【税理士監修】インボイス対応レジおすすめ9選|具体的な対応方法まで

インボイス対応レジ9選
この記事の監修者
小池繫男

税理士法人船津会計
小池繫男
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2014年 税理士法人船津会計(旧松田猛税理士事務所)
2021年 税理士法人船津会計 所沢事務所を開設
税制度関係以外に、ITツールに対する専門知識が豊富。

船津会計https://funatsukaikei.com/tokorozawa/

監修日:2023年2月6日(月)

2023年10月から、インボイス制度が導入されます。インボイス制度開始に伴い、発行するレシートや領収書の仕様が変わります。多くの店舗において、インボイス対応レジへの入れ替えが必要となります。

直前となる8月・9月は、駆け込み需要ピークによるインボイス対応レジの品切れや値上がりが予測されるので、早めに準備を進めておいたほうがいいでしょう。

今回の記事ではインボイス制度について、基礎知識や対応方法をわかりやすく解説した上で、 インボイス対応のレジを紹介していきますので参考にしてみてください。

すぐにインボイス対応レジ一覧を見たい方は以下のリンクをクリックしてください。

≫おすすめのインボイス対応レジ一覧はこちら

具体的な製品の前に、まずはインボイス制度の基礎知識や対応方法について知りたい方はこのまま読み進めてください。
インボイス制度の概要から店舗が対応すべき事柄までわかりやすく解説しています。

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目次

そもそもインボイス制度とは?

インボイス制度とは「適格請求書等保存方式」のことです。どういうことでしょうか。まず、所定の記載要件を満たしている請求書のことを「適格請求書(インボイス)」といいます。インボイス制度の開始に伴い、企業が仕入れ税額控除を受ける際に使う請求書が、この適格請求書(インボイス)であることが義務付けられるようになります。

インボイス制度が開始する2023年10月1日以降、請求書発行側の企業が適格請求書を発行しなければ、請求書受け取り側の企業は仕入税額控除を受けられなくなります。※控除額は段階的に減らされ、2029年10月には控除を完全に受けることができなくなります。

【仕入れ税額控除とは?】
仕入れ税額控除とは、消費税計算時に課税売上の消費税額から課税仕入れの消費税額を差し引くことを言います。消費税が仕入れ時と販売時に二重で発生するのを防ぐための制度です。

したがって、レジを利用して企業に「請求書=レシートor領収書」を発行している飲食店や小売店などの店舗では、発行するレシート(領収書)を適格請求書(適格簡易請求書)に沿った形式とする必要があります。

インボイス制度開始前のイメージ図
インボイス制度開始後のイメージ図

ちなみに、適格請求書の発行ができるのは、適格請求書発行事業者の登録番号がある課税事業者のみです。 免税事業者は、適格請求書の発行はできません。課税事業者とは、原則として2年前の売り上げが1,000万円以上ある事業者で、免税事業者は2年前の売り上げが1千万以下の事業者です。

出典:「インボイス制度の概要」国税庁

適格請求書とは

それではインボイス制度に伴い発行する必要がある適格請求書とは、適格請求書発行事業者の登録番号や、適用税率・消費税額などを明記した請求書のことです。

以下のような、レジを使うことが多い小売業や飲食店業などでは、適格簡易請求書(インボイス対応レシート)で対応できます。適格簡易請求書の要件については後述いたします。

・小売業
・飲食店業
・写真業
・タクシー業
・駐車場(不特定かつ多数のものに対するものに限る)
・その他上記の事業に準ずる事業で不特定かつ多数のものに資産の譲渡などを行う事業 

適格簡易請求書を発行するには、インボイス対応のレジを導入する必要があります。インボイス対応のレジを使用することで、適格請求書の作成を簡単に行うことが可能です。 

適格請求書の場合「書類の交付を受ける事業者の氏名又は名前」を記載する必要がありますが、適格簡易請求書の場合は、記載要件に入っていません。また、記載要件の「税率ごとに区分した消費税額等」と「適用税率」は、どちらか一方を記載しておけば要件を満たしていることになります。

インボイス制度開始による影響とは? 

