券売機の価格・値段を比較!導入費用相場や最安値・激安製品は?

券売機の価格・値段を比較

「券売機の値段ってどれくらいするの?」
「券売機の価格を比較して、コスパの良い製品を導入したい」

このように思っていませんか?
一口に券売機といっても製品によって価格は、50〜200万円程度とかなり幅があります。

そこで本記事では、皆様に最適な価格で券売機を導入いただけるように、
タイプ別の価格相場主要全製品の導入費用一覧、相場より安い券売機の紹介補助金情報など完全網羅で解説していきます。

自店舗に最適な製品を選ぶ参考にしてみてください!

\希望条件に合う券売機を手っ取り早く知りたい方は、お気軽にお問合せください/
券売機選びのお悩みならBESPRA(べスプラ)にご相談ください。
券売機に精通したプロのコンシェルジュが、希望条件をお伺いし最適な製品を無料でご案内します。手間ナシでぴったりな券売機が見つかります。製品の非公開情報や相場観などもお気軽にご質問いただけます!
Webフォームでのご相談はこちら
コンシェルジュに相談(無料)
お電話でのご相談はこちら
03-3673-5610受付時間10:00~18:00(土日祝日除く)
目次

新品の券売機の価格相場をタイプ別に紹介

券売機は、以下のようなタイプに分けられます。

  • 卓上型・ボタン式券売機
  • 床置き型の低額対応ボタン式券売機
  • 床置き型の高額対応ボタン式券売機
  • タッチパネル式券売機

ここでは、券売機の価格相場をタイプ別で紹介します。

卓上型・ボタン式券売機の価格相場&導入費用一覧

小型で卓上に置くタイプのボタン式券売機の価格相場は50万円~101万円平均価格は約63万円でした。最安値はマミヤ・オーピーの「Operal VMT-120」で495,000円、最高値はFujitakaの「FK-AE30」で1,010,900円です。

最安値と最高値の製品の違い

卓上型・ボタン式券売機の最高値であるFujitakaの「FK-AE30」は高額紙幣(1万円札・5,000円札)に対応していますが、最安値のOperal VMT-120は低額紙幣(1,000円札)のみの対応です。

他にも、入金された紙幣をそのまま釣銭として利用できる、「還流式ビルバリ」が最高値製品には搭載されていますが、最安値製品には搭載されていません。

スクロールできます
製品名Operal VMT-120FK-AE30VT-S20KT-124NNKT-130NNFK-CX
製品写真Operal VMT-120FK-AE30VT-S20KT-124NNKT-130NNFK-CX
本体価格(定価)495,000円1,010,900円550,000円555,500円540,942円625,900円
メーカーマミヤ・オーピーFujitakaグローリー芝浦自販機芝浦自販機Fujitaka

床置き型の低額対応ボタン式券売機の価格相場&導入費用一覧

床置き型の低額紙幣対応(高額紙幣には対応できない)タイプのボタン式券売機の価格相場は62万円~86万円平均価格は75万円でした。最安値は芝浦自販機の「KB-172NNSシリーズ」で624,800円、最高値はFujitakaの「FK-ADⅡS」です。

最安値と最高値の製品の違い

床置き型の低額対応ボタン式券売機の最安値はKB-172NNSシリーズで最高値はFK-ADⅡSですが、価格の安いKB-172NNSシリーズの方が機能としては充実しています。

KB-172NNSシリーズは最大72ボタンでフリーレイアウト対応です。LAN対応で券売機本体とパソコンの直接リンクも行えます。一方、最高値の製品はデザインの統一感がありシンプルな券売機です。コスパの観点から見るとKB-172NNSシリーズの方が優れているでしょう。

スクロールできます
製品名FK-ADⅡSVT-B20KB-172NNSシリーズBT-L350
製品写真FK-ADⅡSVT-B20KB-172NNSBT-L350
本体価格(定価)866,800円700,000円624,800円825,000円
メーカーFujitakaグローリー芝浦自販機NECマグナス

床置き型の高額対応ボタン式券売機の価格相場&導入費用一覧

床置き型の高額紙幣対応(1万円札や5千円札に対応できる)タイプのボタン式券売機の価格相場は118万円~203万円平均価格は151万円でした。最安値はFujitakaの「FK-ADⅡ」で1,188,000円、最高値は芝浦自販機の「KC-BX」で2,037,037円でです。

最安値と最高値の製品の違い

最安値のFK-ADⅡと最高値のKC-BXの違いは、機能充実度の差です。
KC-BXはキャッシュレス決済への対応や、自由なボタンレイアウトなど、最安値のFK-ADⅡにはない機能を搭載しています。

スクロールできます
FK-ADⅡVT-G20KB-272EXKC-BXBT-e3
製品写真FK-ADⅡSVT-G20KB-272EXKC-BXBT-e3
本体価格(定価)1,188,000円1,540,000円1,295,800円2,037,037円要お問い合わせ
メーカーFujitakaグローリー芝浦自販機芝浦自販機NECマグナス

タッチパネル式券売機の価格相場&導入費用一覧

タッチパネル式券売機の価格相場は48万円~254万円平均価格は123万円でした。
最安値はユニエイムの「CASHIER POSキャッシュレス専用」で480,000円、最高値は芝浦自販機の「KC-TX」で2,546,297円です。

最安値と最高値の製品の違い

最安値のCASHIER POSキャッシュレス専用と最高値の券売機KC-TXの違いは、支払い方法にあります。CASHIER POSキャッシュレス専用は、文字通り、支払い方法はキャッシュレス決済のみです。

一方、KC-TXは現金、キャッシュレス決済に対応しています。また、動画再生機能でおすすめの商品を動画で流すことができるなど、機能が非常に充実している点にも違いがあります。

表が横に長いのでスクロールしてご覧ください。

スクロールできます
製品名Operal VMT-600 SeriesFMC-27VAVT-T20MKC-TXKC-TSMP-T4S楽らく券助 FSC-156TUSEN Ticket&payCASHIERキャッシュレス専用CASHIER POS現金対応自動釣銭機付券売機セットBigTouch リアレジ券売機
製品写真Operal VMT-600 SeriesFMC-27VAVT-T20MKC-TXKC-TSMP-T4SFSC-156TUSEN Ticket&PayCASHIERキャッシュレス専用CASHIER POS現金対応自動釣銭機付券売機セットBigTouch リアレジ券売機
本体価格(定価)1,155,000円1,925,000円1,980,000円2,546,297円要お問い合わせ要お問い合わせ547,800円660,000円480,000円1,380,000円1,045,000円638,000円
メーカーマミヤ・オーピーBOSTECグローリー芝浦自販機芝浦自販機NECマグナスBOSTECUSENユニエイムユニエイムビジコムビジコム

