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- おすすめの自動釣銭機付きPOSレジ9選
- 自動釣銭機を使うためにはPOSレジ接続が必須な理由
- POSレジと自動釣銭機を接続させるメリット・デメリット
- 自動釣銭機付きPOSレジの価格や導入費用をおさえる方法
- 自動釣銭機付きPOSレジ選びの重要ポイント
違算の減少によるレジ締め負担の大幅な軽減や、会計時間の短縮などさまざまなメリットのある自動釣銭機付きPOSレジ。
導入を検討するにあたり、以下のような疑問を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「どの製品がお店に合っているのだろうか」
「自動釣銭機を使うにはPOSレジは必須なのか?従来のレジスターとの接続ではダメなのか?」
「自動釣銭機付きPOSレジの導入価格はどれくらいか?」
当記事では、上記のような疑問を解決できるように、「おすすめの自動釣銭機付きPOSレジの紹介」や、「POSレジと自動釣銭機接続の基礎知識やメリット・デメリット」「自動釣銭機付きPOSレジの使い方や運用方法」について解説していきます。
\編集部セレクト!おすすめ自動釣銭機付きPOSレジTOP3/
製品名 | スマレジ自動釣銭機セット | POS+自動釣銭機接続 | BCPOSセミセルフレジ |
---|---|---|---|
写真 | |||
導入価格 | 約1,000,000円 | 要問合せ | 990,000円 |
月額利用料 | 8,800円~ | 6,000円~ | 0円~ |
機能・性能 | 5.0 | 4.7 | 4.6 |
保守・サポート力 | 5.0 | 4.5 | 4.5 |
資料請求 | 資料請求 | 資料請求 | 資料請求 |
すぐに上記以外のおすすめ自動釣銭機付きPOSレジを見たい方は以下のボタンをクリック(タップ)してください。
おすすめ製品を見る前に、まずは自動釣銭機付きPOSレジの基礎知識やメリット・デメリットを知りたい方はこのまま読み進めてください。
POSレジと自動釣銭機の接続よりも先にまずはPOSレジの基礎知識を抑えておきたい方は下記の記事をご覧ください。
自動釣銭機の導入なら豊富なラインナップから選べるBESPRA
自動釣銭機付きPOSレジとは?
自動釣銭機付きPOSレジとは、文字通り自動釣銭機とPOSレジを接続させたレジを意味します。
一般的なPOSレジでは、POSシステムを搭載しているPOSターミナルと釣銭や預り金を入れるキャッシュドロアーを接続して利用しています。自動釣銭機付きPOSレジの場合は、キャッシュドロアーの代わりに釣銭額の自動計算・払い出しが可能な「自動釣銭機」をPOSターミナルに接続させます。
キャッシュドロアーではなく、自動釣銭機を接続することにより釣銭ミスの防止やレジ締め時間の大幅短縮、セミセルフレジ・フルセルフレジ運用の実現、セキュリティの向上といった多数のメリットがあります。
通常のPOSレジ(キャッシュドロアー接続)
自動釣銭機付きPOSレジ
画像の引用:カシオ計算機公式サイト
自動釣銭機と接続するのは”POSレジ”ではないといけないのか?
自動釣銭機と従来の簡易レジスターを接続させた運用や、自動釣銭機単体での運用はできないのか気になる方も多いのではないでしょうか。結論から申し上げますと、自動釣銭機はPOSレジと接続させないと利用はできません。
理由として、自動釣銭機はあくまで釣銭の入出金計算を行う機器なので、技術上POSシステムによる制御が必須になるからです。「価格が高くなるからPOS機能は不要」という方もいらっしゃるかとは思いますが、現在のPOSレジは初期費用・月額利用料0円の製品もあり、あまり価格面に影響は与えないので自動釣銭機導入を機にPOSレジへの切り替えを検討してはいかがでしょうか。
自動釣銭機付きPOSレジの3種類の運用方法を紹介
自動釣銭機連携後の運用方法には大きく分けて、下記の3種類があります。
- 通常のレジとして運用
- セミセルフレジ運用
- フルセルフレジ運用
ここからは、それぞれの運用方法を解説していきます。
通常のレジとして運用
自動釣銭機付きPOSレジの運用方法のひとつ目として、通常のレジと同じ会計の流れで運用する方法が挙げられます。一般的なレジ同様に、機器の操作はすべてレジ担当者が行い、お客さんからもらった預り金をレジ担当者が自動釣銭機へ投入することで会計を行う方法です。
お金を入れることで、自動釣銭機付きPOSレジが自動で釣銭の計算を行ってくれます。計算された釣銭は自動で出金されるので、レジ担当者が釣銭を集め、お客さんへ手渡すのが一般的な流れです。
