レジのジャーナルとは?見方や保管方法・電子ジャーナル対応POSレジの紹介まで

レジのジャーナル

レジのジャーナルとは、レジに保存されている売上情報や販売情報などを記載した紙のことです。
さまざまな情報を抽出できるため、お店の強みを分析してマーケティング戦略に役立てることができます。

ジャーナルには保管義務があり、7年間は保存しなければなりません。
ただし現在では、電子ジャーナルとして保管することも認められています。

本記事では、ジャーナルの具体的な保管方法や意味、見方といった基礎的な知識から、電子ジャーナル対応に切り替える法皇や対応しているPOSレジ(POSシステム)の紹介まで行っていきます。

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目次

レジのジャーナルとは?

レジのジャーナルの写真
出典;「レシート、ジャーナル」カシオ公式サイト

レジのジャーナルとは、レジ内に保存されている売上データや販売状況などを記載した紙のことです。

一般的に、閉店後に行うレジ締め時にジャーナルを印刷し保管します。
注意点としては、ジャーナルは国税庁によって7年間の保管が義務付けられていることです。

店舗の売上を証明する書類になり、税務調査が入ったとしてもジャーナルを提出すれば売上が証明できるのです。
しかし、紙による保管は管理に手間がかかります。そのため、最近では電子ジャーナルでの保管も認められています。

電子ジャーナルについては、後述しています。

レシートとジャーナルの違いは?

レシートとジャーナルが一緒ではないか?と感じた方もいるのではないでしょうか。違いを解説していきます。

ジャーナルはその日の売上データを記載したものです。一方でレシートは、お店でお客様が商品を購入した際に、いつ・何を購入したかを記録した紙を指します。

つまり、

  • レシートは商品を購入したお客様に渡す紙
  • ジャーナルは店で保存する用の紙

という違いがあるのです。また、ジャーナルはお店のロゴなどを記載していないので、その点も異なります。

ジャーナルには何が書かれている?

ジャーナルには、当日の売上データや支払い方法別の売上データなど、さまざまな情報が記載されています。

他にも細かな項目で言うと、

  • 精算日時
  • レジの名称
  • 時間
  • 商品名
  • 単価
  • 消費税
  • 総額
  • 支払額
  • 集計対象期間

などさまざまです。

レジによっても記載内容は異なりますが、以下ではその一部を紹介します。

当日の売上データ当日の売上データを確認して、その日の目標達成度を把握することが可能です。目標に達していない日があれば、翌日以降にどのような対策を取ればよいのか判断しやすくなります。
部門・商品別の売上データ部門別、商品別の売上データを確認できます。どの部門の、どの商品が人気なのかが把握できるようになり、新商品開発などに役立てることが可能です。
支払い方法別の売上データ現金やクレジットカード、電子マネーなどの支払い方法別で売上の確認ができます。クレジットカード払いの場合は入金までに時間がかかるため、キャッシュフローの把握に役立つでしょう。

ジャーナルは7年間の保管が義務付けられている

ジャーナルは、国税庁によって保管が義務付けられています。
国税庁のHPによれば、売上に関する書類は7年間の保管が必要としています。

売上に関する書類とは、

  • 帳簿:総勘定元帳、仕訳帳、現金出納帳、売掛金元帳、買掛金元帳、固定資産台帳、売上帳、仕入帳
  • 書類:棚卸表、貸借対照表、損益計算書、注文書、契約書、領収書

などのことです。

ただし、前年度の赤字を繰り越す場合、ジャーナルの保管期間は10年に延長されるため注意しましょう。

出典:「No.5930 帳簿書類等の保存期間及び保存方法」(国税庁)

補足:保管期間の数え方に注意!