券売機の価格を上下させる要因

ここでは、券売機の価格を上下させる要因について解説します。

卓上型か床置き型か

小型・卓上型」か「床置き型(縦置き・据え置き)」かは、券売機の価格が上下する一つの要因です。
価格相場は以下の通りです。

  • 小型・卓上型:50万円~101万円程度
  • 床置き型(縦置き・据え置き):75万〜151万円程度

卓上型は本体サイズがコンパクトであり、基本的な機能だけを備えていることが多いです。
カウンターなどに設置できるため、小規模店舗で利用されることが多く、価格も比較的低めになります。

床置き型は大型で高性能なモデルです。基本的な機能だけでなく、多彩な機能を搭載しています。
設置スペースを確保しなければならないため、比較的大規模な店舗で導入されていることが多いです。
高性能なモデルなので、卓上型より価格が高い傾向があります。

全札対応型か低額紙幣対応型か

券売機には、1万円や5,000円などの高額紙幣に対応しているタイプと、1,000円札にしか対応していない低額紙幣対応タイプがあります。
価格相場は以下の通りです。

  • 低額紙幣対応型の券売機の価格相場:62万円~86万円程度
  • 高額紙幣対応型の券売機の価格相場:118万円~203万円程度

もちろん、高額紙幣に対応している券売機の方が値段は高いです。
低額紙幣対応型は値段が低いものの、高額紙幣に対応していない利便性の低さが欠点といえるでしょう。

ボタン式かタッチパネル式か

券売機を操作する方法には、ボタン式タッチパネル式があります。
価格相場は以下の通りです。

  • ボタン式券売機の価格相場:50万円程度
  • タッチパネル式券売機の価格相場:48万円~254万円程度

基本的に、構造や機能がシンプルな「ボタン式」の方が値段は安いです。
しかしボタン式の場合は、ボタンレイアウトを自由にカスタマイズできません。

定期的にメニューの変更をしたい店舗にとっては、物足りなさを感じることもあるでしょう。

タッチパネル式は値段が高い分、メニューレイアウトを自由に変更でき、操作性が高い製品が多いです。
ただし、メニューの設定を自店舗で行える製品と、メーカー側のサポートが必要な製品があります。

メーカー側のサポートが必要であれば、有料か無料かの確認もしておきましょう。

オプション機能をつけるかどうか

券売機の中には基本的な機能を備えたタイプ以外にも、オプション機能が充実している製品もあります。

例えばオプション機能には、

  • キャッシュレス決済対応
  • 多言語対応
  • ASP(FTP)機能:売上の集計・分析機能
  • POSシステムとの連携(搭載)

などがあり、機能を追加するとその分値段も高くなるでしょう。

オプション機能をつけても70〜80万円程度で導入できる製品や、200万円以上する製品もあります。自店舗に必要な機能を見極めて、コストとニーズのバランスを考慮しながら導入を検討しましょう。

最安値はどれ?各タイプで一番安い券売機を紹介

ここからは、各タイプで最も安い券売機を紹介していきます。
「とにかく券売機の導入コストを抑えたい」とお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

  • 卓上タイプの最安値券売機:Operal VMT-120
  • 床置き・低額紙幣対応タイプ・ボタン式の最安値券売機:KB-172NNSシリーズ
  • 床置き・高額紙幣対応タイプ・ボタン式の最安値券売機:FK-ADⅡ
  • 床置き・高額紙幣対応タイプ・ボタン式の最安値券売機:FK-ADⅡ

卓上タイプの最安値券売機はOperal VMT-120

Operal VMT-120

マミヤ・オーピー

Operal VMT-120

本体価格495,000円~(税込)

サイズ(mm):W340×D250×H550
口座(ボタン)数:30口座
新札対応:〇

フリーレイアウト×1万円・5千円札×
1円・5円硬貨×クレジットカード×
電子マネー×QRコード×
ASP(売上集計):× キッチンプリンター:◯

リモコンのみで設定が可能なのはOperalだけ!

Operal VMT-120は、リモコンのみでメニューの設定などが可能な券売機です。品目別、日別、時間帯別、時間指定の集計も簡単に出力できます。

値段は495,000円と券売機の中でも最安水準です。典型的なボタン式券売機でシンプルなモデルですが、使いやすさとコストパフォーマンスに優れた製品といえるでしょう。

口座(ボタン)数30口座
外形寸法(mm)W340×D250×H550mm
印字方式感熱式プリンタ
使用貨幣紙幣1000円札
硬貨10円、50円、100円、500円
収納枚数紙幣1000円札 約480枚(完封紙幣)
硬貨10円硬貨:約92枚 / 50円硬貨:約82枚 / 100円硬貨:約77枚 / 500円硬貨:約70枚
釣銭紙幣
硬貨10円、50円、100円、500円
さらに詳しく製品仕様を見る(クリック/タップで展開します)
販売口座設定方式リモコン(赤外線)
メニュー登録数
メニュー作成リモコンでの簡易かな漢字入力
重量約24kg
売上集計機能時間指定、期間指定、日付指定、時間帯指定、品目別、グループ別集計
消費電力約40W
キャッシュレス対応クレジットカード
電子マネー
QRコード
発券仕様券サイズ印字内容により可変(10種類)60×21~60×48
タイプ無し
売上管理インターネットなしリモコン(赤外線)
インターネットあり
メニュー登録方式リモコン(赤外線)
使用環境屋内
その他の機能特殊ボタン設定:回数券、複数枚購入、請求書

床置き・低額紙幣対応タイプ・ボタン式の最安値券売機はKB-172NNSシリーズ

KB-172NNS

芝浦自販機

KB-172NNSシリーズ

価格624,800円~(税込)

サイズ(mm):W640×D300×H1600
口座(ボタン)数:72口座
新札対応:×

フリーレイアウト1万円・5千円札×
1円・5円硬貨×クレジットカード×
電子マネー〇(オプション)QRコード〇(オプション)
ASP(売上集計):× キッチンプリンター:×

ベーシックモデルの決定版

KB-172NNSシリーズは、最大72ボタン・フリーレイアウト対応の券売機です。オプションの複合決済端末を搭載すれば、各種電子マネー・QRコード決済が低コストで実現できます。