インボイス制度開始によって、請求書受け取り側(買い手側)の企業が、仕入税額控除を受けるための要件が 「適格請求書等保存方式」になります。 そのため例えば飲食店において、利用した企業が領収書を求めてくるケースがあるかと思います。そういった際に、例えばインボイス対応していない飲食店の領収書だと、企業側での経費精算時に、仕入れ税額控除を受けられなくなってしまいます。仕入れ税額控除が受けられなくなると、企業がその店舗を利用しなくなるというケースも想定されます。

また反対に自分たちが買い手側の場合、食材や商品などの仕入れ先が適格請求書でないと、自分たちの店舗でも仕入れ税額控除が受けられなくなります。

各方面で影響が大きい制度なのでインボイス制度開始前に早めに対応を済ませることをおすすめします。

≫インボイス対応レジ一覧はこちら

インボイス制度開始に伴いやらなければいけないこと

ここでは、インボイス制度開始に伴い、やらなければならないことは以下の2点です。それぞれ解説していきます。

【インボイス制度開始に伴いやらなければいけないこと】
①適格請求書発行事業者に登録する
②インボイスに対応するレシート発行(適格簡易請求書を発行する)

①適格請求書発行事業者に登録する

適格請求書発行事業所の登録申請書の写真

インボイスを発行するには、適格請求書発行事業者に登録しなければなりません。所定の用紙を税務署に提出すれば、適格請求書発行事業者の登録番号を得られます。2023年9月末までに、登録申請書を税務署に提出しましょう。

※以前まで2023年3月末が期日でしたが、9月末までの延長となりました。

また、適格請求書発行事業者に登録できるのは課税事業者のみです。免税事業者は登録すると課税事業者となるので、注意してください。

出典:「[手続名]適格請求書発行事業者の登録申請手続(国内事業者用)」国税庁

免税事業者はどうなる?

免税事業者は「消費税課税事業者選択届出手続」を提出すれば、課税事業者登録が可能です。課税事業者登録をした上で、適格請求書発行事業者に登録しましょう。

課税事業者の場合、免税事業者からの仕入れで、仕入税額控除が受けられません。ただし、免税事業者からの仕入れでも、程度実施後3年間は消費税相当額の8割、その後の3年間は5割を仕入税額控除が可能です。 

②インボイスに対応するレシート発行(適格簡易請求書を発行する)

レジを使うことの多い小売店や飲食店・サービス業は、適格簡易請求書の要件に沿ったレシート発行で対応可能です。ただし、レシートの発行にあたり登録番号などの要件は必須なのでインボイス対応のレジを導入する必要があります。

具体的には、以下の要件を記載できるレジを導入しなければなりません。

1. 発行者の氏名または名称
2. 適格請求書発行事業者の登録番号 (T+13桁の法人番号または13桁の数字)
3. 取引年月日
4. 取引内容
5. 税率ごとに区分して合計した対価の額
6. 税率ごとに区分した適用税率
出典:厚生労働省「適格請求書の記載事項」

以下は、簡易適格請求書として扱うことが可能なレシートの記載例です。

適格簡易請求書の写真
参考:「レシート対応のイメージ」財務省を参考に作成

また、以下の2点にも対応できるレジを導入することを推奨いたします。

  • 商品設定を外税または内税に統一できる
  • レシートの他、領収証にも同様の対応が可能(税率ごとの対象額/税額、登録番号)

≫インボイス対応レジ一覧はこちら

インボイス対応レジとは?入れ替えが必要になるケースは?

レジに取り組んでいる若い女性

インボイス対応レジとは、上記で説明したような適格簡易請求書として扱えるレシートを発行できるレジのことです。

クラウドPOSレジなど自動で機能がアップデートされない従来の電子レジスターでは、適格簡易請求書を発行できない場合が基本です。アップデート予定のないPOSレジを利用している場合は、インボイス対応のクラウドPOSレジ等への入れ替えが必要です。

POSレジと聞くと一見高額に感じる方もいらっしゃるかと思います。ただ近年はタブレットPOSレジなど、月額利用料が無料で、初期費用も周辺機器代込みで従来のレジスターより低価格な製品が多数あります。この機会にPOSレジへの切り替えを検討してみてはいかがでしょうか。

