富士通のPOSレジの価格や特徴・評判・操作マニュアルを解説！

富士通フロンテックのPOSレジは、東芝やNECと並ぶ三大主要メーカーです。幅広い業種に特化したソフトウェアと、店舗のニーズにも柔軟に対応できるハードウェアを取り扱っています。では、具体的にどのような製品があるのでしょうか。

今回は、富士通フロンテックで取り扱っているPOS製品や導入することで得られるメリットを解説します。これからPOSレジの導入を検討している方や、富士通のPOSレジについて知りたい方の参考になれば幸いです。

富士通のPOSレジの特徴とは？

富士通フロンテックはPOSレジ業界でシェア数の約18％を占めており、東芝やNECと並ぶ主要メーカーとなっています。POSシステムとさまざまな業種に特化したハードウェアを扱っており、ラインナップが豊富です。

店舗の規模に応じた導入にも対応でき、幅広いニーズにも柔軟に対応できます。また、ソフトとハードの両方を取り扱っているので、サポート窓口を1カ所に集約できる点もメリットといえるでしょう。

さらに、Brainforceウォークスルーチェックアウトとの連携により、従来とは違った会計方法を生み出している点も特徴です。導入すれば、オンラインとオフラインを融合して商品を見ながらレジスキャンを完了することができます。

商品を全て登録した後、生成されたQRコードをレジにかざすだけで会計へ進めるので非常にスピーディーです。顧客はレジ待ちのストレスから解消されると同時に、従業員にとっても業務負担を軽減できます。

会社名	富士通フロンテック株式会社
POSレジシェア率	約18％
POSレジ取り扱い製品数	15製品

富士通のPOSレジの特長・メリット

まずは富士通で取り扱っているPOSレジの特長・メリットについて解説します。特長・メリットは以下の通りです。

• どんな空間にも溶け込む高いデザイン性
• 小売店、飲食店向けに充実した機能を搭載
• 大手メーカーだからこその高い保守サポート力
• 豊富な周辺機器バリエーション。お店に合わせた機器構成が組める
• 大規模な百貨店向けのソリューションが充実

どんな空間にも溶け込む高いデザイン性

富士通のPOSレジは高いデザイン性が特徴です。フルフラットディスプレイを採用するなど、製品全体の凹凸を少なくしています。製品内へ埃や水滴が入り込みにくく、日々のお手入れも簡単です。

カラー展開はホワイトやブラックなどシンプルな色合いで、どんな空間にも溶け込みやすくなっています。専門店や飲食店だけでなく高級百貨店など、ジャンルを問わず設置しやすいデザイン性の高いハードウェアです。

小売店、飲食店向けに充実した機能を搭載

富士通のPOSシステムは、売上や顧客・在庫や店舗間移動といった商品状況などを管理できる機能を搭載しています。連携できる周辺機器も豊富で、オーダーや決済方法の間口を広げることも可能です。

ハンディターミナルと連携すれば、店舗の在庫状況や商品の流れもひと目で確認できます。在庫を確認するためにわざわざバックオフィスへ行く必要もなく、顧客へのサービス提供も素早く行えるでしょう。

24時間365日体制のヘルプデスクも利用でき、夜間営業の店舗でも安心して導入できます。

大手メーカーだからこその高い保守サポート力

富士通は全国で知らない人はいない程の大手トップメーカーで、その特性を活かした高いサポート力も魅力です。導入時はもちろん、運用中も安心して利用できるよう幅広い方法で対応してくれます。具体的なサポート内容は次の通りです。