会計の流れは従来と変わりませんが、自動釣銭機が釣銭出金を行うので正確性が大幅に向上し、過不足に悩まされることが減ります。また、東芝テックの調査によると1回あたりの会計時間が5秒以上短縮するというデータもあります。
セミセルフレジ
自動釣銭機付きPOSレジの2つ目の運用方法はセミセルフレジです。
セミセルフレジは、商品のバーコードの読み取りはレジスタッフが行い、会計はお客さん自身が行います。スーパーマーケットではすでにかなり普及率が高いので、使ったことがある人も多いのではないでしょうか。セミセルフレジのなかには精算後にバーコードやQRコードが発券され、そのコードを読み取ることで会計を行うタイプのものもあります。
精算は慣れたスタッフが行い、金銭の授受は患者さん自身が行うことで会計時間の大幅な短縮につながるのがメリットです。また、スタッフもお金の直接の受け渡しがないため、衛生面や感染症対策の面でも効果を発揮します。
フルセルフレジ
フルセルフレジでは、商品の読み取りから精算までの工程をすべて患者さん自身が行います。精算自体も顧客自身が行うため、セミセルフレジよりもさらにスタッフの負担を軽減することが可能です。
とはいえ、使い方が分からないというお客さんをサポートする必要があるため、常にスタッフは付近でスタンバイしておく必要があるでしょう。フルセルフレジによっては、現金かキャッシュレスか支払方法をお客さん自身で選択できるような機能をつけることもできます。店舗において、スタッフが現金を触らなくて済むので感染対策にもつながるでしょう。
自動釣銭機付きPOSレジの導入メリット・デメリット
ここからは、POSレジと自動釣銭機を接続させた自動釣銭機付きPOSレジの導入メリットとデメリットを解説していきます。
メリット
主なメリットとしては、下記が挙げられます。
- 会計ミス、お釣りの違算がなくせる
- レジ業務の効率化、スタッフ負担の軽減
- 待ち時間の短縮
- お金の手渡しがなくなり、感染症対策に
- スタッフなどによる盗難の防止に
まずは、それぞれのメリットを詳しくみていきましょう。
会計ミス、お釣りの違算がなくせる
最初のメリットは「会計ミスやお釣りの違算がなくせる」という点です。これまでも会計レジを使い自動で計算していましたが、お金を数える作業は手動で行ってきました。手動での作業の場合、どうしても人的ミスが発生するリスクが生じます。
特に忙しい時間帯であれば、スタッフの負担も大きくミスが発生しやすいでしょう。その点、自動釣銭機にお金を投入すれば、正確なお釣りが自動的に吐き出されます。それにより、会計ミスやお釣りの違算をなくすことができるでしょう。
レジ業務の効率化、スタッフ負担の軽減
次のメリットは「レジ業務の効率化、スタッフ負担の軽減」です。POSレジと連携させることで、機械が精算業務を行ってくれるようになります。さらに、さまざまなデータをのこしておくことができるので、スタッフのレジ業務や記録をつける日々の作業から解放されるでしょう。
さらに、POSレジと自動釣銭機を連動させることで、精算・会計業務の難易度がはるかに下がります。それにより、新人スタッフでも比較的早く業務に慣れることができるでしょう。これまでの新人育成業務の負担を削減できるのもメリットのひとつです。
待ち時間の短縮
「待ち時間の短縮」につながるというメリットもあります。特に医療機関や病院での精算業務は複雑なため、会計までの待ち時間がどうしても長くなりがちです。特に体の不調を抱えて来院している人にとって、長時間の待ち時間は非常に苦痛と感じてしまうでしょう。
その点、POSレジに自動精算機を連携させることで精算・会計業務がスムーズに行われるため、会計レジに長蛇の列ができるという事態を避けることができます。待ち時間を短縮することで、患者さんの満足度を高めることもできるでしょう。
お金の手渡しがなくなり、感染症対策に
「お金の手渡しがなくなり、感染症対策に」なるという点も挙げられます。これまでの会計レジの場合、スタッフとお客さんが至近距離で金銭の授受を行う必要がありました。
自動釣銭機では金銭の授受を機械を通して行うため、スタッフとお客さんが接触する必要がありません。また、お金は不特定多数の人が触れるものであるため、さまざまな菌が付着しています。スタッフがお金に直接触る必要がないので、衛生面でも効果的でしょう。
スタッフなどによる盗難の防止に
最後は「スタッフなどによる盗難防止」というメリットが挙げられます。疑いたくはありませんが、お釣りのごまかしや売上金の着服などといった犯罪が起こる可能性は否定できません。
中にはレジの空打ちによる不正な売上金の横領が起こるケースもあります。その点、自動釣銭機であれば、レジの空打ちやお釣りのごまかしはできません。それにより、スタッフによる内部犯行のリスクを避けることができるでしょう。
