自動釣銭機はさまざまなメーカーから提供されていますが、非常に高額な製品です。
しかし、富士電機の自動釣銭機ECS-777は、比較的安価で導入できます。
ただ、どのような部分が優れていて、導入するメリットが何なのか分からないという方も多いでしょう。
そこで今回の記事では、ECS-777の特徴・価格・操作マニュアルを解説していきますので、導入を検討している方は参考にしてください。
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富士電機の自動釣銭機ECS-777とは?
富士電機の自動釣銭機ECS-777は、優れた機能性とデザイン性を兼ね備えており、使いやすさだけではなく店舗の景観を損ねないデザインとなっています。
自動で計算・出金ができるため、釣銭ミスを防ぐことが可能です。また、セルフレジとして運用する際は、ガイドランプがあるので、お客様が操作に迷う心配もありません、
なお、ECS-777本体は、硬貨部のCSC777と紙幣部のCSB777、2つの機器から構成されています。
ECS-777のメリット
- 入出金口にLEDが搭載されている
- デザイン性に優れているため店舗の景観を損ねない
- 硬貨回収BOXを用意することでオーバーフロー硬貨を自動回収可能
- 紙幣の回収方式をカセット回収と扉回収から選択できる
- 一時保留機能で預り金を一時保留できるため現金授受のトラブルを防げる
- 精査機能で釣銭機内の現金を自動で再計数可能
ECS-777のデメリット
- タッチパネルディスプレイがない
- 比較的低価格だが「つりペイ君」などさらに格安な製品がある
本体価格 | 640,000円~ |
導入価格例 | 990,000円~ |
対象業種 | 汎用、スーパーなど客数の多い流通小売でも利用可 |
対象店舗規模 | 小規模~大規模で利用可 |
サイズ | 硬貨部270mm(W)× 600mm(D)× 130mm(H)紙幣部220mm(W)× 600mm(D)× 130mm(H) |
メーカー名 | 富士電機株式会社 |
富士電機の自動釣銭機ECS-777の特長・メリット
ここでは、富士電機の自動釣銭機ECS-777の特徴・メリットは下記の通りです。
- 入出金口にLEDを搭載
- 優れたデザイン性
- 運用性が高い
- 便利な機能
- 機能性はグローリー300とそれほど変わらない
それぞれ解説していきます。
入出金口にLEDを搭載
紙幣・硬貨の入出金口にLEDを搭載しているため、視認性が高いです。また紙幣入金口にはお客様が入金しやすいように、光るガイドを採用しています
LEDと光るガイドにより、自動釣銭機の操作に慣れていないお客さまでも、迷わず使用することが可能です。
スムーズに会計ができるため、レジ待ち時間の短縮にもつながるでしょう。また、顧客満足度の向上も期待できます。
優れたデザイン性
ECS-777本体は、ブラック・ホワイトのシックなカラーリングとなっており、非常にデザイン性が高いです。さまざまな空間にフィットし、店舗の景観を損ねることもありません。
また、表示パネルも洗練されたすっきりとしたデザインなので、操作しやすいでしょう。
このように、ECS-777はデザイン性に優れているため、店舗の雰囲気を損ねたくない店舗におすすめです。
運用性が高い
硬貨回収BOXを用意することで、オーバーフロー硬貨を自動回収可能です。これにより営業終了後の売上金回収を効率的に行うことができ、業務負担の軽減につなげられます。ただし、回収BOXは付属していないため、別途用意しなければなりません。
また、回収できる紙幣の枚数が従来機よりも10%アップしています。なお、回収方式はカセット回収と扉回収から選択することが可能です。
便利な機能
ECS-777には精査機能が備わっており、自動釣銭機内の現金を再計数できるので点検業務や現金棚卸業務を効率化することが可能です。また、一時保留機能では預り金を一時保留して、現金授受のトラブルを防止できます。
このように、便利な機能が備わっているので、業務負担を大幅に軽減できるでしょう。
機能性はグローリー300とそれほど変わらない
ECS-777は、自動釣銭機の人気製品であるグローリー300と機能性はそれほど変わりません。カラーディスプレイは備わっていませんが、投出速度は硬貨が約3秒、紙幣が約2.7秒とグローリー300とほぼ同じです。