注意点として、ジャーナルの保管期間の数え方は会計を行った日から7年間ではありません。

正確には、ジャーナルを発行した事業年度の確定申告書の提出期限の翌日から7年間です。

例えば、3月に決算を迎える企業の場合は、確定申告書の提出期限は5月末です。
そのため、3月決算の場合2020年度のジャーナルの保管期間は、2028年度の5月末になります。

電子ジャーナルでの保管も可能

店舗で出力されるジャーナルは7年間保管しなければなりません。経営に欠かせない書類ですが、紙なので管理が非常に大変です。

最近では電子ジャーナルが認められており、データ化して保管することができます。
また、電子ジャーナルの管理や作成は、POSレジ上でも行えます。

ここでは、電子ジャーナルを採用する以下のメリットについてみていきましょう。

  1. 保管スペースが必要ない
  2. 過去のジャーナルが簡単に見つけられる
  3. ジャーナルの破棄業務がなくなる

電子ジャーナル化のメリット①保管スペースが必要ない

ジャーナルは7年間保管しなければならないため、紙だとかなりの量を管理することになります。中には、ジャーナル用の段ボールを用意して保存し、1部屋が埋まる店舗もあるほどです。

また、紙のジャーナルの場合、印刷する紙やインクなども必要になりコストもかかります。一方、電子ジャーナルは全てデータ化して保存するので、保管スペースや紙・インクなどを用意する必要がありません。

空いたスペースを他の用途に使えたり、コスト削減につながったりなど、店舗経営にとって大きなメリットになるでしょう。

電子ジャーナル化のメリット②過去のジャーナルが簡単に見つけられる

税務署からジャーナルの提出を求められることがあります。しかし、膨大な量の紙のジャーナルを段ボールなどから探すのは非常に労力がかかります。

電子ジャーナルで保存すれば、過去のジャーナルを簡単に検索することが可能です。仮に税務署からジャーナルの照会を求められても、すぐに該当データを見つけられるでしょう。

過去のジャーナルが簡単に見返せるようになるのは、データ分析にも役立つため、マーケティング戦略にも活用できます。

電子ジャーナル化のメリット③ジャーナルの破棄業務がなくなる

7年間の保管期間を終えた紙のジャーナルは、破棄するだけでも一苦労です。一方で電子ジャーナルは、データ化しているので、破棄するのも簡単です。

労力のかかる破棄業務がなくなるのは、大きなメリットといえるでしょう。

電子ジャーナル化したい場合に必要な対応リスト

前述した電子ジャーナルのメリットを聞いて、電子ジャーナルで保存したいと考えた方も多いかと思います。
電子ジャーナル化をしたい場合、以下の対応が必要です。それぞれ解説していきます。

  • 電子ジャーナルに対応して対応POSレジ(POSシステム)を導入
  • 税務署への申請をする

電子ジャーナルに対応して対応POSレジ(POSシステム)を導入

電子ジャーナル化にあたり、対応可能なPOSレジ(POSシステム)の導入が必要です。

従来のレジスターですと、そもそも電子ジャーナルに必要な項目がデータとして保存されないので、電子ジャーナル化は不可能です。

また、すべてのPOSレジが電子ジャーナル機能に対応しているわけではない点も注意が必要です。
改正された電子帳簿保存法に沿った形式でデータが保存される電子ジャーナル機能搭載のPOSレジを導入する必要がある点を抑えておきましょう。

電子帳簿保存機能搭載のおすすめPOSレジはこの後紹介いたします。

税務署への申請をする


しかし、電子ジャーナルで保存するためには、税務署への申請が必要です。

申請には以下の申請書と添付書類が必要になります。

申請書国税関係書類の電磁的記録等に保存等の承認申請書(国税庁HPからダウンロード)
添付書類電子計算機処理に関するシステムの概要を記載した書類

電子計算機処理に関する事務手続きの概要を記載した書類

申請書の記載事項を保管するために必要とされる書類

出典:「電子帳簿保存法が改正されました」国税庁

電子ジャーナル機能つきおすすめPOSレジ9選【電子帳簿保存法対応】

電子ジャーナルを導入するためには、電子ジャーナル機能が搭載されたPOSレジの導入が必要です。
ここからは、電子ジャーナル機能付きPOSレジのうち、当サイトがおすすめする9製品をご紹介します。

  • RegiGrow|NECプラットフォームズ
  • スマレジ|株式会社スマレジ
  • ORANGE POS|株式会社エスキュービズム
  • BCPOS|株式会社ビジコム
  • Airレジ(エアレジ)|株式会社リクルート
  • USENレジ|株式会社USEN
  • ユビレジ|株式会社ユビレジ
  • Square(スクエア)POSレジ|Square

RegiGrow|NECプラットフォームズ

RegiGrow|NECプラットフォームズ
出典:RegiGrow公式サイト
月額利用料金要お問い合わせ導入価格例要お問い合わせ
対象業種小売業向け対象店舗規模小規模〜中規模