デメリット
メリットの多い自動釣銭機ですが、下記のようなデメリットもあります。
- 費用がかかる
- 設置に広いスペースが必要
ここからは、POSレジと自動釣銭機を連動させるデメリットをみていきましょう。
費用がかかる
一番のリスクとしては「費用がかかる」という点が挙げられます。費用面がネックになり、自動釣銭機を導入できないという施設も多いでしょう。自動釣銭機を導入する場合、初期導入費用の相場として100万~150万円が必要になります。
さらに、初期費用だけでなく、月額利用料も予算に入れておかなければなりません。また、保守料やメンテナンス料が3万円程度かかることがあるので、クリニックにとっては毎月の出費が大きな負担になることがあるでしょう。
設置にある程度のスペースが必要
次のデメリットとしては「設置に広いスペースが必要」だという点が挙げられます。自動釣銭機のほとんどが、これまでの会計レジに比べてサイズが大きくなります。さまざまな機能が付いている分、大きいサイズになってしまうのは仕方のないことといえるでしょう。
しかし、これまでのようにデスクの上に気軽に置けるサイズではなくなるので、注意が必要です。広いスペースだけでなく、電源線も考慮しなければなりません。導入を検討している自動釣銭機のサイズを確認し、スペースを確保しておくようにしましょう。
おすすめの自動釣銭機付きPOSレジ7選
ここからは、自動釣銭機が連携(接続)できるPOSレジメーカーを紹介します。
おすすめの自動釣銭機付きPOSレジ7選
1. スマレジ自動釣銭機セット|スマレジ株式会社
2. POS+自動釣銭機接続|ポスタス株式会社
3. Free POS+ACE-100|株式会社バルテック
4. POSCO自動釣銭機レジセット|株式会社ポスコ
5. LIVEREGI+グローリー300|株式会社藤田電機製作所
6. NeoSarf/POS+FAL3|NECソリューションイノベータ
7. BCPOSセミセルフレジセット|株式会社ビジコム
8. つりペイ君|旭精工株式会社
9. V-R200+自動釣銭機(ECS-777)|カシオ計算機株式会社
スマレジ自動釣銭機セット|スマレジ株式会社
スマレジは他のPOSレジと比較しても、低価格かつ圧倒的な高機能を誇るおすすめ度ナンバーワンのPOSレジです。基本的なレジ機能はもちろんのこと、売上から経営状態の把握に至るまで経営に必要なさまざまな情報を確認することができます。
全国にショールームがあるので、実際に足を運んで試してみることも可能です。いくつかのプランがありますが、月額7,700円のプレミアムプラスプラン以上で自動釣銭機と連携させることが可能です。実績も豊富なので、安心して導入することができるでしょう。
■おすすめポイント
- リアルタイムで在庫確認ができる
- 幅広い業種・規模の店舗で導入が可能
- 高機能で低価格なのでコスパが良い
■製品情報
初期費用 | 約1,000,000円(プレミアムプラスプランの場合) |
月額 | 7,700円 |
自動釣銭機機種 | 自動釣銭機グローリー380 |
おすすめの業種 | 全業種 |
主なPOSの機能 | 基本のレジ機能、売上管理、分析機能など |
保守対応 | 年間保守契約※オプション |
特長 | クレジットカードや電子マネーなどさまざまな決済手段に対応 |
POS+自動釣銭機接続|ポスタス株式会社
ポスタスも前述のスマレジ同様、さまざまな業種から人気のPOSレジです。飲食店や小売店、美容の業種に特化した機能が装備されています。機能やサイズを選ぶこともできるので、お店の設置スペースや必要に合わせて利用できるでしょう。
また、自動釣銭機連携の場合はお客さんの操作だけで受付から会計まで完結させるフルセルフレジから、会計のみお客さんが行うセミセルフレジまで運用方法を選ぶことができます。オプションでセルフレジだけでなく、順番待ちシステムやモバイルオーダーなどの機能を付けることも可能です。
■おすすめポイント
- それぞれの業種に特化した機能を装備したPOSレジ
- オプションで機能の追加が可能
- オンラインやチャットで相談が可能
■製品情報
初期費用 | 要問合せ |
月額 | 6,600円~ |
自動釣銭機機種 | 要問合せ |
おすすめの業種 | 飲食店、小売店、美容・サロン |
主なPOSの機能 | 売上・顧客管理、在庫管理、販促機能、電子カルテ機能 |
保守対応 | 365日電話サポート、無制限の駆けつけサービス |
特長 | スペースに合わせた機能・サイズを選択可能 |
Free POS+ACE-100|株式会社バルテック
