編集部おすすめ度:3.7
STORESレジはネットショップ作成サービス「STORES」と連動して活用できる低価格POSレジです。ほとんどの機能が月額利用料金0円で使えます。0円プランだとバーコードスキャン機能だけ使えません。小売店におすすめの製品で、ネットショップの開設も一緒にできるので店舗だけでなくwebでも売り上げを伸ばしたいと考えているお店にぴったりです。また、関連サービスの「STORES決済」とも連携して利用できます。キャッシュレス決済手数料が、特定の業種でお得な決済端末です。医療機関・理美容室であれば破格の手数料1.5%~活用可能です。
≪STORESレジ≫のポイント
- ネットショップと連動して使える低価格クラウドPOSレジ
- キャッシュレス決済の導入がスムーズ。医療機関や理美容室なら決済手数料もお得(1.5%~)
- ネットショップの開設もできる!
料金プラン
- フリープラン:月額0円
- スタンダードプラン:月額2,980円(クレジットカードで年払いの場合は初月無料)
STORES(ストアーズ)レジの評価・レビュー
STORESレジをPOSレジ全50製品と以下の観点から相対比較して決定したレビューを紹介します。
操作性に関しては実際に利用して検証しています。
- 価格(導入費用・月額利用料金)
- 機能の充実度・性能
- サポート対応
- 操作性・使いやすさ
- 外部システム連携
STORES(ストアーズ)POSレジの総合評価:3.7|
STORESレジは、実店舗とネットショップを連携してリアルタイムで在庫状況や商品情報を管理できるPOSレジです。関連サービスに無料のネットショップ作成「STORES」やキャッシュレス決済「STORES 決済」があります。
導入費が安く、月額利用料も無料プランがあるので費用が気になる方にもおすすめです。さらに、有料プランになるとバーコードスキャンを利用できるようになります。料金も3,000円程度と安価なので、小売店で運営が安定してきたら有料プランを選んだほうが良いでしょう。
デメリットとしては、機能や外部連携ツールの種類が少ない点があげられます。また、サポートも平日10時〜18時までの電話のみとなるので、他社製品と比べるとやや手薄です。
本部による一括管理機能もないので、複数店舗での利用よりも小規模小売店におすすめのPOSレジといえます。
STORES(ストアーズ)POSレジの価格評価:4.8|
STORESレジの価格面は高評価です。
POSレジは既存のiPadがあれば初期費用無料で導入できます。別途必要に応じてレシートプリンターやキャッシュドロアーといった周辺機器を購入します。
また、月額利用料は無料と有料の両プランがあり、運用コストを抑えることも可能です。無料プランでは会計や在庫管理・ネットショップとの連携など店舗運営に必要な機能はひと通り搭載しています。STORESレジ以外で無料プランを提供しているのは、スマレジ、エアレジ、SquarePOSレジ、CASHIER POSなどですが、それらと比べても機能充実度は遜色ありません。
有料プランになるとバーコードスキャナーを利用できます。有料プランはクレジットカードで年払いにすると初月無料になるキャンペーンも実施しています。
STORES(ストアーズ)POSレジの機能評価:3.1|
STORESレジは、小売店には使いやすい機能がある程度揃っています。STORESを使ってネットショップを開いた場合も連携して使えるので、便利です。
ただし、拡張性が低く、顧客管理機能が搭載されていない・自動釣銭機と連携できないといった部分がデメリットです。機能の充実度を求めるなら、スマレジやPOS+retail、USENレジSTOREがおすすめです。
STORES(ストアーズ)POSレジのサポート対応評価:2.8|
STORESレジのサポートは、導入前後ともに電話サポートや問い合わせフォームのみです。電話サポートの受付時間は平日10時〜18時のみで、該当時間以外にトラブルが発生してしまうとすぐに対処してもらえません。
システムにトラブルが発生した際にある程度自分で解決できる方であれば問題ありませんが、そうでなければおすすめできません。受付時間外に店舗をオープンしている方も、万が一の場合にお客様に迷惑をかける恐れがあることも加味しておきましょう。
STORES(ストアーズ)POSレジの操作性評価:4.7|
STORESレジを実際に使用して操作性を評価しました。商品の画像を大きく表示しているので、会計時にもすぐに探し出すことができます。一度商品を登録するだけで実店舗とネットショップの両方に反映されて、非常に効率的です。
実店舗で商品が売り切れた場合はネットショップ側もSOLD OUTと自動表示されるので、販売トラブルを未然に防げます。ネットショップを利用している小規模店舗であれば、おすすめのPOSレジです。
STORESレジとは
基本レジ機能が無料 有料プランはクレジットカード払いがお得
STORESレジは月額0円でレジの基本機能をほとんど使用可能です。有料のスタンダードプランに切り替えるとバーコードスキャン機能が追加されます。スタンダードプランは月額料金をクレジットカードで支払うことで、月額2,178円が初月のみ0円で使用できます。
STORESレジはネットショップも運営する(もしくは今後運営予定)小売店と相性が良いです。ECサイトと連携した場合、注文が入ったらレジで確認できるのでスタッフが配送作業を行うことが可能です。STORES 決済 (旧:Coiney)を利用すれば、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済にも対応できます。特に医療機関であれば、STORES決済のキャッシュレス決済手数料を破格の1.5%~利用可能なのでかなりおすすめです。
