券売機の新札対応方法や費用・補助金・新紙幣対応済み券売機情報まで

券売機の新札・新紙幣対応
この記事が解決する疑問やニーズ
  • 券売機の新札対応方法
  • 各券売機メーカーの新紙幣対応状況
  • 発行前の新札対応済みの券売機は導入できる?
  • 新札対応の券売機に入れ替えたいけど、どの製品がおすすめ?
  • これを機にキャッシュレス決済にも対応したい
  • 新札対応の券売機に活用できる補助金を知りたい

2024年7月前半から新紙幣が発行されます。
券売機を使っている店舗や、これから券売機を導入するといった方は、新紙幣に対応した製品を導入しなければなりません。

新紙幣の発行は約20年ぶりということもあり、何をどう対応すればいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。

当記事では、券売機の新札対応方法についてわかりやすく解説しつつ、
各メーカーの新紙幣対応状況」や「おすすめの新紙幣対応済み券売機」の紹介もしていきます。

また、新紙幣対応券売機をお得に導入できる「補助金情報」についても解説していますので、
これから券売機の導入・入れ替えを検討している方はぜひ参考にしてください。

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目次

新紙幣発行は2024年7月から

新紙幣の発行は、2024年7月前半からです。2019年4月9日に1万円、5,000円、1,000円の3券種が改刷されると発表されました。

新紙幣に選ばれた肖像については、以下のような基準から採用されています。

  • 精密な写真を入手できる
  • 業績が国民に広く認められている
  • 紙幣に相応しい品格のある人物

さらに、明治以降の人物から、「現代の日本に通じる問題に取り組んだ人物」という共通点があります。今回の改刷で選ばれた人物は下記の3名です。

券種図柄(表)図柄(裏)寸法
新1万円
新1万円札
渋沢栄一東京駅(丸の内駅舎)縦76mm×横160mm
現在発行されている1万円札と同じ大きさ。
新5,000円
新5,000円札
津田梅子フジ(藤)縦76mm×横156mm
現在発行されている5,000円札と同じ大きさ
新1,000円
新1,000円札
北里柴三郎富嶽三十六景(神奈川沖浪裏)縦76mm×横150mm
現在発行されている1,000円札と同じ大きさ
出典:新しい日本銀行券特設サイト

今回、20年ぶりの新紙幣発行となるわけですが、以下のような理由があります。

新紙幣発行の目的・狙い

  • 偽造防止:現代の進化した技術を用いて、より偽造されにくい紙幣を発行するためです。
  • ユニバーサルデザインへの対応:目が不自由な方や外国人の方など、全ての方が使いやすいようにするためです。
  • お金の流れを把握:各家庭に眠っている現金をあぶり出して、消費に向かわせて、より経済を活性化させる目的があります。

新紙幣が発行された後は、新札対応の券売機の導入が必要です。券売機の新札対応方法は、次の章で解説します。

券売機の新紙幣対応方法は部品交換か入れ替えの2種類!

券売機の新紙幣対応方法は以下2種類です。

  • 使っている券売機の部品交換・システムアップデート対応をする
  • 入れ替えで券売機を新規導入する

の2種類があります。券売機を新紙幣対応にする場合は、「入れ替えで新規導入」する方法がおすすめです。

それぞれの特徴について見ていきましょう。

部品交換・システムアップデート対応をする

まずは、部品交換・システムアップデートで対応する方法です。
券売機のビルバリ(紙幣識別装置)を入れ替えることで多くの場合対応が完了します。

部品交換やシステムアップデートは、新しく券売機を導入するよりも費用を抑えられるメリットがあります。

ただし、機種によっては基盤交換などのハードウェア対応が必要な場合があり、費用と時間がさらにかかります。
また、長年使っている券売機の場合は、対応できない可能性もあるため、各メーカーに確認が必要です。

券売機の使用年数は目安5~6年程度※なので、それに近い年数を使っている場合は入れ替えたほうがよいでしょう。
※法定耐用年数は8年

また、新紙幣が発行される2024年から部品交換を検討している方は、部品の手配にかなりの時間を要する可能性があります。
混み合うことも予想されるため、早めに連絡するのがおすすめです。

各メーカー別の券売機新紙幣対応方法はこちら

入れ替えで新規導入する

新紙幣に対応するために、入れ替えで新規導入する方法があります。

デジタル化が進む現代では、さまざまな機能が備わっている券売機が登場しています。
例えば、タッチパネル式の券売機や、キャッシュレス決済に対応した券売機などです。

現在使っている券売機の使用年数が長めの場合は入れ替えがおすすめです。
他にも、入れ替えなら以下のメリットがあります。

  • 最新の券売機を導入できる(商品訴求力の強いフリーレイアウトのタッチパネル式、キャッシュレス対応タイプなど)
  • 補助金が活用できるから導入費用を抑えられる

とはいえ、入れ替えで新規導入する際にネックになるのが、導入費用ではないでしょうか。
しかし、次に解説する「補助金」を活用することで、導入費用を大幅に抑えられます。

新紙幣対応済みのおすすめ券売機一覧はこちら

新規導入なら補助金の活用がおすすめ!