また、制度開始直前の2023年8月~9月は駆け込み需要のピークとなり、製品の品薄が予想されるので早めに動いておくことをおすすめします。

POSレジの基礎知識については下記の記事をご覧ください。

おすすめのインボイス対応レジ一覧表

以下が現時点でインボイス対応を示しているPOSレジの中で、当サイトがおすすめだと推奨する製品の一覧表になります。
それぞれの製品の特徴や詳細については後述いたします。

スクロールできます
 製品名写真導入費用例月額対象業種タイプ
スマレジスマレジ112,780円〜0円~汎用タブレットPOSレジ
STORESレジstoresレジ161,820円~0円~汎用タブレットPOSレジ
Squaresquareキャッシュレスのみ:4,980円~
現金決済あり:95,700円~
0円~汎用タブレットPOSレジ
Airレジエアレジ83,620円~0円~汎用タブレットPOSレジ
ユビレジユビレジ95,700円~6,900円~汎用タブレットPOSレジ
BCPOSbcpos246,400円5,000円~汎用タブレットPOSレジ、パソコンPOSレジ
東芝テック株式会社東芝テックレジ要問合せ保守費用のみ汎用レジスター、ターミナルPOSレジ
ライブレジライブレジ263,000円11,000円~汎用タブレットPOSレジ、パソコンPOSレジ
Uレジuregi180,000円~9,980円~汎用タブレットPOSレジ

おすすめのインボイス対応レジ9選の特徴や価格を紹介

ここでは、インボイス対応レジ9選の特徴や価格を紹介していきます。 いずれもインボイス対応のレジですが、機能などの特徴が異なるので比較しながら導入を検討してみてください。

スマレジ|スマレジ株式会社

スマレジの写真
出展:スマレジ

■おすすめポイント

  1. 月額0円で基本的なPOSレジ機能を使用できる
  2. アクティブ店舗数38,000店舗以上
  3. 出荷伝票もインボイス対応

■スマレジの特徴

レシート・領収書・出荷伝票がインボイス対応 おすすめNO.1のPOSレジ

スマレジは、月額0円で基本的なPOSレジ機能を使用でき、iPhoneやiPadにアプリをインストールして活用するPOSシステムです。店舗経営者やスタッフから絶大な支持を得ており、アクティブ店舗数38,000店舗以上もあります。

インボイス機能に関しては、インボイス対応の領収書・レシート(登録番号の印字、税率フォーマットの印字)の発行が可能です。また、出荷伝票もインボイスに対応しており、適用税率や登録番号の印字ができます。 

登録番号の印字

適格請求事業者登録番号の印字(スマレジ)

税率フォーマットの印字

税率フォーマットの印字(スマレジ)

画像の出典:スマレジ公式サイト

インボイス以外の点も含めて圧倒的おすすめNO.1のPOSレジになります。

■料金プラン

※全プランでインボイス制度に対応しています。

・スタンダード:0円※1店舗のみ
・プレミアム:5,500円/月※1店舗につき
・プレミアム プラス:8,800円/月※1店舗につき
・フードビジネス:12,100円/月※1店舗につき
・リテールビジネス:15,400円/月※1店舗につき

■製品情報

スクロールできます
導入費用例112,780円〜
インボイス対応について【基本設定】
設定→基本設定→事業者登録番号を登録する。
【店舗の基本情報】
店舗→店舗一覧→店舗名→基本情報タブ→事業者登録番号を登録する。
対応端末とOSiPhone・iPad(iOS)
保守・サポート対応メールサポート(平日9:00~22:00のみ)
365日対応コールセンター(受付時間:9:00~22:00)※365日対応コールセンターはプレミアムプラス以上のプランのみ

STORESレジ|株式会社STORES

STORESレジ|株式会社STORES
出展:STORES

■おすすめポイント

  1. 有料プランでもクレジットカード払いで初月無料
  2. ECサイトと連携可能
  3. インボイス対応レシート発行可能

■STORESレジの特徴

POSレジ機能無料 テキスト登録で簡単にインボイス発行可能

STORESレジは、月額0円でレジの基本的な機能を利用できます。有料のスタンダードプランの場合、月額料金をクレジットカードで支払えば月額2,178円の利用料金が初月のみ0円で利用可能です。

