おすすめパソコンPOSレジソフト9選を比較!無料あり!選び方まで

パソコンPOSレジソフトおすすめ9選
この記事でわかること
  • パソコンPOSレジの基礎知識や導入メリット・デメリット
  • おすすめのパソコンPOSレジ
  • パソコンPOSレジの種類・正しい選び方
  • パソコンPOSレジ導入を考えている店舗からのよくある質問集

パソコンPOSレジは、パソコンにPOSシステムをインストールした上で、レジ業務に必要な周辺機器を連携させてPOSレジとして使用するものです。市販のパソコン※を利用できるため、比較的安価で導入できます。

「多くの店舗がおすすめするパソコンPOSレジを知りたい」

「自分たちのお店に最適なパソコンPOSレジを知りたい」

「パソコンPOSレジの選び方がわからない。。。」

そういった悩み・ニーズにお応えするべく、今回の記事ではおすすめのパソコンPOSレジ9選を紹介した上で、
パソコンPOSレジの選び方やメリット・デメリットも解説しますので導入する際の参考にしてください。 

※一部製品は指定の端末あり

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目次

パソコンPOSレジソフトとは?他の種類のPOSレジとの違いは?

パソコンPOSレジソフトとは、パソコン端末にインストールすることで、POSレジとして活用することができるサービスを指します。使い慣れたパソコンをPOSレジとして活用できるので操作しやすく、また専用のレジ端末を購入する必要もないので比較的に低価格で導入することができます。ソフトの推奨OSはほとんどがWindowsとなっています。

パソコンPOSレジには、「市販のパソコンにPOSレジソフトをインストールして利用するタイプ」と、「専用パソコン端末にPOSレジソフトがインストール済みの状態でパッケージ販売されているタイプ」の2種類に分類できます。多くのお店で利用されているのは後者です。前者の製品はほとんどが小規模事業者や個人が提供しているもので、お店での利用にはあまりおすすめめできません。

POSレジには、パソコンPOSレジ以外にもターミナル型POSレジ(POS専用機)、タブレットPOSレジ、決済端末一体型POSレジといった種類があります。以下、それぞれ簡単に違いをしょうかいします。

パソコンPOSレジと他の種類のPOSレジの違い

パソコンPOSレジと他の種類のPOSレジの違いを紹介していきます。

ターミナル型POSレジ

東芝テックレジ
出典:東芝テック公式サイト

ターミナル型POSレジとは、レジ専用機にPOSシステムが搭載されたPOSレジを指します。非常に高機能ですが、その分価格も全種類の中で最も高額となっています。東芝テック富士通、NECなど大手POSレジメーカーから販売されており、最も普及率の高いタイプのPOSレジとなっています。

小規模店~大規模店と、規模や業種問わず活用されていますが、最近は価格の高さやタブレットPOSレジの勢いに負けて、小規模店での導入が減ってきています。

タブレット型POSレジ

スマレジ自動釣銭機セット
出典:スマレジ公式サイト

タブレット型POSレジは、iPadなどのタブレット端末にPOSレジアプリをインストールして利用するタイプを指します。低価格かつ、大型の機器の設置なども必要なく導入が手軽にできるので小規模店舗を中心に人気が急上昇しています。

機能も高く、1,000店舗を超える大規模チェーンでも活用可能な製品が登場しており、幅広い規模・業種で急速にシェアを拡大しています。

決済端末一体型POSレジ

出典:スマレジ公式サイト

決済端末一体型POSレジとは、キャッシュレス決済端末、POSレジ、レシートプリンターが一体となった端末で利用できるタイプを指します。最新タイプのPOSレジでまだあまり製品バリエーションは多くありませんが、複数の機器が一体となっているため、価格の安さやコンパクトさが魅力です。

パソコンPOSレジと他の種類のPOSレジの違いまとめ

それぞれの特徴や価格の違いを表にまとめました。

 導入費用月額料金操作
ターミナル型POSレジ50万円~100万円月額数千円~2万円
(保守費)
新たに操作方法を
覚える必要あり
タブレットPOSレジ10万円~
(タブレットが必要)
月額0円~2万円ほとんど誰もが
使い慣れている
決済端末一体型POSレジ5万円~月額3,000円~2万円タッチパネルなのでタブレットPOSに近い
パソコンPOSレジ10万円~
(PCを持っている場合)
月額0円~2万円最近の若者世代は
使い慣れていない人も

パソコンPOSレジソフトのOSはWidows推奨?MacのPCでも使える?

結論からお伝えすると、パソコンにPOSレジソフトをインストールして使う場合、ソフトが対応していればどのOSでも問題ありません。

WindowsとMacの両方に対応したPOSレジソフトの場合、どちらのOSでも利用できる機能は同じため、使い慣れた製品を使うとよいでしょう。

ただし、ソフトによっては両方のOSに対応していない場合もあります。たとえば、本記事で紹介するBCPOSやPC-POS MATEなどはメーカー指定のハードウェアがあり、対応OSはWindowsOSのみです。

