顧客管理ができるPOSレジ11選の機能を比較|データ活用法まで

pOSレジの顧客管理機能
この記事でわかること
  • POSレジの顧客管理機能でできること
  • POSレジの顧客管理機能を比較するときのチェックポイント
  • 顧客管理機能が搭載されたPOSレジ11選それぞれの特徴
  • 顧客データを最大限活用する方法

POSレジの機能はレジ機能しかないように思われがちですが、他にも業務を効率化できるさまざまな機能が備わっています。顧客管理機能もそのひとつで、顧客の情報を管理できるため非常に便利な機能です。

今回の記事では、POSレジの顧客管理機能について詳しく解説していきます。
POSレジで顧客管理機能を利用したいと思っている方は参考にしてみてください。

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目次

POSレジ(POSシステム)とは?

POSレジの“POS”とは、「Point of Sale(販売時点情報管理)」の略で、販売時の情報を管理する機能を指します。

つまりPOSレジとは、単なる会計機能のみではなく、レジでの販売に連動して「何が」「いつ」「どこで」「誰に」「どれほど」売れたかなどの販売情報を一括管理できる機能を備えたレジのことです。

また、最近のPOSレジは顧客管理機能が搭載されており、会計時にお客様の年齢や性別、購入額といった基本的な顧客情報を登録することが可能です。これらの顧客情報を分析することで業務の改善やサービス向上につなげることが可能になります。

POSレジの主な機能

POSレジは1台で簡単に様々な機能を活用することができます。
そこで、ここではPOSレジの主な6つの機能についてご紹介します。

  1. 高度なレジ機能(会計機能)
  2. 売上管理・分析機能
  3. 商品・在庫管理機能
  4. スタッフ管理・勤怠管理機能
  5. 外部システム連携
  6. 顧客管理機能

それぞれの機能について詳しく解説していきます。

高度なレジ機能(会計機能)

POSレジでは、商品の情報を瞬時に呼び出すことで、非常にスムーズに会計処理を行う会計機能が搭載されています。

基本的な会計機能はもちろん、以下のような機能も多くのPOSレジで対応しています。

  • レシート・領収書発行機能
  • 値引き・クーポンの発行機能
  • インボイス制度対応
  • 事前注文の受付機能
  • 個別会計機能
  • クレジットカード決済機能
  • 電子マネー決済機能
  • QRコード決済機能

※一部機能は別途専用端末を用意する必要があります。

これだけのレジ会計関連機能をPOSレジ1台で簡単に利用することができます。

また、POSレジならレジ画面上の商品タップやバーコードスキャンで会計金額を表示できます。手入力による作業が減るため、お客様1人にかける会計時間が短くなるだけでなく、人為的なミスも減らすことができることが大きなメリットとなります。

売上管理・分析機能

店舗経営者にとって、売上の管理や分析は目標達成のために欠かせません。

しかし、売上日報や帳簿などで毎日まとめあげるのは時間がかかるうえにミスも起こりやすいです。

そこで、POSレジの売上管理・分析機能を使えば、日ごとの売上個数や商品別の売上金、売上の多い時間帯などを簡単な操作だけで確認することができます。

簡潔にまとめると次のようなことが可能です。

  • 売上日報・現金出納表などの帳票作成
  • 時間帯ごとの売上・商品ごとの売上・販売個数などの確認
  • リアルタイムでの売上・販売数などの確認
  • 曜日・月・年などによる販売実績の確認
  • 仕入れ・人件費などの経費入力・集計

POSレジの売上管理・分析機能を活用し、正しく分析をすることで時間や曜日ごとに売れ行きの商品を入れ替えたり、季節によって仕入れ数を変更したりと販促計画を立てることができ、過剰な仕入れを防いだり、商品のロスを減らしたりすることができます。

商品・在庫管理機能

商品や在庫を一元管理できることもPOSレジ活用のメリットです。

POSレジでは商品の購入情報がリアルタイムで反映されるため、在庫数や商品状態もリアルタイムで確認できます。

在庫数を数え直すことなく発注作業ができ、バーコード読み取りのみで棚卸作業が実現できるため、時間や作業数を大幅に削減することが可能です。

また、複数店舗を運営している場合は、系列店同士での在庫移動もPOSシステム上で可能です。

スタッフ管理・勤怠管理機能

勤怠管理は、従業員が働いている状況を管理するための業務を指し、主に次の情報を管理する必要があります。

  • 出退勤時間
  • 休憩時間
  • 出社日数
  • 有給休暇
  • 給与

POSレジのタイムレコーダー機能を用いることで、これらの情報を管理することが可能です。

また、「いつ」「だれが」「どのように」POSレジを操作したかがわかる操作履歴を閲覧できる機能を兼ね備えているものもあります。これにより不正アクセスや誤操作をすぐに把握し、対処することが可能になります。

複数店舗を運営している場合は、各店舗のスタッフ配置をリアルタイムで把握できるため、効率よく人員の配置などをおこなうことも可能です。

外部システム連携

POSレジの多くは、会計ソフトやCRM、キャッシュレス決済端末など多くの外部システムとの連携が可能となっています。

POSレジを外部システムとうまく連携させることで、店舗の経営管理をさらに効率よくおこなえるようになります。

外部システムとの連携例としては、POSレジとECサイトを連携させることでオンラインとオフラインでの集客を融合させたり、在庫を共通管理できたりします。店舗とオンラインで顧客データを紐づけられるため、より詳細な顧客の消費行動を把握することもできます。

顧客管理機能

POSレジの顧客管理機能の核となるのは、やはり顧客情報の一元管理です。

顧客の性別・年齢・来店日時・購買回数・購買金額などをPOSレジ1台で管理することができます。

また、前述の「外部システムとの連携」をすることで、ターゲットに即した精度の高い施策を打つことが可能となります。

次章ではいよいよPOSレジの顧客管理機能について詳しく解説していきます。

POSレジの機能についてより詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

POSレジの顧客管理機能にできること|メリットは?

