最新おすすめタッチパネル式券売機16選｜価格比較やデメリットまで

「タッチパネル式券売機を導入したいが、機種が多くて選びきれない」

「価格や詳しい機能を知りたい」

タッチパネル式券売機の導入を検討するなかで、上記のようにお悩みの方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、タッチパネル式券売機のメリット・デメリット、そして最新おすすめモデル16選を詳しくご紹介します。
また、製品選びに迷わないよう、タッチパネル券売機の選び方も解説し、さらに、リースやレンタル、補助金の活用方法もお伝えします。

タッチパネル式券売機は、人手不足解消や、業務効率化に大きく貢献する設備です。
店舗のニーズにあう製品を導入し、売上アップを目指しましょう。

液晶タッチパネル式券売機が人気の理由

これまではボタン式券売機が主流でしたが、近年では液晶タッチパネル式券売機の普及が急速に進んでいます。
まずは、液晶タッチパネル式券売機について、メリットや人気の理由を確認していきましょう。

人手不足の解消につながる

人気の理由のひとつとして、人手不足の解消が挙げられます。

液晶タッチパネル式券売機は、注文受付から会計、オーダー伝達まで、すべてをセルフ化できる製品が多いです。

また、出入金も券売機で管理できるため、閉店作業の時間も短縮されます。

セルフレジ化、業務効率化で人手不足の解消につながるでしょう。

キャッシュレス決済にスムーズに対応

キャッシュレス決済にスムーズに対応できる点もメリットのひとつです。

タッチパネル式券売機は、現金決済だけでなく、クレジットカードや電子マネー、アプリ決済など、複数の決済システムに対応できる製品が増えています。

また、バージョンアップや設定変更により決済方法を追加できるため、新しい決済にもスムーズに対応できるでしょう。

多言語対応（日本語、英語、中国語、韓国語）

多言語対応機能も人気の理由です。

近年は、外国人観光客が増え、多言語対応がますます重要になっています。

多言語対応の券売機を導入することで、外国人観光客に対してもスムーズな接客が可能となり、業務の効率化が期待できます。

英語、韓国語、中国語だけでなく、その他さまざまな言語に対応可能な製品もあるため、店舗に必要な言語を見極めて導入しましょう。

画面デザインの自由度が高く、様々な施策が打てる

画面デザインの自由度が高く、期間限定キャンペーンやおすすめメニューなど、多彩な施策を打てるのも魅力のひとつです。

タッチパネル式券売機の画面レイアウトやボタンサイズは、パソコンや専用ソフトを用いて簡単にカスタマイズできます。

その時々のニーズに合わせたレイアウトを表示でき、メニューやサービスのアップデートにも迅速に対応できるため、売上アップが期待できるでしょう。

店舗の雰囲気を損ねない（従来のボタン式はやや無骨な印象）

タッチパネル式券売機はスタイリッシュでおしゃれな製品が多く、店舗の雰囲気を損ねない点も人気の理由です。

従来のボタン式券売機はやや無骨な印象がありましたが、タッチパネル式は高級感があり、置くだけで店舗のイメージをグレードアップできます。

また、最新のタッチパネル機器を取り入れていることで、店舗のイメージアップにもつながるでしょう。

制度改正時の対応もスムーズ

制度改正にスムーズに対応できる点も大きなメリットです。

タッチパネル式券売機の多くは、バージョンアップを通じてシステムを更新できます。

これにより、インボイス制度や新紙幣などの変更の際にも、機種交換をせずに、バージョンアップだけで対応が可能です。

また、定期メンテナンスやバージョンアップを無償で行うメーカーもあるため、アフターフォローの内容もしっかり確認しておきましょう。

おすすめのタッチパネル式券売機16選を比較

ここからは、おすすめのタッチパネル式券売機16選を比較・紹介していきます。

＜おすすめのタッチパネル式券売機16選＞

製品名	価格	特徴	リンク
Tenposticket	1,540,000円～	iPad型の省スペースな券売機	お問い合せ  詳細を見る
USEN Ticket＆pay	要問合せ	券売機とセルフ精算機のハイブリッド	お問い合せ  詳細を見る
POS+ selfregi	要問合せ	あらゆるセルフオーダーに対応、多機能券売機	お問い合せ  詳細を見る
CASHIER POSキャッシュレス専用	480,000円	キャッシュレス専用で低価格	お問い合せ  詳細を見る
CASHIER POS現金対応	1,380,000円	POS連動型で高度な売上管理	お問い合せ  詳細を見る
楽らく券助　FMC-156T	822,800円	業界最安クラスの価格、高額紙幣対応券売機	お問い合せ  詳細を見る
楽らく券助　FSC-156T	547,800円	業界最安クラスの価格、低額紙幣対応の小型券売機	お問い合せ  詳細を見る
券売機シリーズ FSH-19V	要問合せ	豊富なメニュー作成画面で、セットメニューにも対応	お問い合せ  詳細を見る
BigTouch リアレジ券売機	638,000円	約40種類のキャッシュレス対応の券売機	お問い合せ  詳細を見る
自動釣銭機付券売機セット	1,045,000円	自動釣銭機セットでセルフレジとしても利用可能	お問い合せ  詳細を見る
VMT-601	1,273,800円	コンパクトでローコスト、操作性にも優れた券売機	お問い合せ  詳細を見る
VT-T21	1,980,000円	売上管理や従業員管理など、マネジメント機能も充実	お問い合せ  詳細を見る
MP-T4S	要問合せ	23.8インチの大型タッチパネルで、操作しやすい券売機	お問い合せ  詳細を見る
MP-T500シリーズ	要問合せ	前面・背面アクセス可能、壁面埋め込み運用もできる券売機	お問い合せ  詳細を見る
KC-TX	2,370,500円	27インチのフルHD大型タッチパネル、動画機能も搭載	お問い合せ  詳細を見る
DeliousLio	要問合せ	従来券売機枠を超えた、次世代のセルフオーダー機	お問い合せ  詳細を見る