USBポートを標準装備しており、日々の売上データをUSBメモリーに保存可能です。また、LAN対応なので、券売機本体とパソコンを繋ぎデータの送受信もできます。

口座(ボタン)数72口座
外形寸法(mm)W640×D300×H1600mm
印字方式
使用貨幣紙幣2,000円、1,000円
硬貨500円、100円、50円、10円
収納枚数紙幣1,000円、2,000円:約400枚(完封紙幣)
硬貨500円 : 約600枚、100円 : 約1,000枚、50円 : 約1,100枚、10円 : 約1,000枚
釣銭紙幣
硬貨500円、100円、50円、10円
さらに詳しく製品仕様を見る(クリック/タップで展開します)
販売口座設定方式USBメモリ経由
メニュー登録数
メニュー作成
重量約94kg
売上集計機能日計、累計、時間帯別集計、金銭入出庫、取引データ(10取引)、回収結果
消費電力101 / 101W
キャッシュレス対応クレジットカード
電子マネーSUICA/PASMO/Kitaca、tolca/manaca/ICOCA/SUGOCA/nimoca/はやかけん/nanaco/WAON/楽天Edy/QUICPay
QRコードWeChat Pay/ALIPAY/LINE PAY
発券仕様券サイズ57.5mm×21、30、39、48、57、87mm
タイプ
売上管理インターネットなしUSBメモリ
インターネットありLAN対応
メニュー登録方式USBメモリ
使用環境雨の直接かからない水平な場所(室内に限る)
その他の機能軽減税率対応

床置き・高額紙幣対応タイプ・ボタン式の最安値券売機はFK-ADⅡ

FK-ADⅡS

Fujitaka

FK-ADⅡ

価格1,188,000円~(税込)

サイズ(mm):W600×D280×H1570
口座(ボタン)数:54口座
新札対応:×

フリーレイアウト×1万円・5千円札
1円・5円硬貨×クレジットカード×
電子マネー×QRコード×
ASP(売上集計):× キッチンプリンター:〇

思いやりから生まれた券売機

FK-ADⅡは、従来の券売機より紙幣の投入口を約25cm下げたことで、女性でも投入しやすい高さを実現した券売機です。

券売機を初めて利用する方からすると、お札の投入口がどこにあるのか迷うことがあります。

「一体型紙幣装置」を採用し、払い出し時以外はシャッターで閉じることで、誤ってお金を投入するトラブルや釣札の取り忘れを防ぎます。

口座(ボタン)数54口座
外形寸法(mm)W600×D280×H1570mm
印字方式ドットライン感熱印刷方式
使用貨幣紙幣10,000円、5,000円、2,000円、1,000円
硬貨500円、100円、50円、10円
収納枚数紙幣10,000円、5,000円、2,000円札混合:約200枚、1,000円札:約400枚
硬貨500円:約700枚、100円:約1,000枚、50円:約1,000枚、10円:約1,000枚
釣銭紙幣1,000円札(還流式)
硬貨500円、100円、50円、10円
さらに詳しく製品仕様を見る(クリック/タップで展開します)
販売口座設定方式操作パネルによる設定/USBメモリーからの読み込み
メニュー登録数最大200メニュー
メニュー作成専用アプリケーションで作成
重量約100kg
売上集計機能日計・累計・時間帯別(メニュー別・グループ別)、入出金情報 他
消費電力40W
キャッシュレス対応クレジットカード
電子マネー
QRコード
発券仕様券サイズ幅57.5×長さ30~90(mm) 5mm単位
タイプ
売上管理インターネットなしUSBメモリー
インターネットあり
メニュー登録方式
使用環境屋内専用
その他の機能コインホッパー、領収書発行、QRコード券対応

タッチパネル式の最安値券売機はCASHIER POSキャッシュレス専用

CASHIERキャッシュレス専用

ユニエイム

CASHIER POSキャッシュレス専用

価格480,000円~(税込)

サイズ(mm):W400×D435×H1759
タイプ:卓上
新札対応:×

多言語対応×1万円・5千円札×
1円・5円硬貨×キャッシュレス対応
ASP:× キッチンプリンター:〇 画面サイズ:21インチ IT導入補助金:〇

スマートでおしゃれな券売機

CASHIER POSキャッシュレス専用は、支払い方法がキャッシュレス決済限定ですが、低コストで最新のタッチパネル式の券売機を導入できます。黒のボディかつスマートな設計なので、おしゃれな店舗にもマッチするデザインです。

主要50ブランドのクレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応し、券売機1台でスムーズな会計を実現します。

外形寸法W400×D435×H1759mm
画面サイズ21インチ
プリンタレシートプリンター、キッチンプリンター
使用貨幣紙幣
硬貨
収納枚数紙幣
硬貨
釣銭紙幣
硬貨
さらに詳しく製品仕様を見る(クリック/タップで展開します)
重量95.5kg
消費電力1500W
キャッシュレス対応クレジットカードVISA/MASTER/JCB/American Express/Diners Club/Discover
電子マネーSUICA/PASMO/Kitaca、iD/tolca/manaca/ICOCA/SUGOCA/nimoca/はやかけん/nanaco/WAON/楽天Edy/QUICPay
QRコードPAYPAY/LINEPAY/WeChat Pay/ALIPAY/d払い/楽天ペイ/auPAY/メルペイ/FamiPAY/QuoPayなど
発券仕様券サイズ
タイプ
売上管理インターネットなし
インターネットあり
メニュー登録方式写真のアップロード、商品情報を登録可能
使用環境
その他の機能イートイン対応、テイクアウト対応

卓上型ボタン式のおすすめ格安券売機2選(最安値以外)

ここでは、前述した卓上型ボタン式の格安券売機以外でおすすめの製品を紹介します。

KT-130NN

KT-130NN

芝浦自販機

KT-130NN

価格540,942円~(税込)

サイズ(mm):W390×D270×H575
口座(ボタン)数:30口座
新札対応:×

フリーレイアウト1万円・5千円札×
1円・5円硬貨×クレジットカード×
電子マネー×QRコード×
ASP(売上集計):× キッチンプリンター:〇

設置場所を選ばないコンパクトボディ

KT-130NNは、コンパクトなボディーに多彩なレイアウトを可能にした卓上型券売機です。LEDバックライトを搭載しており、暗い照明を利用する店内でも問題なく使用できます。

オプションでデカボタン・ミドルボタンの設置が可能です。通常のボタンと入れ替えておすすめ商品をアピールできるデカボタン(2×2)や、ワイドなミドルボタン(1×2)を自由にレイアウトできます。