ECサイトと連動させれば、注文が入った際にレジで確認できるのでスタッフが配送作業を行えます。インボイス対応のレシートは、レシートのヘッダー(冒頭部分)またはフッター(末尾部分)に、任意のテキスト情報を登録可能です。

■料金プラン

  • 初期費用:0円
  • フリープラン:無料
  • スタンダード:2,178円

■製品情報

導入費用例161,820円
インボイス対応について店舗情報設定で300文字以内の任意テキストを記載可能。事業者名や登録番号を記載。
対応端末とOSiPad (iOS)
保守・サポート対応電話サポート(平日 10:00~18:00)

Square|Square

squareのキャプチャ
出展:Square

■おすすめポイント

  • 初期費用無料
  • iOS・Android対応
  • キャッシュレス決済端末を37%オフで購入できる

■Squareの特徴

初期費用・POSレジ機能無料 キャッシュレス決済端末37%オフ

Squareは初期費用無料で、POSレジ機能も無料で利用可能です。OSはiOS・Androidに対応しているため、さまざまなスマートフォン・タブレットで利用できます。クレジットカードや電子マネー・PayPay決済など、各種キャッシュレス決済が可能です。

キャッシュレス決済端末のSquareリーダーは、初めて導入する方に限り7980円の37%オフで購入できます。インボイス制度に対応した機能も備わっているので、安心して導入可能です。

■料金プラン

  • フリー月額0円
  • プラス月額6,000円
  • プレミアム(要問合せ)

※周辺機器の費用が別途発生します

■製品情報

スクロールできます
導入費用例キャッシュレスのみ:4,980円~
現金決済あり:95,700円~
インボイス対応についてインボイス対応(詳細な設定は要問合せ)
対応端末とOS各種スマートフォン・タブレット(iOS、Android)
保守・サポート対応電話サポート(受付時間10:00~18:00)※年末年始・臨時休業日を除く

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Airレジ|株式会社リクルート

Airレジ|株式会社リクルート
出展:https://airregi.jp/

■おすすめポイント

  1. アカウント数663,000以上
  2. 低コストで導入可能
  3. インボイスとして扱える電子レシートの発行ができる

■Airレジの特徴

利用店舗数No.1・POSレジアプリ 手軽に低コストで導入可能

Airレジは、0円で利用できるPOSレジアプリです。アカウント数は663,000以上で、POSレジアプリにおける導入実績は圧倒的な数を誇っています。

iPad・レシートプリンター・インターネット環境さえあれば、すぐに利用可能です。「適格請求書発行事業者」の登録番号の設定については、インボイス制度が始まるまでに対応する予定になっています。適用税率ごとの消費税の記載については、すでに対応済みです。また、インボイスとして扱える電子レシートの発行もできます。

■料金プラン

  • 初期費用・月額費用・サポート全般・すべての機能の利用料:0円

■製品情報

導入費用例83,620円~
【内訳】
iPad:49,800円~
レシートプリンター:24,800円~
キャッシュドロア:9,020円~
インボイス対応について「適格請求書発行事業者」の登録番号の設定は制度の施行開始までに対応、適用税率ごとの消費税の記載はすでに対応済み、電子レシートも発行可能
対応端末とOSiPad(iOS)
保守・サポート対応メール、チャット

ユビレジ|株式会社ユビレジ

ユビレジ|株式会社ユビレジ
出展:https://ubiregi.jp/

■おすすめポイント

  1. 顧客満足度が高い
  2. 導入前後のサポートが充実している
  3. 1か月間無料のお試しプランがある

■ユビレジの特徴

継続利用率99% 1ヶ月お試しプランあり

ユビレジは継続利用率が99%で、顧客満足度が高い高機能POSレジです。飲食店や小売店などに特化した機能も備わっており、さまざまな業種で利用できます。導入前後のサポートも充実しているため、安心して導入可能です。

インボイス制度に対応するための設定は、POSレジから簡単に行えます。1か月間無料のお試しプランがあるので、興味のある方は問い合わせてみるといいでしょう。

■料金プラン

  • 1ヶ月お試しプラン:月額0円
  • プレミアムプラン:月額6,900円~
  • ユビレジハンディ(飲食店向け):月額1,500円~
  • ユビレジ在庫管理:月額4,500円~
  • リースプラン:要問合せ
  • レンタルプラン:初期費用0円・電話サポート月2,000円 ※導入後2ヶ月間は無料

