけではなく受付業務も大幅に効率化できます。
■製品情報
導入価格参考 | 個別見積り |
月額料金 | 個別見積り |
設置タイプ | 床置き |
サイズ※奥行×幅×高さ | 298mm × 460mm×1420mm |
電カル・レセ連携 | 〇 |
対応するキャッシュレス決済 | クレジットカード(VISA、MASTER、JCB、AMEXなど) |
5000円札対応 | 〇 |
外国語対応 | × |
保守・サポート対応 | コールセンター(平日9:00~18:00)導入サポート |
FIT-A|株式会社アルメックス
■おすすめポイント
- マルチ決済対応
- バーコードリーダー、サーマルプリンターを標準搭載
- サーマルプリンターで領収書や明細書の発行ができる
■FIT-Aの特徴
マルチ決済対応 支払い方法の選択肢が豊富
FIT-Aは、クリニックや調剤薬局などの小規模医療施設向け自動精算機です。クレジットカードや各種電子マネー支払いなど、さまざまなキャッシュレス決済に対応しています。
磁気カードリーダーや一次元・二次元(QR)バーコードリーダー、サーマルプリンターを標準搭載しているので、磁気ストライプの診察券やバーコード診察券の読み取りが可能です。また、サーマルプリンターで領収書や明細書の発行ができます。
■製品情報
導入価格参考 | 4,356,000円~ |
月額料金 | 27,500円~ |
設置タイプ | 床置き |
サイズ※奥行×幅×高さ | 350mm×幅650mm高さ ×1503mm |
電カル・レセ連携 | 要問合せ |
対応するキャッシュレス決済 | クレジットカード(VISA、MASTER、JCB、AMEXなど)電子マネー(PayPay、d払い、メルペイ、auPAY、交通系IC、nanacoなど) |
5000円札対応 | 〇 |
外国語対応 | × |
保守・サポート対応 | 24時間365日電話サポート、遠隔サポート、オンサイト保守、保守点検 |
SMA SEL(スマセル)|株式会社インテクア
■おすすめポイント
- 十分な現金の保管量があり1円5円にも対応
- 正確に会計情報を管理可能
- オプションで自動音声案内を搭載できる
■SMA SEL(スマセル)の特徴
床置きと卓上を選べる 管理機能も搭載
SMA SEL(スマセル)は、床置きタイプと卓上タイプから選択できる病院・クリニック向けの自動精算機です。十分な現金の保管量があり、1円5円にも対応しているため日中の釣り銭切れの心配がありません。
日別入金一覧表示や、患者別精算履歴一覧表示といった管理機能も備わっているので、正確に会計情報を管理可能です。また、オプションで自動音声案内を搭載することができるので、 高齢者でも安心して利用できます。
■製品情報
導入価格参考 | 1,700,000円~ |
月額料金 | 18,000円~ |
設置タイプ | 床置きor卓上 |
サイズ※奥行×幅×高さ | 345mm×385mm×430mm(卓上) |
電カル・レセ連携 | 〇 |
対応するキャッシュレス決済は、 | 【オプション】クレジットカード、電子マネー、QRコード(提携先要問合せ) |
5000円札対応 | 〇(スマセルR2のみ) |
外国語対応 | × |
保守・サポート対応 | 要問合せ |
テマサックPro|株式会社 カワニシバークメド
■おすすめポイント
- キャッシュレス決済・多言語機能を標準搭載
- トラブル時は遠隔操作でスピーディに対応
- カラーは1000色以上のバリエーションから選択可能
■テマサックProの特徴
触れない・触らない・触らせない 1000色以上のカラーバリエーションで自院オリジナルに
テマサックProは、触れない・触らない・触らせないの非接触をモットーに開発された自動精算機です。オプションとして搭載されることが多い、キャッシュレス決済や多言語機能が標準搭載されています。
トラブル時は遠隔操作でスピーディに対応してもらうことができ、土日祝日もサポート可能です。自動精算機本体のカラーは1000色以上のバリエーションから選ぶことができるため、自院オリジナルの自動精算機にすることができます。
■製品情報
導入価格参考 | 2,200,000円~ |
月額料金 | 19,000円~ |
設置タイプ | 床置き、卓上(卓上はセミセルフ) |
サイズ※奥行×幅×高さ | 床置きタイプ:60cm×40cm×157cm卓上タイプ:53㎝×48cm×12.15㎝(モニタ含めた高さ58.5cm) |
電カル・レセ連携 | 〇 |