■RegiGrowのおすすめポイント

  • 使いやすさと導入しやすさを追求したエントリーモデル
  • 簡単スピーディに免税書類が作成できる機能を搭載
  • 電子ジャーナルの検索・確認が可能

■紹介文

RegiGrowは、使いやすさと導入しやすさを追求した小売業向けのPOSレジです。レジ機能はもちろん、売上管理や在庫管理、顧客管理、電子ジャーナルの検索など小売業に必要な機能を搭載しています。

電子ジャーナル検索では、データ保有月数までの過去データを瞬時に検索・集計して表示することが可能です。

他にも、委託販売や入場券発券、リベート支払いにも対応しているため、道の駅や産地直売、テーマパークや博物館などの施設にも導入ができるのが魅力です。

■製品情報

タイプ据え置き型(タブレットPOSとしても利用可能)
導入価格例要お問い合わせ
月額利用料金要お問い合わせ
サポートメール、電話
メーカー名NECプラットフォームズ

スマレジ|株式会社スマレジ

スマレジ|株式会社スマレジ
出典:スマレジ公式サイト
月額利用料金0円〜15,400円導入価格例112,780円〜
対象業種汎用対象店舗規模全ての規模に対応

■スマレジのおすすめポイント

  • スマレジの管理画面で店舗で発生する全ての取引情報が確認できる
  • 無料でも基本的な機能が使えるPOSレジ
  • アクティブ店舗数38,000店舗以上の幅広い業種に利用されている

スマレジは、iPad・iPhoneなどのiOS端末にアプリをインストールして利用できるPOSレジです。導入店舗数は急増しており、2023年7月時点でアクティブ店舗数38,000店舗以上で活用されています。

多くの店舗で導入されている理由は、機能の充実度や高さ、0円から利用できるコスパの良さ、サポート品質の高さ、操作性の高さなどが挙げられます。

スマレジの電子ジャーナルは、管理画面から店舗で発生する全ての取引情報を確認することができます。また、削除してしまった取引履歴の情報も確認できるのが特徴です。

■スマレジの製品情報

タイプタブレット型
導入価格例112,780円〜
月額利用料金・スタンダード:0円※1店舗のみ
・プレミアム:5,500円/月※1店舗につき
・プレミアム プラス:8,800円/月※1店舗につき
・フードビジネス:12,100円/月※1店舗につき
・リテールビジネス:15,400円/月※1店舗につき
サポートメール、365日対応の電話サポート(有料)
メーカー名株式会社スマレジ

ORANGE POS|株式会社エスキュービズム

ORANGE POS|株式会社エスキュービズム
出典:ORANGE POS公式サイト
月額利用料金要お問い合わせ導入価格例要お問い合わせ
対象業種汎用対象店舗規模大規模店舗、多店舗展開

■ORANGE POSのおすすめポイント

  • 1,000店舗規模、約4,000台以上からの大規模サービスにも対応
  • 外部システムとの連携実績が豊富
  • 自由にカスタマイズが可能

ORANGE POSはタブレットPCやiPadなどにアプリをインストールして操作するタブレットPOSレジです。オーダーメイドのレジ構築が可能で、運用形態、店舗規模、ご要望に合わせて必要な機器や機能の組み合わせ・デザインを実現できます。

1,000店舗規模のチェーン店にシステム導入実績と、約4,000台超からの同時接続にも耐えうる強固なインフラが安定した動作を提供します。

ORANGE POSの電子ジャーナル機能は、時間や担当者、返品などの項目で検索が可能です。ジャーナルはPDF出力ができるので、売上分析にも役立てられます。

■ORANGE POSの製品情報

タイプタブレット型
導入価格例要お問い合わせ
月額利用料金要お問い合わせ
サポートメール、電話
メーカー名株式会社エスキュービズム

BCPOS|株式会社ビジコム

BCPOS|株式会社ビジコム
出典:BCPOS公式サイト
月額利用料金5,000円〜導入価格例254,000円
対象業種汎用対象店舗規模全ての規模に対応

■BCPOSのおすすめポイント

  • POSレジのデザインはお店のスタイルに合わせて選べる
  • 導入実績20,000台以上の実績
  • タッチパネルに対応した操作性の高い販売画面

BCPOSは月額5,000円で、会計・在庫管理・顧客管理・ポイント管理などが行える多機能POSレジです。POSレジのデザインはお店の運用方法に合わせて選ぶことができます。

