人気のオーダーエントリーPOSレジ「POSMOCO(ポスモコ)」。
導入の検討にあたり、評判やメリット・デメリットが気になる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、POSMOCO(ポスモコ)を導入したお店からの評判や、
他のPOSレジと比較してわかったメリット・デメリット、価格や機能を紹介していきます。
POSMOCO(ポスモコ)とは?
POSMOCO(ポスモコ)は、飲食店向けに開発されたオーダーエントリーPOSレジです。
iPod touchやiPhoneをハンディ端末として利用できるため、高価なハンディ端末を用意する必要はありません。
手のひらサイズのタッチパネル操作で、誰でも簡単に使えます。
また、個室やテーブルにiPadを設置してお客様自身で注文ができる、「セルフオーダーシステム」の実現も可能です。
お客様のスマホから料理を注文できる「スマホセルフオーダー(モバイルオーダー)」にも対応しています。
お店の運用方法に合わせてオーダーシステムを導入できる点が、ポスモコの大きな特徴といえるでしょう。
POSMOCO(ポスモコ)はインボイス制度対応
ポスモコは、2023年10月1日から導入されるインボイス制度に対応しています。
インボイス制度に対応したレシート(適格簡易請求書)の発行が可能です。
POSMOCO(ポスモコ)はIT導入補助金2023対象
ポスモコは、IT導入補助金2023対象のPOSレジです。
IT導入補助金とは、中小企業や小規模事業者などが情報処理システムの導入や改善にかかる費用の一部を補助する制度です。
IT導入補助金を活用すれば、レジの導入費用を大幅に抑えられるのでおすすめです。
ただし、申請したからといって確実に補助金を受け取れるわけではありません。
申請手順やスケジュールは、下記の記事を参考にしてみてください。
POSMOCO(ポスモコ)の他社に比べたメリット・特長
ここでは、ポスモコと他社製品を比べてわかったメリットを解説します。
具体的には以下の5つが挙げられます。
- 飲食店に特化した機能が揃ったPOSレジ
- サポートが手厚い!24時間365日いつでも電話&リモートサポート
- テーブルオーダーのメニューレイアウトの自由度が高い
- オフラインでも利用可能
- 機能追加や基幹システムの連携カスタマイズにも柔軟に対応
一つずつ見ていきましょう。
飲食店に特化した機能が揃ったPOSレジ
ポスモコは飲食店に必要な機能が揃ったPOSレジです。各種注文機能はもちろん、多彩な機能で飲食店業務を効率化します。
例えば、以下のような便利機能があります。
- 勘定機能
- 売上分析機能
- 備品発注機能
上記の豊富な機能に加え、その使いやすさも特長です。ワンタッチで簡単に会計が行えるようになり、レジの混雑を解消できます。
飲食店の運営改善に欠かせない売上分析機能も魅力です。日別・期間別などの注文データを分析し、混雑する時間帯を正確に把握できます。分析データをもとに、無駄にならないスタッフのシフト作成など、経営に活かせる分析が可能です。
他にもさまざまな便利機能があり、飲食店の業務効率化に貢献してくれます。
サポートが手厚い!24時間365日いつでも電話&リモートサポート
ポスモコはユーザーが安心してPOSレジが利用できるように、サポートが手厚くなっている点も大きなメリットです。
導入時のサポートでは丁寧なヒアリング、設置・初期設定、メニュー作りまでサポートしてくれます。
導入後は、24時間365日体制の電話・リモートサポートで、他社のPOSレジに比べても丁寧なサポートを提供しています。
トラブルが発生しても迅速に対応してくれるため、安心して利用できるでしょう。
テーブルオーダーのメニューレイアウトの自由度が高い
ポスモコのセルフオーダーシステム(テーブルオーダー)は、メニューレイアウトを自由に変更できる点が特長です。
メニューレイアウトをお店のこだわりに合わせて変更したい方もいらっしゃるでしょう。
ポスモコなら、メニューはもちろん、アイコン・ボタンのデザインも自由に変更可能です。
<メニューレイアウト例>
また、グランドメニューをそのまま注文画面に表示できるため、お客様は見慣れたメニュー画面から安心して注文できます。
さらに、英語・中国語・繁体字・韓国語に対応しており、海外のお客様でも迷うことなく画面から注文が可能です。
オフラインでも利用可能
ポスモコはインターネットが繋がらない状態になっても利用できます。
万が一、営業中にオフライン状態になった場合でも、ハンディオーダーや会計などの通常業務が行えます。
多くのPOSレジがオンラインでしかハンディが使えないので大きなメリットのひとつです。
オフライン時でも、お店の業務を停止せずに継続できる点はメリットといえるでしょう。