補助金は、国や地方自治体から「事業拡大」や「設備投資」などの活動を支援するために支給される制度です。
誰でも補助金を受け取れるわけではありませんが、支給されれば返金する必要はありません。

券売機を新規導入する際の価格相場は、一般的に50万〜200万円程度といわれています。
補助金を活用すれば、その半額以下で導入することも可能です。

券売機の新札対応に使える補助金は、

  • IT導入補助金
  • 小規模事業者持続化補助金
  • 働き方改革推進支援助成金
  • ものづくり補助金
  • 飲食店事業者向け経営基盤強化支援事業(東京都限定)

などがあります。詳しくは後述していますので、ぜひそちらも参考にしてください。

最新券売機がお店にもたらすメリットとは?

最新券売機をお店に導入することで、以下のようなメリットが期待できます。

  • 新しい機能でスタッフの負担を軽減できる
  • ビジネスチャンスの拡大につながる
  • 利用環境に合わせてカスタマイズできる
  • 多言語に対応した券売機を導入できる
  • キャッシュレス決済に対応した券売機を導入できる

新札に対応していない券売機を使い続けると、お客様の利便性が低下し、顧客満足度の低下や客離れにつながりかねません。

しかし、早い段階で最新券売機を導入しておくと、利便性が向上し、顧客満足度の向上や集客UPに期待できるでしょう。

新紙幣発行を機に、最新券売機を導入してビジネスチャンスの拡大を図ってみてはいかがでしょうか。

券売機主要メーカー各社・各製品の新札対応方法【2023年9月更新】

ここでは、券売機主要メーカーの新札対応方法について紹介します。各社の券売機をすでに持っている方は、新札対応の参考にしてください。

グローリー株式会社

グローリー株式会社の券売機を使用中の方は、新しい紙幣に対応するために「製品を改造」する必要があります。

改造せずに使い続けた結果、新しい紙幣を取り扱う際に不具合が発生しても保証はありません。

製品の改造には費用が発生します。また、一部製品では対応が不可能な場合もあるため、詳しくはグローリー株式会社の営業担当にお問い合わせください。

株式会社BOSTEC(ボステック)

株式会社BOSTECの券売機を使用している方は、新紙幣に対応するため部品の交換または改造作業が必要です。部品交換または改造作業は有償での対応になります。

機器の調達状況・注文時期によっては、時間を要する可能性があります。お早めにお問い合わせください。

新紙幣に対応できる券売機は以下のとおりです。

現行モデル新紙幣対応可否対象の製造番号
FMC-27VA全台
FMC-156T全台
FSC-156T全台
BTW-M10全台
BTW-S10全台
BTi-M10全台
BTi-S10全台
FSH-19V全台
RMC-19V全台
KT-124NN-B2014年4月以降の生産分
KB-172NNS-B全台