■製品情報

スクロールできます
導入費用例95,700円~
インボイス対応について計算単位を明細単位から会計単位に変更する→レシート設定で必要な情報を記載する 
対応端末とOSiPad(iOS)
保守・サポート対応無料メールサポート(平日10:00~17:00)標準電話サポート:月額利用料:無料 受付時間:(年末年始く)平日 10:00〜18:00電話サポートプレミアム・月額利用料:2,000円 受付時間:年中無休 10:00〜22:00

BCPOS|株式会社ビジコム

BCPOS
出展:https://www.busicom.co.jp/product/bcpos/

■おすすめポイント

  1. BCPOSサブスクリプションなら無料でバージョンアップ可能
  2. 8%と10%の表記をすべて税込に統一
  3. 格返還請求書にも対応

■BCPOSの特徴

サブスクプランは無料でばバージョンアップできる 強化されたインボイス機能に注目

BCPOSは飲食店や小売店の他、病院・クリニックなどさまざまな業種で利用されているPOSレジです。BCPOSサブスクリプションを利用している場合は、無料で最新のソフトにバージョンアップできます。

8%と10%の表記をすべて税込に統一して、レシート印字が可能です。 登録番号をバーコードで印刷する機能も備わっています。また、 適格返還請求書にも対応しており、返品レシートに返品元となる伝票の日付と伝票ナンバーを印字可能です。

■料金プラン

  • BSPOS Lite Free:月額0円
  • BSPOSサブスクリプション:月額5,000円~、年額54,000円~
  • BSPOS買取:月額270,000円~(1ライセンス)

■製品情報

スクロールできます
導入費用例224,000円~ 
POSレジ基本セット(タッチパネルPC、 バーコードリーダー、レシートプリンター、キャッシュドロア、カスタマーディスプレイ)
インボイス対応についてインボイス対応済み(詳細は要問合せ)
対応端末とOSタブレット、PC(Windows)
保守・サポート対応自社カスタマーセンターにて平日10~18時は無料サポート、ハードウェア保守:365日 9~20時55分(一部離島除く)

東芝テック株式会社

東芝テック株式会社
出展:https://www.toshibatec.co.jp/products/pos/qt20/

■おすすめポイント

  1. POSレジ市場で圧倒的シェア(世界NO.1)
  2. iPadで利用できるため利便性が高い
  3. アカウント発行日から翌月末までは無料で使える

■東芝テック株式会社の特徴

POSレジ市場シェア18年連続No.1 iPadで利用できるPOSasyがおすすめ

東芝テック株式会社は、POSレジ市場シェアで18年連続No.1に輝いています。さまざまなPOSシステムを提供していますが、なかでも「POSasy(ポサシー)」は、iPadで利用できるため非常に操作性が高いです。

レシートは複数税率と適格請求書発行事業者の登録番号の印刷に対応しており、電子レシートも発行できます。 アカウント発行日から翌月末までは無料お試し期間となり、月額費用がかからないので、気になる方は一度問い合わせてみるといいでしょう。

■料金プラン

  • 初期費用0円
  • 月額3,500円(POSasy)
  • 初期設定サービス:30,000円(30メニューまで)
  • EC決済機能初期設定サービス:9,000円 

■製品情報

導入費用例要問合せ
インボイス対応についてインボイス対応済み(設定方法は要問合せ)
対応端末とOSターミナルPOSのため専用機
タブレットタイプあり、その場合はiPad
保守・サポート対応コールセンター(9:00~21:00/365日)、全国の営業所から駆けつけ

ライブレジ|株式会社藤田電機製作所

ライブレジ
出展:https://www.f-crm.jp/

■おすすめポイント

  1. さまざまな料金プランから選択可能
  2. ランニングコストを省きたい場合は一括購入できる
  3. サブスクプランは初期費用無料

■ライブレジの特徴

予算に応じて導入できる 豊富なプランを用意

ライブレジは、さまざまな料金プランから選択できるPOSレジです。初期費用のみで導入できる一括購入型プランや分割購入型プランの他、、初期費用0円で月額料金を支払うサブスクプランもあります。料金プランが豊富なので、店舗の予算に応じてPOSレジを導入可能です。