機能追加や基幹システム連携のカスタマイズにも柔軟に対応
ポスモコの魅力は、飲食店に特化した機能だけではありません。
追加機能や基幹システムとの連携により、さらに便利に活用できます。
例えば、以下のような外部システムと連携が可能です。
- 会計ソフトの「freee会計」
- 予約システムの「TORETA(トレタ)」
- レストラン管理システムの「TableCheck(テーブルチェック)」
- チャットツールの「Chatwork(チャットワーク)」
- 飲食店向け管理システムの「ぴかいちナビ」
他にもさまざまな連携先が用意されています。将来性を見据えてPOSレジを導入できる点は、大きなメリットです。
POSMOCO(ポスモコ)の主な機能&使い方イメージ
ここでは、ポスモコの主な機能や使い方を解説します。
レジ会計機能
POSMOCO(ポスモコ)のレジ会計は非常に簡単です。
お客様の座っていたテーブルの番号をタッチするだけで会計を行えます。
<POSMOCO(ポスモコ)のレジ会計画面>
グループで利用のお客様の個別会計や複数テーブル間での合算会計機能も備えています。他にも、クーポンを簡単に登録することができ、ワンタッチで会計を行えるのも特徴です。
お客様のさまざまな会計ニーズに応えて、レジの混雑解消が期待できるでしょう。
各種オーダー方式に対応
POSMOCO(ポスモコ)では、各種オーダーシステムに対応しています。それぞれの概要や導入するメリットを解説します。
ハンディオーダー
ポスモコは、iPodtouchやiPhoneをハンディ端末として利用することが可能です。ポケットにも収まるサイズで、女性の小さな手でも扱いやすくなっています。
タッチパネル操作なので、難しい操作は必要とせず誰でも簡単に使えます。
バックライト液晶画面により、照明を落とした雰囲気のある飲食店でも画面を明るくして注文をとることが可能です。
ハンディ注文の流れ
注文を受けるテーブル番号やお客様の人数を入力。注文内容のメニューを選択し、オーダー確認します。
注文内容に間違いがなければ確定し、キッチンに注文内容が送信されます。キッチンプリンターから調理の指示伝票が印刷されるので、調理スタッフが調理を開始します。
ハンディのメリット
- 普段使い慣れた操作性で誰でも使える
- サイズがコンパクトで持ち運びやすい
- 照明を落とした飲食店でも注文業務を行える
- 低コストでハンディ端末を導入できる
- キッチンに注文内容が瞬時に伝わる
iPadセルフオーダー機能(テーブルトップオーダー)
iPadセルフオーダー機能は、個室やテーブルにiPadを設置し、お客様自身で注文ができるシステムです。
お客様自身で注文を行うため、ホールスタッフが各テーブルに注文を取りに行く回数が激減します。空いた時間は配膳や接客など、そのほかのサービス業務に集中できます。
ポスモコのテーブルトップオーダーを導入した店舗では、平均で人件費約30%の削減に成功しているほどです。
また、お客様も注文をするたびにスタッフを呼ぶ必要がなくなるため、結果的に注文数が増えて売上UPも期待できるでしょう。
注文の流れ
ページをめくりながら注文したい商品を探します。
注文内容が決まり確定ボタンを押すと、注文内容がキッチンプリンターに送信されます。調理スタッフが、送信された伝票をもとに調理を始めます。
料理が完成したらホールスタッフが配膳して完了です。
導入メリット
- ホールスタッフの業務負担軽減
- メニュー・アイコン・ボタンのデザインを自由に変更できる
- 英語・中国語・韓国語に対応
- 人件費を削減できる
- 注文回数が増えて売上UPが期待できる
スマホセルフオーダー機能(モバイルオーダー)
ポスモコのスマホセルフオーダー機能は、お客様自身のスマホから注文が行えるシステムです。
お客様のスマホが注文端末になるため、テーブルごとにオーダー端末を用意する必要もありません。端末の故障などもなく、維持費もかからないメリットがあります。
また、手書き伝票やハンディオーダーのような注文業務がなくなるので、ホールスタッフの負担軽減、注文ミスの防止につながります。
会計時にはPOSレジ側で伝票を呼び出し、スピーディな会計を実現できるのもメリットです。
注文の流れ
まずはお客様を通すテーブルや人数、言語などを選択し、QRコードを発行します。
お客様はスマホカメラでQRコードを読み取ります。お店のメニューが表示されるので、商品を選択。
注文を確定させると、お店のキッチンプリンターから指示伝票が発行されます。
導入メリット
- ストレスフリーな注文で顧客満足度向上につながる
- 専用のオーダー端末は不要なので導入コストを抑えられる
- 多言語に対応で外国人のお客様の対応も可能
- 非接触型で感染予防につながる
- オーダー業務が効率化できるためスタッフの人手不足解消が期待できる
