- ホットペッパービューティーの管理システム「サロンボード」のPOSレジ機能の紹介
- サロンボードのPOSレジ機能は他社サービスに比べてどう?
- ホットペッパービューティーに連携できるPOSレジで本当におすすめなのはどの製品?
- ホットペッパービューティーの基礎知識や上手な活用方法
美容系サロンを対象とした、国内最大級の検索・予約サイトの「ホットペッパービューティー」。
そのホットペッパービューティーが提供する「サロンボード」を利用することで、POSレジ機能が使えるようになりました。
ただし、結論からいってしまうとPOSレジを利用する目的でサロンボードを導入することはあまりおすすめしません。
ホットペッパービューティーと外部連携できる別のPOSレジシステムを導入するのがおすすめです。
本記事では、ホットペッパービューティーやサロンボードのレジ機能をレビューしていきます。
合わせて、ホットペッパービューティーと外部連携できるおすすめのPOSレジも紹介していますので、製品選びの参考にしてください。
そもそもホットペッパービューティーとは
ホットペッパービューティーは、美容室やエステサロンなどの美容系サロンを対象とした国内最大級の検索・予約サイトです。
株式会社リクルートが運営しており、掲載店舗数はヘアサロンが56,000店舗以上、リラクゼーション・エステサロンは81,000店舗以上、年間ネット予約件数1億件以上の規模を誇ります。
検索や予約管理はもちろん、会計機能や顧客管理機能、求人ページの作成機能など、お店の業務を効率化する機能が備わっています。
20〜30代の女性を中心に利用されており、店舗情報を掲載するだけで集客効果が期待できる点は大きな魅力です。
ホットペッパービューティー掲載の流れ
ホットペッパービューティーに掲載されるまでの流れは以下のとおりです。
次に、担当者と打ち合わせを行います。現状の集客状況や、どの顧客層をターゲットにしているのかなどを伝えましょう。
担当者と原稿の打ち合わせを行い、原稿内容の最終確認ができればサロン掲載開始です。
ホットペッパービューティーに掲載するメリット
ここでは、ホットペッパービューティーに掲載するメリットを解説します。
具体的なメリットは以下のとおりです。
- 集客力が非常に高い
- 会員数が3,500万人以上と圧倒的
- 掲載店舗へのサポートが手厚い
- 店舗公式サイトがいらない
- 電話予約も管理できる
- ポイントを使ったユーザー囲い込みができる
集客力が非常に高い
ホットペッパービューティーの会員数は3,500万人以上とも言われており、美容系ポータルサイトとしては国内最大級です。
これだけの知名度があるサイトなので、店舗情報を掲載することでお客様から見つけてもらいやすくなります。
また、インターネット検索で上位表示される確率も高くなり、高い集客効果が期待できるでしょう。
インターネット検索で上位表示させる「SEO対策」は、時間や労力、知識が必要になります。ホットペッパービューティーに掲載するだけで、多くのお客様に知ってもらう機会が得られるのはメリットでしょう。
会員数が3,500万人以上と圧倒的
ホットペッパービューティーの会員数は、2021年9月時点で3,500万人以上と圧倒的な数を誇ります。
圧倒的な会員数を持つホットペッパービューティーだからこそ、小規模店舗でも大規模店舗でも関係なく集客効果が期待できるのです。
実際に、年間ネット予約件数はリラクゼーション・エステサロンで6,500万件以上、ヘアサロンだけで1億件以上と豊富な実績があります。
20〜30代の女性の利用者が多く、この年齢層をターゲットにしている店舗は大きな集客効果が期待できるでしょう。
掲載店舗へのサポートが手厚い
ホットペッパービューティーは、サポートが手厚いのもメリットの一つです。
例えば、システムの運用中にわからないことがあれば相談できる、「年中無休のヘルプデスク」を設置しています。
他にもシステムや新機能などについて、専任スタッフからアドバイスを受けられるサポートも便利です。
初めてホットペッパービューティーを利用する方でも、気軽に問い合わせできるのはメリットといえるでしょう。
店舗公式サイトがいらない