インボイス対応しているので、問題なくインボイス制度対応の適格簡易請求書方式のレシートを発行できます。

■料金プラン

サブスクプラン(初期費用0円)

  • LIVEREG DX:月額12,500円
  • LIVEREG:月額11,000円
  • LIVEPOINT DX:月額9,000円
  • LIVEPOINT:月額7,000円

まるっと分割購入プラン(分割6回~)

  • LIVEREG DX:月々61,900円~
  • LIVEREG:月々44,000円~

■製品情報

導入費用例263,000円
インボイス対応について設定方法は要問合せ
対応端末とOSPC(Windows、iOS)、Androidタブレット、iPad、iPhone
保守・サポート対応有償リモートサポートあり

Uレジ|株式会社USEN

Uレジ
出展:https://pos.usen.com/uregi/

■おすすめポイント

  1. タブレットPOSレジ売上シェアNo.1
  2. お客様サポート体制No.1タブレットPOSレジ
  3. さまざまな業種で利用可能

■Uレジの特徴

タブレットPOSレジ売上シェアNo.1 サポート体制も充実 

Uレジは、飲食店向けタブレットPOSレジの「UレジFOOD」や、小売店専用POSレジアプリ 「UレジSTORE」など、さまざまな業種で利用できるPOSレジを提供しています。

サポート体制が充実しており、設置サポートや操作トレーニングなどにも対応してもらえます。また、24時間365日の専用コールセンターによるサポートも可能です。

お客様サポート体制No.1タブレットPOSレジに選ばれているので、サポート体制を重視している方は導入を検討してみるといいでしょう。

■料金プラン

9,980円/月~

■製品情報

スクロールできます
導入費用例180,000円~
インボイス対応について設定方法は要問合せ
主なPOSの機能【UレジSTORE】
会計機能、伝票印刷、レジ締め業務、バーコードリーダー、セール機能、免税機能、予約販売、練習モード、自動釣銭機連携、キャッシュレス決済連携、商品編集、顧客管理、日報管理、在庫管理、商品管理、倉庫機能
【UレジFOOD】
オーダー会計、レジクローズ、 伝票分割、伝票修正、伝票合算、領収書分割、入出金管理、レジクローズ忘れアラート、テーブルグループ設定、 セルフオーダーシステム、オーダーエントリーシステム、店内外オーダー&事前決済システム、月別・日別実績、ABC分析、売上実績、Zチャート、担当者別の実績、KPIダッシュボード、自動釣銭機
対応端末とOSiPad(iOS)
保守・サポート対応24時間365日の専用コールセンター、設置サポート、操作トレーニング
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インボイス対応レジの価格はどれくらい?

インボイス対応レジと一口に言ってもいろいろな種類が存在し、タイプごとに価格相場は異なります。
ここからは、以下のレジの種類別に価格相場やインボイス制度対応の有無を解説していきます。

  • ターミナルPOSレジ
  • パソコンPOSレジ
  • タブレットPOSレジ
  • 従来のレジスター

ターミナルPOSレジの価格相場

ターミナル型POSレジとはPOS専用で作られたハードウェアにPOSシステムを搭載したレジです。大型の製品が多く、高機能かつ導入費用も500,000円~1,000,000円とかなり高額になります。大手のPOSレジメーカーから発売されている製品であればインボイス制度には基本対応可能です。

月額利用料は基本的にかかりませんが保守費用がメーカーによって発生します。価格が高額なので、インボイス制度に合わせて入れ替えというときにはおすすめ度は少し低めです。

パソコンPOSレジの価格相場

パソコンPOSレジは一般的な市販のパソコンにレジソフトをインストールするタイプのPOSレジのことを指します。その他に、POS専用のWindowsOS搭載ハードウェアで使うタイプのPOSレジもパソコンPOSレジと呼ばれます。

前者のインストールするタイプは、パソコンさえ持っていれば0円で導入できる製品も多く、非常に安価です。ただし本格的に販売しているメーカーはほとんどなく、機能も乏しいうえに、インボイス制度にもほとんどの製品が対応していません

