【徹底比較】スマレジ×エアレジ|結局どっちがおすすめなの?

スマレジvsエアレジを徹底比較
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POSレジを検討する際に、タブレットPOSレジ最大手の2社であるスマレジエアレジどちらにするか悩まれる方は非常に多いです。

では、一体どちらのメーカーがおすすめといえるのでしょうか。

両方とも非常に優れており甲乙つけがたいですが、50種類以上のPOSレジを徹底比較・調査をしてきた当サイトでは、スマレジをおすすめしています。

スマレジをおすすめする理由として、どちらも無料プランがあり、価格面に大きな差はありませんが、スマレジの場合、店舗の拡大に合わせて有料プランに切り替えることで機能数や拡張性が圧倒的に高くなります。最初は、小規模店舗向けの無料プランで導入し、将来、店舗が拡大した際も長く使い続けられるでしょう。

また、エアレジにできることのほとんどはスマレジでも可能で、尚且つそれ以上の機能を搭載しています。

ただし、ニーズや目的によってはエアレジの方がおすすめという場合も往々にしてあります。
そういった点も含めて、今回はスマレジとエアレジの比較ポイントを詳細に解説していきますので、ぜひご一読ください!

POSレジ比較表ダウンロード
目次

まずはスマレジとエアレジの比較一覧表をチェック

スマレジとエアレジをきちんと比較するには、スペックの確認が必要になるでしょう。ここでは、それぞれの特徴と評価を表にまとめました。

スクロールできます
比較項目スマレジエアレジ
総合評価54.8
導入数アクティブ店舗数38,000店舗以上663,000アカウント
料金スタンダード(1店舗のみ)0円 / 月
プレミアム(1店舗につき)5,500円 / 月 
プレミアム プラス(1店舗につき)8,800 / 月
フードビジネス(1店舗につき)12,100円 / 月
リテールビジネス(1店舗につき)15,400円 / 月
0円
キャンペーンスマレジ・PAYGATE リリースキャンペーン(マルチ決済サービスのプリンター内蔵端末代0円&決済手数料値引)キャッシュレス導入0円キャンペーン(Airペイの利用開始で、初期費用0円)
機能の豊富さ
機能の多さは全POSレジ中最高レベル

機能数は十分多い
使いやすさの評価
細かいことまで、何でもできる設計

シンプルで誰でも使いやすい設計
連携キャッシュレス端末
スマレジ・PAYGATE
starpay
STORES決済
Square
Rpay
JMSおまかせサービス
Thincacloud

Airペイ
Airペイ QR
Square
周辺機器ラインナップマルチ決済端末キャッシュドロア(レシートプリンター内蔵型)
キャッシュドロア
レシートプリンター
ハンディ
カスタマーディスプレイ
レジバーコードリーダー
RFIDリーダー
ライターCAT
CCT端末
ICカードリーダー
iPadスタンド
ラベルプリンター
自動釣銭機
Airペイ(カードリーダー)
キャッシュドロア
レシートプリンター
バーコードリーダー
ラベルプリンター
ハンディ
カスタマーディスプレイ
自動釣銭機
外部連携
全POSレジ中最多クラスの外部連携ツールバリエーション

比較的多い外部連携ツールバリエーション
セキュリティレベル
保守・サポート体制
365日対応コールセンターメールサポート無料電話相談オンサイト保守

メールサポートオンラインチャット

スマレジはプランに応じて利用できる機能が設定されているため、お店の規模に合わせて使い方を選べます。会計ソフトやECサイト・レセプトソフトとの連携も可能で、カスタマイズも自由自在です。

エアレジは無料プランのみとなっており、知名度も高いので導入数は高いです。機能性も、基本的なレジ操作を求めているようであれば十分といえるでしょう。会計ソフトやキャッシュレス決済のAirレジなどとの連携も可能です。

上の表を踏まえると、エアレジは料金の安さや知名度の高さが特徴といえます。一方スマレジは機能や連携できるシステム・周辺機器が豊富です。プラン契約は縛りがないため、いつでも変更ができます。

