ケーキ屋・菓子店におすすめのPOSレジ6選|正しい選び方とは?

ケーキ屋・菓子店におすすめのPOSレジ6選
当コンテンツについて

当コンテンツはPOSレジ販売事業を行う「シュワット株式会社」が作成、監修しております。ケーキ屋におすすめのレジ6選に関しては、ケーキ屋がレジを選ぶうえでの重要項目である「料金・コスパ、ケーキ屋向け機能の充実度、使いやすさ・操作性、保守・サポート対応」を加味し、スコアリングしたうえで決定しています。
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店舗を安定的に運営させるためには、正しい売り上げ状況の確認と効率的な集客方法がカギとなります。もちろんそれは、ケーキ屋や菓子店も例外ではありません。店舗の状況を正しく見るための条件として、POSレジの導入は必要不可欠です。

今回は、ケーキ屋や菓子店に最適なPOSレジの機能や導入することで得られるメリットを解説します。おすすめのPOSレジメーカーも紹介していますので、製品を比較する際の参考にしていただければ幸いです。

【POSレジのプロが選ぶ】ケーキ屋におすすめのPOSレジTOP3

スマレジ

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目次

ケーキ屋・菓子店のレジはPOSレジかレジスターどちらが良い?

ケーキ屋がレジを導入する際、まず始めに考えなければいけないのはPOSレジかレジスターのどちらにするかという点です。それぞれの違いやメリット・デメリットを紹介し、どちらがおすすめか解説していきます。

そもそもPOSレジ(POSシステム)とは?レジスターとの違い

POSレジとは、レジでの販売と連動して様々なデータを記録管理する機能をもった「POSシステム」を搭載したレジのことです。「いつ・誰が・なにを」購入したのかといった情報を取得でき、在庫や運営管理、仕入れ最適化、マーケティングなど、さまざまな用途に活用できます。

POSレジとレジスターの違い

POSレジとレジスターの違いについて疑問を持たれる方も多いですが、その違いは明白です。レジスターは、基本的にレジとして受取金とお釣りを紙ベースで記録するのみです。対して、POSレジは売上情報や在庫情報がデータとして蓄積していくだけでなく、顧客管理機能や会員カード発行、ポイント管理機能などケーキ屋に必要な多彩な機能が搭載されています。

レジスターに比べたPOSレジのメリット

詳しくは後述しますが、ケーキ屋がPOSレジを利用することで次のようなメリットが得られます。

  • 会計スピードがアップする
  • レジ締めの時間が短縮できる
  • 会員カードやポイントサービスを活用すればお客様のリピート率アップにつながる
  • 操作履歴が残るので、スタッフの不正トラブルを抑制できる
  • 自動釣銭機導入で釣銭ミスを防げる
  • 制度改正に合わせてアップデートされ、いつでも最新の状態で使える
  • 簡単に操作でき、スタッフトレーニングが簡単

このようにPOSレジを導入することで、経営者はもちろん店舗スタッフやお客様もメリットを得られます。唯一デメリットとしてあげられるのが、価格面でしょう。メーカーや機器の構成によっても異なりますが、POSレジの導入価格は安くても20万円〜です。

さらに月額利用料の相場は1万円程なので、決して安くはありません。ただ、最近は既存の端末を利用したタブレット型POSレジも登場しており、工夫次第で費用を抑えることも可能です。

POSレジは高くない?価格相場は?

POSレジは高いという印象をお持ちの方も多いかと思いますが、実は現在大幅な低価格化が進んでいます。

従来はスーパーなどで見られるターミナルPOSレジ中心でしたので、1台につき100万以上の製品がほとんどで、店舗によっては導入が困難でした。しかし、近年ではタブレット型POSレジの登場によって、レジスターとそん色ない価格で利用できる製品も増えています。

タブレット型POSレジとは、iPadやAndroidなどの端末に専用アプリをインストールして運用する方法です。中には導入費用5~10万円、月額利用料0円から利用できるプランを提供しているメーカーもあります。

特にレジにコストをかけられない新規開業店の場合は、プランが細かく分かれているメーカーがおすすめです。開業時には0円プランを利用しつつ、事業の拡大に従って欲しい機能を追加できれば長期的に使い続けられるでしょう。

結論:基本的にケーキ屋・菓子店はPOSレジがおすすめ!!

結論、ケーキ屋には機能面が優れており、価格もそこまで高くないのでPOSレジがおすすめです。

たしかにレジスターの本体価格は3万円〜と、POSレジに比べて安価で導入ができます。価格だけを見ればレジスターの魅力も大きいといえるでしょう。ただし、前述した通りレジスターはお金の流れしか把握することができません。

一方POSレジは導入時の費用が高いものの、会計情報の他に商品の流れや顧客の情報なども一元管理できるのです。キャッシュレス端末や自動釣銭機など機器の拡張もでき、お客様のニーズにも柔軟に対応できます。

導入費は機能を使いこなすことで将来的には相殺されるので、結果としてレジスターよりもコスパが良くなるでしょう。上記の理由から、基本的にはケーキ屋や菓子店にはPOSレジが非常におすすめです。