ホットペッパービューティーに店舗情報を掲載すれば、公式サイトを制作する必要はありません。
掲載ページには、基本的な店舗情報はもちろん、スタイリスト一覧やクーポンメニュー、店舗の地図や口コミなど、必要な情報をすべて掲載できます。
また、ユーザーが使いやすいレイアウトが揃っているので、店舗の比較検討がしやすいのも嬉しいポイントです。
自店舗の公式サイトを制作する必要がないため、サイト運営に時間と労力を費やすのが難しい店舗にとってはメリットといえます。
電話予約も管理できる
ホットペッパービューティーでは、ネット予約だけでなく電話予約も一元管理できるのがメリットです。
掲載ページに予約用の電話番号を掲載すれば、インターネット予約に慣れていないお客様からの予約を取ることもできるでしょう。
ポイントを使ったユーザー囲い込みができる
ホットペッパービューティーで獲得したポイントは、現金と同じように活用できるため、ユーザーの囲い込みが期待できます。
ホットペッパービューティーのポイントは、ネット予約限定で支払った金額の2%分のポイントが付与される仕組みです。
貯まったポイントは1ポイント1円換算されます。100ポイント単位で支払いに使用でき、Pontaポイントとして加盟店での使用が可能です。
期間によっては限定ポイントが貰えるチャンスもあり、ポイントを貯めたいユーザーの囲い込みができるのはメリットといえるでしょう。
ホットペッパービューティーの管理システム「サロンボード」にレジ機能が追加
ホットペッパービューティーを利用することで同時に使えるようになる管理システム「サロンボード」には、最近新たにPOSレジ機能も追加されています。
ここでは、ホットペッパービューティーの管理システム「サロンボード」について、機能やその活用メリットなどを解説します。
サロンボード(SALON BOARD)とは?
サロンボードは、ホットペッパービューティーが提供する予約・顧客管理システムです。全国10万店舗以上で導入されています。
サロンボードの導入に必要なのは、PCやタブレット端末とインターネット環境だけです。
ホットペッパービューティーでサロンを検索して予約を入れると、すぐにシステム内に反映されます。
最近では同社が開発したPOSレジアプリ「Airレジ」の技術協力により、レジ機能も追加されました。レジ機能の追加により予約情報が会計に反映され、店舗の会計をスムーズに処理できます。
美容室やエステサロンなどの予約業務を効率化させ、集客力を最大限UPさせるシステムといえるでしょう。
サロンボード(SALON BOARD)の機能・特徴一覧
ここからは、サロンボードでどのような機能があるのかや、活用するメリットなどを解説します。
■機能・特徴
- 24時間ネット予約受付機能
- 予約一元管理機能
- 顧客管理機能
- メッセージ配信・DM機能
- レジ・会計機能
- 集計・分析機能
- 求人機能
- スマート支払い機能
- マルチデバイス対応
24時間ネット予約受付機能
自社ホームページにネット予約機能をつけることができる機能です。24時間ネットから予約が可能になり、お客様は好きなタイミングで予約ができるようになります。
電話予約の場合、定休日や閉店後は予約を取ることができず、機会損失につながります。
24時間ネット予約受付機能の導入で、お客様の「サロンに行きたい」タイミングを逃しません。
予約一元管理機能
自社サイトやホットペッパービューティーからの電話・ネット予約を、サロンボードで一括管理できる機能です。
電話やネットなどで入った予約情報を入力すると、空いている枠がネット予約の空き枠として連携されるため、ダブルブッキングの防止につながります。
また、自社サイトやホットペッパービューティーから入ってきたネット予約は、自動でサロンボードに反映されるので管理の手間も省けて効率的です。
顧客管理機能
お客様の氏名・住所・電話番号・誕生日などの基本情報や、予約履歴、配信したメール履歴などを一括管理できる機能です。
接客に必要なデータを1ページで見ることができます。また、さまざまな条件で顧客検索ができるため、DM配信のターゲット絞り込みなどにも活用できるでしょう。
メッセージ配信・DM機能
