昨今のPOSレジは多機能化が進んでおり、「どんな機能が搭載されているか」、「機能が充実しているPOSレジはどれか」、といったことが知りたいという方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、POSレジの機能一覧や業種別で活用したい機能を紹介。そのうえで、POSレジ全50製品の搭載している機能を比較して、機能充実度が高いPOSレジTOP10を決定しています。
POSレジ(POSシステム)とは?
POSレジとは、レジで商品を販売した際の商品情報・現金のやり取り・購入したお客様情報などを集計できる「POSシステム」を搭載したレジのことです。日々の売上だけでなく在庫や会計など店舗運営する上で欲しい情報が集計でき、店舗運営にも活用できます。
従来のレジスターは金銭のやりとりしか記録されず、売上分析や在庫状況までは確認できませんでした。また、データは機器本体に紙ベースでしか残らず、クラウドで保存管理できるPOSレジと比べて閲覧の自由度も限定されます。
最近のPOSレジは各業種に特化したり、多店舗チェーンを見据えた機能も豊富です。
例をあげるとすると、次のような機能があります。
- 飲食店向けのオーダーエントリーシステム
- 美容やサロンに便利な予約の一元管理機能
- 多店舗展開でも対応できる高度な在庫管理機能 など
また、POSレジの低価格化が進んでおり、このように多彩な機能を搭載していながら、安価で利用できるPOSレジも多いです。自店に合ったPOSレジを選ぶことで、店舗業務効率化の大きな助けになります。
補足:POSレジとPOSシステムの違い
POSレジとPOSシステムには「システムを搭載したレジ」と「レジに搭載したシステムの総称」という明確な違いがあります。POSレジとは、一言で言えばPOSシステムを搭載したレジのことです。
一方、POSシステムは店舗の会計データをはじめ、売上・在庫・購入したお客様情報などを記録できる仕組みを指します。POSレジは必ず専用の機器がないといけないわけではなく、POSシステムをインストールした端末であれば運用可能です。
なので、iPadやAndroidタブレット・PCなども、対応のPOSシステムをインストールすればPOSレジといえます。
POSレジの仕組み
POSレジの仕組みは多くの場合、次のような流れになります。
- あらかじめ商品をPOSレジに登録しておく
- お客様が購入する商品をバーコードで読み取る
- バーコードと紐づけされた商品が売上情報として登録される(同時に、販売日時・店舗・個数・お客様情報などもデータとして蓄積する)
- 売上情報をもとに在庫状況が変動する
POSレジにより販売時点のデータを常に登録・蓄積しているので、1日の終わりに集計をする必要がありません。在庫状況もリアルタイムで把握でき、仕入のタイミングが図りやすくなるでしょう。これにより、在庫切れによる機会損失も大幅に防止できます。
POSレジの歴史
一番最初のPOSレジはアメリカのカフェ経営者によって開発されました。開発理由は、自店のカフェで頻発していたスタッフによる売上金のごまかしを防止するためだとされています。ひとつの店舗が抱える問題から、当時のレジスターの派生型として誕生したのが始まりです。
その後の1970年代には、利幅の減少に悩むアメリカのスーパーマーケットで商品管理ができるPOSレジが新たに開発されました。このPOSレジはすぐに日本にも輸入され、既にあったバーコード技術も相まって急速に普及したのです。
現在では大型チェーン店だけでなく、個人店といった小規模店舗でも導入できるシステムが登場しています。専用アプリをiPadやAndroidタブレットにインストールするだけで利用できるタイプもあり、手軽な導入が人気です。
飲食店のオーダーシステムや美容・サロンで使う予約管理システムと融合し、さらに利便性が高まっています。
POSレジの種類
POSレジの種類は「ターミナル型POSレジ」「パソコン型POSレジ」「タブレット型POSレジ」に分けられます。それぞれの特長や違いは、次の通りです。
ターミナル型POSレジ
ターミナル型はコンビニやスーパーで見られるタイプで、3種類の中で最も導入数が多いPOSレジです。専用のハードウェアを用いており、キャッシュレス決済などの周辺機器も一体となっています。
最近では、セミセルフレジとして使うための自動釣銭機が一体化しているタイプも多いです。ターミナル型を取り扱っているメーカーのサポートは、直接訪問が基本となっています。サポートの手厚さと機器が高機能である点から、導入費用は1台につき50~100万円程度と高額です。