利用したいパソコンにPOSレジソフトが対応しているか、まずは確認しましょう。

パソコンPOSレジソフトのメリット・デメリット

ここでは、パソコンPOSレジソフトのメリット・デメリットをそれぞれ解説していきます。

パソコンPOSレジソフトのメリット

パソコンPOSレジソフトのメリットは、以下の通りです。

  • 価格が安い
  • 使い慣れたパソコンで操作できる
  • 接続が安定している

価格が安い

市販されているパソコンを POS レジとして利用できるため、すでに利用しているパソコンがあれば比較的安価で導入可能です。新品で購入したとしても、さまざまなメーカーから安価なパソコンが販売されているので、どちらにしても低コストで導入できます。

また、パソコンPOSレジの中には前述の通り、無料で使えるフリーのレジソフトも存在しています。機能は低いのであまりおすすめはしませんが、極限までコストを削りたい方は検討してみても良いかもしれません。

ただし、後ほど詳しく解説しますが、POSレジ導入のコストを抑えたいならフリーのパソコンレジソフトよりも、タブレットPOSレジがおすすめです。初期費用10万円程度、月額料金無料で導入可能でありながら、高い機能をもつ製品が複数存在しています。

使い慣れたパソコンで操作できる

パソコンは多くの人が使い慣れているため、POSレジとして利用しても早い段階で慣れることができます。一方、ターミナルPOSレジの場合は、操作を覚えるのに多少時間がかかりスタッフへの教育も必要です。

使い慣れたパソコンを利用できるというのも、 パソコンPOSレジのメリットの一つでしょう。

接続が安定している

パソコンPOSレジは基本的に、有線インターネット通信なので接続が安定しています。無線接続の場合、通信に不具合が出ることも少なくありませんが、有線であればその心配もありません。

また、オフラインで利用できるパソコンPOSレジもあります。

パソコンPOSレジソフトのデメリット

パソコンPOSレジソフトのデメリットは以下の通りです。

  • 最近の若者世代はパソコンよりタブレットを使い慣れている
  • ウイルス感染のリスクがある

最近の若者世代はパソコンよりタブレットを使い慣れている

パソコンは多くの人が使い慣れているというメリットがありますが、若い世代の場合パソコンよりもiPadなどのタブレットのほうが使い慣れています。そのため、 従業員に若い世代が多い場合は、タブレットPOSレジのほうが適しているでしょう。

タブレットPOSレジも比較的安価で導入できるので、従業員の年齢層を考慮した上で導入を検討することをおすすめします。

ウイルス感染のリスクがある

パソコンPOSレジの場合、パソコン経由でマルウェア感染するリスクがあります。そのため、セキュリティ対策やウイルス感染対策をとらなければなりません。

ウイルス感染のリスクについては、導入前にメーカーにしっかりと確認しておくようにしましょう。

以下の記事でPOSレジのウイルス対策について解説しているので気になる方はチェックしてみてください。

パソコンPOSレジソフトの選び方

ここからはパソコンPOSレジの選び方を紹介していきます。パソコンPOSレジを比較選定する際は、下記のポイントを中心に見比べるとスムーズに選べるでしょう。

パソコンPOSレジの選び方
  1. レジ端末ごと導入するタイプかパソコンにレジソフトをインストールするタイプか
  2. 必要な機能はそろっているか
  3. 料金・コスパはどうか

①レジ端末ごと導入するタイプかパソコンにレジソフトをインストールするタイプか

一口にパソコンPOSレジといっても、「パソコン型のレジ端末を導入するタイプ」と「手持ちのパソコンにレジソフトをインストールするタイプ」の2種類に分けることができます。

それぞれ特徴は以下の通りです。

パソコン型のレジ端末を導入するタイプ手持ちのパソコンにレジソフトをインストールするタイプ
通常POSレジパソコンにレジソフトをインストールするタイプ
価格帯20万円~50万円無料~20万円
機能・性能【◎】
機能が高く、様々なことが実現可能
【△】
機能や性能は低い
サポート【◎】
メーカーの手厚い保守サポートが受けられる
【×】
サポートが受けられない場合が多い
メーカー信頼度【◎】
基本的に大手メーカーが取り扱う
【△】
撤退の可能性あり

上記の表の通り、「手持ちのパソコンにレジソフトをインストールするタイプ」は、無料のレジソフトもあり安価で手に入りますが、その分機能面は劣ります。また導入時~導入後のサポートが受けられない場合がほとんどなので、初期設定からエラー発生時の対処まで、すべて自分で対応する必要があり大変です。

また、メーカーも小規模な企業が多く、パソコンPOSレジの開発・販売から撤退してしまう可能性もあります。

基本的に、これといったこだわりがない限りは、多少価格は高くなりますがレジ専門メーカーからパソコン型のレジ端末を導入したほうが無難です。

本記事で紹介している製品を分類すると下記の通りになります。

パソコン型のレジ端末を導入するタイプBCPOSPC-POS MATE
手持ちのパソコンにレジソフトをインストールするタイプWeBee販売管理H200POSレジしたろかPC POS
レジスターPALPOS400

②必要な機能はそろっているか、機能の使いやすさはどうか

必要な機能がそろっているかどうかもチェックポイントになります。

まず、多くのお店で必須になるメイン機能の「高度なレジ機能」「売上分析機能」をチェックしましょう。どの製品にも備わっている機能にはなりますが、例えばレジ機能になると2023年10月からスタートするインボイス制度に対応しているかどうかなど、メーカーによって異なります。メーカーによって性能に差がある部分なのでよくチェックしておきましょう。