売上管理・分析機能
ポスモコは、売上分析に強い点もメリットです。
売上分析機能では、以下のような項目で分析が行えます。
売上推移 | 売上の比較や時間帯別での売上をすぐに表示し、日々の業務を支援します。 |
商品別 | どの商品がどれだけ売れているのかが瞬時にわかるようになります。 正確な回転率の算出が可能となり、効果的な経営戦略を立てるために役立ちます。 |
ABC分析 | 売れていないメニューがすぐにわかり、発注の見直しで在庫削減の役に立ちます。 |
クーポン分析 | クーポン、チャージ、金券の利用枚数、利用金額、客層分析を瞬時に表示します。 詳細をもとに、効果的な販促が可能です。 |
分析結果をもとに、メニューを増やしたり不人気メニューを廃止するタイミングを見極めたり、混雑する時間帯を把握して最適なシフトを組んだりなど、すぐに店舗経営に活かせます。
また、スマホやパソコンからお店のPOS締め情報を閲覧できる、「ゼロレポート」が便利です。過去の売上データとの連携も可能なので、売上推移を簡単に確認できます。
売上分析を活用して経営改善を図りたい店舗にとっては、非常に便利な機能となるでしょう。
備品発注機能
ポスモコの備品発注機能を活用すれば、店舗で利用する商品を発注することも可能です。
電話で発注する場合、発注先の営業時間を待たなければなりません。ポスモコでは、24時間365日発注ができるため、発注先の営業時間まで待たずにいつでも注文ができます。
また、発注は発注画面から簡単に注文が可能で、電話での注文の手間を省きます。電話での注文の言い間違い、聞き間違いがなくなるため、ストレスなく備品発注ができるのは嬉しいポイントです。
自動釣銭機接続
自動釣銭機は紙幣や硬貨を投入すると、自動で釣銭を計算して払い出してくれる機器です。
お釣りを自動で払い出してくれるので、お釣りの渡し間違いがなくなります。
難しい操作を必要としないため、教育コストもかかりません。
また、レジ内の金種や各数量も常に管理されており、レジ締め業務の負担軽減にもつながります。
ポスモコでは、以下の自動釣銭機との連携に対応可能です。
セルフレジ
ポスモコはお客様自身で会計を行うセルフレジにも対応しています。
ホール伝票のバーコードをリーダーで読み取り、支払い方法を選択して会計を行うだけの簡単ステップです。
現金はもちろん、クレジットカードやQRコード決済にも対応しているため、スムーズな会計が実現できるでしょう。
キャッシュレス決済端末連携
ポスモコは、さまざまな決済端末との連携に対応しています。具体的には、以下の決済端末と連携が可能です。
- stera terminal|三井住友カード
- Verifone V200c|ベスカ
- CT-5100|東芝テック
- CT-6100|東芝テック
キャッシュレス決済端末の導入には、さまざまなメリットがあります。一つは、会計スピードが速くなることです。
現金で会計を行うよりも、スムーズに会計を済ませられます。お店側はスタッフの作業負担が軽減され、お客様は待ち時間が減るメリットが期待できるでしょう。インバウンド顧客に対応できるのも大きなメリットです。外国人旅行客はクレジットカード決済を利用するケースが多いため、インバウンド需要に対応できます。
外部システム連携
ポスモコは外部システム連携先が豊富です。以下で、その一部の外部システム連携先を紹介します。
チャットワーク | Chatwork株式会社が提供するビジネスチャットツールです。 ポスモコ上で管理している売上情報や分析結果、削除履歴などを チャットワーク上に通知できるようになります。 |
TORETA | 予約管理システムやモバイルオーダーシステム、デジタルの スタンプカードを提供しているサービスです。ポスモコの予約画面から トレタの予約が閲覧できます。 |
TableCheck | 飲食店・レストラン向けの予約顧客管理システムです。 お客様の連絡先や誕生日、嗜好などの詳細な情報を簡単に管理できます。 |
watabi | 自宅や外出先からでもスマホ一つでオーダーができるシステムです。 受け取り時間の指定が可能で、簡単にテイクアウトオーダーを実現できます。 |
ぴかいちナビ | 飲食店向けの店舗管理システムです。売上管理や勤怠管理、仕入れ管理などを 一括して管理できるようになります。 |
ASPIT | 飲食店向け業務支援・改善システムです。発注や在庫などの 日常業務、会計上の管理、シフト作成や給与計算、フランチャイズ管理など さまざまな業務の効率化をサポートしてくれます。 |
freee | 会計ソフトのfreeeと連携が可能です。店舗でレジ締め作業を行うと 、売上が自動でfreee会計に連携されます。煩雑なバックオフィス業務を効率化できるでしょう。 |
POSMOCO(ポスモコ)の導入事例