導入実績20,000台以上の豊富な実績で多くのお客様に利用されています。パソコン操作が苦手な方でも、タッチパネルで簡単に操作することが可能です。

サポート体制には365日電話サポートサービス(有料)を設けており、万が一トラブルが発生しても迅速に対応してもらえるので安心です。

■BCPOSの製品情報

タイプタブレット、パソコン、据え置き型
導入価格例254,000円
・POSセット(黒)ハード一式(22.4万円セット):224,000円
・POSソフトパッケージ ベーシックプラン「基本システム」(初回5,000円×6か月分)(ソフトウェア保守+バージョンアップ費用を含む):30,000円
・ソフトウェアサポート(通常サポート):0円
月額利用料金月額制5,000円~
サポート無料電話サポート、365日電話サポート(有料)
メーカー名株式会社ビジコム

Airレジ(エアレジ)|株式会社リクルート

Airレジ(エアレジ)|株式会社リクルート
出典:Airレジ公式サイト
月額利用料金0円〜導入価格例101,620円
対象業種汎用対象店舗規模全ての規模に対応

■Airレジ(エアレジ)のおすすめポイント

  • 月額費用0円から利用できる
  • ジャーナル履歴をCSV形式でダウンロードできる
  • 誰でも簡単に使える操作性

Airレジは、株式会社リクルートが提供する月額0円で利用できるPOSレジです。レジ機能はもちろん、売上管理や分析、会計ソフトの連携、キャッシュレス決済への対応など店舗経営に欠かせない機能を備えています。

誰でも簡単に使える操作性で、新人スタッフ・ベテランスタッフ関係なくスピーディにレジ業務が行えます。

電子ジャーナルでは、ジャーナル履歴をCSV形式でのダウンロードが可能です。2022年1月より改正された、新しい電子帳簿保存法に準拠した形式で管理できるようになります。

■Airレジ(エアレジ)の製品情報

タイプタブレット型
導入価格例合計:101,620円
・iPad:49,800円
・レシートプリンター:42,800円
・キャッシュドロア:9,020円
月額利用料金0円〜
サポートメール、チャット、オンライン導入相談
メーカー名株式会社リクルート

USENレジ|株式会社USEN

USENレジ|株式会社USEN
出典:USENレジ公式サイト
月額利用料金9,980円〜導入価格例180,000円〜
対象業種飲食店、小売店、
理美容院、整体院など
対象店舗規模全ての規模に対応

■USENレジのおすすめポイント

  • すぐに使いこなせる操作性と多機能が魅力
  • 充実したサポート体制
  • 全国の飲食店で売上シェアNo.1

USENレジは、多機能なのにすぐに使いこなせる操作性が特徴のPOSレジです。設置から設定まで全てお任せでき、トレーニングもサポートしてくれるので簡単に始められます。

導入後は24時間365日受付のカスタマーセンターやサポートサイトで、操作に関するお悩みや疑問をすぐに解決してくれます。

電子ジャーナルはCSV、またはPDFの2種類のデータに変換・保存が可能です。レシート領収書、日計レポートや伝票ジャーナルなど基本的な伝票印刷も行えます。

■USENレジの製品情報

タイプタブレット型
導入価格例180,000円〜
月額利用料金9,980円〜
サポートメール、24時間365日受付のカスタマーセンター
メーカー名株式会社USEN

ユビレジ|株式会社ユビレジ

ユビレジ|株式会社ユビレジ
出典:ユビレジ公式サイト
月額利用料金6,900円〜導入価格例95,700円~
対象業種飲食、小売対象店舗規模小規模~多店舗チェーン

■ユビレジのおすすめポイント

  • あらゆる業態・規模で利用できるPOSレジ
  • 売上アップに役立つ機能が豊富
  • Sales Forceと連携した高度な顧客管理が可能

ユビレジは「カンタンがいちばん」をコンセプトに開発されたPOSレジです。充実した機能を備えており、直感的に使いやすいタブレットPOSレジを提供しています。

ユビレジの大きな特徴は、Salesforceとの連携による高度な顧客管理が可能なことです。Salesforceとの連携ができるのはユビレジだけで、接客の質を向上させたいお店にはおすすめの機能といえます。