Tenposticket｜テンポスホールディングス

多言語対応	〇	1万円・5千円札	〇
1円・5円硬貨	〇	キャッシュレス対応	〇
ASP	〇	キッチンプリンター	〇
画面サイズ	10.9インチ	IT導入補助金	〇

iPad型の省スペースな券売機

「Tenposticket」は、低価格でスペースを取らないiPad型の券売機です。

クラウド売上管理、POSレジ連携機能、キッチンプリンター連携、英語表記可能など、飲食店に必要な機能を網羅しています。

セルフレジ化による人件費の削減や、トッピングの販売促進による売上アップなどの効果も期待でき、ラーメン店にとくにおすすめです。

外形寸法		要問合せ
画面サイズ		10.9インチ
プリンタ		レシートプリンター
使用貨幣	紙幣	千円、二千円、五千円、一万円
	硬貨	1円、5円、10円、50円、100円、500円
収納枚数	紙幣	千円：200枚、二千円/五千円（選択式）：100枚、一万円：100枚
	硬貨	1円：160枚、5円：120枚、10円：160枚、50円：120枚、100円：160枚、500円：105枚
釣銭	紙幣	千円、二千円/五千円（選択式）、一万円※還流式
	硬貨	1円、5円、10円、50円、100円、500円
発券仕様	券サイズ	注文内容による
	タイプ	レシート
売上管理	インターネットなし	アプリケーション内
	インターネットあり	クラウドASPサーバーにアップロード

USEN Ticket＆pay｜株式会社USEN

多言語対応	〇	1万円・5千円札	〇
1円・5円硬貨	〇	キャッシュレス対応	〇
ASP	〇	キッチンプリンター	〇
画面サイズ	16インチ、21インチ	IT導入補助金	〇

券売機とセルフ精算機のハイブリッド

USEN Ticket & Payは店舗のニーズに合わせて、券売機・セルフ精算機のどちらとしても使える、ハイブリッド型券売機です。

特徴としては、多言語対応、POSレジ連携、現金・キャッシュレスの両方に対応など、多機能な点が挙げられます。

ただし、USEN Ticket & Payを利用するためにはPOSレジサービス「USENレジ FOOD」の導入が必須なため、ご注意ください。

外形寸法		W436.7×D487×H1642
画面サイズ		16インチ、21インチ
プリンタ		レシートプリンター
使用貨幣	紙幣	千円、二千円、五千円、一万円
	硬貨	1円、5円、10円、50円、100円、500円
収納枚数	紙幣	千円：200枚、二千円：100枚、五千円：100枚、一万円：100枚
	硬貨	1円：160枚、5円：120枚、10円：160枚、50円：120枚、100円：160枚、500円：105枚
釣銭	紙幣	要問合せ
	硬貨	要問合せ

POS+ selfregi｜ポスタス株式会社

多言語対応	〇	1万円・5千円札	〇
1円・5円硬貨	〇	キャッシュレス対応	〇
ASP	〇	キッチンプリンター	〇
画面サイズ	21.5インチ	IT導入補助金	〇

あらゆるセルフオーダーに対応、多機能券売機

POS+ selfregiは、あらゆるセルフオーダーに対応した、低価格で高機能なセルフレジ券売機です。

お店の設置スペースや運用に合わせた機能・サイズが展開されており、簡単に券売機・セルフレジの切り替えができます。

ただし、POS+ selfregiを利用するためにはPOS+foodの導入が必須となるためご注意ください。

外形寸法		要問合せ
画面サイズ		21.5インチ
プリンタ		レシートプリンター
使用貨幣	紙幣	千円、二千円/五千円（選択式）、一万円
	硬貨	1円、5円、10円、50円、100円、500円
収納枚数	紙幣	千円：約200枚、二千円/五千円：（選択式）100枚、一万円：約100枚
	硬貨	1円：約160枚、5円：約120枚、10円：約160枚、50円：約120枚、100円：約160枚、500円：約105枚
釣銭	紙幣	千円、二千円/五千円（選択式）、一万円※還流式
	硬貨	1円、5円、10円、50円、100円、500円

CASHIER POSキャッシュレス専用｜株式会社ユニエイム

多言語対応	要問合せ	1万円・5千円札	×
1円・5円硬貨	×	キャッシュレス対応	〇
ASP	〇	キッチンプリンター	〇
画面サイズ	21インチ	IT導入補助金	〇

キャッシュレス専用、AndroidベースのPOS端末

CASHIER POSキャッシュレス専用は、どの年齢層でも簡単に操作できる、Androidベースのタッチパネル式券売機です。

キッチンプリンター連携、レシートプリンター内蔵など、飲食店に必要な機能を備えながら、キャッシュレス専用のためコンパクトで、スペースが狭くても設置ができます。

導入時には、商品および各種設定の代行、現地でのセットアップなどサポートが充実しているため、操作に不安がある場合も安心です。

外形寸法		要問合せ
画面サイズ		21インチ
プリンタ		レシートプリンター
使用貨幣	紙幣	×
	硬貨	×
収納枚数	紙幣	×
	硬貨	×
釣銭	紙幣	×
	硬貨	×

CASHIER POS現金対応｜株式会社ユニエイム

多言語対応	要問合せ	1万円・5千円札	要問合せ
1円・5円硬貨	要問合せ	キャッシュレス対応	〇
ASP	〇	キッチンプリンター	〇
画面サイズ	21インチ	IT導入補助金	〇

キャッシュレス＆現金対応、AndroidベースのPOS端末

CASHIER POS現金対応は、どの年齢層でも簡単に操作できる、Androidベースの券売機です。

キッチンプリンター連携、レシートプリンター内蔵など、飲食店に必要な機能をそなえ、さらに現金決済・キャッシュレス決済の両方に対応しています。

導入時には、商品および各種設定の代行、現地でのセットアップなどサポートが充実しているため、操作に不安がある場合も安心です。

外形寸法		要問合せ
画面サイズ		21インチ
プリンタ		レシートプリンター
使用貨幣	紙幣	要問合せ
	硬貨	要問合せ
収納枚数	紙幣	要問合せ
	硬貨	要問合せ
釣銭	紙幣	要問合せ
	硬貨	要問合せ