後者のタイプは代表例としてビジコムのBCPOSが挙げられます。非常に高機能でインボイス制度にも対応しており、なおかつ20万円~30万円程度の費用で導入可能です。インボイス制度に合わせて導入する場合のおすすめ度は高いです。

タブレットPOSレジの価格相場

タブレットPOSレジとは、iPadなどのタブレットにPOSレジアプリをインストールして使うタイプのPOSレジを指します。安価かつ高機能なので近年急速にシェアを拡大しています。価格相場は導入価格が周辺機器含めて43,000円〜240,000円程度月額利用料が0円〜20,000円程度になります。

基本的にPOSレジアプリはクラウドサービスなので今回のような制度改正に合わせて自動でアップデートが行われます。そのため今回のインボイス制度にも対応可能です。今後また新たな制度改正がある場合も、ほとんどのメーカーが無償で機能アップデートに対応しますので、「また入れ替え、、」ということもないでしょう。

ターミナルPOSレジやパソコンPOSレジに比べて安価かつ機能も申し分ないので、インボイス制度に合わせてレジの入れ替え考えている方にはタブレットPOSレジが一番おすすめです。

従来型のレジスターの価格相場

従来型のレジスターはPOS機能を搭載していない、手打ちで金額を入力するタイプのレジです。現在使用されているレジスターは基本的にインボイス制度には対応していません。価格は安価で10,000円程度で導入可能な製品もあります。

今回の制度改正に合わせてインボイス制度対応のPOSシステム非搭載レジスターが登場しています。ただしやはり売上管理機能やそのほか多くの便利な機能が搭載されていないので、とにかく低価格で導入したいというお店以外にはおすすめ度は低めです。

インボイス制度対応レジの価格まとめ

インボイス制度対応レジのタイプ別の価格を以下の表にまとめました。

基本的に今回の制度改正に合わせて入れ替えを行う場合は、タブレットPOSレジがおすすめ度は高いです。

ターミナルPOSレジパソコンPOSレジタブレットPOSレジレジスター
(昔ながらのレジ)
導入価格
※周辺機器含む
500,000円〜1,000,000円0円〜380,000円43,000円〜240,000円10,000円~200,000円
月額利用料0円5,000円〜30,000円0円〜20,000円0円
年間保守費用0~20万円0円0~20万円0円
インボイス対応
※一部不対応
×
※一部対応製品あり
一部参考:「POSレジとは?(POSシステム)」ユビレジ

POSレジの価格については以下の記事でさらに詳しく解説しています。気になる方はチェックしてみてください。

インボイス対応レジの導入に使える補助金はある?

インボイス対応のレジを導入する際は、補助金を活用するのがおすすめです。 POSレジでは、「IT導入補助金」や「業務改善助成金」などを申請可能です。

それぞれ補助上限額は異なりますが、初期費用を抑える際に有効なので申請を検討してみると良いでしょう。以下、それぞれ簡単に解説いたします。

IT導入補助金

中小企業・小規模事業者などがPOSレジを導入する際に経費の一部を補助してもらえます。PC・タブレット・プリンターなどの補助率は、1/2以内で補助上限額は10万円です。レジの場合、補助率は1/2以内で上限額は20万円となっています。

参考:「IT導入補助金2022」 一般社団法人 サービスデザイン推進協議会

業務改善助成金

「事業場内で最も低い賃金」を一定額以上引き上げ、生産性向上につながる設備投資を行った際に、その費用の一部を助成してもらうことが可能です。引き上げ額によって助成上限額が異なるので、詳しくは厚生労働省のHPをご覧ください。

参考:「業務改善助成金」厚生労働省

ものづくり補助金

飲食店のサービスの改善に伴う、設備投資を補助してもらうことが可能です。POSレジは「一般型・グローバル展開型」の通常枠、回復型賃上げ・雇用拡大枠、デジタル枠、グリーン枠のなかでデジタル枠に該当します。