グローリー300と遜色のない機能を持ち合わせていながら、若干低価格で導入できるのでカラーディスプレイにこだわらない方は、ECS-777を選んだほうが費用を抑えられます。また、ECS-777はグローリー300にはないLEDが備わっているため、お客様が操作に迷う心配もありません。
富士電機の自動釣銭機ECS-777のデメリット
続いて、富士電機の自動釣銭機ECS-777のデメリットは下記の通りです。
- タッチパネルディスプレイがない
- さらに格安な製品がある
タッチパネルディスプレイがない
ECS-777には、タッチパネルディスプレイが備わっていません。タッチパネルディスプレイとは、グローリー300にあるようなディスプレイのことです。タッチパネルディスプレイがないため、グローリー300よりも操作部分の視認性が若干劣ります。ただし、特別見づらいというわけではないので、一度実物を見て確認してみるといいでしょう。
さらに格安な製品がある
ECS-777は本体価格640,000円からです。ビジコム経由で(BCPOS接続)導入すれば、導入価格99万円、月額0円で利用できるので、比較的低価格な製品と言えます。しかし、安さを求めるならより低価格な製品があるので、そちらも検討してみるといいでしょう。
ECS-777のデメリットが気になる方におすすめの自動釣銭機
ここでは、ECS-777のデメリットが気になる方におすすめの自動釣銭機を紹介します。
タッチパネルディスプレイつきの操作性が高い製品を求めるなら「グローリー300」
グローリー300は、グローリー社製の人気自動釣銭機です。4.3インチカラーディスプレイが標準搭載されており、非常に視認性・操作性に優れています。
また、履歴参照機能では取引内容や動作状況などといった稼働履歴を確認可能です。その他、装置監視機能では、装置内部や収納庫の開閉などの釣銭機に関する操作を監視でき、ログとして記録・管理を行えます。そのため、セキュリティレベルが高いです。
より安く自動釣銭機を導入したいならつりペイ君
つりペイ君の導入価格は80万円~(※リテール市場価格)なので、一般的に120万程度する自動釣銭機より大幅に低価格です。本体は非常にコンパクトで、硬貨投入口と硬貨受け取り口には抗菌加工がされています。また、LCDタッチパネルにも抗菌保護フィルムが貼り付けられているので非常に衛生的です。
ただし、紙幣還流ができないのでスーパーなど客数の多い流通小売店での利用は難しいでしょう。
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富士電機の自動釣銭機ECS-777の製品仕様
以下の表では、富士電機の自動釣銭機ECS-777の製品仕様を紹介しています。
硬貨部 CSC777の製品仕様
サイズ | 270mm(W)× 600mm(D)× 130mm(H) |
取扱金種 | 1円10円100円5円50円500円 |
収納容量 | 1円、10円、100円:各約170枚5円、50円:各約160枚500円:約110枚 |
投入口容量 | 50枚 |
投出口容量 | 60枚 |
取込速度 | 約6枚/秒 |
投出速度 | 約3秒 / 1取引(999円最小構成枚数) |
ディスプレイ | なし |
質量 | 約16kg |
使用電源 | AC100V 50/60Hz |
紙幣部 CSB777の製品仕様
サイズ | 220mm(W)× 600mm(D)× 130mm(H) |
取扱金種 | 千円、2千円、5千円、1万円 |
収納容量 | 千円:約250枚(流通券)混合庫(2千円、5千円、1万円):約100枚(流通券) |
投入口容量 | 25枚(官封券) |
投出口容量 | 20枚 |
取込速度 | 約4枚/秒 |
投出速度 | 約2.7秒 / 1取引(9000円最小構成枚数) |
質量 | 約19kg |
ECS-777と接続可能なPOSレジ一覧
以下は、ECS-777と接続可能なPOSレジの一覧です。
- POS+
- CASIO
- BCPOS
- 寺岡精工製品
- Gems
- ポスモコ
- レジノートプロ7
導入前に知っておきたい自動釣銭機ECS-777の使い方
ここからは、導入前に知っておきたい自動釣銭機ECS-777の使い方を解説していきます。