口座(ボタン)数最大30口座
外形寸法(mm)W390×D270×H575mm
券サイズ長さ:30、39、48、57mm 幅:57.5mm
印字方式
使用貨幣紙幣1,000円
硬貨500円/100円/50円/10円
収納枚数紙幣1,000円:約430+50枚
硬貨500円:約70枚、100円:約77枚※SUBチューブ 100円時:87枚(100円または10円を選択)、50円:約82枚、10円:約92枚 ※SUBチューブ 10円時:100枚(100円または10円を選択)
釣銭紙幣
硬貨500円/100円/50円/10円
さらに詳しく製品仕様を見る(クリック/タップで展開します)
販売口座設定方式
メニュー登録数180
メニュー作成
重量約38㎏
売上集計機能日計(口座別)、累計(口座別)、時間帯別集計、金銭入出庫、取引データ、取消履歴
消費電力26/26W(50/60Hz)
キャッシュレス対応クレジットカード
電子マネー
QRコード
発券仕様券サイズ長さ:30、39、48、57mm 幅:57.5mm
タイプ
売上管理インターネットなしUSBメモリ
インターネットあり
メニュー登録方式USBメモリ
使用環境雨の直接かからない水平な場所(室内に限る)
その他の機能LEDバックライト対応

VT-S20

VT-S20

グローリー

VT-S20

価格550,000円~(税込)

サイズ(mm):W310×D250×H578.2
口座(ボタン)数:36口座
新札対応:○

フリーレイアウト1万円・5千円札×
1円・5円硬貨×クレジットカード×
電子マネーQRコード×
ASP(売上集計):〇 キッチンプリンター:〇

管理のしやすさが魅力の券売機

VT-S20はFTP機能を標準搭載し、本部にいながら営業店舗の売上データの収集やメニューの配信が行える券売機です。オフラインの場合でも、USBメモリーで売上データをパソコンに取り込めるため、簡単に売上管理が行えます。

オプションの電子マネー読み取り端末を備えれば、交通系電子マネーや流通系電子マネーに対応可能です。お客様の利便性を高めて、券売機の混雑を解消することができるでしょう。

口座(ボタン)数24口座フリーレイアウト(オプション装置時、最大36口座)
外形寸法(mm)W310×D250×H578.2mm
印字方式
使用貨幣紙幣1,000円札
硬貨新500円、500円、100円、50円、10円
収納枚数紙幣約600枚
硬貨500円×約70枚、100円×約77枚、50円×約82枚、10円×約92枚※リサイクル可能サブチューブ 100円×約87枚または 10円×約100枚補助つり銭装置 100円×約140枚、10円×約155枚(オプション)
釣銭紙幣
硬貨500円、100円、50円、10円
さらに詳しく製品仕様を見る(クリック/タップで展開します)
販売口座設定方式
メニュー登録数
メニュー作成
重量37kg
売上集計機能日計、累計、グループ別、時間帯別、時間帯メニューグループ別、入出金情報
消費電力待機時16W 定格(最大)31W
キャッシュレス対応クレジットカード
電子マネーSUICA/PASMO/Kitaca、tolca/manaca/ICOCA/SUGOCA/nimoca/はやかけん/nanaco/WAON/楽天Edy※オプション
QRコード
発券仕様券サイズ38、42、48、54、60㎜
タイプ
売上管理インターネットなしUSBメモリー
インターネットありFTP機能
メニュー登録方式
使用環境屋内、温度0℃~35℃、湿度20%~90%RH(結露なきこと)
その他の機能店舗支援ASPサービス

床置き型ボタン式・低額紙幣タイプのおすすめ格安券売機2選(最安値以外)

ここでは、最安値を除いた床置き型ボタン式(低額紙幣タイプ)のおすすめ格安券売機を紹介します。

VT-B20

VT-B20

グローリー

VT-B20

価格700,000円~(税込)

サイズ(mm):W600×D300×H1600
口座(ボタン)数:64口座
新札対応:○

フリーレイアウト1万円・5千円札×
1円・5円硬貨×クレジットカード×
電子マネー×QRコード×
ASP(売上集計):× キッチンプリンター:〇

低価格で基本機能が充実の券売機

VT-B20は、オリジナルのボタンレイアウトや大型・中型ボタン・3連ミニボタンなど、様々なボタンレイアウトに対応している券売機です。おすすめメニューをアピールして売上UPを図れます。

あらかじめ集計印字や硬貨回収の設定をしておけば、ワンタッチで集計処理が自動で行われ、締め上げ業務を大幅に削減することも可能です。

口座(ボタン)数64口座
外形寸法(mm)W600×D300×H1600mm
印字方式
使用貨幣紙幣2,000円、1,000円
硬貨新500円、500円、100円、50円、10円
収納枚数紙幣2,000円、1,000円混合×600枚
硬貨500円×約350枚、100円×約1,000枚、50円×約600枚、10円×約1,000枚※リサイクル可能
釣銭紙幣
硬貨500円、100円、50円、10円
さらに詳しく製品仕様を見る(クリック/タップで展開します)
販売口座設定方式
メニュー登録数
メニュー作成
重量98kg(標準口座ボタン64個搭載時)
売上集計機能日計、累計、グループ別、時間帯別、時間帯別メニューグループ別、入出金情報 他
消費電力定格 83/84W(50/60Hz) 待機時28W
キャッシュレス対応クレジットカード
電子マネー
QRコード
発券仕様券サイズ30〜90mm(6mmピッチ) ×57.5mm
タイプ感熱ロール紙
売上管理インターネットなしUSBメモリー
インターネットありFTP機能
メニュー登録方式
使用環境屋内、温度0℃〜35℃、湿度20%〜90%RH(結露なきこと)
その他の機能つり銭切れを防ぐ大型収納庫を採用、明るくはっきりした蛍光表示菅を採用

BT-L350

BT-L350

NECマグナス

BT-L350

価格825,000円~(税込)

サイズ(mm):W600×D250×H1600
口座(ボタン)数:64口座
新札対応:×

フリーレイアウト1万円・5千円札×
1円・5円硬貨×クレジットカード×
電子マネー×QRコード×
ASP(売上集計):× キッチンプリンター:×

券売機設定をスマホで実現

BT-L350はスマートフォンアプリを利用して、券売機の各種設定や売上集計データの確認ができる券売機です。煩雑な設定作業をスマホから簡単に行えるため、従業員の業務負担軽減に繋げられます。