■製品情報
おすすめの業種 | 小売店 |
主なPOSの機能 | アイテム選択、バーコードスキャン、手入力、割引、軽減税率、カート一時保存、レシート発行、領収書、STORES決済、カスタム決済手段、選択画面のカスタマイズ、レジ締め・現金管理、入出金の管理、取引実態の確認、精算レシート、期間別売上、アイテム別売上、カテゴリ別売上、CSVダウンロード、アイテム登録、アイテム一括登録、アイテムカテゴリ、在庫管理、ネットショップの公開、在庫共有機能、ネット注文一覧 |
自動釣銭機連携 | × |
会計ソフト連携 | 〇 |
保守・サポート対応 | 電話サポート(平日 10:00~18:00) |
STORES(ストアーズ)POSレジの機能
レジ販売機能 | 〇 | 売上分析 | 〇 | 在庫管理 | 〇 |
顧客管理 | × | キャッシュレス | 〇 | セルフレジ | × |
複数店舗管理 | × | 軽減税率対応 | 〇 | 免税対応 | 〇 |
インボイス対応 | 〇 | 外部ツール連携 | △※ | 勤怠管理 | × |
オフライン運用 | × | 電話サポート | 〇 | メールサポート | 〇 |
※STORES決済が「freee会計」「MoneyForwardクラウド会計」と連携可能
■対応機能詳細
機能一覧(クリックで詳細を確認)
お会計機能
・アイテム選択
・バーコードスキャン
・手入力
・割引
・軽減税率対応
・カード一時保存
・レシート発行
・領収書
決済手段
・STORES決済
・カスタム決済手段
・選択画面のカスタマイズ
精算
・レジ締め・現金管理
・入出金の管理
・取引実態の管理
・精算レシート
売上分析
・期間別売上
・アイテム別売上
・カテゴリ別売上
・CSVダウンロード
・ネットショップ売上分析
商品・自己管理
・アイテム登録
・アイテムCSV一括登録
・アイテムカテゴリ
・在庫管理
ネットショップ連携
・ネットショップの公開
・在庫共有機能
・ネット注文一覧
STORES(ストアーズ)POSレジの外部連携ツール一覧
キャッシュレス決済 | STORES 決済 |
会計ソフト | MFクラウド、freee会計 |
ECサイト | STORES ネットショップ |
予約システム | STORES 予約 |
店舗アプリ | STORES ブランドアプリ |
STORES(ストアーズ)POSレジの主な機能
STORES POSレジの主な機能は下記の通りです。
- ネットショップと連動した商品・在庫管理機能
- 売上分析機能
- ネットショップで売れた商品がすぐに配送できる機能
- 精算機能
それぞれ解説していきます。
ネットショップと連動した商品・在庫管理機能
STORESレジでは、ひとつのアカウントで実店舗とネットショップの在庫を連動・管理ができます。一度商品情報を入力すれば、両方に反映されるので非常に便利です。実店舗が複数あっても一元管理でき、機会損失を未然に防げます。
実店舗で売り切れた商品は、ネットショップの方も自動でSOLD OUTが表示されるのも特徴です。もちろん、ネットショップのみ・実店舗のみの運用にも対応しています。
売上分析機能
STORESレジでは、次のような売上分析機能を搭載しています。
期間別売上 | 店舗ごとの売上データを、月・日別に絞り込むことができます。 |
アイテム別売上 | 商品単体やバリエーションごとのデータを閲覧できます。 |
カテゴリ別売上 | 大カテゴリだけでなく、小カテゴリごとのデータも閲覧できます。 |
アップデートで追加予定:ネットショップ売上分析 | 現在は実店舗のみ使える分析機能を、ネットショップでも適用する予定です。 |
アップデートで追加予定:レジアプリでの売上分析 | 現在の管理機能はブラウザからのみ売上分析ができます。今後は、レジアプリからも分析が行えるよう開発予定です。 |
ネットショップで売れた商品がすぐに配送できる
STORESレジは、ネットショップの注文状況をレジでいつでも確認できます。また、希望のメールアドレスに商品が売れたことを知らせるメールも届くので状況確認も簡単です。店舗スタッフがすぐに配送作業に取り掛かれるため、顧客満足度を高められるでしょう。
STORESシステム内にはヤマトへの集荷依頼機能もあり、ボタン一つで依頼をかけられます。
精算機能
STORESレジには、次のような精算機能を搭載しています。
売上の把握 | いつでも現金の売上状況を確認できる機能です。翌日の準備金設定や、差額が発生した場合のメモ機能もあります。 |
現金の管理 | 現金の入出金履歴を確認できます。レジ締めに差額が発生した時に便利な機能です。 |
取扱高 | レジ締め完了後、一日の取引実績を確認できます。同時に決済手段別の実績表示にも対応可能です。 |
プリントアウト | レジ締め完了後に精算データをレシートで印刷できます。 |
レジ締め/現金管理 | 〇 | 入出金管理 | 〇 |
取引確認 | 〇 | 精算レシート発行 | 〇 |
STORESレジのメリット・特長
以下は、STORESレジのメリットです。
- 実店舗でレジとしてお会計ができる
- ネットショップ作成サービス「STORES」と連携して使える
- キャッシュレス決済端末「STORES決済」と連携して使える
- 誰でも使いこなせるシンプルな設計!