電子ジャーナルでは売上データや会計情報などの記録を電子帳簿として保管できます。日々の売上や月ごとのデータは、ユビレジの管理画面で容易にチェックが可能です。

■ユビレジの製品情報

タイプタブレット型
導入価格例95,700円~
月額利用料金・ユビレジお試しプラン:0円
・ユビレジプレミアムプラン:6,900円/月~
・ユビレジハンディ(飲食店向け):月額1,500円~
・ユビレジ在庫管理:月額4,500円~
・リースプラン:要問合せ
サポートメール、電話、オンサイト保守※365日電話サポートは有料
メーカー名株式会社ユビレジ

Square(スクエア)POSレジ|Square

Square(スクエア)POSレジ|Square
出典:スクエアPOSレジ公式サイト
月額利用料金0円~13,000円導入価格例4,980円~
対象業種飲食、小売対象店舗規模全ての規模に対応

■スクエアPOSレジのおすすめポイント

  • 月額0円でほとんどの機能が利用できる
  • 多店舗チェーン向けの独自カスタマイズが行えるプランを用意
  • 最短即日導入が可能

スクエアレジは、iOSやAndroid端末で利用できるタブレット型のPOSレジです。日本だけでなく全世界200万事業者での実績があります。

月額0円のフリープランが用意されており、ほとんどの機能が使える点が魅力です。導入価格は周辺機器代金だけなので、コストを抑えたい店舗にとっては大きなメリットといえるでしょう。

多店舗チェーンには独自カスタマイズが行えるプレミアムプランもあるため、店舗の規模問わず導入できます。

■スクエアPOSレジの製品情報

タイプタブレット型
導入価格例・キャッシュレス決済のみ:4,980円~
・現金決済ありの導入:92,760円~
月額利用料金・フリープラン:月額0円
・リテールプラス:月額6,000円
・飲食店プラス:月額13,000円
・プレミアム:要お問い合わせ
サポートメール、電話サポート(受付時間10:00~18:00)
メーカー名Square株式会社

上記以外のおすすめPOSレジを知りたい方は下記の記事をご覧ください。

レジと連携する電子ジャーナルシステム「フーディングジャーナル」もおすすめ

出典:フーディングジャーナル公式サイト

フーディングジャーナルは、飲食店経営に必要な売上管理、仕入れ・発注管理、在庫管理、勤怠管理まで網羅する店舗業務管理システムです。誰もが使える操作性を追求した管理画面で、難しい操作を必要とせずにシステムを使いこなせます。

POSレジと連携することで電子ジャーナルを利用できます。明細データ帳票のなかで気になる箇所をクリックすれば、該当するレシートを呼び出すことが可能です。

電子ジャーナルを本部管理している場合、店舗数が拡大していくごとにデータ容量が圧迫され、すぐに容量が上限に達してしまうこともあるでしょう。

フーディングジャーナルであれば、毎月ジャーナルデータをCD-Rで送付する安価なサービスと並行利用することで電子ジャーナルの本部管理コストを大幅削減できます。

フーディングジャーナルは、サポート体制が充実しているのも特徴です。24時間365日体制でサポートを提供しており、夜間や土日祝日でも安心してシステムを利用できるでしょう。

レジジャーナルの見方|情報を活用して店舗経営に役立てよう

レジジャーナルは、お店の売上データを詳細に記載したものです。
ジャーナルから取得した情報を活用して、店舗経営に役立てられます。

例えば、

  • どの商品が売れているのか
  • どの棚に配置された商品が売れているのか
  • セット販売での人気商品

などが把握でき、商品を改善したり在庫調整をしたりと売上アップに必要な情報を取得できるのです。

人気商品がわかれば、店舗の看板商品としてブランディングの方向性が定まり、全体的なマーケティング戦略にも応用が利きます。

また、パソコンやタブレットからいつでも分析できるため、ジャーナルは電子化しておきましょう。

レジからジャーナルを印刷する方法|使い方のイメージ

ここでは、Airレジのジャーナル印刷方法を例に、レジからジャーナルを印刷する方法をステップ形式で解説します。Airレジでは、「点検・精算」画面から精算を行った際に印刷が可能です。