ECS-777の会計での使い方
ECS-777の会計での使い方は釣銭優先運用と入金優先運用の二通りあります。釣銭優先運用の場合は、お客様から会計金額を預り、レジに預かり金を入力しますが、ECS-777の場合は一時保留庫があるのでそこに一時的に預り金を保留することが可能です。
入金優先運用の場合は、お客様から預かった現金をECS-777に投入し、自動計算されて払い出された釣銭をお客様に渡します。預り金を入力する手間がないため、入力ミスを防ぐことが可能です。
ECS-777のレジ締めのやり方
- 前日のレジ締め時に機内に残した金額を確認する
レジ締めは、その日の売上が最初に発生した時を基準に行うため、前日のレジ締め時に残した金額を確認しなければなりません。なお、売上合計にはキャッシュレス決済の売上も含みます。
- 1日の売上金額を算出する
POSレジと連携させていれば自動的に、正確な1日の売上金額が計算されているため、手間と時間をかけて計算する必要はありません。
硬貨の在高確認
- ユニットのキーを「運用」の位置に合わせる
- 「在高」ボタンを押す
- 「硬貨」ボタンを押す
- 「▲」「▼」ボタンを押すごとにそれぞれ硬貨の在高が表示されるので確認します。
紙幣の在高確認
- ユニットのキーを「運用」の位置に合わせる
- 「在高」ボタンを押す
- 「紙幣」ボタンを押す
- 「▲」「▼」ボタンを押すごとにそれぞれ硬貨の在高が表示されるので確認します。
硬貨・紙幣の確認が終わったら、機内在高と売上金額と一致しているか確認して完了です。
ECS-777の両替方法
- ユニットキーを「運用」の位置に合わせます
- 「回収」と「補充」ボタンを同時に2秒以上押すと両替モードになります
- 「▲」を押す
- 両替する硬貨または紙幣を1枚投入する
- 両替された紙幣または硬貨が出金されます
ECS-777の釣銭補充方法
- ユニットキーを「運用」の位置に合わせます
- 「補充」ボタンを押します
- 補充する硬貨または紙幣を投入します
ECS-777の現金回収方法
硬貨オーバーフロー回収を使用する場合
- 上位制御部から回収先を選ぶ
- 回収先は出金口またはオーバーフロー庫のどちらかを選べます
- 上位制御部を選んで硬貨の回収を開始します
硬貨や紙幣を一括で回収する場合
- ユニットキーを「管理」の位置に合わせる
- 「回収」ボタンを押す
- 「▼」ボタンを押して表示を ALL に合わせる
- 「実行」ボタンを押す
- 硬貨や紙幣の回収が開始される
- 硬貨の回収は出金口またはオーバーフロー庫に搬送されます(搬送先は設定によって異なる)
出金口に回収される場合
60枚以上を指定枚数にした場合は約60枚回収されると自動的に止まるので、硬貨を取り除きましょう。自動的に次の回収が始まります。
オーバーフロー庫に回収される場合
回収時は、しっかりと釣銭機の下にオー バーフロー庫を設置しているか確認してくだ さい。
- 紙幣の回収は回収庫もしくは出金口に搬送されます。
回収庫に回収される場合
約220枚回収するか、収納庫の現金がすべてなくなると自動的に止まります。「CASEt」と表示されたら回収庫の扉を開けてお札を取り除いてください。 回収庫の紙幣を抜き取ると、次の回収が始まります。 別売の回収庫を用意している場合は、交換して回収することが可能です。
出金口に回収される場合
20枚回収もしくは収納庫の現金がすべてなくなると自動的に停止します。 出金口に出金されたお札をすべて取ると、自動的に次の回収が始まる流れです。
- 紙幣の回収で回収している途中にリジェクトが発生した際は、最後にリジェクト紙幣を回収します。
- 回収が終わると回収された金額が表示されます。
富士電機の自動釣銭機ECS-777のトラブル対処マニュアル
ここからは、富士電機の自動釣銭機ECS-777のトラブル対策マニュアルを紹介していきますので参考にしてください。
トラブル対処マニュアル①ECS-777で過不足・違算が起きる
自動釣銭機は基本的に過不足や違算は発生しませんが、釣銭優先運用の場合や紙幣・硬貨の詰まりによって過不足が起きることも少なくありません。
紙幣や硬貨詰まりが原因で過不足が発生した場合は、無理やり現金を取り出そうとするのではなく、以下のように対処しましょう。
