東芝テックといえば、POSレジシェアNo.1を誇る会社です。製品のバリエーションが豊富で、さまざまなソリューションを提供しています。
今回の記事では、東芝テック製POSレジの特徴や、製品のメリット・デメリットを解説していきますので、導入を検討している方は参考にしてください。
東芝テックのPOSレジの特徴とは?
東芝テック株式会社は、POSレジや複合機などの開発・提供をしている企業です。POSレジは国内シェアNo.1で、スーパーや小売店など、さまざまな業界で導入されています。
POSレジの種類が豊富でセルフレジも提供しており、店舗の運用形態に応じて導入することが可能です。
会社名 | 東芝テック株式会社 |
POSレジシェア率 | 36%(国内1位、全世界3位※)※2018年時点 |
POSレジ取り扱い製品数 | 39(POSシステム・周辺機器含む) |
東芝テックのPOSレジの特長・メリット
ここでは、東芝テックのPOSレジの特長・メリットを解説していきます。紹介する特長・メリットは下記の通りです。
- 製品バリエーションが豊富で店舗規模・業種を問わずあらゆる要望に応えられる
- 圧倒的な拠点数の東芝テックだからこそできる充実のサポート体制
- POSレジ以外のソリューションも豊富でトータルな課題解決が可能
製品バリエーションが豊富で店舗規模・業種を問わずあらゆる要望に応えられる
東芝テックのPOSレジは製品バリエーションが豊富です。
たとえば「WILLPOS-Self(ウィルポス・セルフ) SS-950U」は、カウンターに設置できるセルフレジで、キャッシュレス決済や画像認識スキャナ・多機能プリンタなどが搭載されています。
他にも、「クリニック向け 対面式セミセルフレジ」や、「飲食店向セルフ会計システム WILLPOS-Self by FScompass」など、業種に特化した機能を備えたPOSレジもあるため、業種を問わず導入可能です。
「モバイルPOSレジ POSasy(ポサシー)」は、本当に必要な機能だけを搭載したiPadを使用するPOSレジとなっています。
このように、小規模~大規模店舗まで、さまざまな店舗の要望に応えることができるのが東芝テックのPOSレジの魅力です。
圧倒的な拠点数の東芝テックだからこそできる充実のサポート体制
東芝テックは、全国各地に営業所や事業所を構えており、導入店舗を全面的にサポート可能です。
各拠点の場所については、ホームページの「お客様サポート」のページから確認できます。
POSレジシェアNo.1というだけではなく、サポートも充実している点は、利用者にとって大きなメリットでしょう。
POSレジ以外のソリューションも豊富でトータルな課題解決が可能
東芝テックはPOSレジ以外にも配膳ロボットやRFIDも提供しています。
たとえば、ある飲食店では、配膳ロボットの「BellaBot」を導入しており、お客さまから好評です。ネコのような見た目のかわいいデザインになっており、さまざまな表情の変化と音声でコミュニケーションを取ることができます。そのため、お客様の反応が良く、小さな子どもは喜び、大人のお客様からも好評です。
その他、大手アパレルメーカーでは店舗にRFIDを導入し、入荷検品や在庫管理の省人化に成功しており、顧客サービスを向上させています。
このように、東芝テックは多くのソリューションを提供し、さまざまな角度から店舗経営の役に立っているのです。
東芝テックのPOSレジのデメリット
続いて、東芝テックのPOSレジのデメリットを解説していきます。紹介するデメリットは下記の通りです。
- 機能やサポートが優れている分、価格は安くはない
- タブレットPOSレジはイマイチ
機能やサポートが優れている分、価格は安くはない
機能面やサポート面、顧客のニーズや課題に合わせた提案力が優れている分、価格はそこまで安くありません。低価格なPOSレジを導入したい場合は、月額料金0円・初期導入費用10万円前後と格安なエアレジやスマレジといった、タブレットPOSレジがおすすめです。
タブレットPOSレジはイマイチ
東芝テックでもタブレットPOSレジとして「POSasy」を販売していますが、こちらは必要最低限の機能に絞っているので、機能面や料金面で他社製品に劣ります。