ここでは、ポスモコの導入事例を紹介します。
ハンディが使いやすくて新人スタッフ指導が10分でできる
■導入を決めた理由
注文からキッチンまでの伝達のロスタイムの短縮が出来たらと思っておりました。
実際デモを見て、大手と比べてめっちゃ早いと思いました。
■導入後の効果
以前のPOSよりオーダーが早いです。新人スタッフへのハンディ指導も 10 分程度で完了しました。
それとオーダーミスも減りましたね。
手書き伝票の場合、注文を受けてからキッチンに伝えに行く必要があります。ハンディは、注文を確定してすぐにキッチンへ注文内容を伝達できる点がポイントです。
ポスモコのハンディ端末はiPodtouchを使うため、新人スタッフでもすぐに操作方法を覚えることができます。
引用元:https://posmoco.jp/client-voice/saizu
手厚いフォローで安心
■導入を決めた理由
総合的にポスモコが良かったので、社長と共に決めさせてもらいました。
■導入後の効果
導入後の対応は大阪と東京の距離を感じさせないフォローをしてもらっているので、安心感たっぷりです。困ったときのリモート対応は素敵ですね。
■編集部のコメント
ポスモコは24時間365日体制の電話・リモートサポートを提供しています。導入後に疑問やトラブルが発生しても、すぐに解決できる体制があるのはGOODなポイントです。
引用元:https://posmoco.jp/client-voice/yakitori-miyagawa-yotsutani
POSMOCO(ポスモコ)導入の流れ
ここでは、ポスモコを導入する流れを解説します。
ポスモコを導入する前に、インターネット接続環境を用意します。機器設置スペースの確認、既存店舗の場合は、顧客データの保管方法を確認します。
まずは以下よりお問合せください。
申込書、初期費用請求書、口座振替申込書に記入。
指定フォーマットでスタッフメニューなどの設定データや顧客データを用意。有料でデータ作成の代行も可能です。
各機器設定、データインポートなどを行います。店舗に機器を導入し、スタッフへポスモコの操作方法を説明します。
説明完了後、利用開始できます。
POSMOCO(ポスモコ)のメーカー「ラングライズ株式会社」について
ラングライズ株式会社は、飲食店向けPOSレジシステムの開発・販売を行う会社です。2009年に日本で初めてiPod touchを利用した飲食店向けオーダーシステム「POSMOCO(ポスモコ)」を開発しました。
ポスモコは、居酒屋・焼肉店・焼き鳥店・レストラン・カフェなどさまざまな店舗で導入されています。2021年には、AI画像解析を利用したベーカリー向けPOSレジ「ぱんレジ」をリリースしています。
会社名 | ラングライズ株式会社 |
所在地 | 本社 〒540-0011 大阪府大阪市中央区農人橋 1 丁目 4-31 アクシス谷町ビル 9F |
役員 | 代表取締役 田村貴志社外取締役 山口修一 |
電話番号 | 06-4793-8200 |
事業内容 | 飲食店向け POS レジ開発・販売 |
URL | https://posmoco.jp |
パン屋専用AI画像認識レジ「ぱんレジ」もチェック!
ぱんレジは、高精度のAI画像認識機能を搭載したパン屋に特化したPOSレジです。
高精度のAIスキャン機能により、隣接したパンの識別、同じ種類のパンの識別、袋入りパンの識別、箱入りケーキの識別が可能となり、レジ画面に金額を反映させられます。
会計オペレーションの効率化によって、人件費の削減にもつなげられます。スタッフの人数を減らしてもスムーズな会計が実現できるため、レジの混雑も解消できるでしょう。
ぱんレジはパン屋の業務負担軽減だけでなく、顧客満足度の向上や売上UPにも貢献するPOSレジなのです。
まとめ
本記事では、オーダーエントリーPOSレジの「POSMOCO(ポスモコ)」について解説してきました。
ポスモコはiPodtouchをハンディ端末として利用できる画期的なシステムです。普段使い慣れたスマホ感覚でハンディ操作ができるため、誰でも簡単に使えます。
レジ機能はもちろん、売上分析機能や備品発注機能など飲食店に特化した機能が揃っている点も魅力です。
ポスモコの操作感を実際に体験できる、オンラインデモや訪問デモを提供しています。まずはデモで操作感を体験し、自店舗に合った製品か検討してみてはいかがでしょうか。
POSMOCOを見ている方におすすめのPOSレジ
POSMOCO以外のPOSレジにも、おすすめのサービスは多数あります。
当サイトでは各製品のメリットやデメリット、違いを解説していますので比較しながら、自店舗に最適なものを導入しましょう。
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