- 導入費用・月額利用料が安い!
それぞれ解説していきます。
実店舗でレジとしてお会計ができる
STORESレジはネットショップの在庫や売上管理はもちろん、実店舗ではレジとして使用できます。ドロアーやレシートプリンター・バーコードスキャナーとも連携でき、本格的な運用も可能です。
STORES 決済と連携すればキャッシュレス決済にも対応できるので、お客様満足度も向上できるでしょう。
ネットショップ作成サービス「STORES」と連携して使える
STORESレジは、ネットショップ作成サービス「SRORES」と連携できる点も大きなメリットです。
STORESとは?
STORESとは、初期費用・月額が共に無料で利用できるネットショップ作成サービスです。48種類のテンプレートと豊富なカスタマイズ機能により、オリジナルのサイトがすぐに作成できます。
運営後しばらくして売上が伸びてきたら、決済手数料がお得な有料プランに切り替えることも可能です。クレジットカードだけでなく銀行振り込みや楽天ペイなど豊富な支払方法に対応しており、幅広い店舗で利用できます。
ネットショップと実店舗の商品情報や在庫をリアルタイムで一元管理できる
STORESレジと「STORES」を連携することでネットショップと実店舗の在庫状況をリアルタイムで管理できます。例えば、実店舗で商品が売り切れた場合はネットショップでもすぐに「SOLD OUT」表示がされるため、非常に便利です。
バリエーション単位など詳細な在庫管理にも対応できます。
実店舗での販売用に再度商品登録する必要がない
一度商品を登録すれば、実店舗とネットショップの両方に反映されます。実店舗用・ネットショップ用と分けて登録する必要がなく、効率良く作業を勧められるでしょう。実店舗が複数あっても一括で管理できます。
キャッシュレス決済端末「STORES決済」と連携して使える
STPRESレジは現金払いの他に「STORES決済」と連携することで、キャッシュレス決済も利用できます。
STORES決済とは?
POSレジと連携して、実店舗のクレジットカードや電子マネーなどの支払いに対応するサービスです。お客様からのキャッシュレス決済の需要に応えつつ、スピーディーな会計を実現できます。
MFクラウドやfreeeといった会計ソフトとも連携でき、売上集計作業の簡素化も可能です。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
誰でも使いこなせるシンプルな設計!
STORESレジはシンプルな画面設計で、多くの方が直感的に使いこなせる点が特徴です。メニュー画面はカスタマイズができ、さらに使いやすく設定することもできます。商品も大きく表示されるので、会計時の操作も迷うことがありません。
多くの人が触り慣れているタブレットを利用しているため、新人スタッフでも積極的に操作を進められるでしょう。
導入費用・月額利用料が安い!