対応するキャッシュレス決済 | クレジットカード(VISA、MASTER、JCB、AMEXなど)電子マネー(PayPay、d払い、メルペイ、auPAY、交通系IC、nanacoなど) |
5000円札対応 | 〇 |
外国語対応 | 〇 |
保守・サポート対応 | 年間362日対応:平日9:00~20:00、土日祝9:00~19:00(年始除く) |
Flexcompay|日本金銭機械株式会社
■おすすめポイント
- 省スペースを実現する小型サイズ。横幅360mm × 奥行250mm × 高さ1,525mmと業界最小クラス
- 導入価格も相場に比べて安い
- キャッシュレス決済標準対応、英語対応、充実のメンテナンス対応など魅力が多い
■Flexcompayの特徴
Flexcompayは設置スペースを選ばないコンパクトサイズの筐体と、低価格な導入費用が魅力の自動精算機です。
サイズ面は、横幅360mm × 奥行250mm × 高さ1,525mmと業界最小クラスとなっています。また導入価格も1,980,000円~相場に比べて安い値段となっています。
キャッシュレス決済にも標準対応しており、現金、クレジットカード、QRコード、電子マネーなど、主要な決済手段に対応しています。そのほか、英語対応や豊富なレセコン連携実績、充実のメンテナンス対応が魅力のサービスです。
■製品情報
導入価格参考 | 1,980,000円~ |
月額料金 | 個別見積り |
設置タイプ | 床置き、卓上 |
サイズ※奥行×幅×高さ | 奥行250mm ×横幅360mm ×高さ1,525mm |
電カル・レセ連携 | 〇 |
対応するキャッシュレス決済 | クレジットカード(VISA、MASTER、JCB、AMEXなど)電子マネー(PayPay、d払い、メルペイ、auPAY、交通系IC、nanacoなど) |
5000円札対応 | 〇 |
外国語対応 | 〇 |
保守・サポート対応 | メール・電話(9:00~20:55、日・祝祭日除く) 全国70拠点オンサイト保守 |
つりペイ君・自動精算機タイプ|旭精工株式会社
■おすすめポイント
- 圧倒的に価格が安い。自動精算機の相場の半額以下で導入可能
- キャッシュレス決済にも標準対応可能。
- サイズもコンパクトで卓上設置可能
■つりペイ君・自動精算機タイプの特徴
つりペイ君・自動精算機タイプは格安自動釣銭機「つりペイ君」をクリニック向けに自動精算機として利用できるようになった製品です。
自動精算機の価格相場が200~450万円であるのに対して、導入価格80万円~と圧倒的な安さが魅力の製品です。国内最安級で自動精算機が導入可能です。
価格が安いからといって決して性能は低くなく、小型かつキャッシュレス決済標準対応と魅力の多い製品です。
ただし唯一のデメリットとして、レセコンとデータ連携ができたい点があります。(バーコード連携は可能)保険診療以外に自由診療も行っており、保険種別による帳票出し分けが必要だというクリニックでの利用は難しいでしょう。ただし、それ以外のクリニックであれば価格の安さ的にもかなりおすすめの製品といえます。
■製品情報
導入価格参考 | 80万円~※リテール市場価格 |
POSシステム利用料 | 0円~ |
設置タイプ | 卓上 |
サイズ※奥行×幅×高さ | 奥行451mm ×横幅452mm × 高さ200mm |
電カル・レセ連携 | 〇※バーコード連携のみ |
対応するキャッシュレス決済 | クレジットカード(VISA、MASTER、JCB、AMEXなど)電子マネー(PayPay、d払い、メルペイ、auPAY、交通系IC、nanacoなど) |
5000円札対応 | 〇 |
外国語対応 | 〇 |
保守・サポート対応 | メール・電話(365日対応) 遠隔保守対応 |
自動精算機については下記の記事でさらに詳しく解説しています。気になる方はチェックしてみてください。
重視する観点別!病院・クリニックにおすすめのレジ
ここからは、病院・クリニックが重視する観点別におすすめのレジ(POSレジ、セミセルフレジ、自動精算機)を紹介します。安さを重視したい医療機関、電子カルテ・レセコン連携を重視したい医療機関、サポート力を重視したい医療機関など、それぞれのニーズに合わせて紹介しています。ぜひご自身のクリニック・病院に合ったPOSレジを選んでください。
安さを重視したい病院・クリニックにおすすめのPOSレジ
「安さ」を重視したい病院・クリニック向けに、以下の観点からPOSレジを評価し運用タイプ別におすすめを紹介します。安さ重視でPOSレジを導入したい医療機関におすすめの製品はコチラです!