お客様にクーポン付きメッセージや誕生日メッセージなどを送信できる機能です。顧客情報をもとに、キャンペーン情報の一斉送信や決まった条件に合わせて自動配信することもできます。
使用イメージは以下のとおりです。
- ご来店していただいたお客様へのアフターフォロー
- メッセージを送信するお客様を絞り込み、一斉・自動配信
- 特定のお客様に限定した特別なクーポンを配信 など
ホットペッパービューティーのマイページにもメッセージを送信できるので、効果的なリピート販促に繋げられるでしょう。
レジ・会計機能
サロンボードのレジ機能により、スムーズな会計業務の実現が可能です。
予約情報と会計情報を連携し、サロンボードのスケジュール画面からたったの2ステップで会計が完了します。メニューの追加・削除やレジ締めも簡単です。
スタイリスト別やメニュー別に売上確認や集計も行えるため、従業員のモチベーション維持にもつながります。
スムーズな会計業務の実現により会計時間が短縮され、接客など本来の業務に集中できるようになるでしょう。
レジ機能については、この後詳しくレビューしています。
集計・分析機能
サロンの売上を期間別やメニュー別、スタッフ別など、さまざまな軸でリアルタイムに集計できる機能です。
3年分の売上や客数・単価の比較ができたり、リピート率・優良顧客などの複雑な分析もできたりします。
分析結果から顧客をターゲティングし、再来店を促すキャンペーンやDM配信などに活用できるでしょう。
求人機能
サロンボード上で自社求人ページを作成・更新ができる機能です。求人ページの作成は、テンプレートを埋めるだけで簡単にできます。
職場環境や教育制度、募集要項、サロンのこだわりなど最大5つまでアピールでき、サロンの魅力や雰囲気を伝えるために便利です。
自社サイトだけでなくSNSや求人メディアなど、さまざまなサイトにリンクを設置できます。
作成した求人ページでは、月別でのアクセス数や応募数の確認が可能になり、運用する手間や負担を軽減できるでしょう。
スマート支払い機能
スマート支払い機能とは、オンラインでのクレジットカード決済が可能になる機能です。
来店時にオンラインで会計を済ませられるため、現地での会計が不要になります。
また、キャンセル規定の設定を行えば、直前キャンセルや無連絡キャンセルの発生を軽減できるのもメリットです。
マルチデバイス対応
サロンボードは、インターネットに繋がるPCやスマホ、タブレットがあればいつでもどこでも予約・スケジュールの確認が可能です。
ただし、スマホで操作する場合は、表示される機能に制限がある点は注意が必要です。さまざまな用途で利用する場合は、パソコンやタブレットを使用するのがおすすめといえるでしょう。
サロンボードに新たに追加された「レジ会計・売上管理機能」の特徴
サロンボードでは、予約情報と会計情報を連携してスムーズな会計業務を実現できる、「レジ会計・売上管理機能」が新たに追加されました。
新たに追加されたレジ機能は、無料POSレジアプリ「Airレジ」から技術協力を得て、サロン向けにカスタマイズされたものです。
ここでは、その機能の特徴と技術提供しているAirレジとの違いを解説します。
レジ会計機能
サロンボードのレジ会計機能は、予約情報と会計情報を連携し、サロンボード内のスケジュール画面から2ステップで簡単に会計が完了します。
会計画面には予約時のメニューが自動表示され、メニューや物販、割引の追加、レジ締めも簡単です。
ポイント処理も自動で反映されるので、会計時に引き忘れるなどのトラブルも心配ありません。
また、インターネット接続している手持ちのパソコンやiPadを、そのままレジとして利用できる手軽さも魅力といえるでしょう。
売上管理・分析機能
サロンボードの売上管理機能では、現在の売上状況を一目で把握できます。
サロンの強み・課題がすぐにわかり、サロンの売上UPにつながる情報を直感的にわかるデータで表示してくれます。見つけた課題に対しては、メッセージ機能ですぐにアクションすることが可能です。
分析機能では、店舗・リピート・来店サイクル・優良顧客ごとの複雑な分析ができます。分析結果をもとにターゲットを絞ってDM配信すれば、再来店を促すことも可能になるでしょう。
Airレジとは?サロンボードとの違いは?