導入展開サービス	工場出荷から組立・インストールと設定・店舗への出荷・設置・動作確認までトータルサポートしてくれます。インストール設定〜出荷のみの場合にも対応して おり、店舗の希望に合わせたサポートが可能です。
無線LAN導入調査サービス	スムーズにPOSシステムを活用するため、フロアの無線LAN状況を調査し最適な運用方法を提案してくれます。
POS導入支援サービス	POSシステムのインストールやシステム・パラメーターといった設定をサポートするサービスです。
POS教育サービス	POS運用に必要な操作マニュアルを店舗に合わせて作成してくれます。地区単位や店舗ごとだけでなく、OJT形式でのオンサイト教育などの操作説明も対応可能です。
TeamConnect  NEW	24時間365日対応のAIチャットボットで、いつでも好きな時に問い合わせできスムーズに回答を得られます。さらに、業務システムと連携することで自動で各種手続き業務を行ってくれる点も特徴です。
ヘルプデスクサービス	最大で24時間365日対応の電話受付窓口を設置しています。トラブル時にもワンストップでサポートしてくれるので安心です。
リモート監視サービス	店舗運営に特化した開閉店やPOS・ハードウェアをリモートで監視してくれるサービスです。
センターサービス	本部システムの運用代行をしてくれます。実施内容は、集配信・MD・BOなど各種システムの業務監視や、オペレーションの実施です。
センドバック修理サービス	富士通製のモバイルハンディ端末が故障や破損した際に、送付すれば修理して返却してくれるサービスです。
用品配送サービス	店舗で利用している小型端末や周辺機器の予備機をあらかじめ預かっておくサービスです。店舗で使用している機器が故障した際には、預かっていた予備機の設定を完了させたうえで店舗へ配送してくれます。
SupportDesk Standard	故障した際に、当日中の訪問修理やOSサポートを行うサービスです。店舗の要望に応じて定期点検を実施してくれます。

豊富な周辺機器バリエーション。お店に合わせた機器構成が組める

富士通のPOSレジは、連携できる周辺機器が豊富な点も特徴です。店舗のニーズにあわせて構成でき、来店顧客へのサービスと生産性の向上を実現できます。以下は、連携できる周辺機器の一例です。

• レシートプリンター
• バーコードスキャナ
• キャッシュドロア
• カスタマーディスプレイ/カスタマー LCD
• 磁気カードリーダー / POSキーボード
• 自動釣銭や釣札機

など

大規模な百貨店向けのソリューションが充実

富士通のPOSレジは、多くの業種や規模に制限なく利用できます。そのため、大規模な百貨店向けのソリューションが充実している点も特徴です。POS端末・タブレット・スマホなどデバイスに制限がなく、コストを抑えつつ店舗に最適な機器構成ができます。

機能はプラグイン構造で、必要な部分のみを選択・利用が可能です。百貨店に店舗を構える複数の業種・業態・チェックアウトバリエーションにも柔軟に対応できます。店舗が使いやすい機能を取り入れることでスムーズな会計ができ、顧客満足度の向上も期待できるでしょう。

さらに「Brainforceウォークスルーチェックアウト」とAPI連携することで、これまでとは違う会計サービスを提供できます。導入すれば商品をカートに入れる際にバーコードをスキャンし、最後に支払い機での会計が可能です。

支払い機の入り口にゲートを設置し、スタッフを配置すれば不正監視も簡単に行えます。レジが混雑しがちな大型量販店でもスムーズな会計を実現できるのです。

富士通のPOSレジのデメリット

富士通のPOSレジはメリットが大半である反面、店舗によってはデメリットを感じてしまう部分もあります。では、具体的にどのような場合にデメリットを感じるのでしょうか。以下で詳しく解説します。

• 価格を抑えて導入したい小規模店・個人店には不向き
• 導入が向いていない業種がある

価格を抑えて導入したい小規模店・個人店には不向き

富士通のPOSレジはハードとソフトの両方をカバーでき、窓口をひとつにまとめられる点が特徴です。連携できる機器や搭載されている機能が豊富で、サポートも充実しておりフル活用すれば非常に便利な製品といえます。

しかし、便利である一方で価格が高くなってしまうというデメリットがあります。価格については営業との交渉も深く関係してくるでしょう。その場合、導入台数が1〜2台という小規模店や個人店は交渉できるカードが少なく不利な状況となってしまいます。