他のタイプと比べて本体サイズが大きいのもターミナル型の特徴となっています。そのため、ハードウェアを置くためのスペースが確保できない店舗やコストを抑えたい店舗では設置は難しいでしょう。
パソコン型POSレジ
家電量販店などで販売している既存のPCに、POSレジソフトをインストールして運用するタイプです。すでにパソコンがある場合そのまま使うこともでき、導入費を抑えたい方にもおすすめできます。
PCを置けるスペースがあれば問題なく設置できるので、主に個人店や小規模店舗で見られることが多いです。パソコン型は、メールやインターネットの閲覧など本来の用途としても使用できるのがメリットといえます。
ニーズに応じて別途周辺機器を購入する必要がありますが、導入費用は0〜50万円程度です。同時にシステムを使用するために月額利用料も発生します。こちらもプランやメーカーにより異なりますが、2万程度が相場といえるでしょう。
タブレット型POSレジ
タブレット型POSレジは、iPadやAndroidなどのタブレット端末にPOSシステムをインストールして使用するタイプです。パソコン型と同様の運用方法ですが、さらに省スペースで設置ができ場所を選ばず会計を行えます。
パソコン型やターミナル型と比べても機能が劣ることはなく、業種や店舗の規模に限らず利用できる製品も多いです。パソコン型と比べてさらに導入費用を抑えられ、必要最低限であれば20万円程度から機器が揃います。
タブレット型も月額利用料が発生しますが、0円で利用できるメーカーも多いです。
POSレジの機能一覧
POSレジの機能一覧は以下の通りです。
メーカーによってどの機能が搭載されているか大きく差があります。
分類 | 機能名 | |||
---|---|---|---|---|
汎用的な機能 | レジ機能 | 売上管理・分析機能 | 商品・在庫管理機能 | 顧客管理機能 |
予約管理機能 | トレーニング機能 | キャッシュレス決済 | 外部システム連携 | |
複数店舗管理 | 本部管理機能 | 予算管理 | PL管理 | |
軽減税率対応 | 免税対応 | インボイス対応 | 非課税対応 | |
商品別税設定 | 自動釣銭機接続 | セルフレジ | データ出力 | |
オフライン利用 | ポイント管理 | 勤怠管理 | スタッフ管理 | |
業種別機能:飲食店 | OES(ハンディ) | セルフオーダー | モバイルオーダー | KDS |
テーブル管理 | テーブル個別会計 | テイクアウト管理 | デリバリー管理 | |
業種別機能:小売店 | EC連携 | 高度な在庫管理 | 部門管理・分析 | 仕入れ・発注 |
業種別機能:美容室 | 電子カルテ作成 | DM・メルマガ配信 | ||
業種別機能:薬局 | レセコン連動 | 未収金・返戻金管理 | 調剤会計/OTC/一般品併売 | セルフメディケーション税 |
業種別機能:医療 | 電子カルテ連携 |
POSレジの主要機能についてそれぞれ解説
ここでは、先ほどあげたPOSレジの主要機能について解説していきます。
- レジ機能
- 売上(販売)管理・分析機能
- 在庫管理機能
- 顧客管理機能
- 予約管理機能
- オーダーエントリーシステム(OES)
- ECサイトの受注管理機能
- トレーニングモード(練習)機能
- キャッシュレス決済機能
- 会計ソフト等の外部システム連携機能
- ポイント管理機能
レジ機能
POSレジのメイン機能であるレジ機能です。
従来のレジスターに比べて、バーコードの読み取りやボタン操作だけで、価格の提示や釣銭計算ができるので会計スピードがアップします。あらかじめ設定しておくことで、商品値引きやセット販売にも対応可能です。メーカーにより、商品ごとの税率変更も行えます。
売上(販売)管理・分析機能
POSレジの売上管理・分析機能とはレジと連動して売上(販売)データを記録、またそのデータを分析できる機能です。
「誰が・いつ・どこで・何を・いくつ」購入したのかを、データとしてリアルタイムで収集できます。その蓄積されたデータを利用し、日別や時間帯別などの区分けが可能です。区分けされたデータを利用することで、売上分析がしやすくなります。
在庫管理機能
POSレジの在庫管理機能では、仕入れや販売などで変動する在庫状況を、時系列で管理できるようになります。時間のかかる棚卸作業もバーコードをスキャンするだけで確認ができ、非常に簡単です。店舗間の移動状況も管理できるので、不明瞭な在庫を抱える心配もありません。
顧客管理機能
POSレジの顧客管理機能では、顧客一人ひとりの来店・購入履歴を管理できます。それらのデータにより、顧客に適したマーケティングの提供が可能となるのです。売上商品の把握や顧客のニーズも分析しやすく、仕入れの参考にもなるでしょう。
予約管理機能