POSasyはiPadを使用するモバイルPOSレジで、基本的なレジ機能を簡単に使用することが可能です。初期費用は0円で、月額利用料は3,500円となっています。
アカウント発行日から翌月末までは無料で使用できるので、気になる方は一度試してみるといいでしょう。
東芝テックのPOSレジの評判・口コミ・導入事例
ここからは、東芝テックのPOSレジの評判・口コミ・導入事例を紹介していきます。
飲食店の導入事例からみる東芝テックのPOSレジの評判・口コミ
スタッフを融通し合う際に店舗によってハンディターミナル運用環境が違うと、操作法を覚えるというひと手間が生じます。それを避けたいと考え、3店舗6台のハンディターミナルには全店舗のメニューを登録しています。他社ではあまり例がないようですが、ホールスタッフからはとても好評です。
ホール業務においても、POSシステム導入効果はすでに表れています。
「導入してみると、やはりPOSレジは便利ですね。以前は会計時の入力漏れがどうしても発生していましたが、そうしたケアレスミスは確実に減っています」
出典:https://www.toshibatec.co.jp/branch/casestudy/casestudy08.html
自治体での導入事例からみる東芝テックのPOSレジの評判・口コミ
十分に検討したうえで、最終的に導入したのが、東芝テック製のプリンタ一体型POSターミナル「WILLPOS-Mini QT-200」と、グローリー社製の硬貨釣銭機「RT-300」と紙幣釣銭機「RAD-300」でした。
POSレジと自動釣銭機が連動しているので、納入通知書に記載されているバーコードをスキャンして現金を入れれば、自動的にお釣りが出てきます。そのため、特別な操作研修は必要ありません。窓口業務の職員が人事異動で代わっても、誰でもすぐに使えるようになるので、導入後に困ることはほとんどありません。
税金や各種料金を納める時期はある程度決まっているので、そのときは窓口業務も忙しくなりますが、通常は、今回導入したシステムが1台あれば、十分対応できます。人的ミスが生じる心配がないので、町民の貴重な納付について、安心して取り扱うことができます
出典:https://www.toshibatec.co.jp/branch/casestudy/casestudy07.html
大規模チェーンでの導入事例からみる東芝テックのPOSレジの評判・口コミ
ロール紙は、残り少なくなると端に赤いラインが出るようになっていますが、東芝テックのロール紙はその印が出るタイミングが早いので、交換のタイミングをある程度こちらでコントロールできるようになりました。ピーク時でもかなり余裕を持てるので、現場としてはとてもありがたく、作業効率にも良い影響が出ています。
出典:https://www.toshibatec.co.jp/branch/casestudy/casestudy05.html
東芝テックのPOSレジ・関連ソリューションをまとめて紹介
ここでは、東芝テックのPOSレジ・関連ソリューションをまとめて紹介していきます。
紹介する製品一覧
- フレキシブルPOSターミナルWILLPOS-Unity(ウィルポス・ユニティ) M-9000
- プリンタ一体型POSターミナルWILLPOS-Mini(ウィルポス・ミニ) QT-200
- タッチターミナル WILLPOS-Touch(ウィルポス・タッチ)QT-20
- 飲食店向POSシステムFScompassNS(エフエスコンパス エヌエス)
- WILLPOS-Self(ウィルポス・セルフ) SS-900シリーズ
- システムレジスターMA-3055/FS-3055
- カウンター設置型セルフレジ WILLPOS-Self(ウィルポス・セルフ) SS-950U
- 対面式セミセルフ WILLPOS-Link(ウィルポス・リンク)
- 飲食店向セルフ会計システムWILLPOS-Self by FScompass
- モバイルPOSレジ POSasy(ポサシー)
- ELERA 売場移動型セルフレジシステム ピピットセルフ
- 自動釣銭機 VITESE(ヴィッテス) VT-330
- 専門店物販POSシステムShopWorks 7G
フレキシブルPOSターミナルWILLPOS-Unity(ウィルポス・ユニティ) M-9000