- 詰まりが発生した際は警告音が鳴ります。 操作パネルのボタンを押し、連続音を止めましょう。
- LEDが表示されている部分のエラーコード、またはLCDが表示されている部分のガイダンスを見て、紙幣部・硬貨部のどちらでエラーが発生したか確認します。
エラーコード「Cn.E-○○○」が表示された場合
- 釣銭が1,000円以上の場合は、紙幣は正常に出金口から出ているので、金額に間違いのないことを確認します。 不足している硬貨は、ドロアからお客様へ渡しましょう。
- 硬貨ユニットを引き出す際にオーバーフロー庫を使用する時は、硬貨ユニットを引き出すより先にオーバーフローシュート出口に硬貨が詰まっていないことを確認しましょう。 ユニットキーを硬貨ユニットの鍵穴に挿し込み、保守側に時計回りに回すと硬貨ユニットを引き出せます。
- 硬貨ユニットの左側の出金搬送部の蓋を開いて、詰まっている硬貨を取り除きます。
- それぞれの金種ごとのベルトに硬貨が詰まっているときは、ベルト(小)を手で回して取り除きましょう。
- 硬貨部を戻して 「取消復旧」を押して釣銭機のリセットを行いましょう。
エラーコード「bL.E-○○○」が表示された場合
- 紙幣部で詰まりが起きた際も、硬貨は硬貨出金口に出るので、金額を確認します。 不足している紙幣はドロアから出してお客様へ渡しましょう。
- ユニットキーを紙幣ユニットの鍵穴に挿し込んで、保守(右)側に回すと紙幣ユニットが引き出すことが可能です。
- 搬送部の緑色のラッチと凹部を摘まんで、上に持ち上げて搬送路に詰まっている紙幣を取り除きます。
- 紙幣部を戻して、操作パネルの「取消復旧」ボタンを押して釣銭機をリセットします。 再度エラーが表示された場合は、他に詰まっている紙幣があるはずです。もう一度紙幣ユニットを開いて確認しましょう。
トラブル対処マニュアル②ECS-777にお札・硬貨が詰まる
上記では出金時・回収時の詰まりに関して解説しましたが、以下では入金・補充時の詰まり解除方法を解説するので参考にしてください。
硬貨入金・補充時の詰まり解除方法
- 詰まりが発生した際は警告音が鳴ります。 操作パネルのボタンを押して、連続音を止めましょう。
- LED表示部のエラーコード、またはLCDが表示されている部分のガイダンスを見て、紙幣部・硬貨部の どちらでエラーが発生したか確認しましょう。 なお、エラーコード「Cn.E-〇〇〇」は硬貨部に何かしらの異常がある場合に表示されます。
- 紙幣も同時に投入している場合は、紙幣出金口に紙幣が戻るので取り除いてPOSのテーブルに置いておきます。
エラーコード「Cn.E-〇b0」が表示された場合
- 硬貨投入口に入れた硬貨が滞留している状態です。
- 滞留してしまっている硬貨を取り除きます。
エラーコード「Cn.E-〇b1」が表示された場合
- 操作パネルを手前に持ち上げます。 検銭部搬送路のレバーを押して上に開きましょう。 さらに検銭部を矢印方向に押して上に開きましょう。
- 詰まっている硬貨を取り除きます。
- 詰まりの原因になるので、取り除いた硬貨は釣銭機で使用しないようにしてください。
- 検銭部を戻して操作パネルを閉じた上でボタンを押して釣銭機をリセットしましょう。
リセット後にエラーコード「Cn.E-264」 が表示された場合
検銭部が正しくセットされていないので、検銭部を確認しましょう。釣銭機をリセットしたら、お客様からお預かりした金額を手打ちして取引を完了させましょう。 取り除いた紙幣・硬貨はドロアで保管して後で分かるように管理してください。
紙幣入金・補充時の詰まり解除方法
- 詰まりが発生した際は警告音が鳴ります。 操作パネルのボタンを押して、連続音を止めましょう。
- LED表示部のエラーコード、またはLCDが表示されている部分のガイダンスを見て、紙幣部・硬貨部の どちらでエラーが発生したか確認しましょう。
エラーコード「bL.E-○○○」が表示された場合
- 硬貨も同時に投入している場合は、硬貨キャンセル口に硬貨が戻ります。 取り除いてPOSのテーブルに置いておきましょう。
- ユニットキーを紙幣ユニット錠に挿し、保守(右)側に回すと紙幣ユニットを引き出すことが可能です。
- 「搬送部」の緑色のラッチと凹部を摘まみ上に持ち上 げ、搬送路に詰まっている紙幣を取り除きましょう。