Airレジは、飲食店・小売業、美容、病院・クリニックなど、さまざまな業種に必要な機能が備わっているタブレット型POSレジです。基本のレジ機能は0円、月額費用も無料で利用できます。
2023年3月末時点で、736,000アカウント数を突破している人気製品です。従来型のレジシステムが高機能化・高額化する中、導入コストを抑えられるのは非常に魅力的なポイントといえるでしょう。
ただし、Airレジとサロンボードを繋ぐ連携機能はありません。サロンボードは、あくまでAirレジの技術提供を受けてレジ機能を追加しています。
Airレジ独自の機能をサロンボード側で利用することができない点は注意しましょう。
サロンボードのレジ会計機能を利用するメリット
ここでは、サロンボードのレジ機能を利用するメリットについて解説します。
ホットペッパービューティーに掲載すればレジが無料で使える
サロンボードは、ホットペッパービューティーに掲載していれば、レジ機能を無料で使える点がメリットです。
レジ機能だけでなく、日報作成・月報作成・入出金・売上管理などの機能も無料で使えます。
ただし、レジ機能を利用するためには、インターネット接続されたパソコンやiPad、レシートプリンターやキャッシュドロワーなどの周辺機器を別途用意しなければなりません。
上記の機器を用意さえすれば無料で使えるため、コスト削減を図りたい店舗にとってはメリットといえるでしょう。
サロンボードに業務を集約できる
レジ会計や売上管理・分析だけでなく、サロンボードに業務を集約できる点もメリットの一つです。
全ての予約を一元管理する機能や、顧客情報・過去の予約履歴・メール履歴などの顧客管理なども全て1つのシステムに集約できます。
1つのシステムに業務を集約できるため、店舗運営をスムーズに行うことが可能になるでしょう。
サロンボードのレジ会計機能を利用するデメリット
ここでは、サロンボードのレジ会計機能を利用するデメリットを解説します。
複数のポータルサイトの管理はできない
サロンボードでは、ホットペッパービューティー以外のポータルサイトからの予約は、一元管理することができません。
サロンボードは無料で利用でき、ホットペッパービューティーに予約が自動反映されるなどのメリットがある一方、お客様が競合他店舗に目移りしやすい欠点もあります。
複数ポータルサイトの利用を考えている場合は、別サービスで予約管理機能を搭載しているPOSレジとの併用がおすすめです。
POSレジとしてできることは少ない
サロンボードで利用できるPOSレジは、レジ機能や売上管理・分析など最低限の機能しか利用できません。
専用POSレジでは実現できることでも、サロンボードでは実現できない点はデメリットです。
例えば、以下のような機能はサロンボードには搭載されていません。
サロンボードにできないこと①在庫管理機能(物販のある美容室で必要)
在庫管理機能とは、レジでの販売に連動して在庫データが増減する機能です。特に、物販のある美容室には必要な機能といえます。タブレットPOSレジの在庫管理機能なら、いつでもどこでも店舗の在庫状況を確認できます。
バーコードリーダーなどを使って効率的な棚卸しが可能になり、棚卸しにかかる手間や時間を削減できます。また、在庫状況をいつでも確認できるため、発注ミスを防ぐことにも役立つでしょう。
そのため、物販を行う美容室が在庫管理機能を使えなければ、在庫管理が煩雑になり、発注ミスが起きてしまう可能性もあるのです。
サロンボードにできないこと②自動釣銭機接続
自動釣銭機はPOSレジと連携できる機能により、現金の入出金を自動的に行えるようになる周辺機器です。釣銭が自動で払い出されるため、会計時間を大幅に短縮でき、釣銭の渡し間違いがなくなります。
自動釣銭機との接続ができないサロンボードは、お釣り間違いの発生が多くなる点がデメリットです。その結果、レジ締め時の過不足や違算が発生し、原因解明に費やす時間と手間が大きくなってしまうでしょう。
サロンボードにできないこと③外部システム連携
POSレジの大きな魅力ともいえるのが、外部システム連携機能です。例えばPOSレジと会計ソフトを連携すれば、POSレジの売上データを自動取得し、記帳を自動化できます。
サロンボードでは、会計ソフトやキャッシュレス決済端末などを中心に、外部システム連携ができません。外部システム連携でサロン業務以外の業務効率化も考えている方には、デメリットといえるでしょう。
その他にも、最近販売されているPOSレジには非常に多彩な機能が搭載されており、サロンボードではできない様々なことが実現可能です。POSレジの機能についてさらに詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
結論:レジ会計・売上管理はサロンボードではなく別サービスの利用がおすすめ!