楽らく券助　FMC-156T｜株式会社BOSTEC

多言語対応	×	1万円・5千円札	〇
1円・5円硬貨	×	キャッシュレス対応	×
ASP	〇	キッチンプリンター	×
画面サイズ	15.6インチ	IT導入補助金	×

業界最安クラスの価格、高額紙幣対応券売機

楽らく券助FMC-156Tは、高額紙幣に対応した卓上・床置きのどちらでも使用可能な、現金専用の券売機です。

特徴として、券売機本体で直接、メニューや画面表示内容を変更できるなど、操作が簡単なことがあげられます。

業界最安クラスの低価格＆シンプルで使いやすい設計のため、タッチパネル式券売機を初めて導入する店舗におすすめです。

外形寸法		W400×D260×H665
画面サイズ		15.6インチ
プリンタ		レシートプリンター
使用貨幣	紙幣	千円、二千円/五千円（選択式）、一万円
	硬貨	10円、50円、100円、500円
収納枚数	紙幣	千円：400枚、二千円：200枚、五千円：200枚、一万円：200枚
	硬貨	10円：92枚、50円：82枚、100円：77枚、500円：70枚、SUB：100円×87枚または10円×100枚
釣銭	紙幣	千円※還流式
	硬貨	10円、50円、100円、500円

楽らく券助　FSC-156T｜株式会社BOSTEC

多言語対応	×	1万円・5千円札	×
1円・5円硬貨	×	キャッシュレス対応	×
ASP	〇	キッチンプリンター	×
画面サイズ	15.6インチ	IT導入補助金	×

業界最安クラスの価格、低額紙幣対応の小型券売機

楽らく券助FSC-156Tは、低額紙幣にのみ対応した卓上・床置きのどちらでも使用可能な、現金専用の券売機です。

高額紙幣対応機も業界最安クラスの低価格ですが、こちらは低額紙幣専用のため、さらに低コストで導入ができます。

専用ソフトウェアが不要で、券売機本体から商品名や価格をいつでも変更できるなど、操作が簡単なため、タッチパネル券売機を初めて導入する店舗に特におすすめです。

外形寸法		W350×D260×H600
画面サイズ		15.6インチ
プリンタ		レシートプリンター
使用貨幣	紙幣	千円
	硬貨	10円、50円、100円、500円
収納枚数	紙幣	千円：400枚
	硬貨	10円：92枚、50円：82枚、100円：77枚、500円：70枚、SUB：100円×87枚または10円×100枚
釣銭	紙幣	×
	硬貨	10円、50円、100円、500円

券売機シリーズ FSH-19V｜株式会社BOSTEC

多言語対応	〇	1万円・5千円札	×
1円・5円硬貨	×	キャッシュレス対応	調整中
ASP	〇	キッチンプリンター	〇
画面サイズ	19インチ	IT導入補助金	×

豊富なメニュー作成画面で、セットメニューにも対応

株式会社BOSTECの券売機シリーズFSH-19Vは、低額紙幣のみの取り扱いで小型化を実現した券売機です。

最大の特徴として、豊富なメニュー作成画面で、セットメニューでの細かい選択販売ができることがあげられます。

また、BOSTECクラウドを活用することで、売上データの管理や機器の状態監視、メニュデータの一括ダウンロードなども可能です。

外形寸法		W500×D300×H920
画面サイズ		19インチ
プリンタ		チケットプリンター
使用貨幣	紙幣	千円
	硬貨	10円、50円、100円、500円
収納枚数	紙幣	千円：400枚
	硬貨	10円：500枚、50円：500枚、100円：500枚、500円：350枚
釣銭	紙幣	–
	硬貨	10円、50円、100円、500円

BigTouch リアレジ券売機｜株式会社ビジコム

多言語対応	要問合せ	1万円・5千円札	×
1円・5円硬貨	×	キャッシュレス対応	〇
ASP	〇	キッチンプリンター	オプション
画面サイズ	20インチ	IT導入補助金	〇

約40種類のキャッシュレス対応の券売機

リアレジのBigTouch 券売機は、低コストで高機能な前会計・キャッシュレス対応の券売機です。

レシートプリンターやバーコードリーダーなどを搭載しており、導入により業務の効率化や店舗の省人化が期待できます。

キャッシュレス決済のみ対応することで、コンパクト化と低価格を実現していますが、必要に応じてオプション機能の追加も可能です。

外形寸法		W426×D140×H1670
画面サイズ		20インチ
プリンタ		レシートプリンター
使用貨幣	紙幣	×
	硬貨	×
収納枚数	紙幣	×
	硬貨	×
釣銭	紙幣	×
	硬貨	×

自動釣銭機付券売機セット｜株式会社ビジコム

多言語対応	要問合せ	1万円・5千円札	〇
1円・5円硬貨	〇	キャッシュレス対応	〇
ASP	〇	キッチンプリンター	〇
画面サイズ	20インチ	IT導入補助金	〇

自動釣銭機セットでセルフレジとしても利用可能

リアレジのBigTouch 券売機自動釣銭機セットは直感的な操作が可能なスマートでコンパクトな券売機です。

キャッシュレス決済だけでなく現金決済にも対応しており、自動釣銭機もセットになっているため、セルフレジとしても利用可能です。

キッチンプリンター連携、レシートプリンター内蔵、待ち時間経過確認など、飲食店に必要な機能を備えています。

外形寸法		W490×D600×H470※POS＋自動釣銭機のサイズ
画面サイズ		20インチ
プリンタ		レシートプリンター
使用貨幣	紙幣	千円、二千円、五千円、一万円
	硬貨	1円、5円、10円、50円、100円、500円
収納枚数	紙幣	千円：約250枚、二千円、五千円：計100枚、一万円：約220枚
	硬貨	1円：約170枚、5円：約160枚、10円：約170枚、50円：約160枚、100円：約170枚、500円：約110枚
釣銭	紙幣	千円、二千円、五千円、一万円※還流式
	硬貨	1円、5円、10円、50円、100円、500円