POSレジの予約管理機能では、顧客の予約状況を、手軽に確認できます。POSレジシステムと連携されたスマートフォンやタブレットがあれば、外出先でも確認可能です。予約している顧客の過去状況も把握できるので、商品を提案する際のヒントとして活用できます。
オーダーエントリーシステム(OES)
POSレジのオーダーエントリーシステムとは、ハンディやセルフオーダーシステムといったキッチンへの注文伝達のことを指します。
例えばハンディの場合、端末に入力するだけで注文を受けられるため、オーダーミスがありません。入力されたデータはそのまま厨房や本部にスムーズに共有できます。テーブルごとの状況管理も簡単で、注文漏れを未然に防ぐことが可能です。
また、POSレジに機能として持たせていることで、会計金額の計算も注文に連動して行われます。
ECサイトの受注管理機能
POSレジとECサイトを連携させることで、実店舗と並行して受注管理ができるようになります。ECサイトと店舗で同じ商品を販売している場合でも、在庫確認がスムーズです。両方の販路を利用している顧客の情報を一元化できます。
トレーニングモード(練習)機能
POSレジのトレーニングモードを利用することで、実際に製品を操作しながら練習ができます。トレーニング中の操作は売り上げに反映しません。操作に不慣れな新人スタッフも、安心して取り組むことができるでしょう。
キャッシュレス決済機能
キャッシュレス決済は、POSレジ本体に決済機能がついているものと、決済端末を別途導入・連携させるタイプがあります。キャッシュレス決済端末を連携させることで、レジで表示した会計金額を再度決済端末に打ち込む作業(2同地作業)がなくなるので会計スピードの向上やミス防止につながります。
また、キャッシュレス決済の売上データもPOSレジ上で一元管理できるので効率的です。
会計ソフト等の外部システム連携機能
POSレジは製品によりますが、様々な外部システムと連携可能です。連携させることでデータの一元化やPOSレジに連動した業務処理ができるようになります。
例えば、会計ソフトを連携させると、レジでの販売データに連動して会計ソフト上に自動で取引が作成されます。
既存の会計・勤怠管理システムなどがある場合は、外部ソフト連携機能は非常に有効です。それまで使用していたソフトを引き続き使い続けることができ、導入コストの削減にもなります。
ポイント機能
POSレジでは、顧客管理に付随して、ポイント管理をすることができます。
ポイントカードの発行や店舗アプリの作成ができる製品もあり、割引とは違うロイヤリティを提供できます。顧客満足度の向上にも役立つでしょう。会員登録も進めやすいので、収集できるデータ量の増加にもつなげられます。
POSレジについているその他の便利機能も一挙解説
先ほど解説した以外にも便利な機能が搭載されています。詳細は以下の通りです。
機能名 | 内容 |
---|---|
複数店舗管理・本部管理機能 | 複数店舗の売上情報などを一括管理する機能です。ユーザーごとの権限も設定できます。 |
予算管理・PL管理機能 | 店舗ごとに予算を設定する機能です。損益計算も考慮し、実績と照らし合わせることで店舗運営をサポートしてくれます。 |
軽減税率・免税対応機能 | あらかじめ設定しておくことで、商品や状況に応じて税率を変更できます。 |
NSIPS対応機能 | 処方箋での薬とそれ以外の商品を、一括会計できます。 |
レセプト電子カルテ連携機能 | レセコンとレジが連動しているため、会計時の請求ミスがなくなります。 |
勤怠管理機能 | POSレジの勤怠管理機能では、画面上で出退勤が打刻でき、給与計算の手間も軽減されます。タイムカードなどの周辺機器も必要ありません。 |
商品別税設定機能 | 商品や店舗ごとの内税・外税の設定や切り替えが可能です。 |
自動釣銭機連携機能 | 自動釣銭機を連携することで、お釣りが自動で計算されるので会計ミスが軽減されます。レジ締め時間の大幅な短縮にもつながります。 |
セルフレジ | POSレジなら、お客様自らが会計するセルフレジの実現も可能です。会計金額表示まではスタッフが行い、精算はお客様自身で行うセミセルフレジや会計金額表示から精算まですべてお客様自身で行うフルセルフレジがあります。 |
データ出力機能 | 蓄積されたデータを部門別に出力することが可能です。 |
オフライン対応機能 | 一部のPOSレジはオフラインでも利用可能です。インターネットが不安定な状態でも安定して運用し続けられます。 |
業種別で活用したいPOSレジの機能と利用メリット
ここからは、下記の業種別に活用したいPOSレジの機能や利用することで得られるメリットを解説します。
- 飲食店
- 美容室・サロン