結論として、サロンボードでは予約の受付・管理やホットペッパービューティーの集客力を目的に使い、レジ会計や売上管理は別途専用のPOSレジシステムを導入することをおすすめします。
前述したように、サロンボードでは自動釣銭機接続や在庫管理、外部システム連携などが利用できないからです。
レジ会計や売上管理などをさらに効率よく行うためにも、別途専用のPOSレジシステムが必要になるでしょう。
また、ホットペッパービューティーの利用が決まっている場合は、予約の連携ができるPOSレジの導入がおすすめです。
ホットペッパービューティーと連携できるおすすめのPOSレジ3選
ここでは、POSレジ50製品を比較してわかったホットペッパービューティーと連携できるおすすめのPOSレジを3つ紹介します。
- スマレジ
- Airレジ(エアレジ)
- reservia(リザービア)POS
スマレジ
導入価格例 | 112,780円〜 | ハードウェア | タブレット |
月額料金 | 0円~15,400円 | 対象規模 | 全ての規模に対応 |
■おすすめポイント
- 機能の充実度トップクラス
- 複数のポータルサイトと連携が可能
- 外部連携数トップクラス
スマレジは、無料から使えるPOSレジアプリです。iPad・iPhoneで利用できます。
業種・業態・規模問わず、アクティブ店舗数38,000店舗以上で導入されている人気製品です。
スマレジは、機能数・外部連携数が当サイトが比較したPOSレジ50製品の中ではNO.1でした。お店に合わせて機能を追加・カスタマイズできる「スマレジ・アプリマーケット」で、お店に最適な機能構成・コストで利用できる点が最大の魅力です。
ホットペッパービューティーだけでなく、EPARKなど複数のポータルサイトと連携が可能です。
他にも、自社専用のお店アプリの作成や勤怠管理など、サロンボードには搭載されていない機能を利用できます。
機能充実度・価格の安さ・外部連携充実度・サポートの親切度などすべてが高水準なPOSレジなので、
当サイトの選ぶおすすめPOSレジランキングでもNO.1に輝いています。
■スマレジの製品情報
導入価格例 | 112,780円〜(iPad、レシートプリンター、キャッシュドロア、導入サポート) |
月額利用料金 | ・スタンダード:0円※1店舗のみ ・プレミアム:5,500円/月※1店舗につき ・プレミアム プラス:8,800円/月※1店舗につき ・フードビジネス:12,100円/月※1店舗につき ・リテールビジネス:15,400円/月※1店舗につき |
サポート | ・メールサポート(平日9:00~22:00のみ) ・365日対応コールセンター(受付時間:9:00~22:00)※365日対応コールセンターはプレミアムプラス以上のプランのみ |
メーカー名 | スマレジ株式会社 |
Airレジ(エアレジ)
導入価格例 | 83,620円~ | ハードウェア | タブレット |
月額料金 | 0円~ | 対象規模 | 小規模店、個人店 |
■Airレジ(エアレジ)のおすすめポイント
- ほとんどの機能を月額0円で利用できる
- キャッシュレス決済への対応がスムーズになる
- リクルートが提供する幅広いサービスと連携が可能
Airレジはホットペッパービューティーと同じく、株式会社リクルートが提供するタブレット型POSレジアプリです。
月額利用料0円で、ほとんどの機能を利用できる点が魅力的なポイントです。周辺機器を揃えても導入費用は10万円前後と安いため、個人店や小規模店舗におすすめといえます。
サロンボードでは実現できないクレジットカード決済端末の連携や、自動釣銭機の導入もスムーズに行えます。今なら、キャッシュレス決済端末「AirPay(エアペイ)」が0円で導入できるキャンペーンを実施しているのも嬉しいポイントです。
弱点はサポートが手薄な点です。導入サポートはなく、アフターサポートもメール・チャットのみです。
機能面や外部連携も前述のスマレジに劣っているので、どちらかというと個人サロン・1人美容室向けの製品です。
■Airレジ(エアレジ)の製品情報
導入価格例 | 83,620円~(iPad49,800円~+レシートプリンター24,800円~+キャッシュドロア9,020円~) |
月額利用料金 | 0円〜 |
サポート | チャット、メール |
メーカー名 | 株式会社リクルート |
reservia(リザービア)POS
導入価格例 | 60,000円〜 | ハードウェア | タブレット |
月額料金 | 5,800円〜 | 対象規模 | 小規模~中規模 |
■reservia(リザービア)POSのおすすめポイント
- 複数のビューティーポータルサイトと連携できる
- iPadで簡単に会計操作が可能
- 予約状況を直感的に確認できる
reserviaPOSは、美容サロンに特化したタブレットPOSレジアプリです。複数のビューティーポータルサイトと連携ができ、Web予約を一元管理できます。※1、※2
マルチデバイス対応なので、iPadのみでサロン業務を行うことも可能です。カウンセリング中・施術後に写真を撮って電子カルテと連携させられます。
データ分析により、しばらく来店がないお客様を抽出し、特定のお客様のみにDM送信を行うことでリターン客を増やせます。
※1別途reserviaの申し込みが必須
※2ポータルサイトとの連携はクラウドマーケット社「BMS」の契約が必要
■reservia(リザービア)POSの製品情報
導入価格例 | 初期費用60,000円+周辺機器代 |
月額利用料金 | 基本料金:5,800円有償サポート:3,000円 |
サポート | メール、電話(平日10:00~18:00) |
メーカー名 | 株式会社リザービア |
ホットペッパービューティーに掲載するデメリット・注意点はない?