接触頻度の高い箇所には、抗ウイルス・抗菌処理が施されている点も特徴の一つです。また、奥行25センチのスリム設計なので、省スペースの設置が可能になります。

口座(ボタン)数8、16、24、32、40、48、56、64
外形寸法(mm)W600×D250×H1600mm
印字方式サーマルドット方式(ド ット密度 8ド ット/mm)
使用貨幣紙幣2,000円、1,000円
硬貨500円 、100円 、50円 、10円
収納枚数紙幣約400枚 ※混合収納の合計枚数
硬貨500円×約350枚、100円×約1,000枚、50円×約650枚、10円×約1,000枚
釣銭紙幣
硬貨500円 、100円 、50円 、10円
さらに詳しく製品仕様を見る(クリック/タップで展開します)
販売口座設定方式
メニュー登録数
メニュー作成
重量約80kg(オプション含まず)
売上集計機能グループ集計、時間帯別集計、時間帯別グループ集計、入出金情報 他
消費電力23/231/N/(50/60Hz)※ 他 に電熱装置で173W
キャッシュレス対応クレジットカード
電子マネー
QRコード
発券仕様券サイズ幅:575mm× 長さ:30、 45、 60、 90mm
タイプ感熱ロール紙
売上管理インターネットなしコンパクトフラッシュ
インターネットありLAN接続(オプション)、スマートフォンアプリ
メニュー登録方式スマートフォンアプリによる券売機設定
使用環境屋内専用 温度 :+5~40℃、湿度 :30~80%RH(結露なきこと)
その他の機能自動切り替え2ロール採用、抗ウイルス・抗菌対応、選べる看板ラインナップ

床置き型ボタン式・高額紙幣タイプのおすすめ格安券売機2選(最安値以外)

ここでは、最安値以外でおすすめの床置き型ボタン式(高額紙幣タイプ)券売機を紹介します。

KB-272EX

KB-272EX

芝浦自販機

KB-272EX

価格1,295,800円~(税込)

サイズ(mm):W700×D300×H1592
口座(ボタン)数:72口座
新札対応:×

フリーレイアウト1万円・5千円札
1円・5円硬貨×クレジットカード×
電子マネーQRコード
ASP(売上集計):× キッチンプリンター:〇

高額紙幣対応のスタンダードモデル

KB-272EXは、さまざまな店舗にフィットする高額紙幣対応のスタンダードモデルです。千円札還流式のビルバリを採用しており、ボックス交換による紙幣回収・補充が行えるため、短時間での作業が可能となります。

軽減税率にも対応しています。イートイン・テイクアウト向け商品の軽減税率に対応した領収書印字と売上ジャーナル出力が可能です。

口座(ボタン)数72口座
外形寸法(mm)W700×D300×H1592
印字方式
使用貨幣紙幣10,000円 / 5,000円 / 2,000円 / 1,000円
硬貨500円 / 100円 / 50円 / 10円
収納枚数紙幣混合スタッカ 2,000円、5,000円、10,000円:約200~250枚(官封紙幣)
硬貨500円 : 約600枚、100円 : 約1,000枚、50円 : 約1,100枚、10円 : 約1,000枚
釣銭紙幣1,000円※還流式
硬貨500円 / 100円 / 50円 / 10円※還流式
さらに詳しく製品仕様を見る(クリック/タップで展開します)
販売口座設定方式
メニュー登録数
メニュー作成操作ボックスによる券面編集
重量約95kg
売上集計機能日計、累計、時間帯別集計、金銭入出庫、取引データ(10取引)、回収結果
消費電力約101W (50/60Hz)
キャッシュレス対応クレジットカード
電子マネーSuica/PASMO/Kitaca/TOICA/manaca(マナカ)/ICOCA/SUGOCA/nimoca/はやかけん/iD/QUICPay/楽天Edy/WAON
QRコード要お問い合わせ
発券仕様券サイズ57.5mm×21、30、39、48、57、87mm
タイプ感熱ロール紙 (57.5mm×300m)×2巻
売上管理インターネットなしUSBメモリー、
インターネットありLAN対応
メニュー登録方式
使用環境雨の直接かからない水平な場所(室内に限る)
その他の機能4連デカボタン取付可能(オプション)、バックライトおよびダブルロール標準対応、軽減税率対応

VT-G20

VT-G20

グローリー

VT-G20

価格1,540,000円~(税込)

サイズ(mm):W650×D300×H1600
口座(ボタン)数:72口座
新札対応:○

フリーレイアウト1万円・5千円札
1円・5円硬貨×クレジットカード×
電子マネーQRコード×
ASP(売上集計):× キッチンプリンター:〇

ユニバーサルデザインに配慮された券売機

VT-G20は、誰でも操作しやすいように、紙幣・硬貨の投入口、券や釣銭の取り出し口を本体中央部に集中レイアウト。扱いやすい位置に設置することで、身長差関係なく誰でも使いやすくなっています。

FTP機能を標準搭載しており、本部からでも店舗の売上データの収集・メニューの配信が可能です。オフライン時はUSBメモリーを使用すれば、売上データをパソコンに取り込み管理ができます。

口座(ボタン)数最大72口座
外形寸法(mm)W650×D300×H1600
印字方式
使用貨幣紙幣10,000円、5,000円、2,000円、1,000円
硬貨新500円、500円、100円、50円、10円
収納枚数紙幣10,000円×約300枚、5,000円×約300枚、2,000円×約100枚、1,000円×800枚
硬貨500円×約350枚、100円×約1,000枚、50円×約600枚、10円×約1,000枚※リサイクル可能
釣銭紙幣5,000円、1,000円
硬貨500円、100円、50円、10円
さらに詳しく製品仕様を見る(クリック/タップで展開します)
販売口座設定方式
メニュー登録数
メニュー作成
重量145㎏(オプション除く)
売上集計機能日計、累計、グループ別、時間帯別、時間帯メニューグループ別、入出金情報
消費電力定格(最大)260/268W(50/60Hz) 待機時86/84W(50/60Hz)
キャッシュレス対応クレジットカード
電子マネーSUICA/PASMO/Kitaca、tolca/manaca/ICOCA/SUGOCA/nimoca/はやかけん/nanaco/WAON/楽天Edy
QRコード
発券仕様券サイズ24~120㎜(6㎜ピッチ)×57.5㎜
タイプ
売上管理インターネットなしUSBメモリー
インターネットありFTP機能
メニュー登録方式
使用環境室内、温度0℃~35℃、湿度20~90%RH(結露なきこと)
その他の機能タッチパネルのカラー液晶、2ロール「オートチェンジ」「オートセレクト」機能

タッチパネル式タイプのおすすめ格安券売機2選(最安値以外)

ここでは、最安値以外でおすすめのタッチパネル式券売機を紹介します。

楽らく券助 FSC-156T

FSC-156T

BOSTEC

楽らく券助 FSC-156T

価格547,800円~(税込)

サイズ(mm):W350×D260×H600
タイプ:卓上(オプションで床置き設置も可能)
新札対応:×

多言語対応1万円・5千円札×
1円・5円硬貨×キャッシュレス対応
ASP:〇 キッチンプリンター:〇 画面サイズ:15.6インチ IT導入補助金:×

専用ソフトいらずの簡単操作を実現

楽らく券助では、専用ソフトがなくても実機で商品名と価格を変更できる券売機です。他社では、メニュー変更に作成費用が発生する場合もありますが、楽らく券助は費用負担もなくメニュー変更が行えます。