- 小売店
- 病院・クリニック
- 調剤薬局
飲食店で活用したいPOSレジの機能
ここでは、飲食店が活用できるPOSレジの機能とそれぞれのメリットを紹介します。
ハンディ注文機能(オーダーエントリーシステム)
ホールスタッフがオーダー内容を端末に入力し、キッチンにあるモニターやプリンター伝票へ送信します。メーカーによってはオーダーエントリーシステムとも呼ばれています。
▼ハンディ注文機能のメリット
- その場でオーダー内容を伝達できる
- オーダーを手書きする手間が省ける
- 可視化できるので伝達ミスの防止につながる
セルフ/モバイルオーダー機能
テーブルにある端末、もしくはお客様のスマートフォンからメニューをオーダーしてもらう機能です。
▼セルフ/モバイルオーダー機能のメリット
- ホールスタッフの負担を減らせる
- お客様のペースで注文できる
- お客様自身がオーダーするためオーダーミスがほとんどない
テイクアウト管理機能
お客様から送信されたテイクアウトの注文内容を管理できる機能です。
▼テイクアウト管理機能のメリット
- オーダー内容を一括管理できるので作り忘れなどのミスが発生しにくい
- レジの混雑が緩和される
- お客様を待たせることなく提供できる
美容室・サロンで活用したいPOSレジの機能
ここでは、美容室・サロンが活用できるPOSレジの機能とそれぞれのメリットを紹介します。
電子カルテ作成機能
お客様ごとの施術履歴や髪に関するお悩みや要望などの会話の内容をデータ管理できる機能です。
▼電子カルテ作成機能のメリット
- 紙カルテと違い保管場所が不要
- データの検索・閲覧がスピーディー
- タブレット内で全てのデータを確認できる
顧客管理/ポイント管理機能
POSレジと連動しており、会計とともにお客様の施術内容や来店履歴を管理できます。金額に応じたポイント付与も可能です。
▼顧客管理/ポイント管理機能のメリット
- ポイント計算やカード記入の手間が省ける
- お客様ごとの記録が不要
- リピーター獲得が期待できる
DM/メルマガ配信機能
お客様のメールアドレス宛にダイレクトメールを送信できる機能です。個別への手動送信の他にタイミングや内容をカスタマイズできる自動送信にも対応できます。
▼DM/メルマガ配信機能のメリット
- 来店後のお礼や誕生日のお祝いメールも送れる
- 店舗独自のキャンペーンなどを効率良く周知できる
- 該当者に対してクーポン発行も可能
店舗アプリ/会員カード作成機能
店舗独自のアプリや会員カードを作成できる機能です。アプリから予約できるシステムを搭載している店舗もあります。
▼店舗アプリ/会員カード作成機能のメリット
- テンプレートを利用すれば簡単に作成可能
- 新たにアプリ開発する必要がないのでコストを抑えられる
- 効率的に店舗をアピールできる
タブレットで使えるPOSレジ
ワイヤレスで使えるタブレット型であれば、操作する場所が限定されません。
また、タブレットはメカ感がなく、いい意味で空間に溶け込むので美容室のおしゃれな雰囲気にも溶け込みます。
▼タブレットで使えるPOSレジのメリット
- お客様の話しを聞きながら電子カルテ入力ができる
- 店内のどこにいても在庫や予約状況を確認可能
- お客様のいる場所で会計を行える
小売店で活用したいPOSレジの機能
ここでは、小売店が活用できるPOSレジの機能とそれぞれのメリットを紹介します。
ECサイト連携機能
ECサイトと店舗の在庫を連携する機能です。連携することでECサイトと店舗の在庫を一括管理できます。
▼ECサイト連携機能のメリット
- いつでもリアルタイムの在庫状況が確認可能
- ECサイト・店舗それぞれの売れ筋商品を把握できる
- 在庫切れによる機会損失の防止になる
在庫管理機能
会計と共に発生する在庫の変動をリアルタイムで管理できる機能です。バーコードを活用すれば、似たような商品も簡単に判別できます。
▼在庫管理機能のメリット
- 色違いやサイズ違いも個別に管理できる
- 複数店舗管理機能であれば、店舗ごとや全体の在庫状況など必要に応じて確認可能
- 店舗だけでなく倉庫の在庫状況も一括管理できる
クーポン/ポイント管理機能
クーポン発行や店舗独自のポイントプログラムを展開できる機能です。店舗独自のアプリとも連携できます。
▼クーポン/ポイント管理機能のメリット
- 紙のポイントカードに比べてお客様が保有しやすい
- SMSやアプリを通じでクーポンを送信できる
- お客様の来店率アップが期待できる
病院・クリニックで活用したいPOSレジの機能
ここでは、病院・クリニックが活用できるPOSレジの機能とそれぞれのメリットを紹介します。
電子カルテ/レセコン連動機能