「Free POS」は基本のレジ機能はもちろん、各業種に特化した機能を付けられるPOSレジです。一括支払いだけでなく、レンタルやリースなどのプランもあるので自施設にあった方法を選ぶようにしましょう。レンタルやリースの場合、最短3営業日で使用できるようになります。
自動硬貨紙幣釣銭機はコンパクト設計なので、スペースが限られた店舗にもおすすめです。入金や出金の流れはLED点灯でフォローしてくれるので、初めての方や高齢の方でも分かりやすく使用することができるでしょう。
■おすすめポイント
- 自動硬貨紙幣釣銭機は業界最小クラスのコンパクト設計
- 3,000社以上の導入実績
- 全国のショールームでお試しが可能
■製品情報
初期費用 | 要問合せ |
月額 | 8,000円~ |
自動釣銭機機種 | 紙幣硬貨釣銭機(ACE-100) |
おすすめの業種 | 小売・アパレル、飲食、カラオケ、ネットカフェ、サロンなど |
主なPOSの機能 | 顧客管理、売上集計、在庫管理、予約管理など |
保守対応 | 無償バージョンアップ、リモート対応 |
特長 | 各業種に特化した機能が選べる |
POSCO自動釣銭機レジセット|株式会社ポスコ
「POSCO」は、さまざまな端末でのPOSレジサービスを提供しています。タブレット型のPOSレジもあり、スペースの限られたクリニックでも置くことができるでしょう。スペースに余裕があれば、操作性・拡張性に優れたパソコンタイプのレジがおすすめです。
病院への導入実績も豊富で、使い勝手の良いPOSレジをセミオーダーすることができるでしょう。キャッシュレス決済連動や他施設管理、院内の商品販売管理、在庫管理といったオプション機能を選ぶこともできます。
■おすすめポイント
- 誰もが直感的に操作できるシンプルな画面設計
- さまざまなシステムと連携できる拡張性
- 患者別やドクター別の充実した集計機能付き
■製品情報
初期費用 | 要問合せ |
月額 | 要問合せ |
自動釣銭機機種 | 要問合せ |
おすすめの業種 | 行院・クリニック、小売・サービス、旅館、スクールなど |
主なPOSの機能 | 売上入力、患者別集計、商品マスタ登録、JANマスタ管理、仕入先マスタ管理など |
保守対応 | 要問合せ |
特長 | セミオーダーで使い勝手の良いカスタマイズが可能 |
LIVEREGI+グローリー300|株式会社藤田電機製作所
「LIVEREGI」は初期費用のみで導入できる「一括購入型」だけでなく「分割購入型」、さらには初期費用不要の「サブスクプラン」などが用意されています。ニーズや予算に合わせて、適切な料金プランを選ぶことができるでしょう。
「対面式」「リレー式」「独立式」の3種類から選べますが、医療機関には独立精算方式がおすすめです、レセコンと連携させ、POSレジから出力されたQRコード伝票を読み取ることで患者さんが自分で会計を行います。
■おすすめポイント
- レセプト連携で待ち時間の短縮が可能に
- 幅広い業種への豊富な導入実績
- 簡単操作でクーポン配信などの反則が可能
■製品情報
初期費用 | 855,000円~(自動釣銭機一括費用) |
月額 | 11,000円~※釣銭機連動ありの場合 |
自動釣銭機機種 | 要問合せ |
おすすめの業種 | 医療機関、飲食店、スーパーなど |
主なPOSの機能 | 顧客管理、分析機能、販促ツールなど |
保守対応 | 年間保守、リモートサポート※オプション |
特長 | 買い切りや分割など柔軟な料金プランを用意 |
NeoSarf/POS+FAL3|NECソリューションイノベータ
「NeoSarf/POS」は小売業向けのPOSシステムです。NEC製品だけでなく、他社製のPOS専用機とも連携できます。また、ノートパソコン1台あればPOS業務が行えるので、スペースが限られたクリニックにもおすすめです。
さらに、NECで蓄積されたノウハウを用いて、さまざまな要望に対応してくれます。たとえば「導入後に追加したい機能がある」などといった希望にも対応可能です。リモート操作や24時間対応のヘルプデスクなど、保守対応も充実しているので安心です。
■おすすめポイント
- シンプルに操作できるPOSレジ機能
- 導入後のカスタマイズにも柔軟に対応
- 使いやすいきめ細かな機能を搭載した自動釣銭機
■製品情報
初期費用 | 要問合せ |
月額 | 要問合せ |
自動釣銭機機種 | 要問合せ |
おすすめの業種 | アパレル、雑貨店、ドラッグストア、ホームセンタ、売店など小売業 |
主なPOSの機能 | 店舗管理、在庫管理、顧客管理など |
保守対応 | 365日対応のヘルプデスク、リモート操作 |
特長 | 多機能・高性能を兼ね備えた信頼性の高い自動釣銭機 |
BCPOSセミセルフレジセット|株式会社ビジコム