STEP

「点検・精算」画面から操作

「点検・精算」画面でレジ金額を入力。「精算へ進む」ボタンをタップして「精算前の確認」を表示させます。

STEP

ジャーナルの印刷(自動)

「ジャーナル」にチェックを入れて「精算する」ボタンをタッチすれば、精算完了時にジャーナルが自動で印刷されます。

STEP

精算が完了

精算完了時にもジャーナルを手動で印刷ができます。

ジャーナルの印刷には、レジと連携したプリンターの接続設定や利用設定が必要です。

機器によって印刷する方法は異なるので、各製品の操作方法を確認してください。

再印刷する方法は?

プリンタエラーで印刷できなかった場合や、後からジャーナルが必要になった場合に再印刷をすることもあるでしょう。

再印刷の方法として、「レジ点検・精算画面から再印刷する」と「レジ点検・精算履歴画面から再印刷する」の2パターンがあります。

レジ点検・精算画面から再印刷する場合

STEP
ジャーナル・精算レシート再印刷ボタンをタッチ

「レジ点検・精算」画面から「ジャーナル・精算レシート再印刷ボタンをタッチ」します。

STEP
対象のレジと期間を選択

「ジャーナル・精算レシート再印刷」画面で、再印刷する対象の絞り込みが行えます。対象のレジと期間を選択して、「絞り込む」ボタンをタッチします。

STEP
ジャーナルを再印刷

該当の精算履歴から「ジャーナル印刷」、もしくは「精算レシート印刷」をタッチすると再印刷が行われます。

レジ点検・精算履歴画面から再印刷する

STEP
対象のレジと期間を選択

「レジ点検・精算履歴」画面で再印刷する対象を絞り込みます。

STEP
再印刷したい精算履歴をタッチ

点検と精算の履歴が絞り込まれるので、再印刷したい精算履歴をタッチします。

STEP
ジャーナルを再印刷する

「レジ点検・精算履歴詳細」画面が開くので、「ジャーナル印刷」または「精算レシート印刷」ボタンを押せばジャーナルが再印刷されます。

レジ製品によってはジャーナルの再印刷が可能な期間が設けられているため、確認が必要です。

電子ジャーナルを出力する方法(CSVでダウンロードする方法)

電子帳簿保存法に準拠した電子データとしてジャーナルをCSV形式で保存・管理したい方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、Airレジのダウンロード方法を例にして、電子ジャーナルをCSV形式でダウンロードする方法を解説します。

STEP
ジャーナル履歴(CSV)ボタンをクリック

取引画面から「ジャーナル履歴(CSV)」ボタンをクリックします。

STEP
ダウンロード用CSVファイルの準備

出力したい対象期間を選択。ダウンロード用CSVファイルの準備を行います。

STEP
ジャーナル履歴ファイルをダウンロード

ダウンロード用CSVファイルの準備が完了したら、あとはダウンロードするだけです。対

象のファイルをクリックすると、ジャーナル履歴ファイルがダウンロードされます。

まとめ

本記事では、レジのジャーナルについて意味や見方、保管方法などを解説してきました。

ジャーナルとは、レジに保存されている売上データを記載した紙のことです。ジャーナルには保管義務があり、7年間保管しなければなりません。

しかし、7年分のジャーナルはかなりの量になるため、紙による管理は手間がかかります。最近では電子ジャーナルでの保存も許可されているので、ジャーナルの管理は電子化がおすすめです。

ジャーナルを電子化するには、それに対応したPOSレジが必要です。

経理管理の業務効率化のためにも、本記事で紹介した電子ジャーナル対応のPOSレジを導入してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

POSレジ・自動釣銭機・券売機・キャッシュレス決済端末など、レジとその周辺サービスの研究・調査を日々行い、そこで得た知見や調査データを記事に反映しています。
編集長は一部の人に「POSレジオタク」とも呼ばれており、メーカーの枠にとらわれない幅広い知識を持っています。

これまで300件を超えるPOSレジや自動釣銭機、セルフレジの選定サポート・導入支援・販売を行ってきました。(補助金に関する支援も行っています。)
サポートの中で得た知見も記事に反映し、どこよりもわかりやすく情報が網羅されたレジのコンテンツ記事を目指していきます。

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