POSレジと電子カルテ・レセコンを連携させる機能です。電子カルテやレセコンと紐付ける「データ連携」と、領収書のバーコードを読み取る「バーコード連携」があります。大変便利な機能ですが、対応できる製品が限られているので事前の確認が必要です。
▼電子カルテ/レセコン連動機能のメリット
- 患者様に対して正確な請求ができる
- 素早く請求金額をだせるので、会計までの待ち時間短縮になる
- データ連携であれば未払い・入金済みなどの会計状況の管理が簡単
自動釣銭機接続機能
POSレジと連携することで通常の会計はもちろん、フルセルフ・セミセルフレジとしても運用できる機能です。
▼自動釣銭機接続機能のメリット
- 患者様とスタッフの現金授受がなくなり、衛生面に配慮できる
- スタッフの業務負担軽減になる
- 釣銭の渡し間違いがなくなる
非課税機能
診療内容によって発生する非課税に対応できる機能です。
▼非課税機能のメリット
- 患者様への請求間違いがなくなる
- 会計がスムーズでレジの回転率をアップできる
- 会計後の集計も簡単
調剤薬局で活用したいPOSレジの機能
ここでは、病院・クリニックが活用できるPOSレジの機能とそれぞれのメリットを紹介します。
レセコン連動機能
レセコンにあるデータと連携して、請求金額を算出してくれる機能です。
▼レセコン連動機能のメリット
- 手打ちによるヒューマンエラー防止になる
- 正確な金額を素早く算出できる
- 会計へのストレスが減り、お客様へ手厚いサービスを提供できる
未収金/返戻金管理機能
未収金や返戻金などお客様ごとの会計状況を一元管理する機能です。
▼未収金/返戻金管理機能のメリット
- 窓口スタッフが変わっても該当患者様に声掛けが可能
- 売上金の取りこぼしを防げる
- 該当患者様の状況を一覧で確認できる
調剤会計/OTC/一般品の併売機能
処方箋の薬と調剤薬局で販売している商品を一緒に会計できる機能です。
▼調剤会計/OTC/一般品の併売機能のメリット
- 会計を分ける必要がなく、時間短縮になる
- 希望により領収書を分けて発行できる
- 異なる消費税にも対応可能
セルフメディケーション税対応機能
薬局独自のセルフメディケーション税に対応できる機能です。対象商品を購入した際には、その証明がレシートに印字されます。
▼セルフメディケーション税対応機能のメリット
- セルフメディケーション対象商品を販売した際の業務を軽減できる
- 医薬品における販売商品の幅を広げられる
- 通常商品と分けた領収書発行が可能
POSレジの機能をチェックするときのポイント
POSレジに搭載している機能は非常に多いので、どれを選べばいいのか分からず迷う方もいるのではないでしょうか。ここでは、POSレジの機能をチェックする際のポイントについて解説します。
- まずはPOSレジ導入目的を明確にする
- 必要な機能を洗い出して、搭載されているかどうかチェック
- 機能数に対して価格は見合っているか
- 各機能の使い勝手はどうか
①まずはPOSレジ導入目的を明確にする
どんな製品でもいえることですが、導入を検討する際にはその目的を明確にすることから始めましょう。目的が明確でないと、POSレジの機能はもちろんメーカーを選ぶ基準も分からず時間を無駄にすることにもなりかねません。
導入目的は、店舗が現在抱えている悩みやニーズを洗い出すことで明確化しやすくなります。
それでも悩んでしまう場合には、スタッフやお客様へアンケートをとることもおすすめです。一緒にお店作りをするという意識が高まり、チームとしての連携強化も期待できるでしょう。
②必要な機能を洗い出して、搭載されているかどうかチェック
店舗における導入目的が明確化したら、それを解決できる機能を探していきましょう。
POSレジによって、搭載している機能や得意としている業種は異なります。気になる製品を複数ピックアップして資料請求やメーカースタッフから話しを聞くことがおすすめです。
解決できる機能がどれか分からない場合は、現在店舗が抱える問題を伝えてみるのも良いでしょう。その問題に対してどのような解決方法があるのかを聞くことで、具体的なビジョンもイメージしやすくなります。
③機能数に対して価格は見合っているか
必要な機能がそろっている製品をいくつか絞り込んだ後は、価格の比較も必ず行いましょう。導入費用や月額利用料など、見積を出してもらうことで比較がしやすくなります。
導入時の初期設定やトレーニング・導入後のサポート費についても必要に応じて加えることが大切です。
同じ機能を搭載していても、製品によって価格は大きく異なる場合があります。可能であれば、複数メーカーに相見積もりを出してもらいましょう。希望している機能による適正価格を把握しやすくなり、製品を選ぶ材料にもなります。