その他、「顧客管理機能」「在庫管理機能」など、店舗の運営上必要な機能が備わっているかどうかも確認しておきましょう。

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おすすめパソコンPOSレジソフト9選の比較・紹介

ここでは、おすすめのパソコンPOSレジ9選を紹介していきます。それぞれ特徴が異なるので、比較しながら導入を検討してみてください。

BCPOS|ビジコム株式会社

BCPOS
出典:BCPOS公式サイト

■おすすめポイント

  1. サロン向けソリューションを提供している
  2. 顧客カルテやポイントカード機能がある
  3. 顧客の過去12か月の販売金額や平均単価などの動向を表示可能

■BCPOSの特徴

ポイントカードでリピート率アップ 顧客の詳細情報を閲覧可能

BCPOSは、パソコンPOSレジのなかでも非常に人気が高いPOSレジです。 サロン向けソリューションも提供しており、顧客カルテやポイントカード機能が備わっています。 また、担当者別売上など、多彩な売上管理機能を利用可能です。

顧客情報をレジ画面から閲覧でき、顧客の過去12か月の販売金額や平均単価などの動向を表示できます。そのため、一定期間来店していない顧客へアプローチする際でも、適切な接客が可能です。

また、BCPOSは自動釣銭機と連携可能なので、数少ない自動レジ対応可能なパソコンPOSレジです。

■製品情報

スクロールできます
導入費用例224,000円~(タッチパネルモニタ一体型パソコン、OS、カスタマディスプレイ、レシートプリンタ、バーコードリーダ、キャッシュドロア含む)
月額料金月額 5,000円/1台~
主なPOSの機能商品管理、在庫管理、販売管理、顧客管理、免税販売、ポイント管理など 
対応OSWindows
軽減税率対応
インボイス対応
自動釣銭機連携
外部ソフト連携
保守・サポート対応無料電話サポート(平日10:00~18:00) 

PC-POS MATE|NECソリューションイノベータ

PC-POS MATE
出典;PC-POS MATE公式サイト

■おすすめポイント

  1. 売上管理・顧客管理・在庫管理まで店舗業務全体を網羅
  2. 個別カスタマイズに柔軟に対応
  3. 操作性を重視した画面ユーザーインターフェースで誤操作を抑止

■PC-POS MATEの特徴

健保業務全体を網羅 個別カスタマイズが可能

PC-POS MATEは、通常のレジ機能のほか、売上管理・顧客管理・在庫管理まで店舗業務全体を網羅しているPOSレジです。店舗に適したシステムを構築するための、個別カスタマイズに柔軟に対応しています。

また、ユニバーサルデザインを採用しており、操作性を重視した画面ユーザーインターフェースで誤操作を抑止可能です。

■製品情報

導入費用例198,000円~(本体のみ)
月額料金要問合せ
主なPOSの機能POS レジ機能顧客管理機能、店舗管理機能、在庫管理機能など
対応OSWindows
軽減税率対応要問合せ
インボイス対応要問合せ
自動釣銭機連携
外部ソフト連携
保守・サポート対応365日(8:30~21:00)対応可能なヘルプデスク

WeBee|株式会社テクノネットワーク

WeBee
出典:WeBee公式サイト

■おすすめポイント

  1. オフラインでも運用可能
  2. 担当者レベルの操作制限で不正・トラブルを防止できる
  3. 店舗のデータはリアルタイムで更新される

■WeBeeの特徴

ハイブリッド型WEBシステム オフラインでも運用可能

WeBeeは、専門店向け多店対応型のPOSシステムです。オフラインでも運用できるため、万が一のトラブル時も安心して利用できます。また、担当者レベルの操作制限で不正・トラブルを防止可能です。

店舗のデータはリアルタイムで更新されるため、いつでも本部でチェックできます。また、画面タッチによる売上登録が最大16000商品まで登録できるので、バーコードを使用しない業種でも利用可能です。

■製品情報

スクロールできます
導入費用例要問合せ
月額料金要問合せ
主なPOSの機能メイン機能を記載
対応OSWindows
軽減税率対応要問合せ
インボイス対応要問合せ
自動釣銭機連携要問合せ
外部ソフト連携要問合せ
保守・サポート対応365日サポート

販売管理H200|アスネット

販売管理H200
出典:販売管理H200公式サイト

■おすすめポイント

  1. 業種に必要な機能だけを購入できる
  2. 詳細な設定を行うことで高度な機能を構築可能
  3. 顧客ごとの単価変更ができる

■販売管理H200の特徴

必要な機能だけを低コストで 高度な機能を構築可能 

販売管理H200は、できるだけ無駄なコストを省き、業種に必要な機能だけを購入できるPOSシステムです。 詳細な設定を行うことで高度な機能を構築でき、多角的に高機能な処理ができます。

顧客ごとの単価変更や、1時間100円といった時間商品の入力も可能です。エステサロンで利用する場合は、売上・POSレジ・ポイント機能を購入するといいでしょう。

■製品情報

スクロールできます
導入費用例POSレジ4機能セット(売上、仕入、在庫、POSレジ)115,500円※別途パソコン本体代
月額料金無し
主なPOSの機能売上、仕入、在庫、POSレジ、ポイント 
対応OSWindows 
軽減税率対応
インボイス対応要問合せ
自動釣銭機連携×
外部ソフト連携要問合せ
保守・サポート対応メール、電話