お店の変化に合わせてプランやシステムを組み替えられるスマレジは、長期的にみておすすめです。

①スマレジとエアレジの料金を比較

スマレジとエアレジの料金を比較

ここからは、スマレジとエアレジの料金を比較していきましょう。

スマレジもエアレジも初期費用は同じくらい

①基本セット(タブレット、キャッシュドロアー※mpopの場合、バーコードリーダー、セット)で導入した場合の初期費用

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スマレジ131,090円
エアレジ165,100円

スマレジは周辺機器の種類が豊富なので、必要な機器のみを単品で揃えることができます。
エアレジはタブレット・ドロアの他にレシート用紙とセットアップガイドがついたセット購入が可能です

②キャッシュレス端末付きセットで導入した場合の初期費用

スマレジ131,090円※(通常時161,890円)
※現在端末代(30,800円)無料&決済手数料割引キャンペーン中
エアレジ165,100円
※現在Airペイ利用開始でiPad&カードリーダー無料キャンペーン中

スマレジのキャッシュレス端末代は30,800円で、エアレジは0円となっています。それぞれの端末代を基本セットにプラスすると、料金はほぼ横ばいとなりました。現在どちらもキャッシュレス端末無料キャンペーンをやっており、かなりお得に利用できます。

③自動釣銭機セットの初期費用

スマレジ100万円程度
エアレジ100万円程度

スマレジ・エアレジ共に連携できる自動釣銭機は、グローリー社の製品となっています。機能性に優れている製品を利用するので、スムーズな会計業務が実現可能です。値段もほとんど変わりません。

月額の利用料を比較|全機能無料プランで使えるエアレジとプランが選べるスマレジ

スマレジスタンダード(1店舗のみ)0円 / 月
プレミアム(1店舗につき)5,500円 / 月 
プレミアム プラス(1店舗につき)8,800 / 月
フードビジネス(1店舗につき)12,100円 / 月
リテールビジネス(1店舗につき)15,400円 / 月
エアレジ0円

スマレジは、利用したい機能や店舗の規模に応じた5つのプランが用意されています。プランごとの期間に縛りはなく、店舗の状態に合わせて自由に変更ができる点が特徴です。

エアレジは0円でレジ機能や売上管理など、搭載している全ての機能を利用できます。

■料金の比較結果

エアレジは月額無料で製品のセット販売がある点から、導入時にお得を感じられる工夫がされています。反対にスマレジは、料金設定がある点から店舗によっては多少の割高感を感じる場合もありそうです。

しかし、機能の豊富さや拡張性の高さから長く使い続けることができます。長く利用し続けることで、コスト以上の価値を感じることができるでしょう。

②スマレジとエアレジのキャンペーンを比較【2023年9月更新】

スマレジとエアレジは、現在どちらもお得なキャンペーンを開催しています。
それぞれどのようなキャンペーンなのか確認していきましょう。

スマレジで実施中のキャンペーン

スマレジ・PAYGATE導入キャンペーンとして、キャッシュレス決済端末が無料&決済手数料割引を実施しています。PAYGATEは、1台でクレジットカード・電子マネー・QRコードの読み取りに対応可能です。

レシートプリンターも内蔵しており、4G環境でも利用できるので屋外イベントでも活用できます。

エアレジで実施中のキャンペーン

Airペイを利用開始することで、iPad端末と専用カードリーダーを無料で貸与してもらえるキャンペーンです。システム利用料も、もちろん無料で使用できます。こちらも端末1台でクレジットカード・電子マネー・QRコード決済が可能です。

また、Airペイを導入すると共通ポイントカードにも対応できるようになります。Airペイで使用するカードリーターを、ポイント読み取り機としてそのまま利用できるのです。リーダーは省スペースでも設置できる小型タイプとなっています。

【結論】今導入するならどっちがお得?