④各機能の使い勝手はどうか
盲点ではありますが、機能の有無だけではなく実際の使い勝手も確かめる必要があります。例えば、同じ売上管理機能だとしても日・月別のみしか対応していない製品がある一方、時間帯・属性・部門別分析まで可能な製品もあるのです。
製品によって性能に差があるので、選定時に必ず確認しておきましょう。メーカーによってはデモ機の提供やショールームを設置している場合もあります。可能な限り実際の操作感を試してみれば、導入後の「こんなはずじゃなかった…」を防止できるしょう。
特に機能が充実したPOSレジ(POSシステム)TOP10
ここからは、POSレジ50製品の機能充実度比較をもとに、特に機能数が多く、性能も高いPOSレジTOP10を紹介していきます。
POSレジ50製品の機能充実度比較はこちら
- スマレジ
- POS+(ポスタス)
- USENレジ(旧Uレジ)
- BCPOS
- NECモバイルPOS
- Square(スクエア)POSレジ
- ユビレジ
- FSCOMPASSシリーズ(東芝テック)
- CASHIER POS
- Orange POS
スマレジ
導入価格例 | 112,780円~ | ハードウェア | タブレット型 |
月額料金 | 0円~15,400円 | 対象規模 | 個人店~多店舗チェーン |
■おすすめポイント
- 機能充実度トップクラス
- 連携できる外部システムが豊富
- クリニックや調剤薬局にも対応できる機能を搭載
■紹介文
スマレジは、機能充実度がトップクラスのタブレット型POSレジです。スマレジ・アプリマーケットにより、好みの機能を自由に追加・カスタマイズできます。
連携できる外部システムの種類も豊富で、店舗のニーズに合わせて自由にカスタマイズ可能です。
また、スマレジは飲食店、小売店、美容室、クリニック、調剤薬局など各業種の特殊なシーンで必要な機能まで完備しています。
特にクリニック向けのレセコン・電子カルテとは、データ連携とバーコード連携のどちらも利用できる数少ない製品です。自動釣銭機との連携もできます。
POS+(ポスタス)
導入価格例 | 個別見積り | ハードウェア | タブレット型 |
月額料金 | 6,000円~14,000円 | 対象規模 | 小規模~多店舗チェーン |
■おすすめポイント
- 小売・飲食・美容やサロンに特化した機能が充実
- 標準プランでの機能スペックが高い
- オーダーシステムの種類が豊富
■紹介文
POS+(ポスタス)は小売・飲食・美容やサロンに特化した機能が充実しているPOSレジです。さらに、飲食店向けには小規模店舗に最適なプランもあり、店舗の規模に合わせて選べます。標準プランで搭載している機能のスペックが高く、該当の業種であれば使いやすい製品でしょう。
ハンディやモバイル・テーブルオーダーなど、飲食店に欲しいオプション機能も豊富に取り揃えています。希望するオーダー方法を選択すれば、理想とする店舗運営が実現可能です。サポートが充実しており、全国無制限の駆けつけサービスも追加料金なしで利用できます。
USENレジ(旧Uレジ)
導入価格例 | 180,000円~ | ハードウェア | タブレット型 |
月額料金 | 9,980円~ | 対象規模 | 小規模~多店舗チェーン |
■おすすめポイント
- 飲食・理美容・小売・整体院に特化したプランを提供
- 優れたデータ分析機能
- 店舗に必要なサービスをワンストップで依頼できる
■紹介文
USENレジ(旧Uレジ)は、飲食・理美容・小売・整体院に特化したプランを提供しているPOSレジです。店内BGMでおなじみのUSENが提供しており、店舗運営に必要なサービスをワンストップで依頼できます。Wi-Fiや防犯カメラなどを導入すれば、お客様やスタッフに快適な空間を提供できるでしょう。
また、USENレジは高度な分析機能を標準搭載しているのが特長です。約30種類の多彩な分析機能により多角的にお店の状況を把握できます。全てのプランで24時間365日対応の電話サポートが利用可能です。
BCPOS
導入価格例 | 198,000円~ | ハードウェア | タブレット型/据え置き型/パソコン型 |
月額料金 | 5,000円~ | 対象規模 | 小規模~多店舗チェーン |
■おすすめポイント
- タブレット型・一体型・パソコン型に対応したWindows用POSアプリケーションソフト
- 業種に合わせて機能を選べる
- 「みせめぐ」で店舗アプリを簡単に作成
■紹介文
Windows用POSアプリケーションソフトを利用したPOSレジです。Windowsに対応していればタブレット・専用ハードウェア・PCの全てで利用できます。レジ機能や在庫管理といった基本機能の他にオプションも充実しており、業種に合わせてカスタマイズが可能です。