芝浦自販機株式会社

2023年9月時点では、新紙幣対応については情報が出ていません。

前回の新500円硬貨対応では、部品交換で対応しています。

株式会社Fujitaka

今使用している券売機を新紙幣に対応させるために、ビルバリを交換しなければなりません。

以下のお問い合わせフォームから申し込みが可能です。

https://www.fujitaka.com/pub/ticket/exchange/

株式会社寺岡外食ソリューションズ

2023年9月時点では、新紙幣対応方法の情報は出ていません。

新紙幣対応の製品に入れ替えるか、部品交換の対応などはメーカーにお問い合わせください。

マミヤ・オーピー株式会社

2023年9月時点では新紙幣対応方法の情報は出ていません。

新紙幣対応の製品に入れ替えるか、部品交換の対応などはメーカーにお問い合わせください。

NECマグナスコミュニケーションズ株式会社

2023年9月時点では新紙幣対応方法の情報は出ていません。

新紙幣対応の製品に入れ替えるか、部品交換の対応などはメーカーにお問い合わせください。

おすすめの新紙幣対応済み券売機をタイプ別に紹介

ここからは、おすすめの新紙幣対応済み券売機をタイプ別に紹介していきます。

おすすめのタッチパネル式券売機4選

次に、おすすめのタッチパネル式券売機を4製品ご紹介します。

USEN Ticket&pay|株式会社USEN

USEN Ticket&Pay

株式会社USEN

USEN Ticket&pay

価格要問合わせ

サイズ(mm):W436.7×D487×H1642
タイプ:床置き、卓上
新札対応:〇

多言語対応1万円・5千円札
1円・5円硬貨キャッシュレス対応
ASP:〇 キッチンプリンター:〇 画面サイズ:16インチ、21インチ IT導入補助金:〇

券売機にもセルフ精算機にもなるハイブリッド型

株式会社USENが提供するUSEN Ticket&payは、券売機だけでなくセルフ精算機としても利用できるハイブリッド型の券売機です。注文・会計をお客様自身で行うため、店舗スタッフの業務負担を大幅に軽減できます。

回転率を重視する場合は券売機として運用し、客単価UPを狙いたい時間帯はスタッフによる注文とセルフ精算機の使い分けが可能です。より効率的な店舗オペレーションを実現できるでしょう。

外形寸法スタンダードタイプ:W436.7×D487×H1642mm
スリムタイプ:W500×D500×H1546mm
ミニタイプ:W395×D395×H772mm
画面サイズ16インチ、21インチ
プリンタレシートプリンタ、キッチンプリンタ連動
使用貨幣紙幣10,000円、5,000円、2,000円、1,000円
硬貨​​500円、100円、50円、10円
収納枚数紙幣10,000円札:100枚、5,000円:100枚、2,000円:100枚、1,000円:200枚
硬貨​​500円:約105枚、100円:約160枚、50円:約120枚、10円:約160枚、5円:約120枚、1円:約160枚
さらに詳しく製品仕様を見る(クリック/タップで展開します)
釣銭紙幣
硬貨
重量
消費電力
キャッシュレス対応クレジットカード要お問い合わせ
電子マネー要お問い合わせ
QRコード要お問い合わせ
発券仕様券サイズ注文内容による
タイプレジロール紙
売上管理インターネットなしアプリケーション内
インターネットありクラウドASPサーバーにアップロード
メニュー登録方式ブラウザにて作成→券売機側で受信
使用環境
その他の機能POSレジ連携、注文伝票印刷、メニュー写真表示、おすすめメニュー表示、多言語対応、セルフ精算機、個別会計機能

画像出典:https://pos.usen.com/order-solution/ticketpay/

CASHIER POSキャッシュレス専用|株式会社ユニエイム

CASHIER POSキャッシュレス専用

株式会社ユニエイム

CASHIER POSキャッシュレス専用

価格:480,000円

サイズ(mm):W400×D435×H1759
タイプ:床置き、卓上
新札対応:〇

多言語対応×1万円・5千円札×
1円・5円硬貨×キャッシュレス対応
ASP:〇か×か キッチンプリンター:〇 画面サイズ:21インチ IT導入補助金:〇

シンプルかつスマートで美しい券売機

CASHIER POS(キャッシュレス専用)は、お店のオペレーションの省人化を実現する最新型のタッチパネル型券売機です。注文から決済までをセルフ化し、回転率を上げて売上UPを図れます。

大型のタッチパネルを搭載しており、わかりやすいUI設計でどの年齢層の方でも操作が可能です。主要キャッシュレス決済にも対応済みなので、販売機会を逃しません。

外形寸法W400×D435×H1759mm
画面サイズ21インチ
プリンタレシートプリンター、キッチンプリンター
使用貨幣紙幣
硬貨
収納枚数紙幣
硬貨
さらに詳しく製品仕様を見る(クリック/タップで展開します)
釣銭紙幣
硬貨
重量95.5kg
消費電力1500W
キャッシュレス対応クレジットカードVISA/MASTER/JCB/American Express/Diners Club/Discover
電子マネーSUICA/PASMO/Kitaca、iD/tolca/manaca/ICOCA/SUGOCA/nimoca/はやかけん/nanaco/WAON/楽天Edy/QUICPay
QRコードPAYPAY/LINEPAY/WeChat Pay/ALIPAY/d払い/楽天ペイ/auPAY/メルペイ/FamiPAY/QuoPayなど
発券仕様券サイズ
タイプ
売上管理インターネットなし
インターネットあり
メニュー登録方式写真のアップロード、商品情報を登録可能
使用環境
その他の機能イートイン対応、テイクアウト対応