ケーキ屋・菓子店がPOSレジを導入するメリット

ここからは、ケーキ屋が菓子店がPOSレジを導入する具体的なメリットについて解説します。

  • 販売情報が記録され、経営に活かせる
  • レジでの会計が簡略化されスピードアップ
  • レジ締めが大幅に楽になる
  • 会員カードやポイントサービスを導入しリピート率アップ
  • 操作履歴などもデータとして残るのでスタッフの不正防止につながる
  • 自動釣銭機導入すれば釣銭ミスがなくなりさらに効率化
  • クラウドPOSシステムなら制度改正に合わせて機能が自動アップデートされていく
  • 操作が簡単なので、スタッフトレーニングが楽に

販売情報が記録され、経営に活かせる

POSレジは、商品が「いつ・どこで・誰が・何を・いくつ」購入したかといったデータを自動で取得できます。さらに、蓄積されたデータを時間帯や曜日・商品ごとに細かく分析することも可能です。

POSデータを分析することにより、時間帯別の売れ行きを見て製品の陳列数を最適化する、顧客別の売れ行きを見てターゲットを把握しマーケティングや商品開発に活かすなど、経営面のさらなる改善を図ることができます。

その他、会員カードを活用すればお客様ごとの購入情報も管理でき、より効果的な商品アピールもできるようになります。店舗ごとの比較もできるので、多店舗展開をしている経営者の方でも得られるメリットは大きいです。

レジでの会計が簡略化されスピードアップ

通常、ケーキ屋や菓子店でPOSレジを使う際には販売する商品と値段を事前登録しておくのが主流です。そうすることで、会計時に該当する商品をタップするだけで合計金額を算出することができます。

レジスターを使っている店舗の場合は手入力か対応したボタンを押して会計金額を呼び出す必要があり、操作が煩雑です。POSレジであれば商品は写真付きで登録できるので直感的な操作ができ、新人スタッフでも抵抗なく会計を行えるのです。

会計業務がスピーディーに完結できれば、自然とレジの回転率もアップします。レジの待ち時間も軽減し、お客様の満足度向上も期待できるでしょう。

レジ締めが大幅に楽になる

POSレジは事前に商品を登録しておくことで、誰でも正確かつスピーディーな会計を行えます。一つひとつの会計が正確なので、閉店後のレジ締めも差異が生じにくくなるのです。

また、従来型レジスターであればレシート1枚1枚を手作業で合計して算出していた当日売上金額も、POSレジなら自動で算出してくれるので一瞬で完了します。

このように、POSレジを活用すれば正確・スピーディーなレジ締めが可能です。レジ締めを行うスタッフの残業が発生しにくくなるため、人件費削減にもつながります。同時にスタッフ自身の身体的負担も軽減されるようになれば、離職率低下も期待できるでしょう。

会員カードやポイントサービスを導入しリピート率アップ

POSレジは、会員カードやポイントサービスと連携することができます。これにより、店舗を利用するお客様のデータを活かした販促活動が可能となるのです。

特にケーキ屋や菓子店は誕生日などのお祝い事に連動した販促が非常に重要なので積極的に活用したい機能です。

POSシステムとお客様情報を組み合わせることで、来店頻度や購入する商品についてデータ化できます。例えば、来店頻度の高いお客様への特別なDMやお気に入りの商品の割引キャンペーンが行えるでしょう。

その他、ポイントサービスの提供などもポイント管理機能を搭載したPOSレジの導入だけで実現可能です。ただし、お客様のデータにはあらゆる個人情報が含まれています。取り扱いには注意し、情報漏洩がないようセキュリティ対策を行うことが必要です。

操作履歴などもデータとして残るのでスタッフの不正防止につながる

POSレジは、スタッフがいつ・どんな操作をしたのか履歴が残ります。この履歴はお金の流れだけでなく、スタッフの不正防止にも大きく役立つのです。スタッフによる不正は、一度に大きな金額を抜き取るだけではありません。

中には常習的に少額を抜いていくといった手法もあり、そうなると周囲も犯罪に気づきにくくなってしまいます。POSレジでは商品キャンセルや両替を含めた全ての履歴が残り、管理や閲覧も可能です。

操作履歴が残ることをスタッフが理解することで、不正の抑制効果につながります。スタッフ同士の信頼関係も築きやすくなり、気持ちの良い職場づくりも行えるでしょう。

自動釣銭機導入すれば釣銭ミスがなくなりさらに効率化

自動釣銭機は、POSと連携することでお客様から預かった現金を素早く正確に計算してくれる機器です。お釣りの排出もスピーディーで、お客様をお待たせすることなく会計を終わらせられます。

さらに、組み合わせ次第でフルセルフレジセミセルフレジとしての運用も可能です。お客様とスタッフの間で金銭の授受をする必要がなくなり、衛生面にも配慮できます。

クラウドPOSシステムなら制度改正に合わせて機能が自動アップデートされていく

クラウドPOSシステムはインターネットを利用して、定期的にバージョンアップを行っています。システムの不具合はもちろんのこと、制度改正によるアップデートにも対応しているのです。

制度改正とは、直近では軽減税率やインボイス制度といったものを指します。従来のレジスターは、基本的にその時点での制度に沿ったタイプである場合が多いです。そのため、制度改正のたびに買い替えを検討しなければなりません。

ほとんどのクラウド型POSレジでは、2023年10月のインボイス制度に対しても対応完了しています。もともとPOSレジを導入している店舗では買い替える必要がなく、通常通り運用できているのです。