POSレジしたろか|株式会社エフケイシステム

POSレジしたろか
出典:POSレジしたろか公式サイト

■おすすめポイント

  1. 柔軟にカスタマイズ可能
  2. セット商品の登録やクーポン券の印刷機能がある
  3. タッチパネルでの操作にも対応

■POSレジしたろかの特徴

柔軟にカスタマイズできる タッチパネルPCで操作性アップ

POSレジしたろかは、ソフトウェアインストールすることでパソコンをPOSレジとして利用可能です。豊富な機能が備わっており、柔軟にカスタマイズできます。また、キャッシュドロアーとの接続も可能です。

セット商品の登録やクーポン券の印刷機能があり、サロンに適した機能もあります。タッチパネルでの操作にも対応しており、ホームページからタッチパネルPCの購入が可能です。

■製品情報

導入費用例要問合せ
月額料金要問合せ
主なPOSの機能要問合せ
対応OSWindows
軽減税率対応要問合せ
インボイス対応要問合せ
自動釣銭機連携×
外部ソフト連携要問合せ
保守・サポート対応24時間リモート対応など

PC POS|オビタスター株式会社

PC POS
出典:PC POS公式サイト

■おすすめポイント

  1. 無料で使用可能
  2. 既存のシステムや他のシステムと柔軟に連携可能
  3. 独自のクーポンやメンバーカードにも対応

■PC POSの特徴

無料で使えるパソコンPOSレジ 無料とは思えないくらい高機能

オビタスター株式会社が提供しているPC POSは、無料で使用可能です。売上分析や顧客の登録などができるため、さまざまな分野で利用できます。また、既存のシステムや他のシステムと柔軟に連携可能です。

独自のクーポンやメンバーカードにも対応しているため、集客率アップにつなげることができます。ECサイトとの連携もできるので、売上アップにつなげることも可能です。

■製品情報

導入費用例要問合せ
月額料金要問合せ
主なPOSの機能基本レジ機能、売上分析、顧客管理、複数店舗管理、ECサイト連携 
対応OSWindows、iOS
軽減税率対応
インボイス対応
自動釣銭機連携×
外部ソフト連携
保守・サポート対応要問合せ

レジスター|ヤンファイブ.コム

レジスター
出典:レジスター公式サイト

■おすすめポイント

  1. 他のメーカーが有料で提供している機能を無料で使用可能
  2. Windowsであればどのパソコンでも動作する
  3. 2,000円で給与計算ソフトを導入可能

■レジスターの特徴

Windowsで動作する無料POSレジ 低コストで導入可能

ヤンファイブ.コムが提供しているパソコンPOSレジは、Windowsで動作するフリーのレジソフトです。
バーコードやレシート対応など、他のメーカーが有料で提供している機能を無料で使用できます。

Windowsであればどのパソコンでも動作するので、導入コストを抑えることが可能です。 
また、2,000円で給与計算ソフトを導入することもできます。

■製品情報

スクロールできます
導入費用例パソコン代のみ
月額料金無し
主なPOSの機能メイン機能を記載
対応OSWindows
軽減税率対応
インボイス対応要問合せ
自動釣銭機連携×
外部ソフト連携要問合せ
保守・サポート対応24時間リモート対応など

PALPOS400|株式会社ベクター

PALPOS400
出典:PALPOS400公式サイト

■おすすめポイント

  1. 店名印刷フォントの変更が可能
  2. 売上元帳を自動作成できる
  3. 体験版がある

■PALPOS400の特徴

20分類400種の商品登録が可能 体験版あり

株式会社ベクターが提供しているPALPOS400は、20分類400種の商品登録が可能です。レシートプリンターに対応しているため、レシートや領収書の印刷ができます。店名印刷フォントの変更も可能です。

また、売上元帳を自動作成する機能や、販売管理機能を利用できます。
ホームページから体験版のダウンロードができるので、気になる方は一度体験版を利用してみるといいでしょう。

■製品情報

スクロールできます
導入費用例要問合せ 
月額料金要問合せ
主なPOSの機能領収書・レシート印刷、バーコードリーダー対応、販売管理、店名印刷フォントの変更など
対応OSWindows
軽減税率対応
インボイス対応要問合せ
自動釣銭機連携要問合せ
外部ソフト連携要問合せ
保守・サポート対応要問合せ

FOODレジ|ジェットシステム

9位 FOODレジ|ジェットシステム
出典:FOODレジ公式サイト

■おすすめポイント

  1. 直感的な操作性をコンセプトに作られた、使いやすくシンプルなPOSシステム
  2. 飲食店向けのオーダーシステムが充実
  3. 遠隔操作や電話による手厚いサポート

■FOODレジの特徴

FOODレジは直感的な操作性をコンセプトに作られた、使いやすくシンプルなPOSシステムです。

最大の特徴は、セルフオーダーシステムやQRコードオーダー、ハンディ注文、セルフレジ連携など、飲食店に最適な機能を搭載している点です。

オーダーシステム(ハンディ)を用いてキッチンへ送信した注文内容をプリントアウトする機能もあるため、飲食店の業務の効率化が期待できます。また、予約/顧客管理システム、勤怠管理システム、発注/在庫管理システムなどの外部サービスと連携可能な点も魅力です。