- 導入費用総額(初期費用+周辺機器代)
- 月額料金
▼安さ重視の病院・クリニックにおすすめの低価格POSレジ
通常POSレジタイプ | セミセルフレジタイプ | 自動精算機タイプ | 自動精算機タイプ | |
---|---|---|---|---|
エアレジ 詳細を見る | つりペイ君 詳細を見る | SMA SEL 詳細を見る | つりペイ君 詳細を見る | |
写真 | ||||
導入価格例 | 83,620円~ | 800,000円~ ※リテール市場価格 | 1,700,000円~ | 800,000円~ ※リテール市場価格 |
POSシステム利用料 | 0円~ | 0円~ | 18,000円~ | 0円~ |
資料請求 | 資料請求 | 資料請求 | 資料請求 | 資料請求 |
国内最安値でセミセルフレジ・自動精算機が実現できるつりペイ君
つりペイ君は設置費用を含んだ導入費用総額が80~90万円と国内最安値級の価格でセミセルフレジ・自動精算機が実現できます。通常設置費用を含むと、セミセルフレジなら120万円程度、自動精算機なら200万円程度かかるので、非常に格安といえます。ただしデメリットとして、紙幣還流機能がないため、1日の患者数が300人を超えるような病院ですと、釣銭補充回数が増えて利用は難しくなります。
電子カルテ・レセコン連動を重視したい医療機関
「電子カルテ・レセコン連動」を重視したい病院・クリニック向けに、電子カルテ・レセコンとデータ連携できるPOSレジ・セミセルフレジ・自動精算機をそれぞれ表にまとめました。
電子カルテ・レセコン連動POSレジ【通常タイプ】
まずは、電子カルテ・レセコン連動可能なPOSレジ【通常タイプ】です。
製品名 | 参考導入価格 | 月額料金 | おすすめポイント | 主な機能 | おすすめ度 |
---|---|---|---|---|---|
スマレジ | 112,780円〜 | 0円~ | 機能がトップクラスに豊富かつ低価格から利用可能。 | バーコードレジ 電カル連携 売上管理 在庫管理 予約管理 など | 5.0 |
POSCO | 個別見積り | 個別見積り | クリニックに特化した機能を持つ製品。機能は少し高額。 | バーコードレジ 電カル連携 売上管理 在庫管理 など | 4.8 |
ハヤレジ | 個別見積り | 個別見積り | 医療機関に特化した機能を持つPOSレジ。価格は少し高額。 | バーコードレジ 電カル連携 売上管理 在庫管理 など | 3.6 |
Clinic POS | 個別見積り | 個別見積り | 医療機関に特化した機能を持つPOSレジ。価格は少し高額。 | バーコードレジ 電カル連携 売上管理 在庫管理 など | 3.8 |
電子カルテ・レセコン連動POSレジ【セミセルフレジタイプ】
つづいて、電子カルテ・レセコン連動可能なPOSレジ【セミセルフレジタイプ】です。
製品名 | 参考導入価格 | 月額料金 | おすすめポイント | 主な機能 | おすすめ度 |
---|---|---|---|---|---|
スマレジ・セミセルフレジ | 100万円~ | 8,800円~ | 機能がトップクラスに豊富かつ低価格から利用可能。できないことほぼなし。 | バーコードレジ 電カル連携 売上管理 在庫管理 予約管理 など | 5.0 |
電子カルテ・レセコン連動POSレジ【自動精算機タイプ】
つづいて、電子カルテ・レセコン連動可能なPOSレジ【自動精算機タイプ】です。
製品名 | 参考導入価格 | 月額料金 | おすすめポイント | サポート | おすすめ度 |
---|---|---|---|---|---|
ノモカスタンド | 個別見積り | 個別見積り | 最小クラスのサイズに加えて、大きなタッチパネルで使いやすい。 | 訪問 、電話、メール | 5.0 |
FIT-A | 4,356,000円~ | 27,500円~ | 再来受付機連携や案内表示システム連携、オンライン資格確認の搭載など高い拡張性・性能。 | 訪問、電話、リモート、メール | 4.5 |