どちらも機能性に優れたカードリーダーを無料で導入でき、キャッシュレス決済をお得にスタートできます。スマレジのPAYGATEは、端末でレシート印刷ができる分1歩リードしているといえるでしょう。

エアレジはキャンペーン前から端末代は無料です。今回iPad本体(49,800円相当)も無料貸与できるということでかなり力を入れたキャンペーンとなっています。これらを踏まえると、導入費のみで見ればエアレジのキャンペーンの方がお得です。

しかし、スマレジではカードリーダーとプラスして決済手数料もお得になります。キャッシュレス決済をする顧客が多ければ、スマレジの方がお得となる場合もありそうです。

③スマレジとエアレジの機能の豊富さを比較

スマレジとエアレジの機能の豊富さを比較

前提としてスマレジは、業種に合った機能を持つプランが用意されています。加えてスマレジアプリマーケットを利用すれば、機能の追加は自由です。スマレジにできないことはほぼないといえるほど、圧倒的な機能の豊富さを誇ります。

出展:スマレジ公式サイト

各種機能の有無を一覧表で比較

ここでは、スマレジとエアレジに搭載されている機能の有無を一覧にまとめています。

スマレジエアレジ
レジ販売機能
売上分析機能
在庫管理機能
顧客管理機能
予約管理機能
ポイントカード連携
セルフ・モバイルオーダー
軽減税率対応機能
免税対応機能×
インボイス対応機能
キャッシュレス対応機能
複数店舗管理機能
ECサイト連携機能×
予算管理機能
外部連携機能
ERP・CRM連携×
練習(トレーニング)機能
オフライン対応機能
電子カルテのデータ連携×
薬局レセコン連携×
本部管理
勤怠管理
スタッフ管理
セルフレジ
イベントカレンダー
PL管理×
アラート機能

上記の通り、スマレジは主要機能のほとんどが実装されているのに対して、エアレジはスマレジにできることが一部できません。

【スマレジ最大の強み】スマレジアプリマーケットとは

スマレジアプリマーケットとは、お好みのアプリをダウンロードし、スマレジに機能を追加することができるスマレジ専用のアプリストアです。モバイルオーダーやECサイト・ポイント連携など、通常では対応しきれない機能もカバーできます。

例えば「Mr.Menuモバイルオーダーサービス」を利用すれば、顧客のスマホから飲食店のオーダーが可能です。「LINEミニアプリ連携」は、QRコードを読み取るだけで素早く会員証発行・ポイント運用ができます。

アプリによっては月額費用が発生しますが、利用することで希望の運用方法を柔軟に実現することが可能です。

無料プランの機能充実度はエアレジの勝ち

無料プランのみで比較していくと、エアレジの方が圧倒的に機能数が多くなります。以下は、無料プランに限定した機能の一覧です。ずっと無料で使っていきたいと考えている

スマレジAirレジ
基本的なレジ機能
スマレジ・アプリマーケット
基本的なレジ機能
周辺機器対応
売上分析
顧客管理
席管理・予約管理
確定申告
Airレジ オーダー
オフライン機能
スタッフごとの利用制限機能
出前館との連携

④キャッシュレス対応について比較

キャッシュレス対応について比較

キャッシュレス対応については、どちらもスムーズに導入ができます。

連携可能な端末のバリエーション数はスマレジが多く、業種や運用フローに合わせて柔軟にキャッシュレス端末を選択できるというメリットがあります。

例えば、医療機関の場合はスマレジPAYGATEやSTORES決済を利用することで、通常の決済手数料の半額以下でキャッシュレス決済をすることが可能です。そういったキャッシュレス端末を選べることができるという利点からキャッシュレス対応に関しては、スマレジに軍配が上がりました。