■製品情報

導入費用例要問合せ
月額料金要問合せ
主なPOSの機能売上分析、飲食店用オーダーエントリーシステム、帳票出力、勤怠管理(オプション)、予約/顧客台帳システム連携(オプション)
対応OSWindows
軽減税率対応
インボイス対応要問合せ
自動釣銭機連携
外部ソフト連携
保守・サポート対応電話サポート(平日9時~12時、13時~18時)、リモートサポート

おすすめパソコンPOSレジソフトの比較一覧表

スクロールできます
製品名BCPOSPC-POS MATEWeBee販売管理H200POSレジしたろかレジスターレジスターPALPOS400FOODレジ
メーカー名ビジコム株式会社NECソリューションイノベータテクノネットワークアスネット株式会社エフケイシステムオビタスター株式会社ヤンファイブ.コム株式会社ベクタージェットシステム
問い合わせ問い合わせ問い合わせ問い合わせ問い合わせ問い合わせ問い合わせ問い合わせ問い合わせ問い合わせ
導入費用例224,000円~198,000円~(本体のみ)要問合せ115,500円~要問合せ要問合せパソコン代のみ要問合せ要問合せ
月額料金月額 5,000円/1台~要問合せ要問合せ無し要問合せ要問合せ無し要問合せ要問合せ
主なPOSの機能商品管理、在庫管理、販売管理、顧客管理、免税販売、ポイント管理などPOS レジ機能顧客管理機能、店舗管理機能、在庫管理機能など要問合せ売上、仕入、在庫、POSレジ、ポイント要問合せ基本レジ機能、売上分析、顧客管理、複数店舗管理、ECサイト連携要問合せ領収書・レシート印刷、バーコードリーダー対応、販売管理、店名印刷フォントの変更など売上分析、飲食店用オーダーエントリーシステム、帳票出力、勤怠管理(オプション)、予約/顧客台帳システム連携(オプション)
対応OSWindowsWindowsWindowsWindowsWindowsWindows、iOSWindowsWindowsWindows
軽減税率対応要問合せ要問合せ要問合せ
インボイス対応要問合せ要問合せ要問合せ要問合せ要問合せ要問合せ要問合せ
自動釣銭機連携要問合せ×要問合せ××要問合せ
外部ソフト連携要問合せ要問合せ×要問合せ要問合せ
保守・サポート対応無料電話サポート(平日10:00~18:00)365日(8:30~21:00)対応可能なヘルプデスク365日サポートメール、電話24時間リモート対応など要問合せ24時間リモート対応など要問合せ電話サポート(平日9時~12時、13時~18時)、リモートサポート

無料で使えるパソコンPOSレジフリーソフト・エクセルテンプレート

ここでは、無料で使えるパソコンPOSレジのフリーソフト・エクセルテンプレートを紹介していきます。

レジスター

レジスターは、パソコン、タブレットで利用可能なフリーのPOSレジソフトです。商品管理やお会計、割引、返品など基本的なレジ機能は搭載されています。そのほか、バーコードリーダー対応、レシートの発行、売上管理など、無料のパソコンPOSレジでは比較的充実した機能が搭載されています。

≫レジスターの詳細はこちら

パソコン POSレジシステム Nyushukka Lite2

パソコン POSレジシステム Nyushukka Lite2は、レジでの販売業務、売上確認・分析といった基本機能に加えて、在庫確認や顧客管理もできる無料パソコンPOSレジソフトです。バーコードスキャナー対応やキーボードでのショートカット機能、通常プリンターでのレシート発行など便利な機能が搭載されています。

≫パソコン POSレジシステム Nyushukka Lite2の詳細はこちら

T&A-POSレジ

T&A-POSレジは、軽減税率にも対応した無料のパソコンPOSレジソフトです。マウス無しでキーボードのみで操作が完了するので、慣れればレジの会計スピードを速めることができます。顧客管理や、レジで販売しながらの商品登録、売上管理など無駄なく必要な機能が搭載されています。

≫T&A-POSレジの詳細はこちら

簡易POSレジ ExcelPOS

簡易POSレジ ExcelPOSは、エクセルベースで開発された無料のパソコンPOSレジソフトです。最低限のPOSレジ機能が搭載されています。また、エクセルの知識がある程度あれば、トラブルがあった際に自身で対応できる点も魅力です。

≫簡易POSレジ ExcelPOSの詳細はこちら

コストを抑えたいならタブレットPOSレジもおすすめ

コスト削減目的でパソコンPOSレジを探している方は、タブレットPOSレジもおすすめです。

パソコンPOSレジタブレットPOSレジ
OSWindows・iOSWindows・iOS・Android
コスト無料から使える製品も多いが、無料のPOSレジソフトは個人によって開発されたもので機能が低い無料から使える製品も複数発売されており、どれも多くのお店で利用される高機能なPOSレジ
端末推奨OSが搭載されていれば、さまざまなパソコンで利用できるiPadを利用するものが多い。既に持っているタブレット端末をPOSレジとして利用できる場合もある。
機能性カスタマイズ性が高いパソコンPOSレジと比べてカスタマイズ性は劣るが、各メーカーから高機能なPOS レジが提供されている。
拡張性一部の製品なら、さまざまなシステムや外部ソフトと連携できる外部ソフトや自動釣銭機と連携できるものが多い
アップデート一部の製品なら、法改正などに合わせて機能がアップデートされるパソコンPOSレジと同様に法改正などに合わせて機能がアップデートされる
操作性普段使い慣れているパソコンを使用する使いやすい直感的に操作でき、年代によってはタブレットPOSレジのほうが使いやすい
保守・サポート電話、メール、訪問※一部の製品のみ基本は電話、メール(訪問サポートを行っているメーカーは少ない)