タッチパネル式券売機の価格相場は80万円〜200万円ほどと言われる中、50万円代で導入できるのも嬉しいポイント。カウンターやテーブルに設置できるので、小規模店舗でも導入可能です。

外形寸法W350×D260×H600mm
画面サイズ15.6インチ
プリンタレシートプリンター
使用貨幣紙幣1,000円
硬貨500円、100円、50円、10円
収納枚数紙幣1,000円:400枚(官封券時)
硬貨500円:70枚、100円:77枚、50円:82枚、10円:92枚、SUB:100円×87枚 or 10円×100枚
釣銭紙幣
硬貨500円、100円、50円、10円
さらに詳しく製品仕様を見る(クリック/タップで展開します)
重量約20kg(本体部)
消費電力定格25W
キャッシュレス対応クレジットカード要お問い合わせ
電子マネー要お問い合わせ
QRコード要お問い合わせ
発券仕様券サイズ高さ80mm、幅57.5 or 80mm、長さ63m、厚さ65μ
タイプレジロール紙
売上管理インターネットなしUSBメモリに保存
インターネットありクラウドASPサーバーにアップロード
メニュー登録方式画面にて直接設定(USBキーボードにて直接入力)
使用環境温度:5~35℃湿度:35~80%
その他の機能領収書、時間による自動売り切れ、限定販売数設定、自動販売画面切り替え

BigTouch リアレジ券売機

BigTouch リアレジ券売機

ビジコム

BigTouch リアレジ券売機

価格638,000円~(税込)

サイズ(mm):W426×D140×H1670
タイプ:床置き
新札対応:×

多言語対応×1万円・5千円札×
1円・5円硬貨×キャッシュレス対応
ASP:× キッチンプリンター:〇 画面サイズ:27インチ IT導入補助金:〇

店舗に置いても映える券売機

BigTouch リアレジ券売機は、27インチのタッチパネル搭載の券売機です。店舗の入口においても映える、近未来的なデザインが特徴です。

27インチの大画面なので、お客様は操作に迷うことなく利用できます。内蔵QRコードリーダーで、スマホを使ったキャッシュレス決済に対応可能です。スムーズな会計を実現し、混雑解消に役立つでしょう。

外形寸法W426×D140×H1670mm
画面サイズ27インチ
プリンタレシートプリンター
使用貨幣紙幣
硬貨
収納枚数紙幣
硬貨
釣銭紙幣
硬貨
さらに詳しく製品仕様を見る(クリック/タップで展開します)
重量48kg
消費電力150W (24V / 6.35A)
キャッシュレス対応クレジットカードVISA/MASTER/JCB/American Express/Diners Club/Discover/UnionPay
電子マネーSUICA/PASMO/Kitaca、iD/tolca/manaca/ICOCA/SUGOCA/nimoca/はやかけん/nanaco/WAON/楽天Edy/QUICPay
QRコードPAYPAY/LINEPAY/WeChat Pay/ALIPAY/d払い/楽天ペイ/auPAY/メルペイ/銀行Pay など
発券仕様券サイズ
タイプ
売上管理インターネットなし
インターネットありPOSレジ
メニュー登録方式リアレジ
使用環境屋内
その他の機能バーコードリーダー・レシートプリンター搭載、上段部・可動部の脱着可能な設計

券売機のランニングコスト相場は?

券売機のランニングコストには「電気代」や、券を印刷する「ロール紙代」、「保守費用」がかかります。
それぞれのランニングコストの相場は以下のとおりです。

  • 電気代:年間6,000円
  • ロール紙:12,000円
  • 保守費用:1台10万円~/年

上記のランニングコスト以外にも、券売機が故障・不具合が発生した場合の修理代や部品交換代などもあります。
保守メンテナンスサービス費用は不具合があった際限定でスポット契約を結ぶパターンもあります。

キャッシュレス対応券売機の場合は決済手数料もかかる

券売機にキャッシュレス決済を導入した場合、決済手数料もかかります。キャッシュレス決済手数料とは、お客様がキャッシュレス決済を利用した際に、お店(加盟店)がクレジットカード会社や加盟店契約会社などに支払う手数料のことです。

国内で利用されているキャッシュレス決済には、「クレジットカード」「電子マネー」「QRコード決済」などがあります。

それぞれの手数料の相場は以下のとおりです。

  • クレジットカード:3%前半から後半
  • 交通系電子マネー:3%前半から後半
  • その他の電子マネー:3%前半から後半
  • QRコード決済:2〜3%

決済手数料は、業種や加盟店の規模、決済サービスによっても異なります。

券売機をリース・レンタルした場合の価格相場

ここでは、券売機をリース・レンタルした場合の価格相場を解説します。

リース

リースとは、機械や設備を所有するリース会社から中長期にわたり借りる契約形態のことです。
購入に比べてイニシャルコストを抑えることが可能です。
中長期とは、通常、3年~8年単位といった中長期で借りることを前提としています。(短期の場合はレンタルを利用します。)

券売機をリースする場合の価格相場は以下のとおりです。

  • 卓上型・ボタン式券売機:12,000円/月
  • 床置き型の低額対応ボタン式券売機:17,000円/月
  • 床置き型の高額対応ボタン式券売機:25,000円/月
  • タッチパネル式券売機:34,000円/月

リース料金を割り出す一般的な計算式は、以下の通りです。

リース料金の計算式

お見積り価格×リース料率=毎月のリース料金

平均リース料率は、5年リース(1.9%)、6年リース(1.6%)、7年リース(1.4%)※です。

例えば、5年リースで100万円の券売機を新規導入する場合、下記のようなリース料金になります。

お見積り価格100万円×1.9%(5年リース料率)=19,000円

※上記数値はあくまで相場ですのでご注意ください。

レンタル

レンタルとは、レンタル業者が所有する機械や設備を比較的短期で借りる契約形態のことです。
前述したリース契約は半年〜数年単位ですが、レンタル期間は時間や日、週、月などが多いです。

リースは長期の利用レンタルは短期間の利用を前提としていると覚えておくとよいでしょう。

券売機をレンタルする場合の価格相場は以下のとおりです。

  • 卓上型・ボタン式券売機:25,000円/月
  • 床置き型の低額対応ボタン式券売機:15,000〜25,000円/月
  • 床置き型の高額対応ボタン式券売機:25,000円/月
  • タッチパネル式券売機:35,000円/月

一般的には、リースよりも短期間で利用するレンタルの方が月額費用が割高になる傾向にあります。

中古の券売機の価格相場は?