操作が簡単なので、スタッフトレーニングが楽に

POSレジはタッチパネル式を採用しています。近年ではスマホを所持している方が多く、同じような仕様のPOSレジは直感的な操作が可能なのです。特に若いスタッフは、短期間で操作をマスターできます。

レジ初心者でも抵抗を感じることなく操作できるので、離職率を下げることも可能です。メーカーによっては、導入時に使い方トレーニングを行うところや練習機能が搭載されている製品もあります。活用することで経営者・スタッフともにストレスを感じることなく運用開始できるでしょう。

ケーキ屋・菓子店のPOSレジにあるとうれしい機能

ここからは、ケーキ屋や菓子店のPOSレジにあると嬉しい機能について詳しく解説します。

  • 会員登録・顧客管理・ポイント管理機能
  • 予約管理機能
  • お祝いメッセージ・DM配信機能
  • 自動釣銭機接続機能
  • 売上管理・分析機能
  • オーダーエントリーシステム(ハンディなど)※イートインがある場合

会員登録・顧客管理・ポイント管理機能

POSレジには会員・顧客管理機能やポイント管理機能が搭載されている製品もあります。

前述した通り、ケーキ屋や菓子店にとってお客様の誕生日やイベントは売り上げに直結しやすくなります。そのため、できる限りお客様の情報を入手できるような工夫が必要となるでしょう。
代表的な例としては、ポイントつきの会員カードを利用する方法があります。

会員カードを作成する際にお客様の情報を用紙に書いてもらうことで、誕生日の入手が可能です。最近では会員カードの代わりに、独自のアプリを利用している店舗もあります。お客様による会員カードの紛失リスクがなくなる上に、スマホで登録できる点もメリットです。

予約管理機能

POSレジには予約管理機能が搭載されている製品もあります。

ケーキ屋や菓子店はクリスマスやバレンタインなどは特に依頼が多くなります。イベント時は予約漏れが生じると、お客様からの大きなクレームへと発展してしまうためミスは許されません。
予約管理機能があれば、全ての依頼をスマートに取りまとめられるのでおすすめです。

予約管理機能により、お客様情報やご依頼日・お渡し日時・注文内容が簡単に把握できます。多くのPOSレジでは予約状況を表として集計されているので、見落とす心配もありません。会計状況も把握でき、引き渡しの際もスムーズです。

お祝いメッセージ・DM配信機能

POSレジによっては、お祝いメッセージ・DM配信機能が搭載されています。

身近な人の誕生日や季節のイベントには何かを送りたいと思う人は非常に多いです。何を送ろうか検討している時にケーキ屋からお祝いメッセージやDMが送られてきたら、その店舗での購入を検討する可能性も高いでしょう。

DM配信機能は、店舗からお客様へ直接アプローチできる最適なツールです。メーカーによっては、同じ誕生月の方のみに送るといった方法にも対応しています。お客様一人ひとりにベストなタイミングでメッセージを送れば、ファンとなってくれる人も増えるでしょう。

自動釣銭機接続機能

自動釣銭機もケーキ屋や菓子店にとってあると嬉しい機能です。現金の授受を正確に素早く完結できるので、忙しい時間帯でも差異が生じにくくなります。組み合わせ次第ではセルフレジとしても運用できる点もメリットです。

ただし、自動釣銭機は対応しているPOSレジでなければ作動させることはできません。自動釣銭機のみの稼働も不可能で、POSレジとセットで導入することが必須条件です。自動釣銭機を導入したい場合は、対応しているかを事前にチェックしておきましょう。

売上管理・分析機能

店舗を運営する側にとって、売り上げ状況は最も気になるところでしょう。もちろんノートやエクセルを使ったやり方もありますが、POSレジの売上管理機能を利用すれば集計時間も短縮できます。

POSレジの売上管理機能は、日々の会計情報はもちろん商品ごとの売り上げ状況や曜日・時間帯などの分析が可能です。多角的な視点で店舗を分析でき、新たな商品開発や効率的なキャンペーンも打ち出しやすくなります。

オーダーエントリーシステム(ハンディなど)※イートインがある場合

イートインがある店舗であれば、オーダーエントリーシステム(ハンディなど)も便利な機能となります。従来では手書きで行っていたオーダーも、システムと連携して素早く正確にデータを共有できるのです。

オーダーエントリーシステムは、ハンディだけでなくお客様のスマホから行う方法(モバイルオーダーシステム)もあります。その他に各テーブルにタブレットを設置して注文してもらう方法(セルフオーダーシステム)もあり、店舗に合わせた運用が可能です。

ただし、どのシステムに対応しているかはPOSレジメーカーにより異なるので、必ず事前に確認しましょう。

ケーキ屋・菓子店のPOSレジ導入事例|人気店の活用法を紹介!