他社POSレジシステムであれば導入費0円のメーカーも少なくありません。機能面でも大きく見劣りはしないので、価格を抑えたいようであれば他メーカーも検討してみましょう。

導入が向いていない業種がある

富士通のPOSレジは機能が豊富で導入が向いていない業種は、ほとんどありません。ただし、POSシステム自体が不要という店舗であれば導入しても宝の持ち腐れになるでしょう。例えば、1人で全てを管理できるほどの小規模店がそれに該当します。

顧客や在庫の管理は必要ない・売上金だけ分かれば良い店舗の場合も従来型のレジスターが最適です。導入費用やランニングコストも抑えられ、シンプルに運用できます。

富士通のPOSレジの評判・口コミ・導入事例

ここからは、富士通のPOSレジを実際に使っている店舗からの評判や口コミを紹介します。

流通小売店の導入事例からみるNECのPOSレジの評判・口コミ

富士通のPOSレジは15型のディスプレイを採用しており、年配のチェッカーも会計状況が見やすくなりました。電子多項目キーボードも大きく見やすいため「チェッカーに優しい」と好評です。

“ビール券など金額が複雑な金券も、JANコードを読み取るだけで正確に判別できるようになりました。カスタマーディスプレイについても、7型の大画面となっています。これまでは一品しか表示できなかったのが複数品目表示できるので、お客様自身が確認しやすくなりました。

実際に、商品を読み取っている最中にお客様から確認の声掛けがほとんどありません。スキャンした商品を確認するために手を止める必要がないので、素早く会計を進められます。”

出典：https://www.fujitsu.com/jp/group/frontech/resources/case-studies/maruto/

ファッション専門店での導入事例からみるNECのPOSレジの評判・口コミ

“10カ月という短い準備期間でもスムーズに立ち上げることができたのが、最初に感じた効果です。当店では、従来の棚卸で6,000点の商品を10人で約20時間かけて行っていたのが課題でした。

それがRFIDリーダ・ライタシステムを導入した「ビーミング ライフストア」では、3人で2時間あれば終了できます。日々のレジ会計業務も大幅にスピードアップし、レジ待ちのお客様の列を解消できるようになりました。

会計時、レジカウンターに商品を置いただけで商品データが瞬時に読み取られます。素早く会計を終わらせられるので、セール時のレジが混雑しやすいときでもお客様を待たせることがありません。空いた時間を顧客対応に使えるようになった点は、特に高く評価しています。”

出典：https://www.fujitsu.com/jp/services/application-services/enterprise-applications/glovia/case-studies/beams/

富士通のPOSレジ製品ラインナップ・関連ソリューションをまとめて紹介

ここからは、富士通の取り扱うPOSレジ製品ラインナップや関連ソリューションをまとめて紹介していきます。

• 富士通のPOSレジハードウェア
• 富士通の総合POSソリューション
• 富士通の量販店向けPOSシステム・関連サービス
• 富士通の専門店向けPOSシステム
• 富士通のフードサービス（飲食店）向けPOSシステム・関連サービス
• 富士通の百貨店向けPOSシステム
• 富士通の専門店・飲食店向けPOSシステム

富士通のPOSレジハードウェア

• TeamPoS7000 Aシリーズ（モデルA240）
• TeamPoS7000 Mシリーズ（モデルM240）
• TeamPoS7000 Cシリーズ（モデルC240）
• TeamPoS1100EX
• WS-POS制御ライブラリ

TeamPoS7000 Aシリーズ（モデルA240）

どんな店舗にも溶け込む上質でシンプルなデザインと実用性を兼ね備えた製品です。本体とLCD・ベースユニットが一体化しており、省スペースでも設置ができます。カラー展開は、店舗のイメージを壊さないオーシャンブラックとロイヤルホワイトの2色です。

連携できるカスタマーディスプレイの種類も豊富で、店舗の用途に応じて選べます。12.5型や15型の大型カスタマーLCDにも対応しており、商品広告などを表示して効果的な宣伝も可能です。