VMT-601｜マミヤ・オーピー株式会社

多言語対応	〇	1万円・5千円札	〇
1円・5円硬貨	×	キャッシュレス対応	〇
ASP	〇	キッチンプリンター	〇
画面サイズ	15インチ	IT導入補助金	×

コンパクトでローコスト、操作性にも優れた券売機

マミヤ・オーピーのVMT-601は、大型クラスのパフォーマンスをコンパクトサイズとローコストで実現した券売機です。

最大の特徴として、今後拡大するインバウンド需要を見据えた、最大8言語の表示＆音声対応があげられます。（※追加の3言語はオプション）

また、バリエーション豊かなメニューレイアウトやサイドメニューのポップアップ表示も客単価UPに貢献するなど、飲食店にうれしい機能が搭載されています。

外形寸法		W440×D325×H745
画面サイズ		15インチ
プリンタ		チケットプリンター
使用貨幣	紙幣	千円、二千円、五千円、一万円
	硬貨	10円、50円、100円、500円
収納枚数	紙幣	混合収納：480枚
	硬貨	10円：92枚、50円：82枚、100円：77枚、500円：70枚
釣銭	紙幣	千円※還流式
	硬貨	10円、50円、100円、500円

VT-T21M｜グローリー株式会社

多言語対応	〇	1万円・5千円札	〇
1円・5円硬貨	×	キャッシュレス対応	〇
ASP	〇	キッチンプリンター	〇
画面サイズ	22インチ	IT導入補助金	×

売上管理や従業員管理など、マネジメント機能も充実

グローリー株式会社のVT-T21は、券売機としての基本機能はもちろん、売上管理や従業員管理などマネジメント機能も充実した券売機です。

特徴としては、釣銭残置運用、一括係数機能、釣銭の還流などの機能により、現金関連業務が大幅に効率化できることがあげられます。

また、グローリーASPサービスを用いて、売上分析や従業員管理、給与・会計ソフトとの連携など券売機の枠を超えた充実の機能も魅力です。

外形寸法		W650×D300×H1450
画面サイズ		22インチ
プリンタ		レシートプリンター
使用貨幣	紙幣	千円、二千円、五千円、一万円
	硬貨	10円、50円、100円、500円
収納枚数	紙幣	千円：600枚、二千円：20枚、五千円：200枚、一万円：200枚
	硬貨	10円：1,000枚、50円：600枚、100円：1,000枚、500円：350枚
釣銭	紙幣	千円、五千円、一万円※還流式
	硬貨	10円、50円、100円、500円

MP-T4S｜NECマグナスコミュニケーションズ株式会社

多言語対応	〇	1万円・5千円札	〇
1円・5円硬貨	×	キャッシュレス対応	〇
ASP	要問合せ	キッチンプリンター	〇
画面サイズ	23.8インチ	IT導入補助金	×

23.8インチの大型タッチパネルで、操作しやすい券売機

MP-T4Sシリーズは、23.8インチの大型タッチパネルを搭載した、見やすく、操作しやすい券売機です。

現金、キャッシュレス決済の両方に対応、オーダリングプリンタ連携可能など、券売機に必要な機能をそなえています。

多機能な中でも、最も特徴的な機能は年齢性別判別カメラです。

券売機に実装したカメラで利用者の年齢・性別を推定し、データを集計することで、商品企画や販売戦略の立案に役立ちます。

外形寸法		W650×D300×H1610
画面サイズ		23.8インチ
プリンタ		チケットプリンター※レシートプリンターはオプション
使用貨幣	紙幣	千円、二千円、五千円、一万円
	硬貨	10円、50円、100円、500円
収納枚数	紙幣	千円：600枚、五千円：100枚、一万円/二千円（混合）：200枚
	硬貨	10円：1,000枚、50円：600枚、100円：1,000枚、500円：350枚
釣銭	紙幣	千円、五千円、一万円※還流式
	硬貨	10円、50円、100円、500円

MP-T500シリーズ｜NECマグナスコミュニケーションズ株式会社

多言語対応	〇	1万円・5千円札	〇
1円・5円硬貨	×	キャッシュレス対応	〇
ASP	要問合せ	キッチンプリンター	×
画面サイズ	17インチ	IT導入補助金	×

前面・背面アクセス可能、壁面埋め込み運用もできる券売機

MP-T500シリーズは、見やすく操作しやすい、前面・背面アクセスを選択できるコンパクトな券売機です。

最大12言語の多言語対応、音声ガイダンス機能などを備えており、さらに店舗のニーズにあわせたカスタマイズも自由にできます。

最大の特徴は、背面モニターを活用することで、壁面埋め込み運用ができる点です。

これによりチケットブース内からの操作が可能となり、セキュリティが強化されるでしょう。

外形寸法		W500×D600×H1650
画面サイズ		17インチ
プリンタ		チケットプリンター
使用貨幣	紙幣	千円、二千円、五千円、一万円
	硬貨	10円、50円、100円、500円
収納枚数	紙幣	千円：880枚、五千円：250、枚、一万円/二千円（混合）：400枚
	硬貨	10円：1,000枚、50円：600枚、100円：1,000枚、500円：350枚
釣銭	紙幣	千円、五千円※還流式
	硬貨	10円、50円、100円、500円

KC-TX｜株式会社アイタック

多言語対応	〇	1万円・5千円札	〇
1円・5円硬貨	×	キャッシュレス対応	〇
ASP	〇	キッチンプリンター	〇
画面サイズ	27インチ	IT導入補助金	×

27インチのフルHD大型タッチパネル、動画機能も搭載

株式会社アイタックのKC-TXシリーズは、27インチのフルHDタッチパネルディスプレイを搭載した券売機です。

動画機能を搭載しているため、施設案内や新商品の告知などを動画で発信でき、商品を売るだけでなく、看板としての活用もできます。

また、QRコード印字機能を活用したスマホアプリ連携や、周辺機器との連携など、他にはない多彩な機能も搭載しています。

外形寸法		W650×D300×H1596
画面サイズ		27インチ
プリンタ		チケットプリンター
使用貨幣	紙幣	千円、二千円、五千円、一万円
	硬貨	10円、50円、100円、500円
収納枚数	紙幣	千円：800枚、五千円：100枚、一万円/二千円（混合）：300枚
	硬貨	10円：1,000枚、50円：600枚、100円：1,000枚、500円：350枚
釣銭	紙幣	千円、五千円※還流式
	硬貨	10円、50円、100円、500円