以下、それぞれの連携可能なキャッシュレス決済端末を見ていきましょう。

スマレジと連携できるキャッシュレス決済端末

スクロールできます
製品名概要特徴
スマレジ・PAYGATE・主要なクレジットカードや電子マネー、QRコード決済に対応しているマルチ決済サービス・決済手数料は3.24%~・専用のマルチ決済端末を利用することでレジ周りをすっきりさせられる・レシートプリンター搭載で、端末からスムーズに発行できる・医院やクリニックであれば、手数料がさらにお得になる(割引率については要問い合わせ)
JMSおまかせサービス webプラン・主要なクレジットカードや電子マネー決済に対応・据え置き型のクレジットカード処理端末を使用・決済手数料は3.24〜3.74%・振込明細や入金、お問い合わせ先などをJMSで請け負ってくれる。クレジットカード会社ごとの面倒な手続きが不要
JMSおまかせサービス おてがるpay・主要なクレジットカードや電子マネー決済に対応・専用カードリーダーを使用・決済手数料は3.24〜3.74%・振込明細や入金、お問い合わせ先などをJMSで請け負ってくれる。クレジットカード会社ごとの面倒な手続きが不要
StarPay・複数のQR決済サービスをアプリと端末で提供できる・決済手数料は要問い合わせ・iPadで読み取れるため、専用リーダーは不要
STORES決済・専用カードリーダーとコード読み取りで、主要クレジットカードや電子マネー、QRコード決済に対応・決済手数料は1.98~3.74%・医療であればクレジットカードの決済手数料は1.50%~に変更可能(要申請)・理容室、床屋、クリーニング店であればクレジットカードの決済手数料は2.48%~に変更可能(要申請)
Square・専用カードリーダーで主要クレジットカードや電子マネーに対応できる・決済手数料は3.25~3.95%・専用リーダーがあれば、アプリをダウンロードするだけで、当日から運用可能・グローバル基準の安心セキュリティ・振込や事務手数料無料で最短翌営業日入金
楽天ペイ・楽天ペイが提供する、店舗向けクレジットカードや電子マネー、QRコード決済サービス・決済手数料は3.24〜3.74%・楽天銀行の口座であれば、決済の翌日に自動入金される
Payment Meister Thincacloud・フライトシステムコンサルティング社が提供する決済サービス・決済手数料は要問い合わせ・主要クレジットカードの他に電子マネーにも対応しているが、内容については問い合わせが必要

エアレジと連携できるキャッシュレス決済端末

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製品名概要特徴
Airペイ・専用カードリーダーを使い主要クレジットカードや電子マネーの決済が可能・決済手数料は3.24~3.74%・エアレジと同様リクルートが手掛けているので、連携がシームレス・全ての銀行で振込手数料が0円
Square・専用カードリーダーで主要クレジットカードや電子マネーに対応できる・決済手数料は3.25~3.95%・専用リーダーがあれば、アプリをダウンロードするだけで、当日から運用可能・グローバル基準の安心セキュリティ・振込や事務手数料無料で最短翌営業日入金

⑤周辺機器ラインナップを比較

周辺機器ラインナップを比較

周辺機器のラインナップについては、両メーカーに大きな差はありません。以下は、それぞれのメーカーで連携可能な製品です。

スマレジエアレジ
PAYGATE Station
mPOP
コンパクトレシートプリンターRP-F10
キッチン用プリンターTM-T90KP
iPadレジプリンターmC-Print3
レシートプリンターTM-m30II-H
レシートプリンターSM-S210i
レシートプリンターMP-B20P
カスタマーディスプレイDSP-A01
カスタマーディスプレイSCD222U
カスタマーディスプレイDM-D30
キャッシュドロアmJ-Drawer
キャッシュドロアCDA-3336
バーコードリーダーSocketScan S700 Smaregiモデル
バーコードリーダーBC-NL3000U2
RFIDリーダー/ライターTEC UF-3000
CAT/CCT端末(CATS300、CATS330、JT-C16U、JT-C17U、JT-C30L、VEGA3000 Mobile2)
ICカードリーダーM010
iPadスタンドUniversal Tablet Station
ラベルプリンターQL-800
自動釣銭機 300シリーズ
セルフ決済端末向け自動釣銭機 380シリーズ
据え置きプリンターRP-F10-W27J1-5 / RP-F10-K27J1-5
据置きレシートプリンター mC-Print2シリーズ(白/黒)MCP21LB WT JP / MCP21LB BK JP
据置きレシートプリンター mC-Print3シリーズ(白/黒)MCP31LB WT JP / MCP31LB BK JP
モバイルレシートプリンターSM-S210I2-DB40-JP-GRAY
モバイルレシートプリンターMP-B20-B02JK1-74
バーコードリーダー(白/青)CX3397-1855 / CX3360-1682
キャッシュドロア(白/黒)DRW-A01-W / DRW-A01-K
キャッシュドロア(白/黒)DRW-A01-W / DRW-A01-K
ラベルプリンターQL-800