■TeamPoS7000 Aシリーズの特長・メリット

• スピーディーで多彩なレシート印字が可能
• 自然に溶け込む上質デザイン
• 用途に応じて選べるカスタマーディスプレイ

■製品基本情報

タイプ	ターミナル
対象業種	汎用
導入価格	要問い合わせ
月額料金	要問い合わせ

TeamPoS7000 Mシリーズ（モデルM240）

高いデザイン性を保持しつつ、専門店から量販店まで幅広く対応できる製品です。カウンターへはもちろん、電子多項目キーボードや固定スキャナなどと組み合わせ流し台へ設置することもできます。

カメラ型スキャナなど最新のオプション機器との連携もでき、会計業務の質を向上させることも可能です。ディスプレイの角度や位置を調整できるダブルアームを採用し、レジスタッフが感じる身体の負担も軽減できます。

検銭台・備品スペースなど、便利な収納スペースは標準搭載です。

■TeamPoS7000 Mシリーズの特長・メリット

• 値引きラベルが読み取り可能なカメラ型スキャナ搭載
• ディスプレイの位置や角度を調整できるダブルアーム
• 流し台設置で量販店にも対応

■製品基本情報

タイプ	対面
対象業種	汎用
導入価格	要問い合わせ
月額料金	要問い合わせ

TeamPoS7000 Cシリーズ（モデルC240）

省スペースでも設置できるコンパクトボディでありながら、高性能のシステムを搭載した製品です。プリンターや電源を内蔵しており、コードまわりをスッキリさせることができます。ロイヤルホワイトとブラックの2色があり、店舗のイメージに合わせた運用が可能です。

メモリには安定した運用ができるSSDを採用しています。また、不測の事態にも対処できるバックアップバッテリーを標準搭載している点も特徴です。メンテナンスがしやすい設計で、故障時の復旧がスムーズに行えます。

■TeamPoS7000 Cシリーズの特長・メリット

• 洗練されたデザインと高性能を実現
• プリンター内蔵のコンパクトボディ
• 万一のトラブルを未然に防ぐバックアップバッテリーを標準搭載

■製品基本情報

タイプ	ターミナル
対象業種	汎用
導入価格	要問い合わせ
月額料金	要問い合わせ

TeamPoS1100EX

コンパクト＆軽量サイズで持ち運びができる製品です。製品側面に手がかりがあり、店舗のレイアウト変更の際にも簡単に設置場所を変えられます。ディスプレイサイズは8.4型〜15型まで選べ、直感的な操作ができるタッチパネルに対応可能です。

背面にPOPが立てられるスリットを設置しており、活用することで店舗情報を効果的にアピールできます。シンプルでスッキリとしたデザインなので、ショーケースに設置しても邪魔になりません。

■TeamPoS1100EXの特長・メリット

• 持ち運びもできる軽量サイズ
• 8.4型～15型まで選べる画面サイズ
• POPが立てられるスリット搭載

■製品基本情

タイプ	タブレット
対象業種	汎用
導入価格	要問い合わせ
月額料金	要問い合わせ

WS-POS制御ライブラリ

複数のPOS端末から1台の周辺機器へアクセスできるシステムです。従来ではPOSシステムに直接接続された周辺機器しか利用できないため、利用したい台数分だけ用意する必要がありました。

WS-POS制御ライブラリを利用することで、直接接続されていない周辺機器とも連携でき自由な構成ができます。アプリをダウンロードすればオフラインでも利用できるので、催事や移動販売でも利用可能です。「TeamPoS7000シリーズ」「TeamPoS1100EX」に対応しています。

■WS-POS制御ライブラリの特長・メリット

• 複数のPOSレジをひとつの周辺機器と連携できる
• 「TeamPoS7000シリーズ」「TeamPoS1100EX」に対応
• ネットワーク環境にとらわれず利用できる