画像出典:https://cashier-pos.com/lp/ticketmachine/

楽らく券助 FMC-156T|株式会社BOSTEC

株式会社BOSTEC

楽らく券助 FMC-156T

価格822,800円(税込)

サイズ(mm):W400×D260×H665
タイプ:床置き、卓上
新札対応:〇

多言語対応1万円・5千円札
1円・5円硬貨×キャッシュレス対応×
ASP:× キッチンプリンター:× 画面サイズ:15.6インチ IT導入補助金:×

初めて券売機を使う方にやさしい設計

楽らく券助は、小型で卓上に設置できる高額紙幣対応の券売機です。専用架台(オプション)を取り付ければ、床置き設置での使用も可能になります。

メニュー作成・変更に専用ソフトは必要ありません。販売画面にテンプレートを採用することで本体側の操作で商品名と価格をいつでも変更できます。

シンプルな設計のため、タッチパネルの券売機を初めて使う店舗におすすめです。

外形寸法W400×D260×H665mm
画面サイズ15.6インチ
プリンタレシートプリンター
使用貨幣紙幣10,000円、5,000円、2,000円、1,000円
硬貨新500円、500円、100円、50円、10円
収納枚数紙幣10,000円、5,000円、2,000円:約200枚1,000円:約400枚
硬貨500円:70枚、100円:77枚、50円:82枚、10円:92枚、SUB:100円×87枚または10円×100枚
さらに詳しく製品仕様を見る(クリック/タップで展開します)
釣銭紙幣1,000円(還流式)
硬貨500円、100円、50円、10円
重量約30kg(本体部のみ)
消費電力定格85W
キャッシュレス対応クレジットカード
電子マネー
QRコード
発券仕様券サイズ当社指定用紙:幅57.5or80mm、長さ63m、厚さ65μ、高さ80mm
タイプ
売上管理インターネットなし
インターネットあり
メニュー登録方式USBキーボード
使用環境温度:5〜35℃、湿度:35〜80%
その他の機能簡単メニュー変更機能

画像出典:https://bostec.jp/kensuke/

VT-T21|グローリー株式会社

グローリー株式会社

VT-T21

価格1,980,000円(税込)

サイズ(mm):W650×D300×H1450
タイプ:床置き
新札対応:〇

多言語対応1万円・5千円札
1円・5円硬貨×キャッシュレス対応
ASP:〇 キッチンプリンター:〇 画面サイズ:22インチ IT導入補助金:×

券売機の枠を超えた充実機能

グローリー株式会社のVT-T21は、22インチワイド液晶モニターを搭載し、多言語対応と豊富な決済手段に対応したタッチパネル式券売機です。メニュー写真やメニューボタンを大きくすることで、視認性・操作性を向上しています。

また、店舗支援ASPサービスのSalesView(セールスビュー)の利用が可能です。売上管理はもちろん、電子ジャーナルの保管・管理や勤怠管理などが行えます。

外形寸法W650×D300×H1450mm
画面サイズ22インチワイド
プリンタキッチンプリンター
使用貨幣紙幣10,000円、5,000円、2,000円、1,000円
硬貨500円、100円、50円、10円
収納枚数紙幣10,000円、5,000円:約200枚、2,000円:20枚1,000円:600枚
硬貨
さらに詳しく製品仕様を見る(クリック/タップで展開します)
釣銭紙幣10,000円、5,000円、1,000円
硬貨500円、100円、50円、10円
重量150㎏(オプション除く)
消費電力待機時138/137W、定格(最大)268/276W
キャッシュレス対応クレジットカード要お問い合わせ
電子マネー要お問い合わせ
QRコード要お問い合わせ
発券仕様券サイズ横57.5㎜×24~120㎜(6㎜ピッチ)
タイプ標準紙、タック紙
売上管理インターネットなし
インターネットありASPサービス
メニュー登録方式タッチパネル
使用環境室内、温度5℃~35℃、湿度30~80%RH(結露なきこと)
その他の機能一括計数機能、釣銭残置運用

画像出典:https://www.jpsic.co.jp/terminal/54

おすすめのボタン式券売機3選

ここでは、おすすめのボタン式券売機を3製品ご紹介します。

製品名価格特徴リンク
VT-S20
935,000円(税込)設置場所を選ばないコンパクトボディ続きを見る
FK-ADⅡS1,595,000円(税込)女性でも使いやすい思いやり設計続きを見る
KC-BX3,437,500円(税込)ボタン式唯一の複合決済機続きを見る

VT-S20|グローリー株式会社

グローリー株式会社

VT-S20

価格935,000円(税込)