「株式会社ビジコム」からは、クリニック・調剤薬局向けのセミセルフレジセットが販売されています。レセコンから出力されたQRコードやNON-PLUバーコードを読み取ることで、効率的に会計業務を行うことができるでしょう。
別売りで、決済端末や卓上スマホリーダーを購入することも可能です。キャッシュレスに対応することで、クリニックの集患にもつながるでしょう。セミセルフレジ運用はもちろんのこと、釣銭機をスタッフ側に向ければ通常の自動釣銭機POSレジとしても使用できます。
■おすすめポイント
- 実導入数が21,000台以上のPOSレジメーカー
- レセコンの調剤会計とOTC医薬品と一括会計が可能
- キャッシュレス決済や自動釣銭機との連携で感染拡大防止
■製品情報
初期費用 | 990,000円~ |
月額 | 0円~ |
自動釣銭機機種 | 要問合せ |
おすすめの業種 | 汎用 |
主なPOSの機能 | 通常レジ機能、商品在庫・本部管理、NSIPS連携など |
保守対応 | ソフトウェアの無償バージョンアップ、電話サポート、ハードウェアサポート(オプション) |
特長 |
つりペイ君|旭精工株式会社
つりペイ君は旭精工株式会社が販売する格安小型自動釣銭機付きレジです。他社に比べて大幅に低価格で導入することができ、コストを抑えたいお店におすすめです。また、低価格製品とはいえ性能や機能の充実度も特別劣っているわけではありません。
つりペイ君のもう一つの特徴は、サイズが小型で容量が多いという点です。一般的な自動釣銭機が横幅50cm×縦幅50cmであるのに対して、つりペイ君の場合約45cm×45cmと、他社製品の約80%設置面積になります。また、以下の通りの硬貨・紙幣容量となっており、一般的な製品の2倍程度の容量となっています。
硬貨部 | 紙幣部 | |
---|---|---|
払出金庫容量 | 500円 : 約220枚 100円 :約350枚 50円:約380枚 10円 :約320 5円 : 約400枚 1円:約400枚 | 千円 : 約200枚 |
受入金庫容量 | – | 約300枚 (混合) |
また、メーカーである旭精工株式会社は硬貨釣銭機を10年以上世界54ヶ国で展開してきており、欧州中央銀行の認証も受けた実績あるメーカーです。格安の自動釣銭機でありながら品質の高さに対する信頼度は十分です。
■おすすめポイント
- 格安で導入可能な自動釣銭機付きレジ
- 他社比較設置面積約80%。限られたスペースに設置できる小型サイズ
- 硬貨容量が一般的な製品の約200%なので棒金ドロワも不要
■製品情報
初期費用 | 800,000円~ ※リテール市場価格 |
POSシステム月額利用料 | 0円~ |
自動釣銭機機種 | 要問合せ |
おすすめの業種 | 汎用 |
主なPOSの機能 | 通常レジ機能、商品在庫など |
保守対応 | 要問合せ |
特長 | 低価格・小型・大容量 |
V-R200+自動釣銭機(ECS-777)|カシオ計算機株式会社
V-R200+自動釣銭機(ECS-777)はPOSレジの大手メーカー「カシオ計算機」が販売する自動釣銭機付きレジです。カシオ計算機が開発したPOSレジ「V-R200」と富士電機が開発して自動釣銭機「ECS-777」が接続した製品です。
自動釣銭機側の釣銭補充やエラー対処の操作をPOSレジに搭載された大型ディスプレイで操作するので、操作性が高く使いやすい製品となっています。また、「ECS-777」は比較的低価格な自動釣銭機となっているので、導入価格も抑えられています。
自動釣銭機は入出金部の投入口が広く、LEDライトが搭載されており、照明が暗いお店でも使いやすい設計になっています。
■おすすめポイント
- 自動釣銭機の操作をPOSレジ端末の大型ディスプレイでできるので使いやすい
- 自動釣銭機の入出金部にLEDライト搭載。投入口も広い。
- 自動釣銭機「ECS-777」が低価格なので、ローコストで導入可能
■製品情報
初期費用 | 個別見積り |
月額 | 個別見積り |
自動釣銭機機種 | ECS-777 |
おすすめの業種 | 汎用(飲食店、小売店、クリニック、薬局、自治体での導入実績あり) |
主なPOSの機能 | 通常レジ機能、商品在庫など |
保守対応 | 要問合せ |
特長 | 操作性が高く使いやすい |
重視する観点別のおすすめ自動釣銭機付きPOSレジ
ここからは、それぞれのお店が重視する以下の観点別におすすめの自動釣銭機付きPOSレジを紹介していきます。
- 価格の安さ
- 性能・機能の充実度
「価格の安さ」を重視するお店におすすめの自動釣銭機付きPOSレジ
価格の安さを重視するお店向けに以下の基準で各製品を評価し、おすすめの自動釣銭機付きPOSレジを選定いたしました。安さ重視で自動釣銭機付きPOSレジを選びたい方におすすめの製品です!