ここでは、POSレジの顧客管理機能でできることやメリットを紹介します。
まず、POSレジの顧客管理機能でできることは、以下の6点です。

  • 顧客情報の登録・一元管理
  • 顧客情報と紐づけたポイント管理
  • 顧客情報の抽出や分析
  • 外部ツールと連携し、顧客情報を使った販売施策を実施
  • 各顧客の過去のオーダーデータの管理(飲食店)
  • 予約データの管理

顧客情報の登録・一元管理

顧客管理に欠かせない顧客の基本情報を管理できます。年齢・性別・購買金額・購買回数、購買日、来店人数、誕生日、ポイント状況など、さまざまな情報を記録しておくことことが可能になります。また、レジである特性上、接客中にもリアルタイムで会員情報が確認可能となる点も特徴です。

どのような商品を購入したかも記録しておけば、購買商品の傾向から顧客の好みを探ることもできるので接客に活かせます。POSレジであれば、会員情報を接客中にリアルタイムで確認可能なので、例えばお客様に対して、「好みの製品の入荷状況」や「誕生日を祝う」、「前回購入した製品の感想をお伺いする」など高いレベルの接客が可能になります。

また、売上データや売れ筋商品情報など顧客情報データに基づいた様々な施策やキャンペーンを検討することが可能です。

ポイント管理

会員に購入金額に応じてポイントの付与をおこない、会員はそのポイントを購入する際に利用できます。

製品によっては、会員ランクを設定したり、キャンペーンによるポイント付与率の変更などを個別でおこなうことができます。会員のランクによってポイント付与率を変えることで、顧客の固定化が図れ、顧客に対して適切に還元することができます。

また、ポイントがたまることで、リピート率の向上も期待できるでしょう。

ポイントを貯められるバーコード読み取り式の会員カードを採用したり、ポイントを付与できるスマホアプリを利用したりするのも選択肢の一つです。

顧客情報の抽出や分析

顧客情報の抽出や分析も可能になります。

膨大な顧客情報から、抽出したいデータを検索することができます。たとえば、お客様の居住エリアや年齢・性別、既婚か未婚かなど様々です。

この検索によって抽出したデータを活用し、お客様の嗜好や属性に応じた商品のメール配信・DM発送などを実現することができます。

また、お客様が持参したDMをスキャンし、効果を検証・分析することも可能です。

これにより、DMづくりや反応率の高い施策を打つうえで重要なデータが蓄積されるため、より効果的なプロモーション戦略を練ることが可能となるのです。

このように、顧客情報をPOSレジで簡単に取り扱い、様々な観点から分析・改善することで、より最適な施策を打つことができるようになります。

外部ツールと連携して顧客情報を使った販売施策を実施

外部ツール(Shopifyなどで構築したECサイトやLINE公式アカウントなど)と連携することで、より多くの顧客情報を用いた分析をおこなうことができ、効果的な販売施策を打つことができます。

たとえば、NECのPOSシステム「NeoSarf/POS」ではLINEのAPI機能を用いた連携をおこない、LINE公式アカウント上で会員証を発行することが可能です。これによりコストをそれほどかけずに会員情報を入手でき、会員に向けたニュースやキャンペーン情報の配信などが可能となります。

つまり、外部ツールとの連携をすることでより多くの顧客情報を集め、より精度の高いマーケティング施策を打つことができます。

各顧客の過去のオーダーデータの管理(飲食店)

オーダー情報の管理は、飲食店でよく使われます。

お客様の注文情報をリアルタイムで管理できるため、会計をスムーズに行うことが可能です。

それだけでなく、過去のオーダーデータが蓄積されるため、リピーターに対するサービスを向上させたり、お客様のオーダー傾向に合わせたクーポンの発行が可能となり、再来店率アップが見込めます。

また、売れ行きのいい商品、反対になかなか注文されない商品を把握することで、商品の分析ができ、利益率などと照らし合わせながらメニューの最適化が図れます。

予約データの管理

予約データ管理は、主にクリニックや美容室などで使われる機能で、電話や予約システムからの予約をPOSレジ内で一括管理できます。

予約状況を全体的に把握できれば忙しい時期や曜日・時間帯がわかるので、それをもとに施策を講じることも可能です。たとえば、予約やお客さんの数が少ない時間帯にキャンペーンやタイムセールを打ち出すことで来店率を促すことができます。

また、予約システムと連携可能なPOSレジもあるので予約情報をまとめて管理することで、ダブルブッキングなどのミスを減らすことが可能です。

POSレジの顧客管理機能を活用するメリット

POSレジ顧客管理機能を利用することで以下のようなメリットがあります。

  • リピート顧客増加につながる
  • 顧客情報をもとに最適な商品の提案ができる
  • 売れ筋商品などを把握することでキャンペーンを実施できる
  • 顧客情報を接客に活かせる
  • クラウド上に保存できるため紛失リスクがない
  • ポイント付与やクーポン発行で来店のきっかけを与えることができる

POSレジの顧客管理機能のチェックポイント

ここでは、POSレジの顧客管理機能のチェックポイントを紹介します。
以下の7点をチェックして顧客管理機能が備わっているPOSレジを選ぶようにしましょう。

  • 外部システムとの連携
  • セキュリティの強固さ
  • レジ端末を紛失したときの安全措置はとれるか
  • 顧客情報の活用しやすさ
  • 会員証のバーコード読み取り機能に対応しているか
  • 既存の顧客データをCSVで一括登録できるか
  • お店アプリ作成機能はついているか

外部システムとの連携

ただ顧客情報を管理するだけではなく、会計ソフト・顧客管理のCRMツール・ECサイト・会員証アプリ・経営資源管理のERPツールなど連携とすることで、顧客情報を多方面で活用可能です。

顧客情報のデータを集めただけでは、もったいないのでその先の営業やマーケティング施策につなげていけるように各種外部ツールとの連携も検討しておきましょう。例えば、ECサイトと連携させて会員ポイントを使用できるようにすれば、購買機会を増やすこともできます。CRMツールやMAツールでは、顧客情報をもとに個人に合ったメール配信などの施策が可能です。

そのほか、顧客管理機能にポイント機能が搭載されているPOSレジにおいては、会員アプリと連携することで、新製品入荷通知やポイントアップキャンペーンなど様々な販促施策を実施することが可能となります。

ただし、POSレジによって連携可能な外部ツールに限りがあるので、事前にチェックしておきましょう。また、POSレジの外部連携可能な範囲の広さについては、スマレジが他を圧倒していますので気になる方はチェックしてみてください。