キーボードとディスプレイが一体化しており、オペレータへの情報や告知をキーボードと同じ高さで確認可能です。タッチキー操作・金銭授受など、チェックアウトに関わる一連の操作の距離を狭くすることで、従業員の操作負担を軽減できます。
また、2017年度グッドデザイン賞を受賞しており、非常に人気のPOSレジです。
■製品基本情報
タイプ | ターミナル |
対象業種 | 汎用 |
導入価格 | 要問合せ |
月額料金 | 要問合せ |
プリンタ一体型POSターミナルWILLPOS-Mini(ウィルポス・ミニ) QT-200
ピュアホワイトとジェットブラックの本体色、12.1型・15型のディスプレイ、客面表示タイプなど、店舗のスペースや用途に合わせて選ぶことが可能です。
本体は小型ですがプリンタを内蔵しており、機能性が大きく向上しています。ディスプレイのチルト・スイーベル機構とキーボード分離式を採用しているため、対面性と自由度が高いです。
■製品基本情報
タイプ | ターミナル |
対象業種 | 汎用 |
導入価格 | 要問合せ |
月額料金 | 要問合せ |
タッチターミナル WILLPOS-Touch(ウィルポス・タッチ)QT-20
設置面積が少なく広く使える縦型QT-20Tと、コミュニケーション空間の自由度が高い平置型QT-20H方選ぶことが可能です。
店舗や現場の雰囲気を損ねないデザイン性にこだわっており、完成度の高い本体は、縦型・平置型どちらも2017年グッドデザイン賞を受賞しています。
また、フルフラットディスプレイの採用で、清掃などがしやすく店舗や現場でも常に清潔な状態を保つことが可能です。
製品基本情報
タイプ | ターミナル |
対象業種 | 汎用 |
導入価格 | 要問合せ |
月額料金 | 要問合せ |
飲食店向POSシステムFScompassNS(エフエスコンパス エヌエス)
店舗のイメージに合わせて、4種類の画面デザインから選ぶことが可能です。登録画面も店舗に合わせて選択でき、ハンディターミナル実機イメージの画面に、ドラッグ&ドロップで割付・確認ができます。
また、お客様の滞留時間を3段階の色で表示できるため、「座席管理」「飲み放題」などに最適です。
■製品基本情報
タイプ | POSシステム |
対象業種 | 飲食店 |
導入価格 | 要問合せ |
月額料金 | 要問合せ |
WILLPOS-Self(ウィルポス・セルフ) SS-900シリーズ
業界初の小銭を選り分けられるコイントレー付き硬貨投入口を採用しています。3色カラーと点滅・点灯の組み合わせで、レシートのニアエンドや釣銭不足を知らせることが可能です。背の高いパトランプを設置しているので、遠くからでも何が不足しているかをすぐに確認できます。
また、お客様が迷わず操作できるように、大きく明るい誘導LEDを搭載しているのでスムーズに操作できるでしょう。
■製品基本情報
タイプ | セルフレジ |
対象業種 | スーパーなど |
導入価格 | 要問合せ |
月額料金 | 要問合せ |
システムレジスターMA-3055/FS-3055
LAN通信機能が標準装備されており、パソコンなどとネットワーク構築ができます。売上を集中管理するなど、幅広く活用可能です。
一括取消機能では、すべての入力をワンタッチで取消できます。また、決済端末と連携することで、クレジット・各種電子マネーが使える決済端末と接続可能です。
■製品基本情報
タイプ | ターミナル |
対象業種 | 汎用 |
導入価格 | 要問合せ |
月額料金 | 要問合せ |
カウンター設置型セルフレジ WILLPOS-Self(ウィルポス・セルフ) SS-950U
本体と画面がひとつになっており、スキャナやプリンタもひとつにまとまっています。設置スペースが小さいため、お客様の会計スペースを確保することが可能です。
スキャン時に光るお知らせLEDが搭載されており、確実に商品をスキャンできたか確認できます。
また、独自の画像認識技術による高性能カメラ式のスキャナを搭載しているため、スムーズな読み取りだけでなく、値引き操作もシールをかざすだけで読み取ることが可能です。
■製品基本情報
タイプ | セルフレジ |
対象業種 | スーパーなど |
導入価格 | 要問合せ |
月額料金 | 要問合せ |
対面式セミセルフ WILLPOS-Link(ウィルポス・リンク)