⑥外部連携ツールを比較

外部連携ツールを比較

外部連携可能なツールの豊富さに関しては、スマレジが圧倒的です。さらにスマレジにはAPI連携機能があり、指定以外の各種ERPやCRMシステムとの連携もできます。

スマレジと連携可能な外部ツール

スマレジと連携ができる外部連携ツールのラインナップは、種類が豊富で知名度の高いものも多いです。すでに使用しているシステムであれば、新たに覚える必要がなくスムーズに利用し続けられます。

拡張性の高さやAPIがある点から、エアレジからスマレジへ流れるユーザーもいるようです。

スマレジの外部連携ツール一覧

・マネーフォワード クラウド

スマレジの売上データを、毎日自動で反映できます。インストール不要で、すぐに利用可能です。

・TKC『FXシリーズ』

スマレジAPIを利用し、スマレジの売上データを会計システムの仕訳データに変換・受信します。会計システムは、FXまいスタークラウド・FX2クラウド・e21まいスター・FX2・FX4クラウドです。

・会計・確定申告ソフト『弥生シリーズ』

銀行明細やキャッシュレス決済などのさまざまな取引データを、自動取込・仕訳し、会計データへ変換します。やよいの白色申告・青色申告をはじめとした弥生シリーズソフトと連携が可能です。

・freee会計

スマレジの売上データの自動登録がスムーズです。会計ソフトへの手入力が不要となり、確定申告・決算書・申告書の作成が簡略化できます。

・勘定奉行クラウド

スマレジの売上データと連携する事で、システム間の二重入力をなくします。会計業務の生産性を向上できるでしょう。

エアレジと連携可能な外部ツール

エアレジは、外部システムより同グループであるリクルートが手掛けるサービスとの連携が主になっています。互換性に優れているため、操作しやすいのが特徴です。会計ソフトの種類はスマレジと同等となっています。

エアレジは、国内最大級のデリバリー・テイクアウトサービスの出前館と連携できる点も特徴です。

エアレジと連携可能な外部ツール一覧

①レストランボード
予約や空席を管理するためのシステムです。お店の状況をひと目で把握できるので、売上向上に役立つでしょう。

②出前館
国内最大級の宅配デリバリーサービス「出前館」との連携も可能です。出前館と連携することで、配達サービスに必要な初期投資がいらないので飲食店は簡単にデリバリーサービスを提供できるようになるでしょう。

③クラウド会計ソフトFreee
31万以上の事業所が利用するクラウド会計ソフト「Freee」との連携もできます。会計ソフトへの入力は不要なので、経理業務が楽になるでしょう。

④マネーフォワードクラウド会計
同じく会計ソフト「マネーフォワードクラウド会計」との連携もおすすめです。経理業務だけでなく、確定申告業務も簡単に行うことができます。

⑤弥生会計システム
弥生シリーズは最大2年間無料で使える、会計・申告ソフトです。帳簿の作成から決算書、申告書類の作成まで手間いらずで行えます。

⑥FXシリーズ
「FXシリーズ」はTKCの会計ソフトで、業績を管理できるツールです。利益や売上をタイムリーに把握し、黒字化をサポートしてくれるでしょう。

⑦サポート力を比較

サポート力を比較

POSレジは長く使い続けるシステムなので、アフターサポートも注目すべきポイントです。
ここでは、スマレジとエアレジのサポート内容について比較していきます。

スマレジのサポート力

スマレジは保守サービスの向上に力を入れており、サポート品質No.1にも選ばれているサービスです。
スタッフは、社内研修を通してビジネスマナーやコミュニケーションスキルなどを学びます。