上記の通り、パソコンPOSレジの場合、機能と価格の安さが両立された製品がほとんどないのが実情です。唯一機能やサポート対応に不足がないBCPOSやPC POS MATEは、相場よりも低価格ですが、最安帯の製品ではありません。

一方で、タブレットPOSレジは、スマレジエアレジSquareなどトップクラスに機能が充実していながら、月額料金無料と格安で利用できる製品が複数存在しています。

コストを抑えてPOSレジを導入したいと考え、パソコンPOSレジを検討している方には、タブレットPOSレジという選択肢もおすすめです。以下の記事でおすすめ製品をまとめていますのでチェックしてみてください。

導入前に知っておきたいPOSレジの基礎知識

ここからは、導入前に知っておきたいPOSレジの基礎知識を解説していきます。

そもそもPOSレジとは?


POSレジとは、Point of Sale Registerの略で、販売時点情報管理システムが搭載されたレジのことです。レジで商品が販売された時点の情報を管理するシステムで、売上情報や在庫情報、顧客情報などを集計し、分析することができます。POSレジを導入することで、販売業務の効率化や売上分析、顧客管理などのメリットを得ることができます。

近年のPOSレジは真価が進み、情報の管理に加えて予約情報の管理やスタッフの勤怠管理・給与計算、メルマガの配信などお店の運営に必要な多岐にわたる機能が搭載されています。

加えて、大幅な低価格化が進み、大規模チェーンだけでなく小規模店や個人経営店でも導入が進んでいます。

POSレジとPOSシステムの違いとは?

では、POSレジとPOSシステムはどのように違うのでしょうか。

POSレジは「 POSシステムを導入した端末」を表し、 POSシステムはシステム自体を指しています。

近年では、パソコンやタブレットなどにPOSシステムを導入できるため、レジ専用機器以外でのPOSシステムの活用が進んでいます。

POSレジの歴史|パソコンPOSレジの登場はいつ?

 POSレジが登場するまでのレジの歴史を振り返ってみましょう。

POSレジは、レジが進化していく中で、新たなシステムとして登場した製品です。

世界初のレジは、アメリカで不正防止目的で開発され、当初のレジは、顧客とスタッフが取引金額を確認するだけの製品でした。

アメリカでのレジの登場から約30年後、日本でもレジが輸入され、日本のレジ文化がスタートします。その後、日本人の消費が増加していくにつれてレジは進化していき、合計金額の表示やレシートの発行など、多くの機能が追加されていきました。

1970年代に入ると、アメリカで従来のレジよりもさらに高度な商品管理ができる、POSレジが登場します。日本でも現在では、デパートやスーパーなどの大型店舗はもちろんのこと、小規模店舗でもPOSレジが導入されています。

売上分析、マーケティング、顧客管理、スタッフ管理、在庫管理など、経営の基盤としてPOSレジは欠かせない存在になってきていると言えるでしょう。

POSレジの主な機能は?

POSレジの具体的な機能としては、以下のようなものがあります。

商品の登録・管理商品の情報を一つずつ登録する機能です。原価やメーカーなど、商品情報の管理だけではなく、売上の傾向や在庫数なども管理できます。また、商品の仕入・在庫・売上を管理することで、適正在庫の維持が可能です。
売上管理POSレジを利用して会計するだけで、リアルタイムな売上集計・管理ができる機能です。「いつ」「どこで」「なにが」「だれに」売れたかのデータが収集でき、手間なく売上の動向をチェックできます。
在庫管理商品ごとに在庫数量の登録ができ、さらに販売した時点で在庫数もリアルタイムに更新されるため、常に新しい在庫数を確認できる機能です。POSレジの在庫管理機能を活用することで、在庫管理や発注業務の負担は大幅に減少するでしょう。
顧客管理POSレジ上に顧客情報を登録することで、顧客の誕生日や過去の購入履歴、来店履歴などを管理できる機能です。この機能を活用することで、DM・クーポンの配信や顧客の好みに合わせたサービスの提供が可能となるでしょう。
ポイント管理POSレジのなかには、ポイントカード管理機能がついている製品もあります。ポイントカード管理機能は、リピーター獲得や顧客の囲い込みに有効です。対応するポイントは製品により異なるため、導入前に確認しておくと良いでしょう。
基幹システム連携POSレジと基幹システムを連携することで、店舗に行かずに、本部で全店舗の売上データが確認できます。売上以外にも、顧客情報や在庫数量、スタッフの勤務状況などの情報を全店舗で共有でき、スムーズな経営が可能となるでしょう。
複数店舗の管理複数店舗のデータを一元管理できるため、全店舗の売上や在庫状況、スタッフの勤務状況などを本部でリアルタイムに確認できます。正確な数値を把握することで、店舗間の在庫調整や応援スタッフの派遣など、判断がしやすくなる点がメリットです。
スタッフ勤怠管理タイムレコーダー、シフト管理、勤怠申請/承認などができる機能です。予約管理機能や顧客管理機能と連携させることで、サロンではシフト調整に役立ったり、指名料が自動計算されたりするメリットがあります。スタッフごとの権限設定も可能です。
オーダーシステム
(飲食店向け)
飲食店向けのオーダーシステムでは、顧客が自分で注文するセルフオーダーや、スタッフが行うハンディ端末注文など、さまざまなオーダー方法に対応しています。スピーディーでミスのない注文業務が可能となり、スタッフの負担軽減や人件費削減が可能となるでしょう。