STORESレジは、導入から運用までのコストを抑えられる優れたサービスです。既存のiPadがあれば、無料のアプリを導入するだけですぐに利用開始できます。月額利用料も0円で基本的な会計から在庫管理など、豊富な機能が利用可能です。
有料プランは2,980円〜3,480円と支払方法によって異なりますが、他メーカーに比べても安価となっています。有料プランに切り替えることでバーコードスキャンに対応できるようになるので、商品数が多い店舗に最適です。
STORESレジのデメリット
続いては、STORESレジのデメリットは以下の通りです。
- 売上分析は最低限のことしかできない
- 機能数は少ない
- 外部連携ツールのバリエーションも少ない
それぞれ解説していきます。
売上分析は最低限のことしかできない
STORESレジは売上分析機能があるものの、他社製品と比べると最低限の分析しかできません。STORESレジと他社製品の分析機能は次の表の通りです。
STORESレジ | スマレジ | USENレジ | |
---|---|---|---|
分析機能の種類 | 日付ごとの売上分析(日別/月別)・商品ごとの売上分析(店舗別/バリエーション別)・店舗ごとの売上分析(商品カテゴリ別) | 日付ごとの売上分析(日別/月別/曜日別)・時間ごとの売上分析(時間帯別/時間帯グループ別)・商品ごとの売上分析(商品別/部門別/グループコード別)・店舗ごとの売上分析(店舗別/スタッフ別/端末別)・取引ごとの売上分析(客層別/取引タグ別)・店舗と他項目との売上分析(店舗別商品売上/店舗別部門売上/店舗別グループコード売上) | 日付ごとの売上分析(日別/月別/曜日別)・時間ごとの売上分析(時間帯別)・ABC分析・日報照会・予実対比・組別実績・売上実績・商品別実績・Zチャート・客層別実績・簡易PL・店舗グループ設定・会計支払種別リスト・権限設定・担当者別の実績・お知らせ設定・注文/客数の時間別推移を見る画面・KPIダッシュボード・汎用検索・監査レポート・統括管理/分析・レジクローズ情報・購買履歴【顧客管理オプション】・ダイレクトメール【顧客管理オプション】・カスタマーレポート【顧客管理オプション】・RFM分析【顧客管理オプション】・日報入力フォーム【日報管理オプション】 |
表を見ても分かる通り、STORESレジの分析機能でできることは非常に少ないです。より詳細な分析を行いたい場合は、スマレジやUSENレジの方が良いでしょう。
機能数は少ない
STORESレジは搭載している機能数が少ない点もデメリットといえます。ネットショップを運営する小売店向けの機能は最低限揃っていますが、店舗の規模や業種によっては欲しい機能は搭載されていません。
例えば、お客様への販促にも活用できる顧客管理機能がなく、会員証を発行したい場合は他のシステムを導入せざるを得ないでしょう。また、飲食店のハンディや美容室の電子カルテなどの機能も搭載されておらず、複数店舗管理機能もないので、小規模の小売店以外では使いづらい仕様となっています。
外部連携ツールのバリエーションも少ない
STORESレジは、外部連携ツールのバリエーションも少ないです。会計ソフト以外は、同グループで提供している決済・ECサイト・予約・店舗アプリしかありません。これは、他社製品と比較しても拡張性が低く、カスタマイズしづらいといえるでしょう。
外部連携ツールが豊富な製品として、スマレジやPOS+があげられます。2つともさまざまな決済方法と連携でき、好きなサービスの利用が可能です。また、スマレジは飲食店のオーダーシステムや医療機関で使う電子カルテと連携できるので、多くの業者で利用できます。
サポートもそこまで手厚くはない
サポートが手薄な点もSTORESレジのデメリットです。導入前・後ともに電話と問い合わせフォームでしか、対応してもらえません。これも、他社製品と比べるとやや不足しているといえるでしょう。
サポートが豊富なUSENレジやPOS+であれば、導入前に初期登録や設置・スタッフへのトレーニングを行ってくれます。導入後には24時間365日の電話対応も利用でき、初めてレジを導入する方でも安心して運用できるでしょう。
結論:STORESでネットショップを運営するお店以外へのおすすめ度は低い!
上記の理由から、STORESレジはSTORESサービスを使ってネットショップを運営するお店以外のおすすめ度は低いです。ネットショップ作成サービスが優秀で月額利用料が安い反面、機能・連携数が少ないのが欠点となります。
分析機能も最低限なので、商品数やジャンルが多い店舗には不向きといえるでしょう。総じて、STORESレジはネットショップと実店舗を運営している小規模小売店におすすめのサービスです。
STORESレジのデメリットが気になる方におすすめのPOSレジ
STORESレジのデメリットが気になる方は、以下の製品もおすすめです。
- スクエアPOSレジ
- スマレジ
それぞれ解説していきます。
スクエアPOSレジ:無料ネットショップ開設ができてレジも高機能
スクエアPOSレジは、月額0円で飲食や小売で使える豊富な機能を搭載しているサービスです。iPadだけでなくスマホやAndroid端末でも利用できるので、導入費を抑えることも可能です。アカウント審査はありますが、最短で即日利用できます。
STORESレジと同様、無料でネットショップ作成や連携もでき在庫状況をリアルタイムに把握できる点もメリットです。オンライン請求書といったサービスもあり、よりスムーズな取引が行えるでしょう。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
スマレジ:モールECやBASE、カラーミーショップ、MakeShopなどと連携可能!