セキュリティの強固さ

多くの顧客情報を管理するため、セキュリティの強固さにはこだわる必要があります。パスワード設定や、管理者・従業員にしか権限を与えないようにするなどの対策が重要です。導入を検討しているPOSレジのセキュリティレベルのチェックはよく行っておきましょう。POSレジ自体を盗難される可能性もゼロではないので、そういった際のセキュリティ対策がどうなっているかもしっかりと行いましょう。

また、POSレジ側がセキュリティが強固であっても運用の仕方によって情報漏洩につながるケースがあります。例えば、スタッフによる情報盗難防止のために許可のないUSBの差し込みを禁止する、必要のないアプリをダウンロードしないなど、セキュリティ教育をしっかりと行いましょう。

教育だけでは、防ぎきれないケースもあるので端末上の行動監視ツールや、ウィルス対策ツールの導入も別途検討を行いましょう。

POSレジのセキュリティ対策の解説や、セキュリティが強固な製品の紹介は、以下の記事で行っています。気になる方はチェックしてみてください。

レジ端末を紛失したときの安全措置はとれるか

セキュリティの強固さはもちろん重要ですが、タブレット端末でもレジとして使用できるPOSレジだからこそ、万が一レジ端末を紛失してしまったり盗難されてしまったりした場合の安全措置機能も重要です。

多くのPOSレジは、クラウド型のシステムになっているため、管理画面から端末ごとにアクセス制限をかけたり端末との連携を中止したりすることができます。最も大切な顧客情報はクラウド上に保存されているため、流出することなく、保護することが可能です。

顧客情報の活用しやすさ

顧客管理機能ではさまざまな顧客情報を見れますが、情報量が多すぎて上手く活用できない可能性もあります。そのため、条件ごとや月ごとにデータを可視化できたり、年齢や男女別でデータを把握できたりするPOSレジであれば、具体的な施策を講じやすいです。

導入を検討する際は、CSVでデータがダウンロードできるか、年齢別や男女別など様々な切り口でデータを見やすいかどうかなど、操作性や使いやすさの面もチェックしておきましょう。

会員証のバーコード読み取り機能に対応しているか

会員制度や会員ランクを設けることは、より多くの顧客情報を収集できるだけでなく、顧客の再来店率を高めたり、顧客満足度を高める点においても効果的な施策です。

バーコード式の会員証を作成する場合、POSレジでバーコードの読み取り機能が無ければ活用できません。そのため、会員証のバーコード読み取り機能が付いているかどうかチェックする必要があります。

既存の顧客データをCSVで一括登録できるか

POSレジを新たに導入する、もしくは新しいPOSレジに切り替える場合、既存の顧客データを手入力しなければならないとなると作業量は膨大になり、効率化を図れるPOSレジの良さを最大限享受できません。

そこで、Excelで利用することができるCSVファイルを活用することで、手軽に顧客データを登録することができます。そのため、すでに顧客データをなんらかの形で管理している場合は、既存の顧客データをまとめたCSVファイルを一括で登録できる機能があるかどうかをチェックしておきましょう。

店舗アプリ作成機能はついているか

POSレジによっては店舗アプリを作成する機能が付いているものがあります。

ポイントカードや会員証を自社専用のスマホアプリ化し、顧客との接点を増やすことが狙えます。

たとえば、スマレジでは「スマレジ・Shopアプリ」という店舗アプリ作成機能が搭載されています。そのほか、USENレジにも店舗アプリ作成サービス「アプリンク」があります。

また、スマホアプリを新たに作成するのではなく、LINEの公式アカウントをデジタル会員証化することのできる製品もあります。「NeoSarf/POS」ではLINEのAPIを用いた連携をおこない、LINE公式アカウント上で会員証を発行することが可能です。

自社のアプリを作成したり、デジタル会員証を検討している場合は、アプリを作成したり連携したりできる機能を備えているかどうかをチェックする必要があります。

顧客管理機能を搭載したPOSレジ11選を比較

ここでは、顧客管理機能を搭載したPOSレジ11選をそれぞれ比較・紹介していきます。

  • スマレジ|スマレジ株式会社
  • POS+(ポスタス)|ポスタス株式会社
  • Square(スクエア)POSレジ|Square
  • Airレジ(エアレジ)|株式会社リクルート
  • USENレジ|株式会社USEN
  • ReCORE POS|株式会社NOVASTO
  • NeoSarf/POS|日本電気株式会社(NEC)
  • ユビレジ|株式会社ユビレジ
  • Bionly(ビオンリー)|株式会社アライズ
  • BCPOS|株式会社ビジコム
  • LIVEREGI(ライブレジ)|株式会社藤田電機製作所

スマレジ|スマレジ株式会社

スマレジの写真
出典:スマレジ公式サイト

■スマレジの顧客管理機能のポイント

  1. スマレジAPI連携により外部ツールとの連携数NO.1
  2. 会員証アプリと連携でクーポン発行などができる
  3. 顧客データはクラウド上に保存される

■スマレジの特徴

スマレジは、アクティブ店舗数38,000店舗以上で導入されているタブレットPOSレジです。

国内2位のシェア率を誇り、その機能の豊富さ価格の安さ、操作性などが人気の秘訣となっています。

インボイス制度(適格請求書等保存方式)に対応している点や軽減税率・免税、セルフメディケーション税制など業界ごとに異なる特殊な会計方法にまで対応できる点が魅力的。

これほどまでに多機能な理由には、アプリ形式で自由に機能を追加できる「スマレジアプリマーケット」の存在があります。110以上の追加アプリがあり、必要に応じたものを自在にカスタマイズしながら導入できるため、無駄なコストをかける必要もなく、最適な料金・機能数でPOSレジを利用できます。

サポートも充実しており、メールサポートや365日対応のコールセンターが設置されており、対応時間の9:00~22:00の間であれば電話でいつでも質問することができます(365日対応のコールセンターは、プレミアムプラスプラン以上限定)。

■スマレジの顧客管理機能

スマレジの顧客管理機能では、10万件以上の顧客情報を登録でき、会員情報をどこでもすぐに確認することができます。購入履歴や会員情報を確認することで、より質の高い、お客様に合ったサービスを提供できるようになります。

ポイント付与や会員ランクの設定ができ、会員ランクによってポイント付与率を変更することも可能。ECサイトやCRM、会員証アプリなどの外部システムとの連携もできる点も魅力的で、これらのデータはすべてクラウド上に保存されるため、万が一の端末紛失時も情報流出を防げるなどセキュリティ面でも安心できます。