DeliousLio｜株式会社寺岡外食ソリューションズ

多言語対応	〇	1万円・5千円札	〇
1円・5円硬貨	〇	キャッシュレス対応	〇
ASP	〇	キッチンプリンター	〇
画面サイズ	24インチ	IT導入補助金	〇

従来券売機枠を超えた、次世代のセルフオーダー機

DeliousLioはオーダーから提供までをフルセルフオペレーションで完結し、飲食店のDXを実現するセルフオーダー券売機です。

省スぺースでスタイリッシュな外観ですが、マルチ決済対応、売上データ管理、軽減税率・多言語表記など多彩な機能が搭載されています。

24時間365日、フリーダイヤルでコールセンターにつながる手厚いサポート体制も魅力です。

外形寸法		W560×D722×H927
画面サイズ		24インチ
プリンタ		レシートプリンター
使用貨幣	紙幣	千円、二千円、五千円、一万円
	硬貨	1円、5円、10円、50円、100円、500円
収納枚数	紙幣	一万円：約220枚（回収庫）　千円：約250枚　一万円、五千円、二千円：約100枚（混合庫）
	硬貨	1円、10円、100円：各約170枚　5円、50円：各約160枚　500円：約110枚
釣銭	紙幣	千円、二千円、五千円、一万円※還流式
	硬貨	1円、5円、10円、50円、100円、500円

※上記情報はDeliousLio777 DTV2400ECSの基本仕様

タッチパネル式券売機の正しい選び方

ここでは、タッチパネル式券売機を選ぶ際のポイントを6つご紹介します。
店舗のニーズにあう、失敗しない券売機選びのために、ぜひ参考にしてみてください。

目的に合った機能は揃っているかチェック

まずは、店舗に必要な機能が揃っているかをチェックします。

必要な機能としては以下のようなものがあるので、一つずつ確認しておきましょう。

キャッシュレス対応	現金決済だけでなく、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済などに対応していると、販売機会を逃しません。
1万円・5千円札など、高額紙幣が使えるか	券売機の中には「千円札しか使えない」といった制約がある製品もあります。 1万円や5千円など、高額紙幣に対応する必要がある場合には、対応の有無を確認しましょう。
多言語対応	外国人観光客がよく来店する場合には、日本語だけでなく、複数言語で表示できる券売機の導入がおすすめです。 英語、中国語、韓国語など、店舗に必要な言語をご確認ください。
売上をデータ管理	券売機を用いて売上データの管理ができるかもポイントです。また、複数店舗の売上データを管理する必要があるか、会計ソフトなど外部ソフトとの連携が必要かも検討しましょう。
キッチンプリンター連携	食券購入と同時に、券売機から注文内容を厨房に伝える機能がキッチンプリンター連携機能です。 注文からオーダー伝達までがセルフ化できるため、人手不足解消に大きく役立ちます。
遠隔売り切れ設定	紙幣還流機能とは、入金された紙幣を装置内部で還流し、釣銭の紙幣として利用できるものです。 現金補充の手間を軽減するメリットがあります。
紙幣還流機能	券売機の中には「千円札しか使えない」「1円・5円は使えない」など、制約がある製品もあります。 店舗に必要な紙幣や硬貨の種類を確認しておきましょう。
利用できる紙幣や硬貨のバリエーション	券売機の中には「千円札しか使えない」「1円・5円は使えない」など、制約がある製品もあります。 店舗に必要な紙幣や硬貨の種類を確認しておきましょう。
釣銭残置運用が可能か	釣銭残置運用とは、レジ閉めの際に、翌日の釣銭を機内に残す運用をさします。 この残置運用により、毎日新たな釣銭を準備する必要がなくなり、釣銭準備時間の削減が可能です。

価格は予算に合っているか

価格が予算内に収まっているかも重要なポイントです。

高機能で良い券売機を選んでも、予算内に収まっていなければ導入はできません。

見積もりをとりながら、予算内で機種をえらぶようにしてください。

▶券売機の価格相場や値段比較データについては下記の記事をご覧ください。

券売機のデザインはお店の色に合っているか

券売機のデザインがお店の色に合っているかも重要なポイントです。

券売機は比較的サイズが大きく存在感があるため、店舗の色に合わない券売機を導入すると

お店全体の雰囲気が変わってしまう恐れがあります。

導入予定の券売機が店舗の雰囲気に合うか、また、ラッピングなどのオプションがあるかを確認しておきましょう。

サイズは設置スペースに合っているか

設置スペースに問題がないかも重要です。

導入前には券売機を問題なく設置できるか、搬入経路が確保できているかなどを、しっかりと確認する必要があります。

券売機にはスタンドタイプ・卓上タイプなどさまざまなサイズがあるため、スペースに余裕がない場合は、サイズが小さいものを選ぶとよいでしょう。

▶小型の券売機を探している方は下記の記事をご覧ください。

スムーズな導入や画面設定のサポートが受けられるか

導入時のサポート体制も重要です。

初期設定をメーカーが行ってくれるのか、導入時にレクチャーが受けられるのかなどで、
スムーズに券売機を導入できるかどうかは変わってきます。

スムーズに導入したい場合や、操作に自信がない場合は、手厚い導入サポートを提供しているメーカーを選んでみてください。

▶券売機購入後に必要な初期設定は下記よりご覧ください。

アフターサポート・保守体制はどうか

アフターサポートや保守体制もチェックすべきポイントのひとつです。

サポート体制はメーカーによってさまざまで、24時間365日の電話サポートや、
現地駆け付けサポート、遠隔サポートなどがあります。

また、制度変更に対応するためのバージョンアップの無償・有償も大きな違いです。

自社にどの程度のサポートが必要かを検討し、メーカーを選ぶと良いでしょう。

タッチパネル式券売機導入の流れ

ここでは、タッチパネル式券売機導入の流れを各ステップに分けて詳しく解説していきます。
券売機の導入は以下のような流れで行い、スムーズに進めば3〜4週間での導入も可能です。