スマレジは、低価格で豊富な機能や周辺機器を利用できる点が特徴のPOSレジです。外部連携ツールも豊富で、モールECやBASE・カラーミーショップ・MakeShopなどのECサイトを利用できます。
独自のネットショップ作成機能はありませんが、多くのネットショップと連携できる点はメリットでしょう。スマレジ・アプリマーケットも利用でき、機能の拡張性が高く店舗の理想に合わせてカスタマイズができます。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
STORESレジの評判・口コミ
ここでは、実際にSTORESレジを利用している方からの評判や口コミを紹介します。
STORESレジの良い評判・口コミ
まずは、STORESレジの良い評判・口コミを紹介します。
出店している人に最適のPOSレジ
STORESレジは月額無料で利用できるため、初めての方でも手軽に導入できます。ネットショップとも連携でき、リアルタイムでの在庫確認が可能です。
実店舗・オンラインショップのどちらにも使える
STORESレジは対面とオンラインのどちらの販売にも利用できます。売上状況を確認できるので、在庫切れによる機会損失がありません。
STORESレジは対面とオンラインのどちらの販売にも利用できます。売上状況を確認できるので、在庫切れによる機会損失がありません。
会計ソフト「freee」と連携できる
STORESレジは、会計ソフトのfreeeやMFクラウドと連携できます。連携することで売上履歴が記録されるので、集計業務の効率化が可能です。
オンラインストアとリアルタイム連動できる
STORESレジは、オンラインストアと実店舗両方の在庫状況をシステムで管理できます。ヒューマンエラーを防止でき、正確な在庫を確認できるので非常に便利です。
未経験から始める人にはおすすめ
STORESレジはネットショップとの連携が非常に便利です。幅広い支払方法や販売サイクルなども設定できるので、初心者でも始めやすいでしょう。
サポートに助けられた
STORESレジには電話サポートに対応しています。平日の10時〜18時であればいつでも受け付けているので安心です。
STORESレジには電話サポートに対応しています。平日の10時〜18時であればいつでも受け付けているので安心です。
すぐにつながるサポート電話
STORESレジの電話サポートはすぐに繋がり対応してくれます。通話しながら操作も行えるので、トラブルも解決できるでしょう。
小型で持ち運びができる決済端末
STORES 決済は、スマホと連携することもできます。決済端末は小型なので、外出先でも決済可能です。
分かりやすい操作画面
STORESレジの会計画面は商品ごとに画像が表示されます。大きく表示されるので、画像での商品判別も可能です。
開設が簡単
STORESレジはアカウント作成から店舗の開設までは非常に簡単でスピーディーです。無料でも十分な機能を搭載しており、初めてでもすぐに運用開始できます。
STORESレジの悪い評判・口コミ
続いて、STORESレジの悪い評判・口コミを紹介します。
人によっては使いづらいと感じる部分も
連携できる「STORES 予約」は、LINEも利用でき非常に便利なサービスです。ただし、人によっては使いづらいと感じる部分もあるので、不安な方はサポートが手厚い製品を選びましょう。
サポートが使えない
導入時は多くの方が不安を感じるものですが、STORESレジでは電話やチャットでしかサポートを行えません。他製品では現地での設置や使い方レクチャーに対応しているものもあるので、手厚いサポートを希望する方はそちらも検討しましょう。
年契約なので途中解約ができない
STORESレジの有料プランは、年契約にすることでコストを抑えられます。ただし、使わなくなっても契約期間中は解約できないので注意しましょう。
STORESレジの導入事例
東京に店舗を構える「TENT」様は、ミニマルで便利なアイテムを販売するオンラインストアを開設しています。実店舗とオンラインストアを連携できる、STORESレジ最大の利点を活用している店舗のひとつです。以下は、TENT様による導入事例になります。
ネットショップを使っている方にとっては在庫管理しやすく、非常に使いやすいレジです。基本的な機能であれば0円で使用できる点もメリットといえるでしょう。
STORESレジ導入の流れ
ここでは、STORESレジを導入するまでの流れについて解説します。
店舗名を登録することで、STORESレジを利用できるようになります。1つのアカウントで30店舗まで登録可能です。
アプリを対応端末にインストールすれば、レジとして使用できます。利用できるのは以下のiPadのみです。
機種 | モデル番号 |
---|---|
iPad(第10世代) | A2696 / A2757 |
iPad(第9世代) | A2602 / A2604 |
iPad(第8世代) | A2270 / A2428 / A2429 / A2430 |
iPad(第7世代) | A2197 / A2200 / A2198 |
iPad(第6世代) | A1893 / A1954 |
iPad(第5世代) | A1822 / A1823 |
iPad mini(第6世代) | A2567 / A2568 |
iPad mini(第5世代) | A2133 / A2124 / A2126 |
iPad mini 4 | A1538 / A1550 |