テマサック | 2,200,000円~ | 19,000円~ | 大きなタッチパネル、優れたデザイン性が魅力。価格も導入しやすい設定。 | 訪問、電話、リモート | 4.8 |
サポート力を重視したい医療機関
「サポート力」を重視したい病院・クリニック向けに、以下の観点からPOSレジを評価し運用タイプ別におすすめを紹介します。サポート力重視でPOSレジを導入したい医療機関におすすめの製品はコチラです!
- 導入前のサポート内容
- 導入後のサポート内容
▼サポート力重視の病院・クリニックにおすすめのPOSレジ
通常POSレジタイプ | セミセルフレジタイプ | 自動精算機タイプ | |
---|---|---|---|
スマレジ 詳細を見る | POS+ 詳細を見る | Fit-A 詳細を見る | |
写真 | |||
導入前のサポート内容 | 初期設定サポート 設置サポート 商品登録代行 訪問トレーニング | 初期設定サポート 設置サポート 商品登録代行 | 初期設定サポート 設置サポート 商品登録代行 訪問トレーニング |
導入後のサポート内容 | メール 電話 | メール 電話 | メール 電話 |
資料請求 | 資料請求 | 資料請求 | 資料請求 |
病院・クリニックのレジの比較・選定ポイント
病院やクリニックに導入するPOSレジを選ぶ際には、下記のポイントを見るようにしましょう。
①ニーズにあった機能は揃っているか、過不足はないか
②料金やコスパはどうか
③サポートや保守体制はどうか
④指定の端末や周辺機器は?
ここからは、POSレジを選ぶ際のポイントをそれぞれ詳しく解説していきます。
①ニーズにあった機能は揃っているか、過不足はないか
最初のポイントは「ニーズにあった機能が揃っているか、過不足はないか」という点です。POSレジの中には医療施設に必要のない機能を持ったPOSレジも多いので、自施設のニーズに合わせて過不足ない機能をもったレジを選ぶようにしましょう。
とにかく低コストで導入したい場合
とにかく低コストで導入したいのであれば、最低限のレジ機能を持つPOSレジがおすすめです。導入費用や月額利用料が無料で、医療機関に合ったレジ機能を備えたレジを選びましょう。スマレジの無料プランやAirレジ、Squareであれば、POSレジの月額や初期費用が無料で周辺機器費用のみで導入できるので0円~20万円と低コストで導入可能です。
キャッシュレス決済の導入を考えている場合
キャッシュレス決済の導入を考えているなら、キャッシュレス決算端末と連携可能なPOSレジを選びましょう。医療機関の場合、通常3.3%ほどの決済手数料が1.5%ほどで抑えられるものもあります。下記のPOSレジは、医療機関向けのキャッシュレス決済手数料を設けています。下記の決済端末と連携しているPOSレジを選ぶのがおすすめです。
- stera
- STORES 決済 (旧:Coiney)
- スマレジPAYGATE
キャッシュレスが普及している現代において、現金を持ち歩かないという人も増えつつあります。そのような人はキャッシュレス決済対応の病院やクリニックを好む傾向にあるため、キャッシュレス決済に対応しておくことで他院との差別化を図れるでしょう。
POSレジ別の連携可能な決済端末については下記の記事で詳しく解説しています気になる方はチェックしてみてください。
②料金やコスパはどうか
次のポイントは「料金はコスパ」についてです。POSレジ導入費用の相場は0円~30万円、月額利用料は0円~2万円程度となっています。導入費用が安くても、月額利用料が高額だと最終的にかかる費用は高くなってしまいます。さらに、標準装備機能が少ないと、オプションでさまざまな機能を付けなければなりません。
そのほか、前述のセルフレジ(セミセルフレジ)を導入した場合の相場は100万円~150万円程度になります。