- 導入価格
- 導入後のランニングコスト
▼「価格の安さ」を重視するお店におすすめの自動釣銭機付きPOSレジTOP2
製品名 | つりペイ君 | BCPOS自動釣銭機セット |
---|---|---|
写真 | ||
導入価格例 | 800,000円~ ※リテール市場価格 | 990,000円~ |
POSシステム月額利用料 | 0円~ | 0円~ |
性能・使いやすさ | 3.5 | 4.7 |
保守・サポート力 | 4.0 | 4.5 |
資料請求 | 資料請求 | 資料請求 |
「性能・機能の充実度」を重視するお店におすすめの自動釣銭機付きPOSレジ
性能・機能の充実度を重視するお店向けに以下の基準で各製品を評価し、おすすめの自動釣銭機付きPOSレジを選定いたしました。性能の高さや機能の充実度を重視して自動釣銭機付きPOSレジを選びたい方におすすめの製品です!
性能・機能充実度は自動釣銭機の性能及び搭載しているPOSシステムの機能充実度から評価しています。
- 自動釣銭機の性能
- 大型タッチパネルディスプレイの有無
- 入出金口の広さ、LEDの有無
- エラー発生時の対処しやすさ
- 処理速度
- 紙幣・硬貨容量
- 搭載するPOSレジシステムの機能充実度
- 機能の豊富さ
- 各種機能の使いやすさ
- その他機能に関する優位性
▼「性能・機能の充実度」を重視するお店におすすめの自動釣銭機付きPOSレジTOP2
スマレジ自動釣銭機レジセット | BCPOS自動釣銭機レジセット | |
---|---|---|
写真 | ||
導入価格 | 約100万円 | 990,000円 |
処理速度(入金) | 硬貨:6枚/秒 紙幣:2.5枚/秒 | 硬貨:6枚/秒 紙幣:4枚/秒 |
処理速度(出金) | 硬貨:2.7秒/999円 紙幣:2.7秒/9,000円 | 硬貨:1秒/999円 紙幣:2.7秒/9,000円 |
タッチパネルディスプレイ | ◎ | × |
入出金部のLEDライト | × | ◎ |
紙幣入金のしやすさ | ◎ | ◎ |
自動釣銭機性能に関するコメント | 大型のディスプレイでのガイダンスがわかりやすく、エラー発生時にも安心 | 入出金部にLEDがついていて使いやすい。セブンイレブンでも使われている |
POSレジ機能の豊富さ | 5.0 | 4.6 |
POSレジ機能の使いやすさ | 5.0 | 4.1 |
POSレジ機能に関するコメント | 搭載するPOSレジの「スマレジ」の機能の豊富さはトップクラス。必要な機能を選んで追加できる点も魅力。 | 幅広い業種に対応した機能がそろったクラウドPOSレジ搭載。法改正時のアップデート対応も速い。 |
資料請求 | 資料請求 | 資料請求 |
自動釣銭機付きPOSレジの価格はどれくらい?
ここからは、自動釣銭機付きPOSレジの価格相場や費用体系を紹介していきます。
まず費用体系は大きく分類すると下記の通りです。それぞれ相場を紹介していきます
- 導入価格
- ランニングコスト(POSレジの月額利用料+保守費用)
自動釣銭機付きPOSレジの導入価格相場は?
自動釣銭機付きPOSレジの導入価格相場は、100~150万円です。内訳としては、まず自動釣銭機本体の価格相場が30~100万円になります。その他の周辺機器を含めたPOSレジの導入費用相場が10万円~40万円、接続手数料が10万円程度、合わせて100~150万円程度になります。
導入費用総額 | 100~150万円 |
自動釣銭機本体の価格 | 30~100万円 |
POSレジ+自動釣銭機以外の周辺機器の価格 | 10万円~40万円 |
接続手数料 | 10万円 |
自動釣銭機付きPOSレジのランニングコストの相場は?