補助率は2/3で、補助金額は従業員数によって異なるので、以下を参照してください。

  • 従業員数 5人以下 :100万円~750万円
  • 6人~20人:100万円~1,000万円
  • 21人以上 :100万円~1,250万円

参考:「ものづくり補助金総合サイト」全国中小企業団体中央会

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者が販路開拓などの施策や、業務効率化を図る際の支援をする補助金です。POSレジの導入によって業務効率を向上させたい場合は、補助対象になります。

本事業一般型は6つの枠に分けられていますが、補助率はすべて2/3です。枠ごとの補助上限額は以下を参考にしてください。

【申請類型別の補助上限額】

  • 通常枠:50万円
  • 賃金引上げ枠:200万
  • 卒業枠:200万
  • 後継者支援枠:200万
  • 創業枠:200万
  • インボイス枠:100万

POSレジ導入時に使える各種補助金については、下記の記事で詳しく解説しています。気になる方は是非チェックしてみてください。

インボイス制度や対応レジに関するよくある質問

最後に、インボイス制度やインボイス対応レジに関するよくある質問にQ&A形式で回答していきます。

インボイス制度に登録しないとどうなりますか?

インボイス制度に適格事業者登録をしなかった場合、売り上げが下がる可能性があります。

インボイス制度の開始に伴い、仕入れ税額控除を受けるためには「適格請求書」を発行する必要があります。適格請求書を発行するためには適格事業者登録を行い、登録番号を取得して適格請求書内に記載しなければなりません。

したがって適格事業者登録しなかった場合、適格請求書が発行できなくなり、取引先が仕入れ税額控除を受けられなくなります。そうすると、取引先は余計に消費税を払うことになるので、取引中止を告げられる可能性があり、結果的に売り上げ減少につながります。

仕入れ元になることがない飲食店がインボイス登録しないとどうなりますか?

飲食店の場合は基本的に個人客相手なので、一見インボイス事業者登録をしないデメリットが少ないように感じます。しかし、請求書に限らず領収書(レシート)も適格請求書に含まれるため、お客様が領収書をもらった場合に従来の手書きタイプだと経費精算できなくなってしまいます。

結果的に領収書が必要な顧客が減ってしまい売上減少につながるというデメリットが想定されます。客数を減らしたくないのであれば基本的にインボイス制度に登録しておいた方がよいでしょう。

インボイス制度開始に伴いレジがあるお店はどんな対応をすればいいですか?

インボイス制度の開始に伴い、レジのあるお店がが行うことは以下の2点です。

  1. 適格事業者登録をする
  2. インボイス制度の要件に沿ったレシート(適格簡易請求書)を発行する

①の適格事業者登録は、登録申請を2023年9月30日までに行えば問題ございません。

②のレシート(適格簡易請求書)発行については、レシート内に適格事業者登録番号と指定のフォーマットでの税率記載をする必要があります。インボイス制度に対応したレジを使うことで対応が簡単に発行可能です。

レシートの要件について詳しくは本記事をご覧ください。

従来の簡易的なレジスターだと発行できない場合が多いので、その際は対応可能なレジへと入れ替えをする必要があります。おすすめのレジを本記事でまとめています。詳しくはこちらをご覧ください。

インボイス制度に対応したレシート(領収書)発行はいつから行えばいいですか?

対応が完了したタイミングでスタートして問題ございません。

インボイス制度の開始は2023年10月1日なのでそこまでには対応する必要があります。

まとめ

インボイス制度への対応は、インボイス対応のレジを導入することで効率的に行えます。

インボイス制度に対応していないレジを使用している方は、今回の記事の内容を参考に導入を検討してみると良いでしょう。

どのレジを選べばいいかわからない場合は、紹介したインボイス対応レジ9選のなかから選んでみてください。

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この記事を書いた人

POSレジ・自動釣銭機・券売機・キャッシュレス決済端末など、レジとその周辺サービスの研究・調査を日々行い、そこで得た知見や調査データを記事に反映しています。
編集長は一部の人に「POSレジオタク」とも呼ばれており、メーカーの枠にとらわれない幅広い知識を持っています。

これまで300件を超えるPOSレジや自動釣銭機、セルフレジの選定サポート・導入支援・販売を行ってきました。(補助金に関する支援も行っています。)
サポートの中で得た知見も記事に反映し、どこよりもわかりやすく情報が網羅されたレジのコンテンツ記事を目指していきます。

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