基本機能だけでも月額5,000円で利用できるので、コストを抑えつつ本格的な運用を行いたい方に最適でしょう。「みせめぐ」を利用すれば無料で店舗アプリを作成でき、デジタル会員証の作成にも対応しています。
NECモバイルPOS
導入価格例 | 個別見積り | ハードウェア | タブレット型 |
月額料金 | 個別見積り ※月額数千円程度 | 対象規模 | 多店舗チェーン |
■おすすめポイント
- 多店舗飲食店向け機能が充実
- POSレジの入れ替え時の機器構成をそのまま使える
- 各種オーダーサービスに標準連携可能
■紹介文
多店舗飲食店向けのサブスク型POSレジです。全店共通のメニューを一括変更できる「差分商品マスターアップロード機能」など多店舗運営に欲しい機能が充実しています。サブスク型なので、時代に合わせた機能のリリースを随時行っている点も特長です。
NECモバイルPOSでは、飲食店でよく使われている多くの機器やサービスと連携ができます。現在のPOSレジと入れ替える際に、機器を再構成することなく導入が可能です。各種オーダーサービスとも標準対応しています。
Square(スクエア)POSレジ
導入価格例 | 92,760円~ | ハードウェア | タブレット型 |
月額料金 | 0円~13,000円 | 対象規模 | 小規模~多店舗チェーン |
■おすすめポイント
- 0円で豊富な機能を使える
- プラスチックのギフトカードやデジタルのeギフトカードに対応
- 特定の金融機関であれば最短翌営業日に入金
■紹介文
月額利用料が0円で、搭載しているほとんどの機能を使えるPOSレジです。約1,500点の商品登録ができ、在庫の種類が多い小売店でも問題なく使用できるでしょう。また、Squareはオンラインと実店舗の両方の注文状況を1台で管理できます。
在庫状況も反映されるので、お客様へのサービス低下の心配もありません。また、店舗オリジナルのギフトカードも無料で作成可能です。プラスチック製のギフトカードからオンラインで使用できるeギフトカードまで対応しています。
ユビレジ
導入価格例 | 95,700円~ | ハードウェア | タブレット型 |
月額料金 | 6,900円~ | 対象規模 | 小規模~多店舗チェーン |
■おすすめポイント
- 飲食・小売・サービス業に特化したPOSレジ
- オプションでオーダーサービスやハンディ機能を使える
- Salesforceと連携した「ユビレジ for Salesforce」に対応
■紹介文
飲食や小売・サービス業に特化した機能を提供しているPOSレジです。会計や店舗情報を分析し売上分析や予測を立ててくれる「ユビレジ for Salesforce」に対応しています。顧客管理もでき、より効果的な経営戦略が立てやすくなるでしょう。
オプションで各種オーダーサービスやハンディ機能を使えるので、飲食店のニーズにも対応可能です。「カンタンがいちばん」をコンセプトに開発しており、誰でも直感的に操作ができるよう画面設計されています。
FSCOMPASSシリーズ(東芝テック)
導入価格例 | 要問い合わせ | ハードウェア | 据え置き型 |
月額料金 | 要問い合わせ | 対象規模 | 多店舗チェーン |
■おすすめポイント
- 飲食店の向け機能が充実
- お店のイメージに合わせて選べる4画面
- シェアNO.1の東芝テック製POSレジ
■紹介文
POSレジシェアNO.1の東芝テックが提供しています。FSCOMPASSは飲食店向けのPOSレジとなっており、さまざまなフードサービスで利用可能です。画面デザインは、お店のイメージに合わせて4種類から選べます。
グループのお客様への割り勘会計も「個別会計」と「均等割勘」のどちらにも対応でき、満足度をあげられるでしょう。外国人スタッフのために、日本語の他に英語と中国語にも言語を変更できる点も特長です。
CASHIER POS
導入価格例 | 128,000円~ | ハードウェア | タブレット型 |
月額料金 | 0円~4,400円 | 対象規模 | 小規模~多店舗チェーン |
■おすすめポイント
- 運用に合わせた独自のハードウェアを選べる
- オリジナルアプリケーションに対応
- 仕入先への自動発注も可能
■紹介文
小規模店舗から多店舗チェーンまでさまざまな規模の店舗に対応できるPOSレジです。運用に合わせた独自のハードウェアを取り揃えています。店舗のニーズに最適なオリジナルアプリケーションの開発も行え、現在の問題を効率良く解消できるでしょう。
あらゆるデータをリアルタイムで把握しており、一定の数量以下になると仕入先へ自動発注する機能も搭載しています。ハードウェアの故障時には代替品を即日発送し、無料交換に素早くといった対応してくれます。