ここからは、ケーキ屋や菓子店で実際にPOSレジを導入している方の活用法を紹介します。

高度な分析機能を駆使して売上アップ&仕入れ最適化

導入したPOSレジ
USENレジ STORE

導入してよかったこと
  • 2店舗の売り上げを一括管理できた
  • 分析機能を駆使して効率的な戦略が立てられる
  • POSレジ導入が作業効率のアップに繋がった

USENレジ導入のきっかけや決め手

開業時にケーキごとの売上状況や分析を行いたいと思い、導入を決めました。現在2店舗展開していますが、複数店を一括管理できるので非常に便利です。USENは普段からのお付き合いでトラブル時にも迅速に対応してくれる・長く利用できる点から導入を決めました。

USENレジ導入後の感想

詳細な売上分析により、売れ行きが伸びている商品を店舗間で移動させて販売するといった判断もできます。過去の実績を振り返ることもでき、時期ごとの商品バランスを考えたり新商品発売のタイミングも測りやすいです。

導入時にメーカースタッフからのレクチャーも受けましたが、比較的覚えやすかったなという印象を持っています。店舗運営にかかわる一連の業務が簡単になったので、接客時間を増やせたり会計時にお客様との会話を楽しむ余裕も生まれました。

お店のオープン時は多くのお客様にご来店いただいたのですが、POSレジのおかげでスムーズに回転できました。レジスターだったら入力ミスが出ていたんじゃないか…と今振り返ると思います。

出典:USENレジ STORE公式サイト

店舗アプリを活用してユーザーコミュニケーションが活性化

導入したPOSレジ
スマレジ(フードビジネスプラン)

スマレジ
ポイント
  • 無線でコンパクトに設置できる
  • テーブルオーダーやキャッシュレス決済との連携もスムーズ
  • 操作が覚えやすく教育コストがほとんどかからない

スマレジ導入のきっかけや決め手

新たな店舗の立ち上げに伴い、無線でコンパクトにまとめられるレジを探していました。その中でクラウドでデータ管理ができて、自社でサーバーを持つ必要がない点が導入を決めた理由です。

スマレジ導入後の感想

以前はレジスターを使っていたので、導入当初は「打っている感覚がない」と不安に思うスタッフもいました。操作性が良く、高校を卒業したばかりの若い子たちもすぐに慣れてくれたのを覚えています。教育コストがほとんどかからないのは大きなポイントです。

キャッシュレス決済を使う時の手順もスムーズで、お客様をお待たせすることがありません。外部の在庫システムとも連携でき、原材料の仕入れから販売までを一気通貫で管理できるようになりました。

さらに、スマレジアプリマーケット内の「Lテイクアウト&オーダー」を使い、すでにあった店舗アプリとの連携を行っています。LINE上で商品の予約ができ、お客様にさらに利用しやすいサービスを提供できるようになりました。同時に店舗側も機会損失を減らせています。

出典:スマレジ公式サイト

ケーキ屋・菓子店のPOSレジの正しい選び方

ここまで、ケーキ屋や菓子店がPOSレジを導入することのメリットについて解説してきました。では、実際にPOSレジを導入する際に注意すべき点はあるのでしょうか。ここからは、ケーキ屋や菓子店がPOSレジを検討する際の正しい選び方を解説します。

ケーキ屋・菓子店のPOSレジの正しい選び方
  • まずはPOSレジのハードウェアの種類を選ぶ
  • 必要な機能が搭載されているかチェック
  • 会計ソフトやキャッシュレス決済端末と連携できるかチェック
  • 価格(導入費用・月額利用料金)を比較
  • サポート体制や導入時の負担の少なさはどうか
  • 操作性・使いやすさはどうか

①まずはPOSレジのハードウェアの種類を選ぶ

POSレジの導入を検討する際に、まず考えたいのがハードウェアの種類です。POSレジのハードウェアは、ターミナル型・パソコン型・タブレット/モバイル型の3種類があります。それぞれの違いは、次の通りです。

POSレジの種類

ターミナル型POSレジ

POSレジシステムがインストールされた専用のハードウェアで使用するタイプのレジです。スーパーやコンビニなどで導入されているので、普段最も目にする機械が多いタイプになります。高性能ですが導入コストが高く、ある程度の設置スペースも必要です。

ターミナル型POSレジ

パソコン型POSレジ

市販のパソコンにPOSレジソフトをインストールして運用します。パソコンが置ける場所があれば良いので、省スペースでも設置できるのが特長です。ターミナル型と比べて導入費用も安く、メールやインターネットといったパソコン本来の使い方もできます。ただし機能が低い製品がほとんどです。

パソコン型POSレジ

タブレット/モバイル型POSレジ

タブレットやスマートフォンにPOSレジアプリをインストールして運用するタイプです。導入費が最も安く省スペースでも設置できる点、機能や拡張性がが高い点など魅力が多く、急速にシェアを拡大しています。新規開業や小規模店舗には最もおすすめの種類です。

タブレット型POSレジ

この中でもケーキ屋や菓子店に最もおすすめなのは、タブレット/モバイル型になります。理由としては上記でもあげた通り、価格が安く十分なスペースがなくても設置できる点が大きいです。

価格が安くても機能面で劣ることはなく、会計の他に顧客や在庫管理・売上分析など幅広い機能を利用できます。既存の端末にアプリをインストールするだけなので、簡単に運用を始められる点も魅力のひとつです。

②必要な機能が搭載されているかチェック

前述した通り、POSレジには豊富な機能が搭載されています。しかし、機能が多い=なんとなく良さそうで決めてしまうと、宝の持ち腐れになってしまうでしょう。機能が多い分無駄なコストをかけてしまう恐れもあるので、欲しい機能を見極める必要があります。

ケーキ屋や菓子店で良く活用されている機能は、次の通りです。

売上管理会員カード会員アプリ
顧客管理ポイント管理予約管理
メッセージ/DM配信自動釣銭機接続OES

これらの機能を踏まえつつ、店舗に欲しい機能を追加することで使い勝手の良いPOSレジと出会いやすくなります。メーカーを比較する際にも役立つので、欲しい機能の選定は事前に必ず行っておきましょう。