それに加え、定期的に開催されるスマレジ検定に合格したスタッフのみ顧客対応可能です。プレミアムプラスプラン以上であれば、365日対応しているコールセンターからのサポートも受けられます。

最短で当日対応のメールサポートや、無料電話相談であればプランを選ばず利用できるので安心です。50店舗以上の規模を持つ顧客であれば、追加オプションでオンサイト保守にも対応してくれます。

エアレジのサポート力

エアレジは、メール・オンラインチャットのみのサポート体制となっています。急いでいる場合はチャットのほうがおすすめですが、混雑時には繋がりにくいので注意が必要です。

⑧セキュリティレベルを比較

セキュリティレベルを比較

セキュリティレベルに関しては、両社以外の製品と比べるとどちらもかなり強固といえます。以下で詳しく見ていきましょう。

スマレジのセキュリティレベル

スマレジは、メニュー画面ごとにセキュリティ設定を行うことができます。セキュリティをオンにしたページでは、開く時にパスワードの入力が求められるのです。Touch IDやFace IDを使用すれば、より確実にデータを守れるでしょう。

会員データをローカルに保持しない設定もできるため、端末が紛失した際も顧客情報を守れます。サーバーとの通信はSSLにより暗号化されているので、データを盗み取られる心配もありません。

エアレジのセキュリティレベル

エアレジと連携ができるAirペイアプリでは、カード情報を都度カード会社へ送信する方式を採用しています。カードリーダーにデータが残らないので、盗難や紛失の際も情報流出の心配がありません。

国際基準であるPCI DSSに準拠したシステムを活用しており、なりすましやカード偽造の被害にも対応可能です。カードリーダーの送信方法は、高セキュリティな暗号鍵の管理方式であるDUKPTを採用しています。

カードリーダーとしての観点や機能性についても、国際標準仕様のレベルです。

⑨口コミ・評判で比較

口コミ・評判で比較

ここでは、スマレジとエアレジの評判を比較していきます。

スマレジの良い評判・悪い評判

スマレジの良い評判/口コミ

・squareや楽天ペイといった決済サービスに対応していて、使い勝手が良い

・セルフレジなどお店の形態に合わせた運用方法ができる

便利な機能が多く、使いこなすと楽しい

・サポートデスクは毎回スピーディで的確に寄り添ってくれる

・初期設定は担当のサポートをうけながらできたので、スムーズに使用開始ができた

・扱っている金額が大きいので釣銭機でカウントした枚数が自動でアプリに連携し、お釣りも自動的に排出されるスマレジは非常に使い勝手が良い

スマレジの悪い評判/口コミ

・使える機能が多すぎて使いこなしずらい

・無料プランで使える機能が少ない

・Android非対応なのでiPadを買わなければならない

・直感的な操作が難しい

・アイコン画像やイメージを取り込む際にかなり時間がかかりストレスを感じる

・会計ソフトとの連携ができるプランを安くしてほしい

スマレジは機能が豊富で使い勝手が良い印象がある反面、導入したての頃は操作に迷っている方も多いようです。サポートデスクの評判は非常に高く、操作方法をレクチャーしてもらったとの声もありました。

初期設定の際に担当スタッフからのサポートを受けられたとの声もあり、運用時も安心できます。有料プランについての意見もあり、システムと比べると人件費の方が安いと感じる方もいるようです。

利用する頻度が高い機能であれば、システムを導入する価値が出てくるでしょう。また、Androidに対応していないため、端末の費用が高いとの意見もありました。しかし、現在多くのPOSレジでiPadが利用されているので、必要経費ともいえるでしょう。