iPad Air(第5世代) | A2588 / A2589 / A2591 |
iPad Air(第4世代) | A2316 / A2324 / A2325 / A2072 |
iPad Air(第3世代) | A2152 / A2123 / A2153 |
iPad Air 2 | A1566 / A1567 |
iPad Pro 12.9インチ(第6世代) | A2436 / A2764 / A2437 |
iPad Pro 12.9インチ(第5世代) | A2378 / A2461 / A2379 |
iPad Pro 12.9インチ(第4世代) | A2229 / A2069 / A2232 |
iPad Pro 12.9インチ(第3世代) | A1876 / A2014 / A1895 |
iPad Pro 11インチ(第4世代) | A2759 / A2435 / A2761 |
iPad Pro 11インチ(第3世代) | A2377 / A2459 / A2301 |
iPad Pro 11インチ(第2世代) | A2228 / A2068 / A2230 |
iPad Pro 11インチ(初代) | A1980 / A2013 / A1934 |
iPad Pro 10.5インチ(初代) | A1701 / A1709 |
iPad Pro 9.7インチ | A1673 / A1674 / A1675 |
STORESレジの使い方や管理画面はどんな感じ?
ここでは、STORESレジの使い方を紹介していきます。また実際に使って操作性をレビューしていきます。
①STORESレジのログイン方法
②STORESレジ会計の使い方
- 現金会計のやり方
- クレジットカード決済のやり方
③STORESレジの開局方法
④STORESレジで商品登録をする方法
⑤STORESレジでレジ締めをする時の操作・効率的なマニュアル
⑥STORESレジの練習モードへの切り替え方法
STORESレジのログイン方法
iPadにインストールした「STORESレジ」アプリをタップします。
画面上にある「ログイン」ボタンをタップしましょう。
アカウント作成時に入力したメールアドレスとパスワードを入力して、再度「ログイン」ボタンをタップします。
ログイン後、店舗選択画面が表示されます。利用したい店舗を選択してホーム画面が表示されれば操作可能です。
STORESレジ会計の使い方
現金会計のやり方
※現金会計は、9,999,999円までの金額で利用可能です。
ホーム画面からアイテムを選択するか、バーコードスキャナーを使って商品を登録しましょう。iPadのカメラアクセスを有効にしている場合は、付属のカメラでバーコード読み取りもできます。
登録していない商品であれば、ホーム画面にある「手入力」タブをタップすれば代金を入力できます。
画面右下の合計金額が記載されているボタンをタップしましょう。
対応できる支払方法が表示されるので「現金」をタップします。
お客様から預かった金額を入力します。預り金が表示される部分の真下に表示されている金額候補をタップして入力することも可能です。金額が入力できたら確定ボタンをタップします。
お釣り金額が表示されるので、お客様へ同額を渡しましょう。
お釣りの表示画面で「レシート」か「領収書」を発行できます。発行する際はタップして印刷し、お客様へ渡しましょう。
「完了」ボタンをタップすれば、会計操作は終わります。
クレジットカード(STORES)決済のやり方
現金の会計時と同じく登録してある商品を選択する・バーコードでスキャンする・手入力するの、いずれかの方法で商品登録をします。商品を登録したら合計金額が記載されたボタンをタップし、支払操作へ進みましょう。
支払方法から「STORES決済」をタップします。STORES決済を利用する場合、事前に登録が必要なので注意しましょう。
STORES決済に対応している、クレジットカード/交通系電子マネー/WeChatPayが表示されます。今回は「クレジットカード」をタップしましょう。
表示された金額を確認し、お客様が希望する支払方法を選択します。お客様に暗証番号かサインを入力してもらい決済を完了させましょう。
※STORES決済のレシートメール(クレジットカードご利用控え)を送信したい場合
決済完了画面にある「メールで送信」ボタンをタップし、ご希望のメールアドレスを入力して送信しましょう。
※お客様の要望でSTORES決済のクレジットカード利用控えをレシート用紙に印刷して発行したい場合
レジアプリの支払い完了画面にある「クレジットカード利用控えを印刷」をタップすることで発行できます。
決済完了後は現金会計と同じように必要に応じてレシートを発行し、「完了」をタップすることで操作を終わらせられます。
STORESレジの開局方法
iPadにインストールした「STORESレジ」アプリをタップし、ログインしましょう。
店舗選択画面で「新しい店舗を作成」をタップしましょう。
任意の店舗名を入力して「追加」をタップします。
※店舗名は50文字以内です。
※既に登録されている店舗名は使用できません。
登録が完了すると、新しく追加した店舗のホーム画面が開きます。正しくホーム画面が開いたら、登録完了です。
※登録した店舗名は後から変更可能ですが、削除はできません。
※レシートには登録した店舗名が印字されます。
※店舗を切り替える際には、一度ログアウトする必要があります。
STORESレジで商品登録をする方法
アプリ内のホーム画面左下にある三本線マークをタップします。