スマレジの会員ランク画面

「スマレジ・アプリマーケット」で顧客管理に活用できるアプリをカスタマイズすることもできます。

■料金プラン

  • スタンダード:月額0円(1店舗のみ)
  • プレミアム:月額5,500円(1店舗につき)
  • プレミアムプラス:8,800円(1店舗につき)
  • フードビジネス:12,100円(1店舗につき)
  • リテールビジネス:15,400円(1店舗につき)

■製品情報

顧客管理機能詳細購買履歴、合計購入金額、ポイント付与、 ポイント利用、会員コード設定、会員ランクの登録、会員カードバーコード読み取り、客層別の売上分析、ECサイト連携、会員証アプリ、CRM、 CSVなど
CSV出入力
会計ソフト連携
CRMツール連携
MAツール連携
主なPOSの機能基本のレジ機能、周辺機器対応、売上分析、顧客管理、複数店舗管理、本部管理、キャッシュレス決済、予算管理、小売店向け在庫管理、受注管理、免税対応、軽減税率対応、スマレジ・アプリマーケット、外部システム連携、スマレジAPI、スマレジ・タイムカード連携、オーダーエントリー、オフライン対応、セルフオーダー、 商品別税設定、データのCSV出力、スタッフ管理、セルフレ・券売機、クイックコマンド、トレーニングモード、スマレジ・ストア、イベントカレンダー、PL管理、アラート通知機能
保守・サポート対応メールサポート(平日9:00~22:00のみ)365日対応コールセンター(受付時間:9:00~22:00)※365日対応コールセンターはプレミアムプラス以上のプランのみ

POS+(ポスタス)|ポスタス株式会社

POS+のキャプチャ
出典:POS+(ポスタス)公式サイト

■POS+の顧客管理機能のポイント

  • お客様アプリで集客から顧客管理までできる
  • 電話予約とWEB予約を一元管理できる(美容・サロン向け)
  • DMの自動配信設定が可能

■POS+の特徴

POS+(ポスタス)は、月間新規導入店舗数が1,000店舗を超える人気急上昇中のタブレットPOSレジアプリで、業界初の他言語(英語・中国語・ベトナム語・タイ語・韓国語など)・他通貨に対応したPOSレジです。

レジ機能だけではなく、予約管理機能、データ分析、CRM、勤怠、給与周りまでサービスラインナップを取り揃えています。特徴的なのは、飲食/小売/理美容業界の3業種それぞれに特化したプランが用意されている点。各業種で必要になる専用機能を搭載しています。

また、非接触での店舗オペレーションも増えている中で、セルフオーダー関連製品も充実しています。セルフレジやモバイルセルフオーダーサービス、客席のタブレットから注文できるテーブルトップオーダー(TTO)も取り揃えており、メニューのレイアウトが自由度高くカスタマイズできるので訴求力を高めることが可能です。

サポートも導入前トレーニングから365日電話サポート、駆けつけサポートなど万全で、年4回のシステムアップデートもおこなっています。そのおかげで顧客の要望をすぐに反映させたり、軽減税率、免税電子化などの法対応もスムーズにおこなうことができます。

システムアップデートをし改良されていく柔軟さと、高機能さが人気の秘訣で、安心して利用できます。

その他、多店舗展開するチェーン店での導入実績が豊富です。複数店舗で使いやすい機能や動作の安定性が導入数の多さに繋がっています。

■POS+の顧客管理機能

飲食/小売/理美容のどのプランでも基本的な顧客管理機能が備わっていますが、それぞれに特徴があります。

たとえば、飲食に特化したプランのPOS+ foodでは、会員管理ができる店舗アプリサービス POS+ connect を利用することができます。会員証・クーポン・ポイントの発行、お知らせ配信などで集客から顧客管理まで一貫しておこなうことができます。

その他、ランクごとにポイント付与率や適用基準を変更できる会員ランクの設定や来店ごとに押せるスタンプ機能なども搭載しています。

該当の業種に必要な機能がそれぞれ搭載されているため、無駄なく、わかりやすく顧客管理をおこなうことが可能です。

■料金プラン

  • 小売店:月額14,000円~
  • 飲食店:月額14,000円~
  • 飲食店(小規模店舗)月額6,000円~
  • 美容・サロン:月額14,000円~

■製品情報

顧客管理機能詳細【美容・サロン向け】電子カルテ、手書きカルテ、 DM 機能、予約管理、WEB予約、 【飲食店向け】顧客分析、 お客様アプリ、ランク設定、スタンプ機能、クーポン機能、お知らせ配信など 
CSV出入力
会計ソフト連携
CRMツール連携
MAツール連携要問合せ
主なPOSの機能【全プラン共通】レジ機能、売上管理、 顧客管理、複数店舗管理、多言語対応、外部システム連携、【小売店のみ】帳票機能、バーコード印刷、予約・ 取り置き、バンドル販売・セット販売・セール販売、【飲食店のみ】予約販売、キッチン伝票出力【美容・サロンのみ】電子カルテ、スタッフの目標管理
保守・サポート対応導入店舗専用コールセンター(10:00~22:00)

Square(スクエア)POSレジ|Square

squarePOSレジのキャプチャ
出典:Square(スクエア)POSレジ公式サイト

■Squareの顧客管理機能の特徴

  1. 顧客情報が自動生成される
  2. 利用客の絞り込みや区分化
  3. シンプルな予約管理機能

■Squareの特徴

スクエアPOSレジは、海外メーカーが提供するPOSレジアプリで、全世界200万事業者での導入実績があり、世界的なブランド(ブルーボトルコーヒーなど)でも使われています。

スクエアの最大の特徴は、POSレジ機能の多くを無料で利用できる点です。小売店向け、飲食店向けの特化プランは有料ですが、無料プランでも十分活用できます。さらに、タブレット端末だけでなく、スマホでも運用可能なため、初期コストを大幅に抑え、最も安い費用でPOSレジを導入することができます※。

※タブレットPOSレジアプリ全10製品比較に基づくデータ

そのほかにも、以下のような特徴が挙げられます。

  • 量り売りに対応
  • 個別精算対応
  • バーコード読み取り対応
  • キャッシュレス決済対応(加盟店審査あり)
  • 複数店舗管理可能(最大300店舗)