■製品基本情報

タイプ	次世代POS標準化規格
対象業種	汎用
導入価格	要問い合わせ
月額料金	要問い合わせ

富士通の総合POSソリューション

ここでは、富士通の総合POSソリューションとして以下の製品を紹介していきます。

• TeamStore/DX

TeamStore/DX

大型百貨店・量販店・専門店向けのシステムを統合しつつ、それぞれが使いやすいよう設計されたPOSソリューションです。POS機器やスマホ・タブレットなどデバイスにとらわれず利用できるよう設計されており、開発コストを抑えられます。

機能は、必要分だけを選択・利用できるプラグイン構造です。不必要な機能は省かれるので、スタッフや顧客の手を煩わせません。さらに、Brainforceウォークスルーチェックアウトとの連携で新しい会計スタイルが実現可能です。

■TeamStore/DXの特長・メリット

• マルチOS・マルチデバイスに対応可能
• 必要な機能のみを選択・利用できる
• Brainforceウォークスルーチェックアウトで新しい会計スタイルを提供

■製品基本情報

タイプ	POSソリューション
対象業種	大型百貨店・量販店・専門店
導入価格	要問い合わせ
月額料金	要問い合わせ

富士通の量販店向けPOSシステム・関連サービス

ここでは、富士通の量販店向けPOSシステム・関連サービスとして以下の製品を紹介していきます。

• TeamStore/M
• TeamPoS/SP（チームポス・エスピー）
• TeamPoS/SR

TeamStore/M

スーパーなど、チェーン展開する量販店に最適なPOSシステムです。2人制レーンに設置でき、質の高いサービスを顧客に提供できます。ディスプレイは15型にも対応しており、画面を見続けなければならないチェッカーの負担軽減が可能です。

さらに、店舗オリジナル電子マネーとして運用できる「ハウスカード機能」も利用できます。合わせて導入すれば、お釣りの無いスムーズな取引ができるだけでなく顧客の囲い込みも期待できるでしょう。

■TeamStore/Mの特長・メリット

• 2人制レーンに設置できる
• 15型のディスプレイに対応
• オリジナル電子マネー「ハウスカード機能」搭載

■製品基本情報

タイプ	レーン（対面型システム）
対象業種	スーパーなどの量販店
導入価格	要問い合わせ
月額料金	要問い合わせ

TeamPoS/SP（チームポス・エスピー）

商品登録はチェッカーが、会計は顧客が行うセミセルフレジに対応したPOSシステムです。会計を行うペイメントステーションは、幅338mm・前機種比約77％のコンパクト設計になっています。

チェッカー画面上でペイメントステーションの状況を確認でき、トラブル時にも迅速な対応が可能です。ガイダンスは日本語の他に英語と中国語（簡体字）・韓国語にも切り替えできます。

人間工学に基づいた自動釣銭機の配置で、操作に慣れない顧客でも会計がスムーズです。

■TeamPoS/SPの特長・メリット

• セミセルフレジの導入に最適
• 幅338mm・前機種比約77％のコンパクト設計
• ペイメントステーションの稼働状況を簡単に確認できる

■製品基本情報

タイプ	セミセルフレジ対応システム
対象業種	スーパーなどの量販店
導入価格	要問い合わせ
月額料金	要問い合わせ

TeamPoS/SR

顧客自身が商品スキャンと会計を行うフルセルフレジに対応したシステムです。顧客は自分のペースで会計でき、店舗スタッフは運用効率アップを実現できます。非対面で会計できるため、感染症対策にも役立つでしょう。

さらに「TeamStore」シリーズと連携することで、通常レーンPOSやセルフペイメントシステムとの混在も可能です。オプションのマルチ決済端末にも対応しており、顧客満足度をさらに向上させることができます。