タッチパネル式券売機導入ならリース・レンタルも選択肢に！

タッチパネル式券売機を導入する際には、購入ではなく「リース」「レンタル」を選択するのもひとつの方法です。

ここでは、リース・レンタルの概要やメリット・デメリットを解説していきます。

リースとは？メリット・デメリットは？

リースとは、ユーザーが選んだ機器をリース会社が購入し、ユーザーに長期間にわたって貸し出す取引方法です。

リースの場合、月々の支払いだけで券売機を導入でき、初期費用として大きな金額を支払う必要はありません。

券売機リースのメリット

券売機をリースで導入した場合、以下のようなメリットがあります。

券売機リースのデメリット

券売機リースのデメリットは以下の2点です。

レンタルとは？メリット・デメリットは？

レンタルは、期間に合わせてレンタル会社の在庫からユーザーに貸し出され、契約期間終了後に返却される方法です。

レンタル会社は、需要がありそうな機器を購入しておき、ユーザーはその中から機器を選んでレンタルします。

決まった期間だけ券売機を利用したい、複数台導入したい、などのニーズに適した方法です。

券売機レンタルのメリット

券売機レンタルのメリットは以下の3つです。

券売機レンタルのデメリット

券売機レンタルのデメリットには以下のようなものがあります。

▶券売機のリースやレンタルについてさらに詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

タッチパネル式券売機の導入に使える補助金をチェック

ここでは、タッチパネル式券売機の導入に使える補助金を5つご紹介します。
概要や対象者、補助額や補助率までまとめて解説していきますので、ぜひご確認ください。

IT導入補助金

IT導入補助金とは、中小企業などが業務効率化・売上アップのためのITツールを導入する際に、経費の一部を補助する制度です。

申請枠は「通常枠（A・B類型）」「セキュリティ対策推進枠」「デジタル化基盤導入類型」「商流一括インボイス対応類型」の4つに分類され、それぞれ目的に応じた費用を補助してもらえます。

4つの申請枠のなかで、タッチパネル式券売機導入時におすすめの枠は「デジタル化基盤導入類型」です。

IT導入補助金の補助額・補助率

「デジタル化基盤導入類型」の補助率・補助額はソフトウェアとハードウェアそれぞれに設定されています。

ソフトウェアの経費は、金額に合わせて2/3〜3/4の範囲で補助され、補助額の最大は350万円です。

それに対してハードウェアの経費は、1/2以内の範囲で補助され、補助額の最大は20万円です。

詳細は下記表をご参照ください。

対象		補助率	補助額
ソフトウェア等		補助率　3/4	（下限なし）～50万円以下※1
		補助率　2/3	50万円超～350万円以下※2
ハードウェア	PC・タブレット等	補助率　1/2	10万円以下
	レジ、券売機		20万円以下
ソフトウェア+ハードウェア　最大補助額			370万円

※1 導入するITツールが「会計」・「受発注」・「決済」・「EC」の機能を1機能以上有する場合は補助率3/4以内
※2 導入するITツールが「会計」・「受発注」・「決済」・「EC」の機能を2機能以上有する場合2/3以内

IT導入補助金の対象企業

補助対象者は一定の要件を満たす中小企業、小規模事業者です。

詳細な条件は以下をご確認ください。

【中小企業】

業種	資本金	従業員数
①製造業、建設業、運輸業	3億円	300人
②卸売業	1億円	100人
③サービス業	5,000万円	100人
④小売業	5,000万円	50人
⑤ゴム製品製造業	3億円	900人
⑥ソフトウェア業又は情報処理サービス業	3億円	300人
⑦旅館業	5,000万円	200人
⑧その他の業種	3億円	300人
⑨医療法人、社会福祉法人	－	300人
⑩学校法人	－	300人
⑪商工会・都道府県商工会連合会及び商工会議所	－	100人
⑫中小企業支援法第2条第1項第4号に規定される中小企業団体	－	主たる業種に記載の従業員規模
⑬特別の法律によって設立された組合またはその連合会	－	主たる業種に記載の従業員規模
⑭財団法人（一般・公益）、社団法人（一般・公益）	－	主たる業種に記載の従業員規模
⑮特定非営利活動法人	－	主たる業種に記載の従業員規模

【小規模事業者】

業種	常時使用する従業員数
商業・サービス業	5人以下
宿泊業・娯楽業	20人以下
製造業その他	20人以下

出展：IT導入補助金

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金とは、商工会議所が提供する小規模事業者向けの補助金です。

この補助金は、事業者が自社の経営を改善し、持続的な経営を行うための、販路拡大や生産性向上に向けた取り組みの経費として利用できます。券売機導入に利用する際には「セルフレジ化や省人化による生産性向上のアピール」がポイントとなります。

小規模事業者持続化補助金の補助額・補助率

券売機の導入に利用できる小規模事業者持続化補助金の申請枠は通常枠です。補助率・補助額は以下の通りです。

小規模事業者持続化補助金の対象者

補助金の対象者は下記の条件を満たす法人、個人事業、特定非営利活動法人です。

商業・サービス業（宿泊業・娯楽業除く）	常時使用する従業員の数 5人以下
宿泊業・娯楽業	常時使用する従業員の数 20人以下
製造業その他	常時使用する従業員の数 20人以下

また、以下のような要件を満たす必要があります。

• 資本金又は出資金が5億円以上の法人に100％株式保有されていない
• 直近過去3年分の各年の課税所得の年平均額が15億円を超えていない
• 持続化補助金で採択を 受けて、補助事業を実施した場合、各事業の交付規程で定める様式第14「小規 模事業者持続化補助金に係る事業効果及び賃金引上げ等状況報告書」を、原則本補助金の申請までに受領されたものであること
• 「卒業枠」で採択され事業を実施した事業者ではない