最近では利用料0円から始められるうえに、機能がトップクラスのPOSレジも多数販売されています。たとえば、国内のPOSレジシェア上位のスマレジやAirレジであれば、0円から始められる低価格レジでありながら他社のPOSレジより大幅に高機能となっています。
③サポートや保守体制はどうか
次に「サポートや保守体制」についても、事前にチェックしておきましょう。せっかくPOSレジを導入しても、スタッフが使いこなせなければ意味がありません。慣れない機械操作に戸惑い、余計に処理時間がかかってしまうことも考えられます。
POSレジメーカーによっては、導入時に丁寧なサポートを行ってくれるところもあります。スタッフ研修や説明会を行っているメーカーであれば、導入時の不安も軽減できるでしょう。
さらに、万が一の時の保守体制についても事前確認が必要です。トラブルでPOSレジが使えなくなってしまうと、患者さんにも迷惑がかかります。すぐに対応してくれるサービスや、分からないことが出てきた時にすぐに確認できるコールセンターなどがあると便利です。こちらもメーカーによって、メールのみのサポートであったり、無料で全国駆けつけサポートを行っていたりと差があるのでチェックしておきましょう。
人気のPOSレジのひとつであるPOS+はサポート力に定評があり、設置サポートから故障時の全国駆けつけサポートを行っています。
④指定の端末や周辺機器は?
最後のポイントは「指定の端末や周辺機器について」です。POSレジによって、指定のOSや連携できる周辺機器が異なります。現在使っている機器と連携できないと、逆に不便になってしまう可能性もあるので事前にチェックしておきましょう。
ほとんどのPOSレジがIOS端末指定となっていますが、一部ではAndroidに対応したPOSレジもあります。また、レシートプリンターやキャッシュドロワなど周辺機器についても、デザイン性や機能性に大きな差があるため事前に確認しておくことをおすすめします。
病院・クリニックで使われるPOSレジに必要な機能・あると便利な機能
ここでは、病院やクリニックに導入するPOSレジに必要な機能・あると便利な機能を紹介していきます。
医療機関で使いやすいレジ機能
医療機関の会計では、医療費控除の計算や未収入金の発生など特殊な作業が必要になります。そのため、医療機関の会計に対応できるレジ機能が必要であることは大前提です。とくに非課税処理ができるかどうかは必須機能なので事前にチェックしておきましょう。この記事で紹介していくPOSレジは、すべて病院・クリニックに対応したレジ機能を備えているのでご安心ください。
キャッシュレス(クレジットカード)決済機能
キャッシュレス決済機能や自動釣銭機連携機能により、現金や患者さんとの接触機会を減らすことができます。病院においての感染対策は絶対に必要ですが、キャッシュレス決済機能や自動釣銭機連携機能があることで衛生面でも安心です。また、業務効率化にもつながり、会計の待ち時間を削減できるでしょう。
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電子カルテ・レセプト連携機能
電子カルテ・レセプトへの連携機能はPOSレジを導入するうえで、必須の機能といってもよいかもしれません。前述の通り、連携方法にはデータ連携とバーコード連携の2種類があります。それぞれ、データ連携であればデータがそのままレジ側に転送され診察券の情報などを使ってデータを呼び出して会計を行う、バーコード連携であれば、電子カルテ・レセプトから発行するバーコード付きの伝票で会計データを呼び出して会計を行うという仕組みとなっております。データ連携は便利ですが、対応可能な製品は限られており、有名POSレジメーカーであれば、スマレジなどが対応可能です。
自動釣銭機連携機能
自動釣銭機連携を行うことで、セルフレジやセミセルフレジを実現することが可能です。セルフレジは会計データの呼び出しから精算まですべてを患者さんが行う方法、セミセルフレジは会計データの呼び出しはスタッフが行い精算は患者さんが自身で行う方法を意味しています。導入することで待ち時間の削減や業務効率化、釣銭間違いがなくなることによるレジ締め業務負担の軽減などのメリットがあります。