■TeamPoS/SRの特長・メリット

• フルセルフレジ対応システム
• 店舗運用効率を向上できる
• 「TeamStore」シリーズと連携し、通常レーンPOS・セルフペイメントシステムと混在も可能

■製品基本情報

タイプ	フルセルフレジ対応システム
対象業種	スーパーなどの量販店
導入価格	要問い合わせ
月額料金	要問い合わせ

富士通の専門店向けPOSシステム

ここでは、富士通の専門店向けPOSシステムとして以下の製品を紹介していきます。

• TeamStore/S

TeamStore/S

見やすい文字サイズと明快な画面設計で、新人やアルバイトでも直感的な操作ができます。購買履歴照会・価格コントロール・未決管理など、専門店にとって欲しい機能が充実している点が特徴です。

RFIDを利用した商品登録機能を標準搭載しています。レジ台部分にRFIDリーダ「カウンターセンサー」を設置すれば、商品の読み取り・登録もスピーディーです。レジの回転率を上げられるので、混雑を未然に防げます。

■TeamStore/Sの特長・メリット

• 新人やアルバイトでも操作がしやすい画面設計
• 購買履歴照会・価格コントロール・未決管理などの機能を搭載
• RFIDリーダ「カウンターセンサー」でスピーディーな商品登録

■製品基本情報

タイプ	専門店向けシステム
対象業種	ファッション・アパレル、ドラッグストアなどの小売店
導入価格	要問い合わせ
月額料金	要問い合わせ

富士通のフードサービス（飲食店）向けPOSシステム・関連サービス

ここでは、富士通のフードサービス（飲食店）向けPOSシステム・関連サービスとして以下の製品を紹介していきます。

• TeamStore/F
• TeamStore/F SelfOrder
• CloudStage F

TeamStore/F

イートインやテイクアウトのどちらの業態でも運用できる、飲食店専用レジシステムです。現金はもちろんクレジットカード・各種電子マネーなどに幅広く対応しており、決済による制限はありません。

一括訂正会計操作では、明細印字や電子ジャーナル記録が行われ「誰が」「いつ」「どんな」操作をしたのか確認できます。自動釣銭機と連携すれば、現金の管理もスムーズです。オーダーエントリーシステムとの連携で、リアルタイムな売上見込み情報を取得できます。

■TeamStore/Fの特長・メリット

• イートイン・テイクアウトのどちらでも運用できる
• 多彩な決済方法に対応
• 一括訂正会計操作の明細印字や電子ジャーナル記録により不正を防止

■製品基本情報

タイプ	フードサービス業向けPOSシステム
対象業種	飲食店
導入価格	要問い合わせ
月額料金	要問い合わせ

TeamStore/F SelfOrder

顧客のスマホからセルフオーダーとセルフ決済を行える飲食店専用システムです。専用端末やアプリのインストールが不要なので、手軽に操作を始められます。店舗スタッフはオーダーを取る必要がなくなり、その他の顧客サービスの充実も可能です。

利用料は定額制か従量制課金から選択できます。どちらもシステムを介して注文された金額に対して請求されるため、運用コストを最小限に抑えられるでしょう。日本語のほかに英語・中国語（簡体・繁体）・韓国語に対応しており、外国人の方でもスムーズに操作できます。

■TeamStore/F SelfOrderの特長・メリット

• 顧客自身のスマホでオーダーや会計を行える
• 定額制か従量制課金から選べる利用料
• 日本語のほか英語・中国語（簡体・繁体）・韓国語の5言語に対応

■製品基本情報

タイプ	セルフオーダリングシステム
対象業種	飲食店
導入価格	要問い合わせ
月額料金	要問い合わせ

CloudStage F

飲食店の運営に特化したクラウドサービスです。店舗だけでなく本部の運営をシームレスに繋げられます。店舗ごとの売上管理もでき、効率的な戦略が立てやすくなるでしょう。必要なサービスのみを月額費用だけで利用が可能です。

さらに、会計・人事・給与などの外部システムとも連携できます。ユーザーごとに機能の利用権限を設定できるので、データの漏洩リスクもありません。画面デザインは誰でも直感的な操作ができるようユニバーサルデザインを採用しています。