③会計ソフトやキャッシュレス決済端末と連携できるかチェック

利用したい会計ソフトやキャッシュレス決済端末が既にある場合は、検討しているPOSレジと連携ができるかもチェックしておきましょう。連携は必須ではありませんが、業務が大幅に効率化されるうえにお客様のニーズにも応えられるようになります。

例えば会計ソフトと連携しておけば、レジでの販売に合わせて会計ソフト上に自動で取引が作成されるので手入力の手間がなくなります。経理業務にかかる負担や人的ミスも解消され、税務署への申告もスムーズに行えます。

また、キャッシュレス決済端末をPOSレジに連携すると、レジで表示した会計金額を再度キャッシュレス決済端末に打ち込む2度打ち作業がなくなり、スピードアップ&ミス防止につながります。また、キャッシュレス売上と現金売上のデーがが統合されるので、管理も楽です。

さらに会計ソフトと連動していればすべての売上が自動で取引作成されるので大幅に業務効率がアップします。

④価格(導入費用・月額利用料金)を比較

価格面もPOSレジを選ぶ際には重要なポイントです。POSレジの導入費はハードウェアのタイプにより大きく異なります。導入費用の具体的な相場は、次の通りです。

  • ターミナル型POSレジ:50~100万円程度
  • パソコン型POSレジ:10~50万円程度
  • タブレット/スマホ型POSレジ:5~30万円程度

この導入費は最低限の機器を用意した場合の価格を算出したものです。自動釣銭機など高額な周辺機器を加えた場合は、タブレット型でも100万円程度になることもあるので注意しましょう。月額費用もメーカーや利用するプランにより異なりますが、0〜2万円程が相場です。

⑤サポート体制や導入時の負担の少なさはどうか

サポート体制はターミナルPOSレジであれば訪問サポートが基本となっていますが、それ以外の種類はメーカーにより差があります。

例えばタブレットPOSレジの「Airレジ」はメールやチャットのみの対応なので、店舗側もある程度の自己解決力が必要です。

反対にUSENレジは導入前から運用時まで手厚いサポート(訪問サポートや365日24時間対応コールセンター)を受けられるので、初めてPOSレジを利用する場合でも安心でしょう。サポートの手厚さは費用面にも関わってきます。自分はどの程度のサポートがあれば良いかを明確にして検討することがおすすめです。

⑥操作性・使いやすさはどうか

POSレジは、1日に何度も操作する店舗運営には欠かせない装置です。そのため、スタッフが使いやすいものを選ぶことが大切といえます。
いくらスペックが高く多くの機能が搭載されていたとしても、使いこなせなければ意味がありません。

ターミナル型POSレジは普段誰でも使えるわけではないので、いちから操作を覚える必要があります。一方タブレット型は普段からスマホなどの端末に触り慣れており、抵抗なく操作を行える方が多いです。

ケーキ屋・菓子店におすすめのPOSレジ6選

ここでは、ケーキ屋・菓子店におすすめのPOSレジをご紹介します。

≪ケーキ屋・菓子店におすすめのPOSレジ6選比較一覧表≫

スクロールできます
導入価格例月額料金ハード資料請求機能外部連携サポート
会員カード会員アプリ顧客管理ポイント管理予約管理メッセージ/DM配信自動釣銭機接続OES会計ソフトキャッシュレス決済API連携メールサポート電話サポート駆けつけサポート
USENレジSTORE180,000円~9,980円~タブレット型資料請求××
Airレジ83,620円~0円~タブレット型資料請求〇※1×〇※1〇※2×〇※3〇※4××
スマレジ113,600円~0円~15,400円タブレット型資料請求×
NeoSarf/POS要問い合わせ要問い合わせ※月額数千円タブレット型/据え置き型資料請求×
SquarePOSレジ92,760円~0円~13,000円タブレット型資料請求××××××
ユビレジ95,700円~6,900円~タブレット型資料請求×××××××

1 Airペイ ポイントの導入が必要
2 Airリザーブの導入が必要
3 Airレジ オーダーの導入が必要
4AirペイおよびAirペイQRの導入が必要

USENレジSTORE|タブレット型POSレジシェアNO.1

USENレジSTORE
出典:USENレジSTORE公式サイト
導入価格例180,000円~ハードウェアタブレット型
月額料金9,980円~対象規模小規模~多店舗チェーン

■USENレジSTOREのおすすめポイント

  • 小売店に特化した機能を搭載したPOSレジ
  • 24時間365日対応のサポートを標準搭載
  • 店内BGMを始めとした店舗開業サービスに一括対応

店内BGMでおなじみのUSENが提供するPOSレジです。USENレジSTOREは小売店に特化した機能を搭載したプランとなっており、詳細な分析機能を利用できます。
店舗にイートインがある場合は、飲食店向けの「USENレジFOOD」もおすすめです。

顧客やポイント管理・DM配信機能など、ケーキ屋が欲しい機能も充実しています。オプションの店舗アプリ作成サービス「アプリンク」を利用すれば、6,000円~/月で効率的なアピールが可能です。

■USENレジSTOREの製品情報

導入価格例180,000円~
月額利用料金9,980円~※他のプランあり
サポートメニュー初期登録、設置・ソフト初期設定、設置、LAN敷設工事、24時間365日専用電話サポート
メーカー名株式会社 USEN