メニュー内にある「アイテム」をタップしましょう。
画面右上にある「作成」ボタンをタップします。アプリからWebブラウザへ切り替わるので、再度ログインを行いましょう。
Web管理画面の新規アイテム編集ページが表示されます。画面に沿って必要情報を登録しましょう。入力する項目は次の通りです。
■基本設定
アイテム画像 | 商品画像を登録できます。スタンダードプランでネットショップも利用している場合、最大30枚まで登録可能です。フリープランは最大15枚となっています。レジ上には先頭(一番左)の画像のみが表示されるので、注意しましょう。 |
アイテム名※必須登録項目 | 商品名の登録項目です。 |
税率/価格(税込) | 税込み価格および税率設定を登録します。標準税率(10%)・軽減税率(8%)のいずれかを選択可能です。 |
割引率 | あらかじめ該当商品に割引価格を適用する場合は入力します。 |
アイテム説明※必須登録項目 | 商品アイテムの説明文を入力します。STORES ネットショップ にも表示されるので、お客様向けの説明文を入力しましょう。 |
品番/バーコード | スタンダードプランをご利用の場合のみ、利用・登録できます。 |
複数のバリエーションを管理する | 「複数のバリエーションを管理する」を有効にすると、該当商品のサイズや色・価格違いなどを設定できます。 |
レジでお会計ごとに価格を入力する | 「レジでお会計ごとに価格を入力する」を有効にすると、価格以外の商品情報のみ登録した状態で、その都度任意の金額を入力できます。 |
■在庫
ネットショップと在庫共有 | STORES ネットショップ をあわせてご利用中の場合、該当商品の在庫を実店舗とネットショップで共有することができます。 |
店舗 | 登録済みの店舗が表示され、店舗ごとの在庫を登録できます。「ネットショップ」では自店のネットショップの在庫を、それ以外の店舗名については実店舗の在庫数を登録可能です。 |
■販売設定
販売期間 | STORES ネットショップでの販売期間を設定できます。 |
国内送料 | STORES ネットショップでの国内送料を設定できます。 |
ネットショップで公開 | STORES ネットショップでの商品公開状態を設定できます。 |
■カテゴリー・タグ
カテゴリー | 商品を大カテゴリー・小カテゴリーごとに任意で分類できます。 |
ハッシュタグ | STORES ネットショップ向けの機能です。ハッシュタグを設定することで、検索時に商品がヒットしやすくなります。 |
■オプション項目
オプション項目 | STORES ネットショップのアイテム上で利用できるサービスを設定できます。「ギフトラッピング」「領収書・備考欄」「配送日指定(スタンダードプラン限定機能)」が設定可能です。 |
ネットショップと在庫共有 | STORES ネットショップ をあわせてご利用中の場合、該当商品の在庫を実店舗とネットショップで共有することができます。 |
店舗 | 登録済みの店舗が表示され、店舗ごとの在庫を登録できます。「ネットショップ」では自店のネットショップの在庫を、それ以外の店舗名については実店舗の在庫数を登録可能です。 |
必要項目が入力できたら、画面下部にある「保存する」をタップすれば登録完了です。
STORESレジでレジ締めをする時の操作・効率的なマニュアル
レジ締めを行うための準備
STORESレジでレジ締めを行うには「精算」機能をONにしたうえで、営業開始時に「シフトを開始する」ボタンをタップする必要があります。
アプリのホーム画面から「メニュー」⇒「設定」⇒「精算」の順にタップします。「精算機能を使う」のスイッチバーをタップしてON(緑)の状態になれば、設定完了です。
ホーム画面に戻り「メニュー」⇒「精算」⇒「シフトを開始する」の順にタップします。
釣り銭準備金を入力した後「開始」ボタンをタップして業務を開始させましょう。
営業日ごとのレジ締め
営業が終了しレジ締め時間になったら、ホーム画面左下にある三本線マークをタップしましょう。
メニューから「精算」⇒「精算・シフトを終了する」の順にタップします。
ドロアー内の現金を数えて金額を入力しましょう。入力方法は「総額を入力する」か「紙幣・硬貨の枚数を入力する」のどちらでも可能です。入力したら「完了」をタップします。
準備金を入力すると、レジ締め完了です。準備金は次の3つの方法で入力できます。
- 前回の準備金と同じ:前営業日と同額の準備金額を設定できます。
- ドロアー内の金額:レジ締め時点のドロアー内にある現金額を準備金として設定できます。
- カスタム:任意の金額を入力して設定できます。
釣り銭準備金は次回の営業開始時に修正できます。
「精算」一覧画面から当営業日の日付をタップすることで、現金差異状況や販売実績を確認できます。レジ締めが完了すると、精算ログ詳細画面で「メモを追加」や「精算レシートを印刷」が可能です。
精算レシートの出力方法
レジ締め実施後に、該当営業日の販売実績を精算レシートとして印刷できます。
ホーム画面左下にある三本線マークをタップしましょう。
メニューにある「精算」ボタンをタップします。
ログの一覧画面から精算レシートを出したい日付をタップします。
精算ログ画面の下部にある「精算レシートを印刷」をタップすれば印刷できます。
STORESレジの導入前によくある質問
ここからは、STORESレジを導入する前によくある質問をまとめました。
- STORESレジの導入費用や月額料金はどれくらいですか?