前述したリースやレンタル以外にも、中古の券売機を導入する方法もあります。
ここでは、中古の券売機を導入する場合の価格相場は以下の通りです。

  • ボタン式:30〜70万円
  • タッチパネル式:50〜100万円
  • 高性能モデル:200万円程度

新紙幣発行があるので今導入するなら中古はあまりおすすめしない

中古の券売機は導入費用を抑えられるメリットがありますが、
2024年7月から発行される新紙幣に対応していない場合が多いため、あまりおすすめしません。

2024年7月前半を目途に新紙幣が発行されます。新紙幣に対応するために券売機の部品交換や入れ替えをしなければなりません。

中古品を導入してしまうと、新紙幣対応にするための費用でかえって価格が高くなってしまう場合があります。。
中古の券売機を購入するなら製品を慎重に選ぶことが大切です。

券売機の新紙幣対応について詳しくは下記の記事をご覧ください。

券売機導入費用をおさえるなら補助金・助成金の活用がおすすめ

券売機を新規導入する場合は、補助金・助成金の活用がおすすめです。活用することで、導入費用を大幅に抑えられるでしょう。
ここでは、券売機に活用できる以下の補助金・助成金を紹介します。

  • IT導入補助金
  • 小規模事業者持続化補助金
  • 働き方改革推進支援助成金
  • ものづくり補助金
  • 飲食事業者向け経営基盤強化支援事業※東京都限定

IT導入補助金2023

IT導入補助金とは、企業の経営課題解決や業務効率化を図るためのITツール導入費用を一部補助してくれる制度です。

券売機を導入する場合は、基本的にIT導入補助金の中の「デジタル化基盤導入枠」を使うことになります。

デジタル化基盤導入枠は、中小企業が導入する「会計ソフト」「受発注ソフト」「決済ソフト」「ECソフト」の経費の一部が対象です。

券売機には「決済機能」があるため、補助対象となる場合があります。
ただし、対象となる券売機は指定されており、全ての券売機がIT導入補助金の対象ではありません。

対象外の製品だと補助金を受け取れないため注意してください。

IT導入補助金の補助額・補助率は以下のとおりです。

項目現金対応のみ券売機キャッシュレス決済+現金対応券売機
ソフトウェア代の補助金最大50万円(補助率3/4)最大350万円(補助率一部は3/4、残りは2/3)
ハードウェア代の補助金最大20万円(複数台でも1台のみが対象)最大20万円(複数台でも1台のみが対象)
合計補助金最大70万円最大370万円(1台あたり約50〜90万円)

出典:IT導入補助金

小規模事業者持続化補助金

今後行われる制度変更に対応するために、販路開拓や業務効率化にかかる経費の一部を補助する制度です。小規模事業者などの生産性向上や持続的発展を図る目的があります。

採択されるポイントとしては、券売機の導入で業務効率化につながり、生産性向上を実現できるかどうかです。

小規模事業者持続化補助金の補助額・補助率は以下のとおりです。

類型補助率補助上限額
通常枠2/350万円
賃金引き上げ枠2/3(赤字事業者は3/4)200万円
卒業枠2/3200万円
後継者支援枠2/3200万円
創業枠2/3200万円
インボイス枠100万円

例えば、60万円分の経費を使う場合、約40万円の補助金を受け取れます。

出典:小規模事業者持続化補助金

働き方改革推進支援助成金

働き方改革推進支援助成金とは、生産性を向上させ、時間外労働の削減や有給休暇の取得促進に取り組む企業を支援する制度です。

券売機の導入により、生産性が向上し、時間外労働の削減などに貢献していると認められた場合に支給される可能性があります。また、成果目標を自社で定め、達成しなければなりません。

働き方改革推進支援助成金の支給額は成果目標1〜3の達成状況に応じて決まり、以下のいずれか低い方の額が採用されます。

  • 成果目標1~3の上限額および賃金加算額の合計額
  • 対象経費の合計額×補助率3/4(場合によっては補助率4/5)

成果目標1の上限額

事業実施後に設定する時間外労働時間数有効な36協定において、時間外労働時間数が月80時間を超えて設定している事業場有効な36協定において、時間外労働時間数が月60時間を超えて設定している事業場
時間外労働時間数を月60時間以下に設定200万円150万円
時間外労働時間数を月60時間を超え、月80時間以下に設定100万円
  • 成果目標2達成時の上限額:25万円
  • 成果目標3達成時の上限額:25万円

賃金の引き上げを成果目標とした場合、引き上げた賃金の合計額に応じて上記上限額に加算されます。
なお、引き上げ人数は30人が上限です。

【常時使用する労働者数が30人を超える場合】

引き上げ人数1〜3人4〜6人7〜10人11人〜30人
3%以上引き上げ15万円30万円50万円1人当たり5万円(上限150万円)
5%以上引き上げ24万円48万円80万円1人当たり8万円(上限240万円)

【30人以下の場合】

引き上げ人数1〜3人4〜6人7〜10人11人〜30人
3%以上引き上げ30万円60万円100万円1人当たり10万円(上限300万円)
5%以上引き上げ48万円96万円160万円1人当たり16万円(上限480万円)

出典:働き方改革推進支援助成金

ものづくり補助金

中小企業や小規模事業者などが取り組む革新的サービスの開発、試作品開発、生産プロセスの改善を行うための設備投資などを支援する制度です。

券売機の導入で利用しやすいのは、「通常枠」と「デジタル枠」です。それぞれの補助上限額と補助率は以下のようになります。

【通常枠】

補助上限額5人以下:100万~750万円
6人~20人:100万~1,000万円
21人以上:100万~1,250万円
補助率1/2または2/3
購入対象機械装置、システム構築費、クラウドサービス利用費

【デジタル枠】

補助上限額5人以下:100万~750万円
6人~20人:100万~1,000万円
21人以上:100万~1,250万円
補助率2/3
購入対象機械装置、システム構築費、クラウドサービス利用費

出典:ものづくり補助金

飲食事業者向け経営基盤強化支援事業※東京都限定

都内飲食事業者の経営安定化や収益の確保に向けた取り組みに対して、経費の一部を助成する制度です。
東京都限定の制度ですが、採択率が高いため、当てはまる方には非常におすすめの補助金制度といえます。

助成金を受け取れるだけでなく、専門家が店舗を訪問し、現地調査や経営アドバイスなどのコンサルティングを無料で受けられるのも特徴です。

  • 助成上限額:200万円
  • 助成率:2/3

飲食事業者向け経営基盤強化支援事業は、複数のサービスに適用できる点も大きな魅力と言えます。券売機の導入に加えて、自動釣銭機付きPOSレジを導入した場合は、両方の費用を合計した助成額が支払われるのです。

出典:飲食事業者向け経営基盤強化支援事業

券売機導入時に利用可能な補助金・助成金について詳しくは下記の記事をご覧ください。

最後に|価格面以外で券売機を選ぶときに見るべきポイントは?