■対応機能早見表

売上管理会員カード会員アプリ〇※アプリンクの導入が必要
顧客管理ポイント管理予約管理
メッセージ/
DM配信
自動釣銭機接続OES

Airレジ(エアレジ)|自動釣銭機を国内最安導入できる

Airレジ(エアレジ)
出典:Airレジ公式サイト
導入価格例83,620円~ハードウェアタブレット型
月額料金0円~対象規模小規模店、個人店

■Airレジのおすすめポイント

  • 自動釣銭機を含めた機能が0円で利用可能
  • 同グループ提供のサービスが豊富
  • グッドデザイン賞受賞の優れた操作性

リクルートが提供するPOSレジです。同グループが手掛けるサービスが豊富で、組み合わせることでお客様へのニーズにも柔軟に対応できます。
シンプルで扱いやすい画面操作も人気で、2014年にはグッドデザイン賞も受賞した実力の持ち主です。

自動釣銭機を導入する際は、機器代金と設置費のみを負担するだけで利用ができます。月額料は必要なく0円で利用できるので、安く運用したい場合には最適のシステムです。

サポートがメールとチャットのみで、他メーカーに比べて手薄なのは注意すべき点でしょう。

■Airレジの製品情報

導入価格例83,620円~(iPad49,800円~+レシートプリンター24,800円~+キャッシュドロア9,020円~)
月額利用料金月額0円
サポートメール、チャット
メーカー名株式会社リクルート

■対応機能早見表

売上管理会員カード〇※Airペイ ポイントの導入が必要会員アプリ×
顧客管理ポイント管理〇※Airペイ ポイントの導入が必要予約管理〇※Airリザーブの導入が必要
メッセージ/DM配信×自動釣銭機接続OES〇※Airレジ オーダーの導入が必要

スマレジ|機能の充実度・総合力NO.1!なのに安い!

スマレジ
出典:スマレジ公式サイト
導入価格例113,600円~ハードウェアタブレット型
月額料金0円~15,400円対象規模個人店~多店舗チェーン

■スマレジのおすすめポイント

  • 機能が充実・連携できる他システムも豊富
  • 洋菓子店専用の拡張アプリ「ReserveCake」が利用可能
  • プレミアムプラス以上であれば365日対応の電話サポートが受けられる

機能の充実度や連携できる他システムが豊富で、全ての業種に対応できるPOSレジです。
洋菓子店専用の拡張アプリ「ReserveCake」があり、利用することで顧客や予約の管理もスムーズに行えます。

LINEを使った会員・記念日登録やお祝いメッセージ配信なども活用でき、お客様に寄り添ったサービスも提供可能です。会員登録は、LINEアプリでQRコードを読み込むことで該当ページが表示されます。

混雑時にも案内しやすいので、機会損失を防止できるでしょう。

スマレジは機能面・価格面・サポート面・外部連携面のすべてが優れており、総合力が非常に高いPOSレジです。
当サイトの選ぶおすすめPOSレジランキングでも見事1位に輝いています。

■スマレジの製品情報

導入価格例113,600円~(iPad49,800円~+レシートプリンター45,980円~+キャッシュドロア17,820円~)
月額利用料金・スタンダード:0円※1店舗のみ
・プレミアム:5,500円/月※1店舗につき
・プレミアム プラス:8,800円/月※1店舗につき
・フードビジネス:12,100円/月※1店舗につき
・リテールビジネス:15,400円/月※1店舗につき
サポート・導入サポート※オプション(ハードウェアのお届け&セットアップ、トレーニング、商品データの移行・登録、在庫管理 導入サポート)
・365日対応コールセンター※プレミアムプラス以上のプランのみ(受付時間:9:00~22:00)
・メールサポート(平日9:00~22:00のみ)
・無料電話相談
・オンサイト保守※50店舗以上規模のお客様のみのオプションプラン
メーカー名株式会社スマレジ

■対応機能早見表

売上管理会員カード会員アプリ
顧客管理ポイント管理予約管理
メッセージ/DM配信自動釣銭機接続OES

NeoSarf/POS|顧客・ポイント管理機能が優秀!

NeoSarf/POS
出典:NeoSarf/POS公式サイト
導入価格例要問い合わせハードウェアタブレット型/据え置き型/パソコン型
月額料金要問い合わせ※月額数千円程度対象規模多店舗チェーン

■NeoSarf/POSのおすすめポイント

  • さまざまなハードウェアに対応
  • 多店舗展開の場合に最適なシステム
  • ハードウェアの故障時は2時間で駆けつけ対応

多店舗展開向けの機能が充実しており、高いサポート力を持つPOSシステムです。

専用サポートでは操作の問い合わせや製品トラブルまで一括して対応できます。ハードウェアの故障時には、2時間で駆けつけて状況を確認してくれるのもメリットといえるでしょう。

ハードウェアは、タブレットだけでなくパソコンや他社製でも運用できるのも特徴です。
もちろん、ケーキ屋が欲しい機能も充実しています。商品キーを1シートにつき40種類まで・最大400種類登録でき、ワンタッチで商品登録が可能です。

■NeoSarf/POSの製品情報

導入価格例要問い合わせ
月額利用料金要問い合わせ※月額数千円程度
サポート出張設置サービス、出張教育サービス、24時間365日対応コールセンター
メーカー名日本電気株式会社(NEC)