サイズ(mm):W310×D250×H578.2
タイプ:卓上
新札対応:〇

多言語対応×1万円・5千円札×
1円・5円硬貨×キャッシュレス対応〇※オプション
ASP:〇 キッチンプリンター:〇 IT導入補助金:×

設置場所を選ばないコンパクトボディ

グローリー株式会社のVT-S20は、カウンターやテーブルにも設置ができるコンパクトサイズの券売機です。ボタンレイアウトは、大型・中型口座ボタン、3連ミニボタンを組み合わせて、販売戦略に合わせて自在に設置できます。

FTP機能を標準搭載しており、本部にいながら営業店舗の売上データの確認やメニューの配信が可能です。オフライン時でも、USBメモリーで売上データをPCに取り込み、簡単に売上管理が行えます。

外形寸法W310×D250×H578.2mm
プリンタキッチンプリンター
使用貨幣紙幣1,000円札
硬貨新500円、500円、100円、50円、10円
収納枚数紙幣約600枚
硬貨500円×約70枚、100円×約77枚、50円×約82枚、10円×約92枚※リサイクル可能サブチューブ 100円×約87枚または 10円×約100枚補助つり銭装置 100円×約140枚、10円×約155枚(オプション)
さらに詳しく製品仕様を見る(クリック/タップで展開します)
釣銭紙幣
硬貨新500円、500円、100円、50円、10円
重量37kg(オプション除く)
消費電力待機時 16W 定格 31W(50/60Hz)
キャッシュレス対応クレジットカードVISA/MASTER/JCB/AMERICAN EXPRESS/Diners Clubなど
電子マネーSUICA/PASMO/Kitaca、tolca/manaca/ICOCA/SUGOCA/nimoca/はやかけん/nanaco/WAON/楽天Edy※オプション
QRコードd払い/PayPay/楽天Pay/au Pay
発券仕様券サイズ38、42、48、54、60㎜
タイプ用紙:感熱ロール紙(57.5mm×200m)×2巻
売上管理インターネットなしUSBメモリー
インターネットありFTP機能
使用環境室内、温度0℃~35℃、湿度20~90%RH(結露なきこと)
その他の機能店舗支援ASPサービス

画像出典:https://kenbaiki.com/item/detail/114

FK-ADⅡS|株式会社Fujitaka

FK-ADⅡS

株式会社Fujitaka

FK-ADⅡS

価格1,595,000円(税込)

サイズ(mm):W600×D280×H1570
タイプ:床置き
新札対応
:〇

多言語対応×1万円・5千円札×
1円・5円硬貨×キャッシュレス対応×
ASP:× キッチンプリンター:× IT導入補助金:×

女性でも使いやすい思いやり設計

株式会社FujitakaのFK-ADⅡSは、初めて飲食店を開業される方などを中心に、ローコストな券売機を求める方におすすめです。従来の券売機を見直し、紙幣投入口の高さを下げることで女性にも優しい設計になっています。

トップパネルのカラータイプは全5色あり、お店のイメージに合わせて選べます。また、多彩なメニュー設定を簡単にできるように、設定ソフトを大幅に改善しているのも特徴です。

外形寸法W600×D280×H1570mm
プリンタ
使用貨幣紙幣2,000円、1,000円札
硬貨500円、100円、50円、10円
収納枚数紙幣約100枚(OPスタッカ約250枚/約340枚)
硬貨500円(700枚)/100円・50円・10円(各1,000枚)
さらに詳しく製品仕様を見る(クリック/タップで展開します)
釣銭紙幣2,000円、1,000円札
硬貨500円、100円、50円、10円
重量約92kg(ロール紙・硬貨含まず)
消費電力40W
キャッシュレス対応クレジットカード
電子マネー
QRコード
発券仕様券サイズ幅57.5×長さ30~90(mm)  5mm単位
タイプドットライン感熱印刷方式
売上管理インターネットなしUSBメモリー
インターネットあり
使用環境屋内 周囲温度/0~40℃ 相対湿度/35~80%
その他の機能お店のイメージに合わせて選べるTOPカラーバリエーション

画像出典:https://www.fujitaka.com/products/detail/post-7091/

KC-BX|芝浦自販機株式会社

KC-BX

芝浦自販機株式会社

KC-BX

価格3,437,500円(税込)