出展：小規模事業者持続化補助金

働き方改革推進支援助成金

券売機の導入に利用できる補助金のひとつとして、働き方改革推進支援助成金の「労働時間短縮・年休促進支援コース」も当てはまります。

このコースは、生産性を向上させ、時間外労働の削減、年次有給休暇や特別休暇の促進に取り組む中小企業事業主を支援する制度です。

支援対象となる取り組みのうち、「労働能率の増進に資する設備・機器等の導入・更新」が券売機導入に当てはまるため、要件を満たしている場合は申請をおすすめします。

働き方改革推進支援助成金の補助額・補助率

補助額は、成果目標の達成状況に応じて変動し、おおまかに以下のように設定されており、補助の最大額は730万円です。

＜成果目標1の上限額＞

事業実施後に設定する時間外労働時間数等	事業実施前の設定時間数
	現に有効な36協定において、時間外労働時間数等を月80時間を超えて設定している事業場	現に有効な36協定において、時間外労働時間数等を月60時間を超えて設定している事業場
時間外労働時間数等を月60時間以下に設定	200万円	150万円
時間外労働時間数等を月60時間を超え、月80時間以下に設定	100万円	ー

賃金額の引上げを成果目標に加えた場合は、指定した労働者の賃金引上げ数の合計に応じて、次の表のとおり、上記上限額に加算する。

※引き上げ人数は30人を上限とする

■常時使用する労働者数が30人を超える中小企業事業主

引き上げ人数	1～3人	4～6人	7～10人	11人～30人
3％以上引き上げ	15万円	30万円	50万円	1人当たり5万円（上限150万円）
5％以上引き上げ	24万円	48万円	80万円	1人当たり8万円（上限240万円）

■常時使用する労働者数が30人以下の中小企業事業主

引き上げ人数	1～3人	4～6人	7～10人	11人～30人
3％以上引き上げ	30万円	60万円	100万円	1人当たり10万円（上限300万円）
5％以上引き上げ	48万円	96万円	160万円	1人当たり16万円（上限480万円）

働き方改革推進支援助成金の対象者

支給対象者は、次のすべてに該当する中小企業事業主です。

出展：働き方改革推進支援助成金（労働時間短縮・年休促進支援コース）

ものづくり補助金

ものづくり補助金は、中小企業や小規模事業者などが、将来の制度変更（例: 働き方改革、賃上げ、インボイス導入など）に対応しやすくするための支援制度です。

この補助金は、中小企業や小規模事業者が新しいサービスや試作品を開発し、生産プロセスを改善するために必要な設備投資をサポートします。

券売機の導入で利用しやすい申請枠は「通常枠」と「デジタル枠」です。

ものづくり補助金の補助額

ものづくり補助金の補助額や補助率は企業の規模などにより異なります。

通常枠、デジタル枠の具体的な補助額は以下の通りです。

枠	概要	補助額	補助率
通常枠	革新的な製品・サービス開発又は生産プロセス・サービス提供方法の改善に 必要な設備・システム投資等を支援	従業員数 ■5人以下 100万円～750万円 ■6人～20人 100万円～1,000万円 ■21人以上 100万円～1,250万円	1/2※小規模企業者・小規模事業者、再生事業者2/3
デジタル枠	DXに資する革新的な製品・サービス開発又はデジタル技術を活用した生産プロセス・サービス提供方法の改善による 生産性向上に必要な設備・システム投資等を支援		2/3

ものづくり補助金の対象者

ものづくり補助金の対象者は、日本国内に本社および補助事業の実施場所を有し、資本金または常勤従業員数が次表の数字以下となる会社または個人です。

業種	資本金	常勤従業員数
業種	資本金	常勤従業員数
製造業、建設業、運輸業、娯楽業	3億円	300人
卸売業	1億円	100人
サービス業（ソフトウェア業、情報処理サービス業、旅館業を除く）	5,000万円	100人
小売業	5,000万円	50人
ゴム製品製造業（自動車または航空機用タイヤ及びチューブ製造業並びに工業用ベルト製造業を除く）	3億円	900人
ソフトウェア業または情報処理サービス業	3億円	300人
旅館業	5,000万円	200人
その他の業種（上記以外）	3億円	300人

上記以外にも、一部の組合や特定非営利活動法人・社会福祉法人、特定事業者についても一定の要件を満たせば対象となります。

また、以下の要件を全て満たす3〜5年の事業計画の策定が必要です。

出展：ものづくり補助金

飲食事業者向け経営基盤強化支援事業※東京都限定

飲食事業者向け経営基盤強化支援事業は、東京都限定の補助金です。

都内の中小飲食事業者の経営基盤の安定化や収益の確保に向けた取組に対し、経費の一部を助成します。
東京都限定ではありますが、券売機で使われるケースが非常に多く、採択率が高いのでおすすめの補助金です。

令和5年度からは「専門家派遣実施コース」「厨房機器等改修コース」の2つがあり、
ここでは補助額のより高い「専門家派遣実施コース」について解説していきます。

飲食事業者向け経営基盤強化支援事業の補助額

券売機の導入に利用できる、飲食事業者向け経営基盤強化支援事業の補助上限額は200万円、補助率は2/3です。

交付決定から助成金支払までは、すべての手続きがスムーズに進めば、交付決定から概ね5ヶ月ほどになります。

飲食事業者向け経営基盤強化支援事業の対象者

対象者は以下の通りです。

東京都内の店舗で飲食業を営む中小企業者（個人事業主を含む）のうち、次に掲げるアまたはイのいずれかの要件を満たすもの

出典：飲食事業者向け経営基盤強化支援事業

▶券売機の補助金について詳しくは下記の記事をご覧ください。

タッチパネル式券売機の導入事例を紹介

ここでは、タッチパネル式券売機の導入事例を2つご紹介します。

理想的な店舗運営が実現した

導入した券売機
DeliousLio

■導入のきっかけ

国内外の顧客へのサービス向上のため、キャッシュレスや多言語などに対応でき、クラウドでの運営管理が可能な券売機を探していた。

■導入してよかったこと

• キャッシュレス決済に対応できた
• 海外の顧客に対して多言語でスムーズに対応できた
• トッピング注文が増えて、売上がアップした
• 支払いを顧客自身が行うため、スタッフが現金に触れる必要がなく衛生的
• クラウド上で売上管理でき、さまざまな施策が打てる
• スタイリッシュなデザインで店舗の雰囲気にマッチしている