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STORESレジはシステムの導入費用はかからず、iPad端末があれば無料で利用開始できます。月額利用料のプランは以下の2つです。
- フリープラン:0円/月
- スタンダードプラン:2,980円/月※クレジットカードでプラン料金を年払いした場合。同条件での支払いを選択した場合は、さらに初月無料。
- STORESレジに指定のOSはありますか?
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STORESレジ指定のOSは次の通りです。
- STORESレジアプリ:iPadOS15.0〜16.6
- STORES レジ ダッシュボード(Web管理画面):パソコンかiPad/iPhoneの動作ブラウザ(Google Chrome、Firefox、Safari、Microsoft Edge)最新版OS
- STORESレジはAPI連携できますか?
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現時点でSTORESではAPI連携ができるものの、STORESレジでは対応していません。
- キャッシュレス(クレジットカード)決済端末との連携はできますか?
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同グループサービスのSTORES 決済との連携が可能です。STORES 決済では、以下の決済手段が利用できます。
クレジットカード VISA、Master、AMERICAN EXPRESS、JCB、Diners Club、DISCOVER 電子マネー Suica、Kitaca、PASMO、tolca、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はかやけん QRコード WeChat Pay - STORESレジはオフラインでも利用可能?
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STORESレジの運用は、Wi-Fi環境が必須条件です。そのため、オフラインでは利用できません。
- STORESレジの利用開始までの期間はどれくらい?
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STORESレジは対応しているiPadとアカウントを作成すれば、すぐに利用開始できます。
- フリープランとスタンダードプランの違いは?
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フリープランとスタンダードプランの違いは料金と機能にあります。フリープランでは月額利用料が0円で、基本的な会計や在庫・売上分析など豊富な機能が利用可能です。一方、スタンダードプランでは2,980円〜となりますが、バーコードスキャンを使えるようになります。
- ログインページのURLは?
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SRORESレジのログインページのURLは以下の通りです。
https://ubiregi.com/login - STORESレジにトラブル発生した時の問い合わせ先は?電話番号は?
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アカウントを作成している場合、STORESレジアプリ内の「サポート」メニューのみで電話番号を確認できます。受付時間は、平日の10時〜18時までです。
まとめ
STORESレジは、実店舗とネットショップを連携して商品情報や在庫状況をリアルタイムで繋げられるPOSレジです。月額利用料は無料で小売店向けの機能はひと通り揃っているので、安く運用したい方にも最適でしょう。
有料プランは加入条件により異なりますが、3,000円程度で利用可能です。有料プランに加入することで、バーコードスキャナーが低価格で利用できます。ただし、拡張性はそれほど高くないので、ネットショップを使った小規模小売店におすすめです。
STORESでネットショップを開設している方は、ぜひ同サービスのSTORESレジを検討してみましょう。
STORESレジ以外のおすすめPOSレジもチェック
STORES以外のPOSレジにも、おすすめのサービスは多数あります。
当サイトでは各製品のメリットやデメリット、違いを解説していますので比較しながら、自店舗に最適なものを導入しましょう。
おすすめPOSレジランキングから探す
以下の記事で、STORESレジも含めたPOSレジ全50サービスについて、それぞれ特徴や機能、料金を紹介しています。
POSレジの業種別の選び方や基礎知識、お得な補助金情報も紹介していますので気になる方は是非チェックしてみてください。
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