業種や規模を問わず、無料で入出金管理、売上分析、在庫管理、顧客情報・勤怠管理がいつでも確認できる点が魅力的です。

■Squareの顧客管理機能

すべてのSquareの決済機能には無料の顧客関係構築(CRM)ソフトウェアが内蔵されています。商品購入時にお客様のプロフィールが自動で生成され、それ以降の取引ごとに自動でデータが上書きされます。

Squareで使用できる全ての製品・サービスと連携できるため、非常に使い勝手がいいと言えます。なお、連携できるアプリはSquareアプリマーケットで探すことができます。

Squareで使用できるその他の顧客管理機能は以下の通りです。

  • 利用客の絞り込みや区分化
  • インサイトおよびレポート機能
  • 名前、電話番号、メールアドレス、カスタムフィールドで検索
  • 購入履歴を追跡

■料金プラン

  • フリー月額0円
  • プラスプラン月額6,000円
  • プレミアム(要問合せ)

※周辺機器の費用が別途発生します

■製品情報

顧客管理機能詳細予約管理、メール・SMSによる自動リマインダー、InstagramやGoogleとの連携、キャンセル料や無連絡キャンセル手数料の設定、複数サービスのネット予約可能、 自動顧客登録、購入履歴追跡、利用客の絞り込みや区分化、インサイト・レポート機能、検索機能など
CSV出入力
会計ソフト連携
CRMツール連携
MAツール連携
主なPOSの機能売上管理、顧客管理、勤怠管理、複数店舗管理、eギフトカード、キャッシュレス決済、 予約管理、売上データ分析、スタッフ管理、顧客リスト【リテールPOSレジ】在庫管理、オンライン販売、
保守・サポート対応電話サポート(受付時間10:00~18:00)※年末年始・臨時休業日を除く

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Airレジ(エアレジ)|株式会社リクルート

Airレジ(エアレジ)
出典:Airレジ(エアレジ)公式サイト

■Airレジの顧客管理機能のポイント

  1. 日別・商品別売上分析
  2. 顧客情報紐付け機能
  3. 顧客情報統合機能

■Airレジの特徴

エアレジは株式会社リクルートが提供するタブレットPOSレジアプリで、2023年3月末時点で736,000アカウントが登録されているほど人気があります。

月額利用料金無料でほぼ全ての機能が使え、導入費用も10万円前後と安いため、個人店や小規模店にも人気で、業種も飲食店や小売店から病院・クリニックまで幅広く利用できるため選ばれています。

シンプルかつ、グッドデザイン賞を受賞するほど使いやすいにも関わらず、POSレジとして必要な機能は一通り揃っています。また、freee会計やマネーフォワードなど他社の会計ソフトサービスを中心とした各種サービスと連携することも可能です。

■Airレジの顧客管理機能

顧客情報を登録し、会計の情報を紐づけることで個々の会計履歴を確認することができます。ただし、顧客情報をもとにダイレクトメッセージなどを送る機能はないため、注意しましょう。

既存の顧客情報を一括で登録することも可能で、一度に5,000券を上限としてCSVファイルからアップロードできます(ただし、ダウンロードは不可)。さらに、顧客情報の中から条件抽出も可能となっています。

「積極的にお客様へ情報配信するためのツール」としては使い勝手は劣りますが、基本的な顧客情報を確認したり、購入履歴を確認し分析したりするうえではかなり便利に使うことができます。

■料金プラン

  • 初期費用・月額費用・サポート全般・すべての機能の利用料:0円

※周辺機器の購入費用が別途かかります

■製品情報

顧客管理機能詳細顧客情報登録、 顧客情報を変更・ 削除、顧客情報統合、 顧客情報を紐づけなど 
CSV出入力
会計ソフト連携
CRMツール連携顧客管理機能に内蔵されている
MAツール連携要問合せ
主なPOSの機能商品入力、割引・ 割増、端数値引、軽減税率、非課税、キャッシュレス、レシート出力、キャッシュドロア連携、領収書発行、バーコード読み取り、オフライン機能、伝票一覧、個別会計、返品・返金、会計前レシート、カスタマーディスプレイ機能、リソース管理、入出金、レジ締め前伝票一覧、訂正伝票作成、レジ点検・ 清算・清算履歴、取引履歴、点検レシート、清算レシート、日別売上、商品別売上、売上集計CSVのダウンロード、会計明細CSVのダウンロード、顧客管理、商品管理、基本情報管理、出前館連携 
保守・サポート対応メール、チャット

USENレジ|株式会社USEN

USENレジ|株式会社USEN

■USENレジの顧客管理機能のポイント

  • 飲食店・理美容院・小売店・整体院に特化した4つのPOSレジアプリから選べる
  • 「予約のリマインド」「誕生月」など、用途に合わせて自動送信設定ができる(USENレジBEAUTYの場合)
  • 顧客データはクラウド上に保存される

■USENレジの特徴

USENレジは、お店で使う幅広いサービスを提供するUSENグループのPOSレジで、有料タブレットPOSレジシェアNO.1の人気製品となっています(※お店で使う幅広いサービスを提供するUSENグループのPOSレジ)。

飲食店・理美容院・小売店・整体院に特化した4つのPOSレジアプリを揃えており、各業種に必要な機能が搭載されています。

たとえば飲食店向けの場合は、メニュー設定やテーブル管理、小売店向けの場合は在庫管理などの機能が、シンプルでわかりやすい操作だけで利用できます。

特にデータの集計・分析機能が優れており、約30種類の多彩な分析が店舗の仕入れや販売戦略を最適化します。

サポートも充実しており、24時間365日対応のサポートセンターやエリアを問わない無償駆けつけなど手厚いサービスが提供されています。

■USENレジの顧客管理機能

美容室向けのUSENレジBEAUTYと整体院向けのUSENレジHEALTH CAREでは、標準で顧客管理が搭載されています。

顧客情報の照会(検索)や登録、変更ができるほか、アプリからのDM(ダイレクトメール)の送信が可能です。また、顧客向けに独自のアンケートを作成することもできます。

ただし、飲食店向け・小売店向けの場合はオプション機能として顧客管理機能が利用できます。たとえば飲食店向けの場合は、RFM分析機能や購買履歴機能などの機能があります。