対面式販売に適した筐体となっており、レシートプリンタは稼働状態を知らせるLEDを搭載しています。また、機器構成を自由にカスタマイズ可能です。キーボードやプリンタ・カードリーダーは、運用に応じて構成を選択できます。
お客様自身で会計を行うため、従業員の現金を扱うストレスを軽減可能です。
■製品基本情報
タイプ | セルフレジ |
対象業種 | スーパーなど |
導入価格 | 要問合せ |
月額料金 | 要問合せ |
飲食店向セルフ会計システムWILLPOS-Self by FScompass
ランチタイムはセルフ会計モード、夜間は通常モードにするなど、混雑具合や時間帯に応じて簡単にモードを切り替えることが可能です。
お客様がセルフオーダー端末を操作して注文でき、会計時にテーブルNoを入力することで伝票レスの会計ができます。そのため、レジ業務の手間をなくして業務効率を向上させることが可能です。
■製品基本情報
タイプ | 飲食店 |
対象業種 | セルフレジ |
導入価格 | 要問合せ |
月額料金 | 要問合せ |
モバイルPOSレジ POSasy(ポサシー)
本当に必要な機能だけを搭載したタブレットタイプのPOSレジです。操作が簡単で、レイアウトは自由に設定できます。また、キャッシュレス決済やスマートレシートに対応可能です。売上などのデータ分析もできます。
初期費用は無料なので、コストを抑えたい方におすすめです。
■製品基本情報
タイプ | タブレット |
対象業種 | 汎用 |
導入価格 | 0円 |
月額料金 | 3,500円 |
ELERA 売場移動型セルフレジシステム ピピットセルフ
選んだ商品をスマホのカメラ、またはカートのスキャナで読み込んで商品登録が可能です。合計金額を確認しながら買い物ができ、バーコードがない商品は画面から簡単に登録できます。値引きシールもスマホやカートのスキャナで読み取り可能です。
また、スマホ画面やカートのタブレット上に、店舗のお買い得情報を表示させることができます。
■製品基本情報
タイプ | 移動型セルフレジ |
対象業種 | スーパーなど |
導入価格 | 要問合せ |
月額料金 | 要問合せ |
自動釣銭機 VITESE(ヴィッテス) VT-330
紙幣を落とすだけで自動的に取り込める新構造になっており、硬貨投入口は従来機よりも大きくなっています。そのため、釣銭補充などの作業を素早く行うことが可能です。
また、硬貨が中央に集まるおわん型構造によって、一度で釣銭を取ることができ、お客様に素早く釣銭を渡せます。
■製品基本情報
タイプ | 自動釣銭機 |
対象業種 | 汎用 |
導入価格 | 要問合せ |
月額料金 | 要問合せ |
専門店物販POSシステムShopWorks 7G
異なるハードウェアでも、連携して業務を行える自由度の高さが特徴です。また、さまざまな周辺機器をオプションとして接続できます。店舗の環境や状況によって、2画面モニター・タブレット・パスポートリーダなどを組み合わせて、さまざまな運用が可能です。
また、操作に合わせて最小限のキーが表示されるので、ボタンを探す手間がなく、スピーディな会計ができます。
■製品基本情報
タイプ | POSシステム |
対象業種 | 専門店・物販店 |
導入価格 | 要問合せ |
月額料金 | 要問合せ |
価格をおさえて導入するならPOSレジアプリもチェック!
POSレジアプリにはスマレジやエアレジなどがあり、iPadなどのタブレットにPOSレジアプリをインストールするだけで、タブレットPOSレジとして運用することが可能です。初期費用0円で提供しているものもあるため、導入費用を抑えることができます。
最近のPOSレジアプリは機能性や操作性も高いので、価格を抑えたい方はこちらも検討してみるといいでしょう。
まとめ
東芝テックはさまざまなソリューションを提供しており、POSレジの種類も豊富です。そのため、店舗に適したPOSレジを見つけることができるでしょう。
また、POSレジシェアNo.1なので信頼性が高く、安心して導入・運用できます。
今回の記事の内容を参考に、東芝テックのPOSレジの導入を検討してみてください。
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