ホットペッパービューティーに掲載するとさまざまなメリットを享受できますが、以下のデメリットについては知っておかなければなりません。
- 掲載費用がかかる
- 予約が発生するたびに手数料がかかる
掲載費用がかかる
ホットペッパービューティーには掲載費用がかかり、他社サービスと比べると比較的高い点がデメリットです。
複数の料金プランがあること以外は明確にされておらず、店舗の立地場所や業種によっても異なります。
高額なプランに申し込むと、「検索結果で上位表示されやすくなる」「掲載ページの店舗情報をより多く記載できる」などのメリットがあります。
掲載にはリクルートやホットペッパービューティーの代理店への申し込みが必要です。詳しくは、直接お問い合わせください。
予約が発生するたびに手数料がかかる
ホットペッパービューティーから予約が発生した場合、お客様が支払った数%の手数料がかかります。
前述した掲載料に加え、予約のたびに手数料が発生する点はデメリットといえるでしょう。
しかし、ホットペッパービューティーに掲載するだけで、インターネット集客ができるメリットもあります利用する際は、店舗の売上規模に合わせてプランを選ぶようにしましょう。
ホットペッパービューティー掲載効果を最大限にするためのポイント
ここでは、ホットペッパービューティーの掲載効果を最大限高める方法を以下の3ステップで解説します。
ここでいう「情報収集」は、他店舗の情報を集めて自店舗との違いを確認することです。ユーザー視点で情報を確認し、自店舗に何が足りないのかを確認してみてください。
他店舗と比較することで、自店舗で何ができるかわかってくるでしょう。他のスタッフや常連のお客様などから意見を聞いてみるのもおすすめです。
次に、集めた情報をもとに、自店舗に足りなかったものは何かを整理していきましょう。
例えば、
- メニュー表の表記の仕方
- スタイルの写真はどのように撮影しているのか
- 口コミ情報の質や量
などです。特に、最も訴求ポイントとなる写真を確認し、自店舗で行えることを整理しましょう。
整理した情報をもとに、ターゲットに向けて情報発信(ホットペッパービューティーに掲載)します。
若い年齢層の女性をターゲットにしている店舗が、高齢女性の写真を掲載しても効果は期待できません。ターゲットに沿った情報発信を心がけましょう。
また、ホットペッパービューティーで掲載する情報は、FacebookやInstagram、X(旧Twitter)などのSNSで発信すると、より集客効果が期待できます。
サロンボードの導入事例
ここでは、サロンボードを導入した店舗の事例を紹介します。
小規模美容室の経営課題解決を実現
■サロンボードを導入したきっかけ
マンツーマン施術だから接客中は手が離せず、人手が少ないため顧客管理になかなか手が回らない。
■サロンボードを導入して良かったこと
■編集部コメント
サロンボードは、予約から顧客情報、会計、売上、販促まで一括管理できるのが魅力です。特に小規模な美容室がサロン業務を全て手作業で管理するのは大変。サロンボードの導入によりサロン業務の効率化が実現でき、接客などに集中できるようになるでしょう。
集客&単価アップを実現
■サロンボードを導入したきっかけ
サロンを訴求し、来店頻度と単価を上げるために、集客サイト『HOT PEPPER Beauty』と顧客管理システム『SALON BOARD』を導入。
■サロンボードを導入して良かったこと
■編集部コメント
ホットペッパービューティーでのサロンの打ち出し方の工夫や、サロンボードの機能をうまく活用した事例です。
サロンボードには、「店舗分析」「リピート分析」「来店サイクル分析」「優良顧客分析」の4つの分析機能が備わっています。
サロンボードの分析機能を活用すれば、大きな手間をかけずに、集客・単価UPにつながる情報を把握できるのがポイントです。
まとめ
本記事では、ホットペッパービューティーとサロンボードのレジ機能について解説してきました。
ホットペッパービューティーは会員数3,500万人以上を誇り、集客力が非常に高い予約サイトです。
ホットペッパービューティーにはレジ機能が備わっていないため、同会社が提供するサロンボードを導入することでレジ機能を使用できます。
しかし、サロンボードには自動釣銭機接続や外部システム連携など、店舗業務をより効率化する機能が備わっていません。
そのため、ホットペッパービューティーと連携できる専用POSレジシステムの導入がおすすめです。
本記事で紹介した製品も参考にしながら、ぜひホットペッパービューティーへの掲載を検討してみてください。