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診察受付・予約管理機能
診察受付・予約管理機能は、スタッフに代わり受付や予約業務を行うことができます。受付スタッフが不要になるため、人員削減にもつながるでしょう。また、予約管理アプリと連動させれば、患者さん自身も次回の予約を確認できるようになります。
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売上分析機能
売上分析機能においては、患者さんの属性や性別別の売り上げや時間帯別の売り上げなど様々な切り口で売り上げデータを見ることが可能です。時間帯が集中していると感じた場合や予約システムなど導入して患者の平準化を行うといったように、データに基づくさまざまな施策の検討が可能になります。ほぼすべてのPOSレジに売上分析機能は搭載されていますが、製品によって機能差があるのでよくチェックしておきましょう。
在庫管理機能
在庫管理機能は、サプリなどの販売などを自院で行う場合に必要な機能です。発注や入荷の管理もできるので、人気商品の在庫がなくなってしまうなどの機会損失を防ぐことができます。
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以上が病院やクリニックのPOSレジに必要な機能になります。すべて必須というわけではないので、自分たちの業務フローを想定して、必要な機能を取捨選択しましょう。上記以外にもPOSレジには本当に多数の機能があります。
病院・クリニックがPOSレジを導入することで、下記のようなことが実現できます。
【POSレジの導入によって実現できること】
・迅速な会計処理
・未収金管理が可能になる
・売上の一括管理
・生産性向上による人手不足解消
・レジ締め作業の業務負担軽減
・衛生面の強化
・患者さんの待ち時間の削減
POSレジを使うことで病院やクリニックの複雑な会計処理を、スピーディーに行うことができるようになります。保険点数の割合なども自動で反映されるため、計算ミスもなくなるでしょう。
さらに、患者さんごとの情報を管理できるようになるため、未収金状況や回収状況をひと目で確認できます。
また、レジ締め業務の負担も軽減され、スタッフの残業時間を縮小することができるでしょう。生産性が向上することにより、少人数のスタッフでもクリニックを運営できるようになります。人手不足の問題が深刻化する医療業界において、POSレジは大いに役立つことでしょう。
病院・クリニックのPOSレジ導入ならIT導入補助金
POSレジ導入には少なからずコストがかかるので、導入をためらう店舗も少なくありません。できるだけコストを抑えて導入するために、補助金制度を利用するようにしましょう。
POSレジの導入にはいくつかの補助金が適用される可能性がありますが、医療機関の場合、最も受給の可能性が高いものが「IT導入補助金制度」です。
中小企業を対象に、ITツールを導入する費用を補助するための制度になります。ただし、対象となる製品が決まっており、POSレジすべてが対象となるわけではありません。IT導入補助金対象製品かどうかは、各メーカーに問い合わせておくようにしましょう。
IT導入補助金については、下記の記事で詳しく解説しています。気になる方はチェックしてみてください。
まとめ
病院やクリニックにPOSレジを導入すると、衛生面の強化や待ち時間の短縮などさまざまなメリットを得ることができます。会計処理がスムーズになることで、人手不足の解消にもつながるでしょう。
とはいえ、病院・クリニックに必要な機能を揃えたPOSレジでなければ、導入する意味がありません。会計機能やレセコンとの連携機能など、最低限必要な機能が搭載されているかどうかを事前に確認するようにしてください。自施設に合ったPOSレジを導入し、クリニック経営に役立てていきましょう。