■CloudStage Fの特長・メリット

• 飲食店に特化したクラウドサービス
• 必要なサービスのみを月額費用で利用できる
• 画面デザインはユニバーサルデザインを採用

■製品基本情報

タイプ	SaaS型業務支援ソリューション
対象業種	飲食店
導入価格	要問い合わせ
月額料金	要問い合わせ

富士通の百貨店向けPOSシステム

ここでは、富士通の百貨店向けPOSシステムとして以下の製品を紹介していきます。

• TeamStore/D

TeamStore/D

未結伝票レス化を実現できる百貨店向けのPOSシステムです。電子ジャーナルにも対応しており、可視化もしやすいです。ポイントや友の会・百貨店ギフトカードなど、顧客サービスに対するオプション機能も利用できます。

POS機器（TeamPoS1100EX）と組み合わせることで、自由なレイアウトの実現が可能です。さらに、顧客の目の前で決済を行うモバイルPOSと組み合わせることもできます。顧客の不安を解消しつつ、サービスを提供できる機能が豊富です。

■TeamStore/Dの特長・メリット

• 伝票レス機能を持つ百貨店向けPOSシステム
• 全ての売り場にフィットできるPOSスタイル
• ポイントや友の会などの顧客サービスオプションが豊富

■製品基本情報

タイプ	百貨店様向けPOSシステム
対象業種	百貨店
導入価格	要問い合わせ
月額料金	要問い合わせ

富士通の専門店・飲食店向けPOSシステム

ここでは、富士通の専門店・飲食店向けPOSシステムとして以下の製品を紹介していきます。

• FrontStore（フロントストア）

FrontStore（フロントストア）

売上・顧客・在庫の移動状況や棚卸などの管理ができる専門店・飲食店向けのPOSシステムです。連携できる周辺機器が豊富な点も特徴です。クラウド型マルチ決済システム「J-Mups」と連携すれば、顧客サービスをさらに広げられます。

POS端末のみで利用ができるので、パソコンやサーバーを揃える必要はありません。親POSを含めて最大10台まで親子接続が可能で、店舗ごとの自由な構成が可能です。運用開始から5年間のヘルプデスクサービスが標準装備となっています。

■FrontStoreの特長・メリット

• 売上・顧客・在庫の管理ができる専門店・飲食店向けPOSシステム
• クラウド型マルチ決済システム「J-Mups」など連携システムが豊富
• POS単体で利用できる

■製品基本情報

タイプ	専門店向け販売管理機能付きシステム
対象業種	専門店、飲食店
導入価格	要問い合わせ
月額料金	要問い合わせ

価格をおさえて導入するならPOSレジアプリもチェック！

富士通のPOSレジは高機能である反面、高価格帯である点がデメリットです。もしも、価格を抑えてPOSレジを導入したい場合はPOSレジアプリを検討するとよいでしょう。代表的なメーカーは、次の通りです。

• スマレジ
• エアレジ

これらも幅広い業種で利用できる機能が充実しており、連携可能な周辺機器やシステムが豊富です。機器の導入費用は10万円から購入でき、システムの初期費用は0円〜と安価で利用できます。

月額費用はスマレジ、エアレジともに0円から運用できる点も特徴です。価格の安さを求めるようであれば、合わせてチェックしてみることをおすすめします。

まとめ

富士通のPOSレジは、東芝やNECと並ぶトップシェア数を誇るメーカーです。その名の通り自社オリジナルの機器やシステムを豊富に取り揃えており、店舗のニーズにワンストップで応えられます。

ただし、POSレジアプリと比較すると価格は高めで新規開店や費用を抑えたい個人店には不向きともいえるでしょう。店舗だけでなく本部運営をシームレスにつなげる機能が充実しているので、管理システムを検討している方におすすめです。

富士通のレジを見ている方におすすめのPOSレジ

富士通のレジ以外のPOSレジにも、おすすめのサービスは多数あります。
当サイトでは各製品のメリットやデメリット、違いを解説していますので比較しながら、自店舗に最適なものを導入しましょう。

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