■対応機能早見表

売上管理会員カード会員アプリ
顧客管理ポイント管理予約管理
メッセージ/DM配信自動釣銭機接続OES

Square(スクエア)POSレジ|価格の安さトップクラス

Square(スクエア)POSレジ
出典:Square(スクエア)POSレジ公式サイト
導入価格例92,760円~ハードウェアタブレット型
月額料金0円~13,000円対象規模小規模~多店舗チェーン

■Square(スクエア)POSレジのおすすめポイント

  • 最短で当日審査が完了
  • iPhone・Androidの両端末に対応
  • 店舗とオンラインでの販売状況をスムーズに繋げる

スピーディーに利用開始できるPOSシステムです。インターネットで申込でき、審査は最短当日に完了するので面倒な手続きは一切必要ありません。iPhone・Androidのどちらの端末にも対応しており、導入費用を抑えることもできます。

会員カードには対応していませんが、会計を簡略できる「Square ギフトカード」を発行できる点が特徴です。チャージをして繰り返し使用でき、プレゼントとしてはもちろんのことお客様自身も活用できます。

購入データは顧客情報に反映され、お客様の好みを把握しやすいのでおすすめです。

■Square(スクエア)POSレジの製品情報

導入価格例・キャッシュレス決済のみならiphoneかiPadを持っていれば0円でスタート可能
・現金決済を導入する場合:92,760円(POSレジ機能0円+Square スタンド+mPOP(キャッシュドロワー一体型プリンター)セット)
月額利用料金・フリー:0円/月
・リテールプラス:6,000円/月
・フードプラス:13,000円/月
・プレミアム:要問合せ
サポートメール、電話サポート(受付時間10:00~18:00)※年末年始・臨時休業日を除く
メーカー名Square

■対応機能早見表

売上管理会員カード×会員アプリ×
顧客管理ポイント管理×予約管理
メッセージ/DM配信×自動釣銭機接続×OES

ユビレジ|高度な顧客管理ができる

ユビレジ
出典:ユビレジ公式サイト
導入価格例95,700円~ハードウェアタブレット型
月額料金6,900円~対象規模小規模~多店舗チェーン

■ユビレジのおすすめポイント

  • ユビレジ for Salesforceで高度な顧客管理が可能
  • 豊富な連携サービス
  • 最初の1カ月は無料で利用できる

他メーカーに比べて機能は劣るものの、外部システムとの連携が豊富でカスタマイズしやすいPOSレジです。

最初の1カ月は無料で利用できるので、試しに導入してみるのもおすすめです。有料の場合も比較的安価となっており、導入しやすい価格といえるでしょう。

世界NO.1プラットフォームと連携した「ユビレジ for Salesforce」を利用すれば、高度な顧客管理ができます。データは10分ごとに更新され、店舗ごとの比較やデータのダウンロードも可能です。

■ユビレジの製品情報

導入価格例95,700円~
月額利用料金・1ヶ月お試しプラン:0円/月
・プレミアムプラン:6,900円~/月
・ユビレジハンディ(飲食店向け):1,500円~/月
・ユビレジ在庫管理:4,500円~/月
・リースプラン:要問合せ
・レンタルプラン:初期費用0円
・電話サポート:2,000円/月※導入後2ヶ月間は無料
サポート・無料メールサポート(平日10:00~17:00)
・標準電話サポート※無料(年末年始を除いた平日 10:00〜18:00)
・電話サポートプレミアム※2,000円/月(年中無休 10:00〜22:00)
メーカー名株式会社ユビレジ

■対応機能早見表

売上管理会員カード×会員アプリ×
顧客管理ポイント管理×予約管理×
メッセージ/DM配信自動釣銭機接続×OES

ケーキ屋のニーズ別おすすめPOSレジ

一言でケーキ屋といっても、求めるニーズは店舗ごとに異なるでしょう。ここでは、ケーキ屋のニーズ別におすすめのPOSレジを紹介します。

迷ったら総合力NO.1のスマレジ

スマレジは、機能面や他システムとの連携・高いサポート力が人気のPOSレジです。業種や店舗の規模に問わず利用できるので、幅広い店舗のニーズに対応できます。洋菓子店専用の拡張アプリ「ReserveCake」が利用できるのもスマレジだけです。

導入や運用の負担を最低限にしたいならUSENレジ

POSレジは店舗運営を手助けしてくれるツールですが、導入時は設定や設置など負担が大きいのがデメリットです。USENレジであれば、導入時の負担を軽減してくれます。

初期設定や設置はもちろん、スタッフへの使い方トレーニングまでメーカースタッフによる対応が可能です。運用開始後も24時間365日対応の電話サポートが標準装備しており、安心して店舗運営ができます。

できるだけ安く自動釣銭機を使いたいならAirレジ

自動釣銭機導入の相場は100万〜150万円程度となっており、決して安いとはいえません。それでもなるべく安く導入したいという場合は、Airレジと国内最安自動釣銭機「つりペイ君」の組み合わせがおすすめです。