サイズ(mm):W650×D300×H1600
タイプ:床置き
新札対応
:〇

多言語対応×1万円・5千円札
1円・5円硬貨×キャッシュレス対応
ASP:× キッチンプリンター:〇 IT導入補助金:×

ボタン式唯一の複合決済機

芝浦自販機株式会社のKC-BXは、ボタン式で唯一の複合決済機です。クレジットカードはもちろん、オプションで各種電子マネー、QRコード決済にも対応できます。

券売機からの音声ガイダンスにより、混雑時でもお客様はスムーズな操作が可能になります。他にも、施設案内や新商品の告知など、気になる情報を動画で発信することが可能です。

外形寸法W650×D300×H1600mm
プリンタキッチンプリンター※オプション
使用貨幣紙幣高額紙幣対応機:10,000円、5,000円、2,000円、1,000円千円紙幣対応機:2,000円、1,000円
硬貨​​500円、100円、50円、10円
収納枚数紙幣高額紙幣対応機【KC-BX30シリーズ】1,000円 : 約800枚、5,000円 : 約100枚、10,000円/2,000円:約300枚
【KC-BX20シリーズ】1,000円 : 約400枚、10,000円/5,000円/2,000円混在 : 約200枚
千円紙幣対応機【KC-BX10シリーズ】1,000円 : 約760枚
硬貨500円 : 約600枚、100円 : 約1,000枚、50円 : 約1,100枚、10円 : 約1,000枚
さらに詳しく製品仕様を見る(クリック/タップで展開します)
釣銭紙幣高額紙幣対応機【KC-BX30シリーズ】5,000円、1,000円(還流式)
【KC-BX20シリーズ】1,000円(還流式)
硬貨500円、100円、50円、10円
重量約106〜122kg
消費電力約101/101W
キャッシュレス対応クレジットカードVISA/MASTER/JCB
電子マネーSUICA/PASMO/Kitaca、tolca/manaca/ICOCA/SUGOCA/nimoca/はやかけん/nanaco/WAON/楽天Edy/iD/QUICPay
QRコードPayPay、楽天ペイ、d払い、メルペイ、au PAYなど
発券仕様券サイズ57.5mm×21、30、39、48、57、87mm
タイプ給紙方式 : オートローディング方式切替方式 : リレー式、口座別切替方式
売上管理インターネットなしUSBに書き込み
インターネットありFTP機能、売上ファイルを指定フォルダに送信
使用環境使用温度 : 5~40℃使用湿度 : 35~90%RH (但し、結露しないこと)
その他の機能音声ガイダンスでお客様に次の操作を案内

画像出典:https://www.shibaura.co.jp/smv/products/kenbaiki/kenbaiki_10.html

新札対応券売機導入の流れ

新札対応の券売機を導入する際は、一般的に以下のような流れで行われます。

STEP
お問い合わせ・申し込み

新札対応券売機を提供するメーカーに、メールやお問い合わせフォームから申し込みください。

STEP
見積り

お客様の要望から最適な券売機を提案し、見積書を出します。

STEP
券売機の契約

見積書を検討し、納得したら本契約に移ります。

STEP
券売機の初期設定

メニュー設定など、券売機の初期設定を行います。

STEP
設置

お店の指定日に券売機の設置、操作レクチャーを行って導入完了です。

券売機の新規導入費用をおさえるならリースか補助金がおすすめ

券売機の新規導入費用を抑えたい場合は、以下で解説する「リース」か「補助金の活用」がおすすめです。
それぞれの概要を解説していきます。

リースとは?

リースとは、リース会社が所有する機械や設備を長期間賃貸する契約のことです。
一括で費用を支払うのではなく、毎月一定の料金を支払うため、初期コストを大幅に削減できます。

リースを利用するメリット・デメリットは以下のとおりです。

券売機リースのメリット・デメリット

【メリット】

  • 最新の機器が使用できる
  • 初期導入費用を抑えられる
  • リース料を経費にできる

【デメリット】

  • 保守・修繕義務は利用者側にある
  • 基本的に中途解約ができない

上記のようなメリット・デメリットがあります。特に注意しなければならないのは、中途解約できない点です。
中途解約する場合は、違約金が発生します。

初期導入費用を抑えて、長期間券売機を利用するお店にとってはおすすめの方法といえるでしょう。

補助金とは?