エアレジの良い評判・悪い評判

エアレジの良い評判/口コミ

・無料なのに使える機能が多い

・タッチパネルに慣れていれば、操作は簡単

・母体がリクルートなので安心して使える

・連携システムが使いやすい

・シンプルでわかりやすいUIで清潔感もあるのでお客様の目に触れても違和感がない

・パソコンなどが要らず、ある程度の操作が分かればとても簡単

エアレジの悪い評判/口コミ

・なぜか本日分だけ売上が反映されない

・以前はandroidも対応していたのにと憤りを感じる

・メニューのオプションを選べない

・誤って操作して設定を変更できないよう、利用者専用モード(設定変更不可)があればよい

・機材トラブル時の保守や新機種への入れ替え費用が軽減出来るプランが欲しい

・初期設定のサポートがつけばいいのだが、ある程度自分でやる必要がある

無料であれば機能性は十分である・母体がリクルートなので知名度が高い点がメリットとして挙げられました。センスのある画面設計で直感的に操作がしやすく、お客様に画面が見えても恥ずかしくないとの評価もあります。

その一方でスマレジと比較してみると、細かい部分では機能が劣るという指摘も見られました。サポート面では初期設定や故障時に不安を覚えるといった声も一定数あり、今後に期待したい点となっています。

製品面では以前はAndroidも使えたようで、復活してほしいとの声もありました。エアレジ・スマレジを含めAndroidでのPOSレジ活用は、ユーザーにとって切望していることなのでしょう。

それぞれどんなお店におすすめ??

以上を踏まえて、スマレジ・エアレジはどのようなお店に向いているのか見ていきましょう。

業種別にみるおすすめのお店

エアレジは無料でありながら使える機能が多く、手軽に導入できる点がメリットです。しかし、スマレジと比べると1カテゴリーに紐づけられる件数が少ないなど機能が劣る部分があります。

そのような理由から、エアレジは小規模店舗や飲食店・小売店におすすめです。

一方でスマレジは有料プランであればエアレジ以上の機能を搭載しているため、さらに多くの業種で利用できます。

例を挙げると顧客管理機能が充実しているため、美容室やサロンでも十分利用可能です。医療機関であれば電子カルテのデータ連携ができ、キャッシュレス決済の特別割引も受けられるでしょう。

理美容室やクリーニング店もSTORES決済と連携することで、決済手数料の特別割引が適応されます。薬局では、必要なレセコンとの連携やNSIPS・セルフメディケーション税制品にも対応可能です。

上記の理由から、スマレジはさまざまな業種にとってメリットと感じる部分が多く用意されています。

ニーズや目的別にみるおすすめのお店

エアレジは、月々のコストをなるべく抑えたい方や多くの機能を必要としていない場合におすすめです。

反対にスマレジは、スペックや機能の拡張性を重視したい方に向いています。セルフレジを導入したい店舗も、スマレジを選ぶとよいでしょう。

将来の事業拡大を見据えている方は、スマレジを利用することでメーカーを入れかえる心配がいりません。

まとめ

POSレジを検討する際に、スマレジとエアレジのどちらにしようか悩む方は非常に多いです。どちらも同じクラウド型POSメーカーですが、機能や料金面など細かい部分に違いがあります。

スマレジは有料にはなるものの、エアレジにできること以上の機能が利用可能です。拡張性が高く、店舗の形態に合わせて自由に運用できます。しかし、求めるニーズは店舗により異なるので、十分に比較した上で検討していきましょう。

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この記事を書いた人

高校国語教師を経て、2019年よりフリーランスのWEBライターとして活動。メンターとしての活動も行っており、その際の活動および卓越したスキルを踏まえて、これまで100名以上のライターの指導も行っている。2022年より、医療福祉領域の製品レビューサイト『2ndLabo』にて、医療福祉に必要な製品・業者(POSレジ、介護ソフト、電子カルテ、内装など)に関する記事500件以上の作成に主任ライターとして携わる。2023年より、「べスプラ!」の執筆責任者として記事制作・ライティングに携わる。

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