自動釣銭機付きPOSレジのランニングコストの相場は、月額0円~4万円になります。内訳として、POSレジの月額利用料が0円~2万円、自動釣銭機やPOSレジの年間保守料金が0円~20万円、合わせて月額おおよそ0円~4万円が価格相場になります。
ランニングコスト総額 | 0円~4万円/月 |
POSレジ月額利用料 | 0円~2万円/月 |
年間保守料金 | 0円~20万円/年 |
おすすめ自動釣銭機付きPOSレジの導入価格・ランニングコスト比較表
本記事で紹介している自動釣銭機付きPOSレジの価格を比較表にまとめましたので確認してみてください。
表が横に長いのでスクロールしながらご覧ください。
スマレジ自動釣銭機セット | POS+自動釣銭機接続 | Free POS+ACE-100 | POSCO自動釣銭機レジセット | LIVEREGI+グローリー300 | NeoSarf/POS+FAL3 | BCPOSセミセルフレジセット | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
写真 | |||||||
自動釣銭機本体価格 (自動釣銭機名) | 845,000円~ | 845,000円~ | 要問合せ | 要問合せ | 845,000円~ | 要問合せ | 640,000円~ |
導入費用総額 | 約1,000,000円 | 要問合せ | 要問合せ | 要問合せ | 998,000円~ | 70万円~100万円 | 990,000円~ |
ランニングコスト | 8,800円~ | 6,000円~ | 8,000円~ | 要問合せ | 12,500円~ | 70万円~100万円 | 8,000円~ |
資料請求 | 資料請求はこちら> | 資料請求はこちら> | 資料請求はこちら> | 資料請求はこちら> | 資料請求はこちら> | 資料請求はこちら> | 資料請求はこちら> |
自動釣銭機連携POSレジの導入費用を安く抑える方法
自動釣銭機連携POSレジはどうしても費用がかかります。導入費用を抑えるためには、下記の方法を検討してみましょう。
- 補助金を活用する
- レンタル・リース・サブスクを活用する
ここからは、それぞれの方法を具体的に解説していきます。
補助金を活用する
まずは「補助金を活用する」方法です。自動釣銭機の導入には「ものづくり補助金」や「IT導入補助金」、「業務改善助成金」などを活用できる可能性があります。時期や機器によっては、使えないこともあるので事前に確認するようにしましょう。
上記の助成金は中小企業が対象となります。さらに、誰でも活用できるものではなく、申請後に審査が必要です。メーカーによっては補助金申請をサポートしてくれるところもありますので、確認しておくこともおすすめです。
自動釣銭機の補助金については下記の記事詳しく解説しています。気になる方はチェックしてみてください。
レンタル・リース・サブスクを活用する
購入ではなくレンタルやリース、サブスクを活用するという方法もあります。レンタルは短期間で借りられ、中途解約も可能ですが機器詳細は選ぶことができません。リースはレンタルよりも契約期間が長くなりますが、その分レンタルよりも割安で利用できます。中途解約はできないので注意しましょう。
サブスクは毎月定額料金を払うことで機器を借りられるシステムのことです。自然故障であれば、交換してもらうこともできます。いつでも解約できるので、手軽に契約できるのも特徴です。レンタル・リース、サブスクの特長を理解し、自施設に合ったプランを利用しましょう。
自動釣銭機のレンタルやリースについては下記の記事で詳しく解説しています。
導入前に知っておきたい自動釣銭機とPOSレジの基礎知識
ここからは自動釣銭機とPOSレジの基礎知識について解説していきます。
自動釣銭機とは?
自動釣銭機とは、POSレジと連携させることで紙幣や硬貨を投入すると自動で釣銭額を計算してくれる機械のことです。計算したうえで、正確な金額を吐き出すのでさまざまな人的ミスを防ぐことができます。お金を数える時間の短縮や、現金の過不足回避にもつながるでしょう。
POSレジと連携させることで、POSレジで計上した会計情報を基にお釣りを自動計算してくれます。
自動釣銭機の基礎知識についてさらに詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
POSレジとは?