補助金は、国や自治体の政策目標を達成するために、事業者の取り組みを支援する制度です。
新規事業や雇用の安定などを目的としており、返済は不要です。

事業者にとって資金面での支援を受けられるのはありがたいことですが、誰もが貰えるわけではありません。

申請や審査によって、要件を満たしていることが認められた場合に給付されます。

審査に通るためには、必要書類に抜け・漏れがなく、事業計画書をしっかり作り込み、受給を受けるに値すると適切にアピールすることが重要です。

券売機の新札・新紙幣対応に使える補助金・助成金

ここからは、新札対応の券売機に使える補助金を紹介します。補助金を使用できるのは、入れ替えによって券売機を新規導入する場合のみです。

IT導入補助金2023

IT導入補助金2023とは、企業の経営課題の解決や業務効率化を図るためのITツール導入を支援してくれる制度です。

通常枠(A・B類型)やセキュリティ対策推進策、デジタル化基盤導入枠などさまざまな枠があります。
その中で券売機は、デジタル化基盤導入枠での導入が一般的です。

ポイントは以下の4つです。

  • 補助率2/3〜3/4、ソフトウェアの上限補助額350万円
  • ソフトウェアだけでなく、PCや券売機などのハードウェア購入費用も補助の対象(最大20万円
  • 会計ソフト、受発注ソフト、決済ソフト、ECソフトに補助対象を特化
  • クラウド利用料を最大2年分補助

IT導入補助金の補助額・補助率

IT導入補助金の補助額・補助率は以下のとおりです。

券売機現金対応のみキャッシュレス決済キャッシュレス決済+現金対応
ソフトウェア代の補助金最大50万円(補助率3/4)最大350万円(補助率一部は3/4、残りは2/3)
ハードウェア代の補助金最大20万円(複数台でも1台のみが対象)最大20万円(複数台でも1台のみが対象)
合計補助金最大70万円最大370万円(1台あたり約50〜90万円)

補助上限額・補助率について知っておきたい2つのポイントがあります。

それは、

  • 補助上限額が50万円か350万円は機能要件の数で決まる
  • クラウド利用料が最大2年分補助される

まず、IT導入補助金の上限額は、機能要件の数によって決まります。機能要件の数とは、「会計」「受発注」「決済」「EC」のいずれかの機能をどれだけ有しているかです。

券売機の場合は「決済」を満たしているので、1つ以上は確実に要件を満たせます。
機能要件が1つ以上だと、補助上限額は50万円までです。

そこで補助上限額を350万円にする方法として、一緒に低価格な会計ソフトも導入するケースがあります。
これで機能要件が2つ以上となり、補助上限額350万円までになります。会計ソフトの費用を加味してもこちらの方がお得になります。

もう一点、知っておきたいのがクラウド利用料が2年分補助されることです。
券売機に搭載されているPOSシステムがクラウドサービスの場合、2年分の利用料が補助されます。

券売機のPOSシステムがクラウド型であるかどうかもチェックするとよいでしょう。

IT導入補助金の対象企業

IT導入補助金の対象企業は以下のとおりです。

業種・組織形態資本金従業員
製造業、建設業、運輸業3億円300人
卸売業1億円100人
サービス業(ソフトウエア業、情報処理サービス業、旅館業を除く)5,000万円100人
小売業5,000万円50人
ゴム製品製造業(自動車又は航空機用タイヤ及びチューブ製造業3億円900人
ソフトウエア業又は情報処理サービス業3億円300人
旅館業5,000万円200人
その他の業種(上記以外)3億円300人
医療法人、社会福祉法人、学校法人常勤300人
商工会・都道府県商工会連合会及び商工会議所常勤100人
中小企業支援法第2条第1項第4号に規定される中小企業団体主たる業種に記載の従業員規模
特別の法律によって設立された組合またはその連合会主たる業種に記載の従業員規模
財団法人(一般・公益)、社団法人(一般・公益)主たる業種に記載の従業員規模
特定非営利活動法人主たる業種に記載の従業員規模

小規模事業者の場合は、以下の規模が対象になります。

業種常勤の従業員
商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く)5人以下
サービス業のうち宿泊業・娯楽業20人以下
製造業、その他20人以下

出典:IT導入補助金2023

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者などが今後行われる制度変更に対応するため、販路開拓や業務効率化の取り組みを支援する制度です。生産性向上と持続的発展を図る目的があります。

券売機の導入によって、生産性向上や持続化発展につながると認められた場合に支給される補助金です。

補助上限額・補助率は以下のとおりです。

類型補助率補助上限額
通常枠2/350万円
賃金引き上げ枠2/3(赤字事業者は3/4)200万円
卒業枠2/3200万円
後継者支援枠2/3200万円
創業枠2/3200万円
インボイス枠100万円

小規模事業者持続化補助金に申請できる対象の事業者は以下の通りになります。

商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く)常時使用する従業員の数5人以下
宿泊業・娯楽業 常時使用する従業員の数20人以下
製造業その他常時使用する従業員の数20人以下