この組み合わせであれば、導入費用は約80万円程に抑えることができます。縦45cm×横45cmとコンパクトなので、省スペースでも設置可能です。

ケーキ屋・菓子店がPOSレジ導入時に活用できる補助金

POSレジを安く導入する代表的な方法のひとつに補助金の活用があります。ここでは、ケーキ屋・菓子店がPOSレジ導入時に活用できる補助金について見ていきましょう。

  • IT導入補助金
  • 小規模事業者持続化補助金
  • 事業再構築補助金
  • 業務改善助成金
  • ものづくり補助金

IT導入補助金

IT導入補助金は、中小企業や小規模事業者が労働生産性の向上を目的とした補助金です。業務を効率化させるためのソフトウェアやサービスといった、ITツールの導入を支援してくれます。

POSレジの導入には、通常枠(A・B類型)とデジタル化基盤導入類型が最適です。補助率は1/2〜3/4以内で、補助額は最大450万円となっています。さらにデジタル化基盤導入類型では、ハードウェアも補助対象です。

通年申請を設けておりますが、現時点での締切日は未定となっています。

参考:IT導入補助金2023

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者が自社の状況を見直したうえで持続的な経営を目指す取り組みを支援する補助金です。経営計画を作成し、それに沿った販路開拓や生産向上を目的としています。類型は次の5つです。

  • 通常枠
  • 賃金引上げ枠
  • 卒業枠
  • 後継者支援枠
  • 創業枠

補助率は2/3で200万円が上限額となっています。さらにインボイス特例として、条件を満たした場合は上限額に50万円上乗せされるのです。申請は通年行っており、直近の締切日は令和5年9月7日になります。

参考:小規模事業者持続化補助金(一般型)

事業再構築補助金

新型コロナウイルスの影響により変化する、経済社会に対応するための事業再構築を支援します。それにより、日本経済の構造転換を促すことが目的です。類型は次の8つになります。

  • 成長枠
  • グリーン成長枠(エントリー・スタンダード)
  • 卒業促進枠
  • 大規模賃金引上促進枠
  • 産業構造転換枠
  • 最低賃金枠
  • 物価高騰対策/回復再生応援枠
  • サプライチェーン強靱化枠

補助率は1/2〜1/3です。補助額は100万〜で、上限額は中堅企業であれば1.5億円までとなっています。現在公募は発表されていませんが、定期的に申請は行われていますのでホームページを確認しておきましょう。

参考:事業再構築補助金

業務改善助成金

業務改善助成金は、生産性を向上させるための設備投資を行うとともに事業場内の最低賃金の引き上げが目的です。二つの条件を満たした場合に、設備投資にかかった費用の一部が助成されます。区分は以下の4コースです。

  • 30円コース
  • 45円コース
  • 60円コース
  • 90円コース

補助率は3/4〜9/10で補助上限額は30万〜600万円です。引き上げ額や対象となる従業員の人数により細かく設定されているので、詳しくはホームページを確認しましょう。申請期限は令和6年1月31日までとなっています。

参考:業務改善助成金

ものづくり補助金

中小企業や小規模事業者が、働き方改革やインボイスなどの制度変更に対応するための取り組みを補助するものです。革新的サービス開発や、生産プロセスの改善を行うための設備投資を支援してくれます。申請枠は次の通りです。

  • 通常枠
  • 回復型賃上げ/雇用拡大枠
  • デジタル枠
  • グリーン枠
  • グローバル市場開拓枠

補助率は1/2〜2/3・補助上限額は750万円〜5,000万円です。申請は通年行っており、直近の締切日は令和5年11月7日になります。

参考:ものづくり補助事業公式ホームページ

まとめ

POSレジは店舗の売上状況を可視化できる上に、正確でスピーディーな会計が行えるのでレジ締めの簡略化が狙えます。お客様情報の管理もでき、個々のニーズに合わせたDMやお祝いメッセージの送信も可能です。

ハードウェアはさまざまなタイプがありますが、中でも最近はタブレット型の需要が伸びています。タブレット型は、スペースとコストを抑えつつ高機能なものも多く非常におすすめです。

店舗にとって欲しい機能や重視するポイントを見極めつつ、最適なPOSレジを選んでいきましょう。

スクロールできます
導入価格例月額料金ハード資料請求機能外部連携サポート
会員カード会員アプリ顧客管理ポイント管理予約管理メッセージ/DM配信自動釣銭機接続OES会計ソフトキャッシュレス決済API連携メールサポート電話サポート駆けつけサポート
USENレジSTORE180,000円~9,980円~タブレット型資料請求××
Airレジ83,620円~0円~タブレット型資料請求〇※1×〇※1〇※2×〇※3〇※4××
スマレジ113,600円~0円~15,400円タブレット型資料請求×
NeoSarf/POS要問い合わせ要問い合わせ※月額数千円タブレット型/据え置き型資料請求×
SquarePOSレジ92,760円~0円~13,000円タブレット型資料請求××××××
ユビレジ95,700円~6,900円~タブレット型資料請求×××××××
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この記事を書いた人

POSレジ・自動釣銭機・券売機・キャッシュレス決済端末など、レジとその周辺サービスの研究・調査を日々行い、そこで得た知見や調査データを記事に反映しています。
編集長は一部の人に「POSレジオタク」とも呼ばれており、メーカーの枠にとらわれない幅広い知識を持っています。

これまで300件を超えるPOSレジや自動釣銭機、セルフレジの選定サポート・導入支援・販売を行ってきました。(補助金に関する支援も行っています。)
サポートの中で得た知見も記事に反映し、どこよりもわかりやすく情報が網羅されたレジのコンテンツ記事を目指していきます。

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