今やPOSレジは、お店の経営に欠かせないシステムです。POSレジを導入することで、業務の効率化や売上分析、顧客管理などによる売り上げの向上など多数のメリットを得ることができます。

電子レジスターではなくPOSレジを導入するメリット

ここでは、電子レジスターではなく、POSレジを導入するメリットをご紹介します。

導入メリットは以下の8つです。

  • データが自動で収集されるので、仕入れや販売・マーケティング戦略に活かせる
  • 本部から複数店舗を一元管理できるようになる
  • バーコードスキャンにより会計が簡略化されスピードアップ&スタッフ負担軽減
  • レジ締め負担が大幅に軽減
  • レジやデータ収集以外の機能も充実!業務効率アップを強力にサポート
  • スタッフの不正防止が可能
  • 顧客のサービス満足度向上につなげられる
  • 業務効率化や負担軽減により人件費削減&定着率アップ

データが自動で収集されるので、仕入れや販売・マーケティング戦略に活かせる

メリットのひとつとして、売上データが自動で収集され、経営戦略に活かせることが挙げられます。

POSレジでは、商品の売上データをリアルタイムに自動収集でき、そのデータを元にした売上分析が可能です。

勘や経験頼りではない、数値に基づいた正確な売上分析は、仕入れや販売・マーケティングなど経営戦略の立案に役立ちます。

本部から複数店舗を一元管理できるようになる

複数店舗を経営している場合、本部で全店舗のデータを一元管理できることもメリットのひとつです。

全店舗の売上や在庫量、スタッフの勤務状況などのデータが一元管理できるため、店舗間の在庫調整や応援スタッフの派遣など、判断がしやすくなります。

また、製品によってはネットショップと実店舗の連携も可能です。

ネットショップを運営している場合は、連携機能がついているPOSレジを選ぶと良いでしょう。

バーコードスキャンにより会計が簡略化されスピードアップ&スタッフ負担軽減

レジでの会計処理が自動化されることで、正確かつスピーディーなやり取りが可能となり、顧客の待ち時間減少やスタッフの負担軽減も期待できます。

また、POSレジでは金額を手打ちする必要がないため、商品の金額を間違えるなどのミス防止も可能です。

レジ締め負担が大幅に軽減

レジ締めの工程が効率化され、業務負担が大幅に軽減することもメリットのひとつです。

POSレジはリアルタイムに売上を自動集計しているため、レジ締めの際に1日合計金額を手作業で計算する必要がありません。計算ミスによるレジ内の現金と売上金額の誤差も生じないため、レジ締め業務の時間が大幅に短縮できます。

レジやデータ収集以外の機能も充実!業務効率アップを強力にサポート

近年のPOSレジはレジ機能以外にも多彩な機能を搭載しており、業務の大幅な効率化が期待できます。

業務をサポートしてくれる機能としていくつか例を紹介しますので、自店舗の業務効率化に役立つ機能を確認しておきましょう。

飲食店のオーダーエントリーシステム

タブレットやスマホによるセルフオーダーや、ハンディ端末を利用したオーダーがPOSレジやキッチンに送られる機能です。正確でスピーディーなオーダーが可能となり、オーダーに関わるスタッフの業務負担軽減や人件費削減効果が期待できます。

小売店向けの高度な在庫管理機能

通常の在庫管理だけでなく、在庫変動履歴や棚卸、店舗間移動、発注・入荷・出庫などを一元管理できる機能です。

在庫数量の適正化や、在庫管理業務の効率化が期待できます。

美容室向けの電子カルテ作成機能

 顧客情報として、来店履歴や施術メニューだけではなく、写真や手書きメモまで残せる機能です。

より詳しい情報が残せるため、細やかでパーソナライズされたサービスの提供が可能となります。

スタッフの不正防止が可能

POSレジでは、使用ログが残されるため、トラブル発生した場合に会計作業を「誰が」「いつ」行ったのか明確にできます。また、使用ログが残ることを周知しておけば、それだけでも不正防止の抑止力となるでしょう。

管理者の負担がなく、確実に不正防止ができる点は大きなメリットです。

顧客のサービス満足度向上につなげられる

以下のようなPOSレジ機能の活用で、顧客のサービス満足度向上も期待できます。

  • スピーディーな会計による待ち時間の短縮
  • キャッシュレス決済による支払手段の多様化
  • ポイント管理システムによる付加価値の向上
  • 在庫管理機能によって品切れを減らせる
  • 売上分析による顧客のニーズに合わせた商品やサービスの提供