自動釣銭機の利用に必須となるPOSレジですが、従来の簡易レジスターを使っている方で、イマイチ違いや必要性がよくわからないという方もいるのではないでしょうか。
POSレジとは、POSシステムを搭載したレジのことを指します。POSレジでは会計だけでなく、会計と同時に売上データの計測・収集、在庫状況の管理、顧客の管理、ポイントの管理といったことが同時に行うことができます。
POSレジのPOSとはPoints of Salesの略で、日本語に訳すと「販売時点情報管理」という意味になります。従来のレジスターでは、1日の終わりに売り上げをすべて集計していましたが、POSレジであれば売り上げがデータとして自動的に集計されているので大幅に業務効率が可能です。
また、売上データは金額だけでなく、日時や顧客属性データなどマーケティングに必要な情報も蓄積するので、販売に活かすことができます。最新のPOSレジでは、売上管理機能だけでなく、顧客管理、在庫管理、お店の予約管理、LINEとの連携など多数の機能が搭載されています。
POSレジについてさらいに詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
自動釣銭機付きPOSレジの使い方とよくあるトラブル対処マニュアル
ここからは、自動釣銭機付きPOSレジを導入する前に知っておきたい使い方やトラブル対処法を解説していきます。
自動釣銭機の2種類の使い方
自動釣銭機には会計の流れによって「入金優先運用」と「釣銭優先運用」の2種類の使い方(運用方法)があります。
それぞれ解説していきます。
正確性を重視したいなら入金優先運用
入金優先運用の会計の流れは、まずお客さんから受け取った預り金をすぐに自動釣銭機に入金します。入金した金額を自動釣銭機が計算し、釣銭を出金します。出金されたお釣りをお客さんに渡して会計終了です。
預り金の計数を自動釣銭機が行うので、正確性が高い運用方法です。
スピードを重視したいなら釣銭優先運用
釣銭優先運用の会計の流れは、まずお客さんから預り金を受け取ったらすぐに自動釣銭機に入金せず、スタッフが金額を計数します。計数した預かり金額をPOSレジに入力すると、釣銭が自動釣銭機から出金されるのでお客さんに渡します。その後預かり金を自動釣銭機に入金します。
スタッフが計数を行うので、入金優先運用スピードが上がります。ただし正確性では劣ります。
自動釣銭機付きPOSレジのよくあるトラブル対処マニュアル
自動釣銭機付きPOSレジを使用する中でよくある下記のようなトラブルと対処マニュアルを解説していきます。
- 自動釣銭機に紙幣や硬貨が詰まる・ごみなどの異物が混入する
- 自動釣銭機に紙幣が入らない
- 自動釣銭機とPOSレジがうまく接続しない
自動釣銭機に紙幣や硬貨が詰まった・異物混入したときの対処マニュアル
自動釣銭機に折れた紙幣の投入、大量硬貨の硬貨を一気に入れた場合など内部で詰まることがあります。
お金が詰まってしまった(異物混入した)際は、自動釣銭機を開いて内部から詰まりを取り除く必要があります。
多くの自動釣銭機はセキュリティキーを使わないと開きません。セキュリティキーのありかがわからないというケースが一番時間をとってしまうので、まずおさえておきたいポイントとして全スタッフがセキュリティキーを誰が持っているか知っておく必要があります。
自動釣銭機をセキュリティキーを使って開いた後は、自動釣銭機のディスプレイに表示される案内に従って詰まりを取り除いていきます。以下の動画はグローリーの自動釣銭機に紙幣が詰まってしまったときの対処法をわかりやすく解説していますので、チェックしてみてください。
自動釣銭機にお札が入らないときの対処マニュアル
自動釣銭機にお札が入らないときの理由は下記の2点です。
- 紙幣・硬貨容量が満杯
- お札が汚損金(破れていたり、汚れていたりする)
紙幣・硬貨容量が満杯の場合は自動釣銭機からお金を出金する必要があります。自動釣銭機のディスプレイから現金在高を確認し満杯となっている場合は出金疎さを行いましょう。
お札が汚損金の場合は、自動釣銭機に入らないだけでなく、無理に入金すると詰まってしまう恐れがあります。お客様に説明し、違う紙幣をご利用いただくかキャッシュレス決済等の案内を行いましょう。
自動釣銭機とPOSレジがうまく接続しない場合の対処マニュアル
自動釣銭機とPOSレジがうまく接続しない原因はネットワークのエラーです。
以下の点をチェックしましょう。
- POSレジ端末やPOSレジアプリ、自動釣銭機の再起動を行う
- POSレジと自動釣銭機を接続するケーブル類の接触を確認する
- ローカルネットワークの設定が正しいかチェックする
- レシートプリンターがからレシートが出ない場合は、レシートプリンターとPOSレジのWifiを統一する
まとめ
POSレジと自動釣銭機を連携するメリットや、おすすめのPOSレジを紹介しました。クリニックや病院において、衛生面は重要視したいポイントです。自動釣銭機であれば、スタッフが直接現金を触る必要がないため衛生的です。
また、待ち時間の短縮にもつながるため、顧客満足度も向上するでしょう。自動釣銭機を選ぶ際には、POSレジと連携できるものを選ぶことがポイントです。複数メーカーの自動釣銭機を比較し、自施設に合ったものを選ぶようにしましょう。
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