ここでは、券売機を選ぶときに価格面以外で見るべきポイントについて解説します。

券売機選びを失敗しないための比較・選定ポイント
  • 目的に合ったスペックか、必要な機能は揃っているかチェック
  • 券売機のデザインはお店に合っているか
  • サイズは設置スペースに合っているか
  • アフターサポート・保守体制はどうか

目的に合ったスペックか、必要な機能は揃っているかチェック

まずは、券売機を導入する目的をはっきりさせたうえで、必要な機能が揃っているか、スペックは十分かをチェックしましょう。

店舗によって必要な機能や目的に合うスペックは異なりますが、以下の基準を参考にしてください。

口座(ボタン)数は十分か

口座とは券売機で設定できるボタンの数のことです。店舗のメニュー数によって選びましょう。

ボタンデザイン・レイアウトの自由度はどうか

大型・中型ボタンやミニボタンなど、さまざまなボタンレイアウトがあります。例えば、おすすめメニューを大型ボタンに表示させたり、メニューとトッピング、サイドメニューを組み合わせたりして客単価のアップを図れます。

1万円・5千円札など、高額紙幣が使えるか

高額紙幣に対応することで、お客様の利便性が向上します。

▶高額紙幣対応券売機について詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

キャッシュレス対応できるか

クレジットカード・電子マネー・QRコード決済などで決済できるかを確認するのも大切です。

キャッシュレス決済の需要が増えているため、キャッシュレスに対応した券売機を導入すれば、顧客満足度の向上につながるでしょう。

▶キャッシュレス対応券売機について詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

売上をデータ管理できるか(ASP(FTP)機能の有無)

売上をデータ管理できるかどうかで、管理業務が効率化されます。複数店舗を経営している場合は、同時管理が可能かどうかも見ておきましょう。

また、オプションでASPサービスを提供しているメーカーも存在します。ASPサービスとは、インターネットを通じて遠隔からデータを管理できるサービスです。

例えば、本部にいながらでも、店舗のマネージメント業務を行えます。

キッチンプリンターと連携できるか

券売機とキッチンプリンターが連携できれば、券売機で注文された内容が即座にキッチンで確認できます。すぐに調理に取り掛かれるので、さらなる業務効率化が期待できるでしょう。

遠隔売り切れ設定できるか

遠隔から売り切れ表示する機能です。また、商品数をあらかじめ設定し、自動で売り切れ表示する機能もあります。手動で行う手間を省けます。

紙幣還流機能

券売機に入金された紙幣をそのまま出金用の紙幣として利用できる機能です。釣銭の補充に関するコストを削減できます。

利用できる紙幣や硬貨のバリエーション

紙幣や硬貨のバリエーションが豊富なほど、お客様の利便性は向上します。2024年7月(予定)からは、新紙幣も発行されるため、対応する券売機を選びましょう。

釣銭残置運用できるか

翌日の釣銭を券売機内に残して運用することです。釣銭準備時間が削減できます。

券売機のデザインはお店に合っているか

お店の雰囲気に合わせて券売機のデザインを選ぶことも大切です。

おしゃれな雰囲気をコンセプトにしている店舗の場合、無機質で大きな券売機では景観を損ないかねません。

現在では、無機質なデザインの券売機だけでなく、スマートでデザイン性の高い製品も増えています。

おしゃれな店舗を意識している場合は、券売機のデザインにもこだわりましょう。

サイズは設置スペースに合っているか

導入する券売機のサイズが、店内の設置スペースに適しているか確認することも大切です。

例えば、個人店や小規模店舗のようなスペースが限られている店舗では、床置き型券売機は設置が難しい場合があります。

スペースが限られている店舗は、卓上型の券売機もあるため、設置スペースに合わせて導入することが大切です。

▶小型券売機について詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

アフターサポート・保守体制はどうか

券売機に故障・不具合が発生した際に、どのようなサポート体制があるか確認しましょう。
いくら高性能の券売機を導入したところで、故障や不具合が発生して迅速に解決できなければその役割を果たせません。

サポート体制が充実していれば、故障や不具合が発生しても迅速に対応して稼働し続けられるでしょう。
券売機のサポート内容には、以下のようなサービスが挙げられます。

  • 電話サポート
  • 出張修理サービス
  • 年間保守サポート

定期点検や故障時の部品交換などを行ってくれます
券売機を長く、安心して使い続けるためにもサポート体制は確認しておきましょう。

まとめ

本記事では、券売機の値段を徹底比較し、導入費用の相場や最安値製品などを紹介してきました。

気になる券売機は見つかったでしょうか?

券売機の価格相場をおさらいします。

  • 卓上型・ボタン式券売機の価格相場:50万円~101万円
    • 最安値:Operal VMT-120の495,000円
  • 床置き型の低額対応ボタン式券売機の価格相場:62万円~86万円
    • 最安値:KB-172NNSシリーズの624,800円
  • 床置き型の高額対応ボタン式券売機の価格相場:118万円~203万円
    • 最安値:FK-ADⅡの1,188,000円
  • タッチパネル式券売機の価格相場:48万円~254万円
    • 最安値:CASHIER POSキャッシュレス専用券売機の480,000円

上記のように、さまざまな種類の券売機が販売されているため、店舗に合った製品を導入することが大切です。
券売機を導入する際は、本記事を参考に製品選びをしてみてはいかがでしょうか。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

POSレジ・自動釣銭機・券売機・キャッシュレス決済端末など、レジとその周辺サービスの研究・調査を日々行い、そこで得た知見や調査データを記事に反映しています。
編集長は一部の人に「POSレジオタク」とも呼ばれており、メーカーの枠にとらわれない幅広い知識を持っています。

これまで300件を超えるPOSレジや自動釣銭機、セルフレジの選定サポート・導入支援・販売を行ってきました。(補助金に関する支援も行っています。)
サポートの中で得た知見も記事に反映し、どこよりもわかりやすく情報が網羅されたレジのコンテンツ記事を目指していきます。

券売機の選定サポート実施中!
お店に最適な製品をプロが無料で教えます!
ご相談はこちら
(無料)
お急ぎの方はお電話で ☎ 03-3673-5610 平日9:00~18:00
目次