 POSレジを活用して、スピーディーな会計や顧客のニーズを満たすサービス提供を行い、顧客満足度向上を目指しましょう。

業務効率化や負担軽減により人件費削減&定着率アップ

 レジでの会計処理が自動化・簡略化されることで、レジ業務にかかる時間を短縮できますし、セルフレジ化すれば、人件費の削減も可能です。

また、 POSシステムのデータから混雑する時間帯を特定することで、適正な人員配置もできます。

時間短縮や適正な人員配置でスタッフの業務負担は減り、定着率もアップするでしょう。

POSレジ導入に使える補助金・助成金もチェック

POSレジの導入には補助金・助成金も活用でき、導入コストを抑えることが可能です。ここでは、活用可能な以下の補助金・助成金を紹介していきます。

  • IT導入補助金
  • 業務改善助成金
  • 小規模事業者持続化補助金

IT導入補助金

IT導入補助金は、中手企業や小規模事業者が業務効率・売り上げの改善を目的としてITツールを導入する際に活用できる補助金です。補助金の申請が通ることで、POSレジ導入にかかる経費の一部が補助されます。POSレジ導入時には最も活用されることの多い補助金で、一部のメーカーや販売代理店では申請サポートも行っています。

今年度から新たにインボイス制度に対応するためのデジタルツール(POSレジ含む)導入にかかわる費用にもIT導入補助金が活用できるようになりました。

補助金の対象となる製品が決まっており、本記事で紹介したパソコンPOSレジの場合は、BCPOSとPC POS MATEがIT導入補助金2023の対象となっています。

出典:「IT導入補助金2023」 一般社団法人 サービスデザイン推進協議会

業務改善助成金

業務改善助成金とは、中所企業や小規模事業者が生産性向上のために設備投資を行い、賃金を一定額以上引き上げた場合に、その設備投資に価格った費用の一部が助成されます。対象となる設備にはPOSレジが含まれるので、POSレジの導入により生産性が向上し、賃金引き上げにつなげられた場合は助成対象となります。

出典:「業務改善助成金」厚生労働省

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金とは、小規模事業者などが今後も直面し得る制度変更に対応するため、販路開拓のために経費の一部を補助します。それにより、小規模事業者らの生産性向上と持続的発展を図ることが目的です。

小規模事業者持続化補助金にはインボイス枠が設けられており、インボイス制度に対応するためにPOSレジを導入する場合にも活用できるケースがあります。補助上限額は最大100万円と他の補助金・助成金に比べて金額が大きい点も特徴です。

出典:「小規模事業者持続化補助金」全国商工会連合会

POSレジ導入に活用できる補助金についてさらに詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

パソコンPOSレジに関するよくある質問

ここからは、パソコンPOSレジに関するよくある質問をQ&A形式で回答していきます。

そもそもパソコンPOSレジとは何ですか?

パソコンPOSレジとは、文字通りパソコン端末で利用可能なPOSレジのことです。POSレジにはパソコンPOSレジ以外にタブレット端末で利用可能な「タブレットPOSレジ」、レジ専門の筐体で利用可能な「ターミナルPOSレジ」があります。それぞれ価格面に以下の表のような違いがあります。

パソコンPOSレジタブレットPOSレジターミナルPOSレジ
価格帯0円〜380,000円500,000円〜1,000,000円50,000円~400,000円
月額5,000円〜30,000円0円〜12,000円
保守費用0円〜18,000円1,000円〜0円〜10,000円

パソコンPOSレジにはどんな機能がありますか?

パソコンPOSレジには主に以下のような機能が備わっています。

  • レジ機能
  • 売上管理・分析機能
  • 在庫管理機能
  • 顧客管理機能
  • 複数店舗管理機能
  • キャッシュレス決済端末連携
  • 会計ソフト連携
  • 各種税制対応機能
  • 予約管理機能
  • スタッフ勤怠管理機能 など

パソコンPOSレジで自動レジ(セルフレジ)は導入できますか?

自動釣銭機連携可能なパソコンPOSレジであれば、自動レジ(セルフレジ)は導入可能です。

ただし実現可能な製品数は数少なく、代表的な製品として本記事で紹介している「BCPOS(株式会社ビジコム)」が挙げられます。

自動レジの導入を検討している場合、タブレットPOSレジであれば製品の候補も増えるので合わせて検討してみましょう。

まとめ

パソコンPOS レジは普段使い慣れているパソコンを使用できるため、慣れるまでに時間がかかりません。 機能性や拡張性が高く、業務に合わせた仕様にできます。

今回の記事の内容を参考に、パソコンPOSレジの導入を検討してみてください。 従業員に若い世代が多い場合は、タブレットPOSレジの導入を検討してみるといいでしょう。 

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この記事を書いた人

POSレジ・自動釣銭機・券売機・キャッシュレス決済端末など、レジとその周辺サービスの研究・調査を日々行い、そこで得た知見や調査データを記事に反映しています。
編集長は一部の人に「POSレジオタク」とも呼ばれており、メーカーの枠にとらわれない幅広い知識を持っています。

これまで300件を超えるPOSレジや自動釣銭機、セルフレジの選定サポート・導入支援・販売を行ってきました。(補助金に関する支援も行っています。)
サポートの中で得た知見も記事に反映し、どこよりもわかりやすく情報が網羅されたレジのコンテンツ記事を目指していきます。

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