■製品情報

顧客管理機能詳細購買履歴、ダイレクトメール、自動送信設定、カスタマーレポート、RFM分析、電子カルテ機能、スケジュール・予約管理、ポイント管理
CSV出入力
会計ソフト連携
CRMツール連携
MAツール連携
保守・サポート対応導入前:電話・メール、補助金申請サポート、メニュー登録、設置サポート、操作トレーニング導入後:メール、電話、24時間365日サポート

ReCORE POS|株式会社NOVASTO

ReCORE POS|株式会社NOVASTO
出典:ReCORE POS公式サイト

■ReCORE POSの顧客管理機能のポイント

  • RFM分析機能が搭載されている
  • LINE会員証を発行できる
  • 会員バーコード発行が発行できる

■ReCORE POSの特徴

ReCORE POSは、小売・リユース業専門のクラウドPOSレジです。

導入実績は1,500台、1店舗5万点以上の在庫の大型店舗でも稼動しているため、安定性だということがわかります。さらに、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格ISO/IEC 27001を取得しているため、情報セキュリティの安全性も高く安心して利用することができます。

月額15,000円から始められ、専門スタッフによる無料チャット問い合わせと電話での問い合わせ(有償サポート)ができます。

そして、小売店ならではの機能として、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの複数モールに同時出品・在庫連携ができるため、販売チャネルを増やすことが可能となります。

■ReCORE POSの顧客管理機能

ReCORE POSは、優れた顧客管理機能が多数あります。

その中でも小売・リユース業専門に特化している機能が他の製品にはあまり見られない機能として特徴的です。

たとえば、POS内に蓄積された顧客(会員)データを基にして、POS画面からRFM分析や休眠顧客分析を行うことが可能です。また、会員ランクの設定もでき、会員ランクによって買取額をUPしたり、販売割引を適用することも可能になります。

そのほかには空会員発行機能が挙げられます。これは、顧客情報の入っていない空の会員データを一時的に発行することで会員カード用のバーコードを発行するための機能となっており、CSVデータにすることでプラスチックデザインでカードを作成することが可能(別途会員カード制作会社等に依頼必要)となります。

■製品情報

顧客管理機能詳細RFM分析機能、休眠顧客分析機能、空会員発行機能、LINE会員証で顧客管理、満足度アンケート送信機能、会員販促メール・SMS送信機能、顧客情報データ出力、会員ランク設定、会員バーコード発行、条件別顧客絞り込み
CSV出入力
会計ソフト連携
CRMツール連携
MAツール連携
保守・サポート対応平日営業時間内に電話・チャットにてサポート

NeoSarf/POS|日本電気株式会社(NEC)

■NeoSarf/POSの顧客管理機能のポイント

  • 顧客情報から性別・年齢・買上金額などの条件でデータ抽出ができる
  • 会員ランクの設定、ポイント付与率の変更ができる
  • LINEのお友達登録でデジタル会員証を発行できる

■NeoSarf/POSの特徴

NeoSarf/POSは、小売業に必要な機能を搭載した導入しやすいPOSシステムで、有人レジ、フルセルフレジ、セミセルフレジの3形態に対応可能です。

機能も豊富で、上記3形態のレジ機能、店舗管理機能、在庫管理機能、顧客管理機能、本部システム構築など嬉しい機能ばかりです。

NECが提供しているサービスですが、NEC製品に限らず他社のPOS専用機やPC、タブレットなどハードウェアを選ばずに導入ができます。

シンプルに操作できる点や365日対応のヘルプデスクサポート(リモートツール、電話、E-Mailでの対応)で安心して利用できる点が人気となっています。

■NeoSarf/POSの顧客管理機能

NeoSarf/POSで顧客情報を検索したり、購買履歴を参照することができるため、売上の登録時にお客さまに合った商品をおすすめしたり、会員カードを忘れてしまった場合にもポイントを付与することができます。

ポイント管理機能も充実しており、会員ランクや誕生月、レディースデーなど条件ごとにポイント付与率を変更することができます。

また、セキュリティ面でも安心できます。

個人情報保護のためにアクセス制限を全9段階でおこなうことができたり、アクセスログを採取・照会する機能もあります。これにより万一の障害時の解析にも利用できるだけでなく、顧客情報の取り扱いにおいてスタッフに対する牽制が可能です。

■製品情報

顧客管理機能詳細購買履歴管理機能、顧客条件抽出機能、DMヒット率分析、ポイント管理機能、LINE連携でデジタル会員証を発行、アクセス制限、アクセスログの採取・照会
CSV出入力
会計ソフト連携
CRMツール連携
MAツール連携
保守・サポート対応365日ヘルプデスク対応(9:00~21:00/オプションにより7:00~23:00もしくは24時間)、ハードウェア故障時の2時間以内欠け付け対応

ユビレジ|株式会社ユビレジ

ユビレジ
出典:ユビレジ公式サイト

■ユビレジの顧客管理機能のポイント

  • Salesforceと連携したクラウドサービスを利用できる
  • CSVデータの入出力ができる
  • 顧客情報を複数店舗で管理できる

■ユビレジの特徴

ユビレジの特徴は、その高い操作性と使いやすさにあります。

簡単に操作ができるため、高齢のスタッフが多いお店でもスムーズな導入が可能です。

そのためもあってか、導入店舗数国内3位と非常に人気です。

これは、継続利用率が99%と非常に顧客満足度が高いPOSレジだということが大きな理由となっています。

飲食店や小売店などに特化したオプションプランも用意されており、さまざまな業種業態で活躍してくれます。複数店舗・チェーン展開・個人店舗など、あらゆる業態・規模で利用可能です。

■ユビレジの顧客管理機能

ユビレジは、顧客管理機能が充実しています。お客様の写真付きでの登録・修正はもちろんのこと、購入情報・来店頻度なども閲覧可能です。

さらには、複数店舗間で顧客情報を共有することもできます。これにより、全店舗での購入履歴や売上が取得できるため、より精度の高い分析や再来店のアプローチが可能となります。

CSVファイルの一括アップロード・ダウンロードも可能なので、簡単に既存の顧客情報の登録が可能です。

加えて、Salesforceとの連携も可能です。ユイビレジで取得した顧客データとSalesforceに蓄積されたデータを組み合わせて、経営分析やマーケティングへの活用をすることができます。