出典:小規模事業者持続化補助金

働き方改革推進支援助成金

働き方改革推進支援助成金とは、労働者の時間外労働の削減や有給休暇の取得促進などを実現するために導入するツールを対象に補助される制度です。

券売機の導入が店舗スタッフの業務負担を軽減し、働き方改革につながると示すことで助成金が支払われる可能性が高くなります。

働き方改革推進支援助成金の助成上限額・助成率は以下のとおりです。

助成率助成上限額
勤務間インターバル導入コース3/4~4/5340万円(成果目標の上限額および賃金加算額の合計額が上限)
労働時間適正管理推進コース3/4~4/5340万円(成果目標の上限額および賃金加算額の合計額が上限)
労働時間短縮・年休促進支援コース3/4~4/5390万円(成果目標の上限額および賃金加算額の合計額が上限)

助成金の対象者は以下に該当する事業者です。

業種資本または出資額常時使用する労働者
小売業(飲食店含む)5,000万円以下50人以下
サービス業5,000万円以下100人以下
卸売業1億円以下100人以下
その他の業種3億円以下300人以下

出典:働き方改革推進支援助成金

ものづくり補助金

中小企業・小規模事業者などが取り組む革新的サービス開発や試作品開発、生産プロセスの改善を行うための設備投資を支援する制度です。券売機の導入により、生産プロセスの改善が認められた場合に支給されますが、前例が少ないため採択率は低い傾向にあります。

補助上限額・補助率は以下のとおりです。

補助率従業員数5人以下:100万円~750万円
従業員6人~20人:100万円~1,000万円
従業員数21人以上 :100万円~1,250万円
補助上限額2/3

ものづくり補助金の対象者は以下に該当するものです。

業種資本金常勤従業員
製造業、建設業、運輸業、旅行業3億円300人
卸売業1億円100人
サービス業(ソフトウェア業、情報処理サービス業、旅館業は除く)5,000万円100人
小売業5,000万円50人
ゴム製品製造業3億円900人
ソフトウェア業または情報処理サービス業3億円300人
旅館業5,000万円200人
その他の業種3億円300人

出典:ものづくり補助金

飲食事業者向け経営基盤強化支援事業※東京都限定

都内の中小飲食事業者を対象に、収益の確保に向けた取組経費の一部を支援する制度です。券売機の導入に活用できるのはもちろん、その他厨房機器の導入にも使用できます。

飲食事業者向け経営基盤強化支援事業の対象は東京都限定にはなりますが、採択率が非常に高い助成金なのでおすすめです。

助成上限額・助成率は以下のとおりです。

  • 助成上限額:200万円
  • 助成率:2/3

ただし、助成金のみの申請はできません。専門家の無料コンサルティングを受けた方が対象になります。

出典:飲食事業者向け経営基盤強化支援事業

券売機に使える補助金・助成金についてさらに詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

券売機の新紙幣対応に関するよくある質問

ここでは、券売機の新紙幣対応に関するよくある質問について答えていきます。

旧紙幣はいつまで使える?

新紙幣が発行された以降も、旧紙幣は使えます。使用期限はありません。

旧紙幣と新紙幣の交換方法は?

旧紙幣と新紙幣の交換は、銀行窓口で対応します。「両替依頼書」に必要事項を記入し、銀行窓口に旧紙幣と一緒に提出すると交換してもらえます。

ただし、対応方法については銀行によって異なるため、該当の銀行に確認しましょう。

まとめ

本記事では、券売機の新札対応について解説してきました。

新紙幣は2024年7月前半を目途に発行されます。既存の券売機やこれから券売機を導入する方は、新紙幣に対応した製品を導入する必要があります。

券売機の新紙幣対応には、

  • 部品交換・システムアップデート対応する
  • 入れ替えで新規導入する

といった2種類の方法があり、その中でも補助金を活用できる「入れ替えで新規導入する」方法がおすすめです。

本記事で紹介した券売機を参考に、導入する際は自店舗の予算や必要な機能に合った製品選びをしてください。

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この記事を書いた人

POSレジ・自動釣銭機・券売機・キャッシュレス決済端末など、レジとその周辺サービスの研究・調査を日々行い、そこで得た知見や調査データを記事に反映しています。
編集長は一部の人に「POSレジオタク」とも呼ばれており、メーカーの枠にとらわれない幅広い知識を持っています。

これまで300件を超えるPOSレジや自動釣銭機、セルフレジの選定サポート・導入支援・販売を行ってきました。(補助金に関する支援も行っています。)
サポートの中で得た知見も記事に反映し、どこよりもわかりやすく情報が網羅されたレジのコンテンツ記事を目指していきます。

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