Orange POS
導入価格例 | 要問い合わせ | ハードウェア | タブレット型 |
月額料金 | 要問い合わせ | 対象規模 | 多店舗チェーン |
■おすすめポイント
- ハードウェア・ソフトウェアの両面でカスタマイズの自由度が高い
- 買取を実施する業界も利用可能
- 台数が多くなるほどコストパフォーマンスが良い
■紹介文
ハードウェアとソフトウェアの両面から見てカスタマイズの自由度が高いPOSレジです。全てのシステムを一貫して開発しているため機能の理解度が高く、お客様のニーズに最適な提案ができます。
店舗に寄り添ったカスタマイズにより、通常の販売だけでなく買取による在庫管理も1台のレジで対応可能です。Orange POSの料金はカスタマイズ費とライセンス使用料のみで、台数による変動はありません。そのため、台数が増えるほどコスパが良くなるといえます。
▶総合的なおすすめPOSレジが知りたい方は下記の記事をご覧ください。
POSレジ50製品の機能比較一覧表
POSレジ50製品の搭載機能を比較一覧表にまとめました。
この比較結果に基づき、機能充実度が高いPOSレジTOP10を決定しています。
機能充実度が高いPOSレジTOP10
スマレジ | POS+ | SquarePOSレジ | Airレジ | STORESレジ | ユビレジ | USENレジ(旧Uレジ) | CASHIER POS | BCPOS | EasyPOS | NEXPO | Free POS | LIVEREGI | NOMOCa-Regi | でん票くん | Poscube | Orange POS | Loyverse POS | POSasy | stera pack POS | ワンレジ | tenposAir | かんたん注文 | Okageレジ | Bionly | UMaTレジ | EZネットレジ | NECモバイルPOS | SPIRE | StoreTouch | ONレジ | FScompassNS | リアレジ | BR5 | UNIPOS | ポスモコ | Order Cloudレジ | SalonAnswer | SALONPOS LinQ2 | VIDシステム | Neo POS | Plat’s | POSCO | ShopWorks 7G | BakeryScan | RegiGrow | ハッピーセルフ | Reservia POS | ReTELA | RettyOrder | |
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機能面以外でPOSレジを選ぶときに見ておきたいポイント
ここからは、機能面以外でPOSレジを選ぶ際にチェックしたいポイントについて解説します。
サポート体制や導入時の負担の少なさはどうか
導入前後のサポート力は、POSレジを安定して運用していくうえで非常に重要です。例えば、導入前であればPOSレジの初期設定・設置・商品登録・スタッフへのトレーニングが主に該当します。
導入後は、電話・メール・直接駆けつけなど、トラブル時の対応がほとんどです。全てを利用できれば身体的負担は最小限で済みますが、その分料金がかかります。自店ではどの程度までサポートがあればよいのかを明確にしつつ、料金を比較していきましょう。
操作性・使いやすさはどうか
POSレジの操作性や使いやすさも、長く使用するためには重要視したいポイントです。自身だけでなく店舗のスタッフにとって使いやすい製品を導入するだけで、離職率を抑えることにも役立ちます。
可能であれば、デモを利用してスタッフの意見を取り入れるようにしましょう。デモが難しい場合もショールームやメーカー担当者と打ち合わせをし、画面構成を詳細に確認することが大切です。
会計ソフトやキャッシュレス決済端末と連携できるかチェック
すでに利用したい・利用している会計ソフトやキャッシュレス決済などの外部サービスがある際には、連携できるかチェックしましょう。連携自体は必須ではありませんが、活用することで普段の業務を大幅に効率化できます。
例えば、会計ソフトと連携すると取引履歴をもとに必要なデータが作成可能です。日々の運営状況の確認はもちろん、確定申告の手続きもスムースに行えます。キャッシュレス決済を導入すれば、幅広い決済方法に対応できるようになり顧客満足度アップが期待できるでしょう。
まとめ
POSレジは会計だけでなく、データ分析や顧客管理など店舗の運営に役立つ機能が搭載されています。利用できる機能は多岐にわたっており、医療現場で利用ができるタイプもあるのです。
機能の詳細はメーカーにより異なるので、確認の上導入を検討していくと良いでしょう。