出典:ユビレジ公式サイト

■製品情報

顧客管理機能詳細顧客検索、顧客の会計へのひも付け、顧客メモを残す、顧客の購買履歴の閲覧、顧客データのアップロード・ダウンロード、顧客情報の複数店舗共有
CSV出入力
会計ソフト連携
CRMツール連携
MAツール連携
保守・サポート対応無料メールサポート(受付時間:平日10:00〜17:00)、電話サポート(平日18時まで対応の「標準電話サポート(月額利用料:無料)」と年中無休22時まで対応の「電話サポートプレミアム(月額利用料:2,000円)」)

Bionly(ビオンリー)|株式会社アライズ

Bionly(ビオンリー)|株式会社アライズ
出典:Bionly(ビオンリー)公式サイト

■Bionly(ビオンリー)の顧客管理機能のポイント

  • カルテを簡単に検索できる
  • 手書きメモや画像を残せる電子カルテを利用できる
  • 保存容量制限なくデータを保存できる

■Bionly(ビオンリー)の特徴

Bionly(ビオンリー)は美容室・サロン専用のタブレットPOSレジです。最大の魅力は使いやすい電子カルテ機能。操作性を評価され、グッドデザイン賞も受賞しています。来店ごとに6枚までの画像を保存したり手書きでメモを残したりすることができます。

また、EC連携機能もあるため、ECでの販売をすでにしている、もしくは視野に入れている美容室・サロンにとっては大きなメリットとなります。

なお、導入価格は個別見積りです。初期設定費用は無料で、周辺機器代が導入時に必要となります

■Bionly(ビオンリー)の顧客管理機能

美容室・サロンに特化しているため、顧客管理機能も業態に合わせたものになっています。

最も特徴的なのは、電子カルテのデザインと使いやすさです。

Bionly(ビオンリー)

来店回数が分かるだけでなく、前回のカルテから何日経過しているかが一目で分かるため、ヒアリングの必要がなく、お客さま一人ひとりに応じたサービスの提供が可能となります。画像や手書きメモも同じカルテ上に表示されるのも嬉しい機能です。

大切な顧客情報は保存容量の制限なく保存できるため、安心できます。また、iPadで署名もできる「電子同意書」機能で同意書・契約書のデジタル化も行えます。

■製品情報

顧客管理機能詳細カルテ検索、来店履歴、手書きメモ、予約サイト連携、ポイント利用、メール・プッシュ配信
CSV出入力
会計ソフト連携
CRMツール連携
MAツール連携
保守・サポート対応平日10:00~18:00(メールの場合)
電話・オンラインでも対応可能

BCPOS|株式会社ビジコム

BCPOS
出典:BCPOS公式サイト

■BCPOSの顧客管理機能のポイント

  • 会員カードの発行ができる
  • スマホ会員証を利用した顧客管理ができる
  • 100万件の顧客マスタ登録ができる

■BCPOSの特徴

開発から20年、導入実績が20,000台セット以上もあるBCPOSは、POSレジのバリエーションが豊富で、一体型PCPOSレジやタブレットタイプがあります。そのため、お店のイメージや用途に最適なスタイルを選ぶことができます。

標準搭載の在庫・顧客管理機能に追加する形式でEC在庫連動やキャッシュレス決済機能、店舗アプリなどの機能を使うことができます。

月額5,500円(税込み)から利用できる点、バージョンアップによる最新システムの提供などが魅力的です。

■BCPOSの顧客管理機能

BCPOSの顧客管理では、カードもしくはスマホ会員証の読み取りによっておこないます(カードがない場合顧客検索可能ですが、作業が煩雑になります)。

お客さま1人あたり最大120件分の販売履歴を閲覧することができ、過去12ヶ月販売金額や平均単価等の動向が表示されます。

条件抽出も可能で、住所、名前等の表示のほかにDM、電子メール、携帯メールでも抽出可能です。

また、多数の外部システムと連携できるため、必要に応じたツールを駆使することが可能となります。

■製品情報

顧客管理機能詳細顧客検索機能、顧客ランクの設定(5段階)、100万件の顧客マスタ登録、購買履歴の参照、スマホ会員証の読み込み、顧客情報管理ツールへのパスワード設定、顧客情報の抽出、
CSV出入力
会計ソフト連携
CRMツール連携
MAツール連携
保守・サポート対応①無料通常サポート(平日10:00~18:00)②有償サポートプラス(365日10:00~22:00)③有償サポートワイド(365日8:00~22:00)

LIVEREGI(ライブレジ)|株式会社藤田電機製作所

出典:ライブレジ公式サイト

■LIVEREGI(ライブレジ)の顧客管理機能のポイント

  • 購買履歴にあわせたクーポン配信などの反則ができる
  • 顧客情報をもとに本格的な分析ができる
  • 店舗アプリとの連携、クーポン配信ができる

■LIVEREGI(ライブレジ)の特徴

LIVEREGIは、ランニングコストがかからない買い切り型のパソコンPOSシステムです。

シリーズ累計1000社以上の取引があるPOSレジで、自動つり銭機やセミセルフ精算の運用に特化しています。

必要最低限の機能のみを搭載することでコスト面でも導入しやすく、特に1~5店舗ほどの小規模店舗におすすめです。

デバイスはパソコン、タブレット端末などマルチに対応しており、同一店舗内3台までレジ端末として設置していただけます。

■LIVEREGI(ライブレジ)の顧客管理機能

細かく顧客情報を登録することで全16種類の分析手法から店舗の状況を分析することができます。顧客管理機能は、「グラフィカルでわかりやすい」「とにかく簡単」と人気が高いです。

条件抽出や店舗アプリと連携したプッシュ通知、クーポン配信が可能なため、販促に最大限活用することが可能です。

また、顧客情報の「重複チェック機能」もあるため、二重でお客様情報をすることはありません。顧客情報を自由に検索・分析し販促に繋げることが可能です。

■製品情報

顧客管理機能詳細重複チェック機能、店舗アプリとの連携、16種類の分析、プッシュ通知やクーポン配信
CSV出入力
会計ソフト連携
CRMツール連携
MAツール連携
保守・サポート対応有償サポート

ここまで、定番POSレジの顧客管理機能を中心に説明してきました。別のPOSレジの機能や特徴・価格を知りたい方は、下記の記事で詳しく解説しています。気になる方はチェックしてみてください。

POSレジの顧客データを最大限に活かす方法

POSレジの顧客データの活用イメージ

顧客データを活かす方法はシンプルに説明すると、データ分析を行いデータに基づく施策を講じるという方法になります。
ここでは、データ分析とその施策例を4種類紹介していくので、顧客データを活用する際の参考にしてみてください。