- 次に鑑別部を手前から奥に開きます。 開かない場合は、紙幣が挟まっているので、ユニット右側面の緑色のノブを時計回りに回し、搬送路側へ紙幣を出して取り除きましょう。
- 入金口を開いて紙幣が挟まっていないか確認します。
- 先に投入された紙幣が出金口に返却されている場合があるので、必ず出金口も開いて確認しましょう。
- 紙幣ユニット右側面の千円庫と混合庫の扉を開き、一時保留紙幣(L字仕切り板の前側の紙幣)がある場合は取り除いてください。(収納庫紙幣(L字仕切り板の後ろ側の紙幣)は引き出さないようにしてください)
- 紙幣部を戻して、操作パネルのボタンを押して釣銭機をリセットします。
- お客様から預かった金額を手打ちして取引を完了させます。 紙幣・硬貨はドロアで保管して後でわかるように管理しましょう。
トラブル対処マニュアル③ECS-777とPOSレジの接続にエラーがある
ECS-777とPOSレジの接続エラーが発生した場合は、ネットワークのエラーの可能性が高いです。
この場合は、以下の手順でPOSレジと自動釣銭機の再起動を試してみましょう。
- POSレジを再起動
- 一度レジ端末の電源を切り、再び電源をつける
- 一度自動釣銭機の電源切り、再び電源をつける
上記の手順を実行しても解決しない場合は、ケーブル類に原因があるかもしれません。以下の2点を試してみてください。
- 自動釣銭機の後ろ側に接続されているケーブルを一度外して再び挿す
- 変換機のLANケーブルと電源ケーブルを一度外して再び挿す
トラブル対処マニュアル④ECS-777で精査が点灯したときの対処法
操作パネルのドットが点灯している時や「精査」が点灯した時は、在高が一致していない可能性が考えられるので精査しましょう。
紙幣・硬貨の同時精査方法は以下の通りです。
- ユニットキーを「運用」の位置に合わせます。
- 「在高」ボタンを押します。
- 「▼」ボタンをSCrEEn表示になるまで押します。
- 「実行」ボタンを押すと SCrEEn 表示が点滅し精査が始まります。概略の動作時間(精査時間)が表示されるので、 精査終了後は待機状態になっているか確認しましょう。
- リジェクト硬貨や紙幣は、出金口に排出されます。 排出された硬貨や紙幣はドロアへ収納しましょう。
硬貨のみの精査
- ユニットキーを「運用」の位置に合わせます。
- 「在高」ボタンを押します。
- 「硬貨」ボタンを押します。
- 「▼」ボタンを Cn.SCrEEn 表示になるまで押しましょう。
- 「実行」ボタンを押すと Cn.SCrEEn 表示が点滅し精査を開始します。 精査時間が表示されるので、精査終了後は待機状態になっているか確認しましょう。
紙幣のみの精査
- ユニットキーを「運用」の位置に合わせます。
- 「在高」ボタンを押します。
- 「紙幣」ボタンを押します。
- 「▼」ボタンを Cn.SCrEEn 表示になるまで押しましょう。
- 「実行」ボタンを押すと Cn.SCrEEn 表示が点滅し精査を開始します。 概略の動作時間(精査時間)が表示されるので、精査終了後は待機状態になっているか確認しましょう。
メーカー「富士電機株式会社」の基本情報
以下は、富士電機株式会社の基本情報です。
会社名 | 富士電機株式会社 |
本社所在地 | 〒141-0032東京都品川区大崎一丁目11番2号ゲートシティ大崎イーストタワー |
従業員数 | 27,123名 |
資本金 | 47,586,067,310円 |
創業 | 1923年8月29日 |
まとめ
ここまで解説したように、ECS-777は自動釣銭機として操作性・機能性に優れており、デザイン性も高い製品です。店舗の業務効率向上・顧客満足度向上や、お客様のレジ待ち時間短縮にもつなげることができるでしょう。
価格もグローリー300より若干安いので、カラーディスプレイにこだわらない場合は、ECS-777がおすすめです。
ECS-777の導入を検討している方は、今回の記事の内容を参考にしてみてください。
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富士電機の自動釣銭機ECS-777以外のおすすめ自動釣銭機もチェック
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