■BESPRA編集部のコメント

国内外の顧客に対応するために、多言語対応・キャッシュレス決済対応の券売機を導入した事例です。

当初の目的だけでなく、売上管理・分析による施策実施や、注文しやすさによる売上アップなどさまざまなメリットが発揮され、理想的な店舗運営が実現しています。

出典：https://www.teraokaseiko.com/jp/case-studies/20200326232014/

人件費削減につながった

導入した券売機
飲食店向けタッチパネル式券売機　VT-T20

■導入のきっかけ

非接触対応、コロナ対策、営業時間終了後のレジ締め作業や入金作業を改善し、人件費を削減したいなどの希望があり、券売機の導入を行った。

■導入してよかったこと

• 営業終了後のレジ締め作業が無くなった
• 顧客自身が支払いをするため、会計に1人人員を割く必要がなくなった
• 画面を通じて購買意欲をもってもらえた
• 店内メニュー、テイクアウトメニューなどわかりやすく表示できるようになった

■編集部のコメント

人件費削減や非接触対応を目的に券売機を導入したケースです。

営業終了後の残業を無くすこと、会計を自動化することで人件費削減に成功しています。また、当初の目的だけでなく、コロナによるテイクアウト需要の増加などに合わせて、柔軟に券売機の画面を変更し、売上を伸ばしています。

メニューや運用に合わせて画面デザインを変更するなど、柔軟な対応ができる点もタッチパネル式券売機の大きなメリットです。

出典：https://kenbaiki-plus.jp/publics/index/132/

タッチパネル式券売機のデメリット・注意点は？

ここでは、タッチパネル式券売機のデメリットや注意点を解説していきます。
導入前にデメリットも確認し、店舗のニーズや環境に合う製品を選びましょう。

ボタン式よりも導入費用が高い

ひとつめのデメリットはボタン式よりも導入費用が高くなってしまう点です。

一般的に、タッチパネル券売機はボタン券売機よりも高額になりがちです。

特に、液晶画面が大きい製品や高額紙幣対応モデルはより高額な傾向があります。

さらに、メンテナンスやバージョンアップに伴うランニングコストがかかることもあり、コスト面ではボタン券売機が優れているでしょう。

▶ボタン式券売機について気になっている方は下記の記事をご覧ください。

液晶部分のこまめな拭き掃除が必要

タッチパネル式券売機はボタン式に比べて液晶画面の汚れが目立つ欠点があります。

埃や手垢、油などが付着しやすく、こまめな拭き掃除が必要な点はデメリットと言えるでしょう。

また、画面の汚れや割れは、操作性や視認性に悪影響を及ぼしますし、店舗のイメージダウンにもつながります。

定期的なメンテナンスやケアを怠らないようにしましょう。

▶券売機に必要なメンテナンスについて詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

メニュー変更時にメーカーに依頼する必要がある（自力でも可能）

メニュー変更時に、画面の設定変更をメーカーに依頼する必要がある点もデメリットのひとつです。

券売機のモニターでメニュー写真を使用する場合は、撮影した画像を加工し、券売機にアップロードしなければなりません。

機械操作に不慣れな場合には、難しい作業になる可能性が高いでしょう。

また、券面設定時に専用ソフトが必要な場合もあり、メニュー変更には時間がかかる可能性があります。

どこまで自力でできそうか、メニュー変更操作の難易度はどれくらいか、期間はどれくらいかかるのか、しっかり確認してから導入しましょう。

キャッシュレス対応した場合、決済手数料がかかる

キャッシュレス決済の手数料がかかることにも注意が必要です。

近年では、現金を持たずにカードやQRコードで支払う人が増加しており、外国人観光客も主にキャッシュレス決済を使用しています。

キャッシュレス決済には、決済手数料がかかるデメリットがありますが、販売機会の損失を防ぐためには、キャッシュレス対応端末の導入がおすすめです。

インバウンド需要が拡大しているため、今後も観光地の飲食店などでは、キャッシュレス決済に対応した券売機の需要がますます高まるでしょう。

▶キャッシュレス対応券売機について知りたい方は下記の記事をご覧ください。

故障時の修理代金が高い

液晶タッチパネルの券売機は高機能なものが多く、修理費用も高くついてしまうことがあります。

特に、液晶画面やお札の収納ユニットが故障すると、修理費用が高額になるため注意が必要です。

また、修理期間が長くなるリスクもあるため、代替機などについても確認しておくと良いでしょう。

お客さんが使いにくいと感じる場合がある

タッチパネル券売機を使いにくいと感じる顧客がいることにも注意が必要です。

画像でのメニュー表示は一見わかりやすいようですが、ページ数や情報が多すぎると、かえって使いにくくなってしまうこともあります。

年配の顧客が多い飲食店では「ボタン式の方が分かりやすい」との声もあるため、顧客層に合わせて、タッチパネルかボタン式かを選ぶと良いでしょう。

（以下、松屋の券売機が使いにくいというXの声を引用）

”人生いろんな局面あるけどいまいちばん松屋の券売機がむずい”

引用：X

”松屋の券売機使いづらいよ”

引用：X

”松屋行くと高確率で券売機の操作お願いされたり、諦めて後ろに並びなおす高齢者に遭遇するんですけど松屋はこれでいいと思ってるんですかね。 もっとシンプルな券売機にして欲しい。”

引用：X

まとめ

この記事では、タッチパネル式券売機のメリットとデメリット、リース・レンタルの概要、補助金の活用方法などについて詳しく解説しました。

タッチパネル式券売機は、キャッシュレス決済や制度の改正に対応しやすく、多言語対応も可能など多機能なため、人気を集めています。

ボタン式に比べて費用が高額になるデメリットもありますが、導入により人件費削減や売上アップが期待できるため、メリットの方が大きいでしょう。

また、券売機の選び方のコツや最新のおすすめモデル16選も紹介していますので、製品選びの参考にしてください。

タッチパネル券売機の導入により、業務の効率化と売上向上を目指しましょう。

▶さらに多くのおすすめ券売機を知りたい方は下記の記事をご覧ください。

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