RFM分析

RFM分析とは、Recency(直近いつ)・Frequency(頻度)・Monetary(購入金額)の3つの視点で顧客をグループ分けして分析を行う方法です。

これにより、各顧客グループに適した施策を講じることができます。

例:新規顧客・常連顧客・優良顧客などにグループ分けして各顧客に適した施策を講じる

デシル分析

デシル分析は、顧客の購買履歴データから全顧客の購入金額を高い順に10等分してランク付けし、各ランクの購入比率や売上構成比を算出する分析方法です。

デシル分析によって、売上貢献度の高い優良顧客層を把握することができ、優良顧客をターゲットにした集中的なマーケティング施策が可能になります。

例:

  1. 100名の顧客を購買金額の多い順に並べて10等分する
  2. 購買金額の比率を各グループごとに算出
  3. 全体の購買金額の比率から各グループの購買金額が何%になるか算出
  4. 各グループの売上比率がわかるため、ターゲットを絞れる

セグメンテーション分析

セグメンテーション分析では、顧客の年齢や性別、行動パターンごとにグループ分けして、どのような商品がどの年齢層や職業の人に売れているかを分析します。これにより、狙うべきターゲットを絞ることが可能です。

例:30代の女性向け商品を販売しているが売れ行きが思わしくない場合

  1. セグメンテーション分析を行い実際の購買層を把握する
  2. 以外にも30代ではなく10代~20代の女性にニーズがあるとわかる
  3. ターゲットを10代~20代の女性切り替える

行動トレンド分析

行動トレンド分析は、ある特定の時期に購買活動を行なっている顧客に絞って、顧客の共通点や特徴を分析します。

例:

「夏によく購入しているのは30代の九州・沖縄地方の顧客」

「年末年始に購買活動が活発になるのは〇〇の職業に就いている顧客」

これらの分析結果をもとにキャンペーンやお知らせを行う。

POSレジ以外の顧客管理方法もチェック

POSレジ以外の顧客管理方法を考えているイメージ

ここでは、POSレジ以外の顧客管理方法を紹介します。POSレジと連携できるものもあるので参考にしてみてください。

エクセル、スプレッドシート

多くのPOSレジはCSV出力が可能なので、POSレジと別途でエクセル管理したい場合、簡単にエクセルで顧客管理が行えます。

ただし、エクセルで顧客管理を行う場合は、運用ルールを明確にしておきましょう。1つのファイルを複数人が使用することになるため、誰がどのデータを入力したのか分からなくなる可能性が高いです。データを書き換えられてしまう可能性もゼロではありません。

CRMツール

CRMツールも多くのPOSレジと連携可能です。CRMツールは、POSレジと連携させることで、より有効に活用できます。また、費用を抑えたい場合はもともとPOSレジにCRM機能が備わっているものを選ぶといいでしょう。

MAツール

MA(マーケティングオートメーション)ツールは、新規顧客獲得におけるマーケティング施策を可視化・自動化できるツールです。

見込み客の行動に合わせた施策を講じることができるので、利用するメリットは大きいでしょう。

ただし、導入効果が出るまでは一定の期間が必要です。

SFAツール

SFAツールは営業支援ツールとも言われています。CRMは「顧客を見える化」できますが、SFAは「営業を見える化」することが可能です。

SFAの機能には、基本的な顧客管理機能が備わっていますが、メインは営業に関する機能になります。そのため、施策を講じるまでのプロセスや結果などを可視化するには適しているでしょう。

会計ソフト

会計ソフトは、日々の売上データを正確に管理する上では欠かせません。

会計ソフト上には売上や仕入れの情報、金銭の取引情報など、すべての取引データが含まれており、顧客情報の一種と捉えることもできます。

顧客数が比較的少ない場合は会計ソフトで顧客管理をおこなうことも可能です。

ただし、会計ソフトだけで顧客管理をする場合は、限度が生じます。

金銭を伴わない取引や個人情報、顧客データの抽出・分析などはおこなえないため、十分注意する必要があります。

なお、多くのPOSレジは会計ソフトと連携可能ですが、メーカーによって連携できるPOSレジは異なるので、使用している会計ソフトがPOSレジと連携できるかどうかは事前に確認する必要があります。

顧客管理はなぜ必要?重要性を解説

顧客管理とは、顧客に関する基本的な情報をはじめ、過去の購買履歴や売り上げなどを管理することです。以前までは紙媒体で管理していましたが、近年はほとんどの企業がソフトウェアを使用して管理しています。

顧客管理は企業や店舗を経営する上で非常に重要であり、おろそかにしてはいけない要素です。

顧客管理の重要性

顧客管理は、新規顧客の獲得や既存顧客のリピート率を上げるためには重要な要素です。

さまざまな顧客情報を管理することで、講じた施策がどのような結果を生み出したかを把握できるようになります。その結果をもとに、新たな顧客を獲得するための施策を講じることも可能です。

また、既存顧客の情報を分析することで顧客の購買傾向が分かるため、何に興味関心を示しやすいのかを把握可能です。分析結果を接客の際に活かせば、リピート率を向上させることもできます。

このように、なんとなく頭のなかで覚えるのではなく情報を管理して可視化することで、より良いサービスを提供できるようになるのです。

まとめ

POSレジの顧客管理機能は、店舗や施設を運営する上で非常に便利で重要な機能です。

的確に分析を行い、施策を講じることができれば新規顧客の獲得・リピート率の向上が期待できます。

POSレジを導入した際は、今回の記事で紹介した内容を参考に顧客管理機能を活用してみるといいでしょう。

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この記事を書いた人

POSレジ・自動釣銭機・券売機・キャッシュレス決済端末など、レジとその周辺サービスの研究・調査を日々行い、そこで得た知見や調査データを記事に反映しています。
編集長は一部の人に「POSレジオタク」とも呼ばれており、メーカーの枠にとらわれない幅広い知識を持っています。

これまで300件を超えるPOSレジや自動釣銭機、セルフレジの選定サポート・導入支援・販売を行ってきました。(補助金に関する支援も行っています。)
サポートの中で得た知見も記事に反映し、どこよりもわかりやすく情報が網羅されたレジのコンテンツ記事を目指していきます。

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