「他のPOSレジとAndroidPOSレジの違いってなに?」
「AndroidPOSレジのメリットとデメリットを知っておきたい」
「AndroidPOSレジアプリのおすすめを知りたい」
このような疑問やお悩みはありませんか?
POSレジアプリを比較検討していると、iPadやiPhoneなどの「iOS対応」の製品が目立ちます。
しかし、手持ちのAndroid端末を使用したいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、Android対応のPOSレジアプリ国内全種類を徹底比較し、おすすめの製品を紹介します。
また、お店に合ったPOSレジアプリの選び方も解説していますので、製品選びの参考にしてください。
レジの専門販売店がプロ目線で解説した記事なのできっとお店にピッタリなPOSレジアプリが見つかりますよ。
ぜひご一読ください!
▶参考記事①:POSレジおすすめ25選比較ランキング2024年👑比較表&選び方
▶参考記事②:POSレジとは?仕組みやメリット・デメリットをわかりやすく解説
Android(アンドロイド)POSレジアプリとは?
AndroidPOSレジアプリとは、文字通りAndroid端末(スマートフォンやタブレット含む)で使えるタイプのPOSレジです。
Android端末にレジアプリをインストールするだけで利用できる点が特徴。
そのため、すでにAndroid端末を持っている場合は、すぐにPOSレジの導入が可能です。
他にも、AndroidPOSレジアプリには、以下のようなメリットがあります。
- 端末はスマホやタブレットなので導入コストを抑えられる
- アプリをインストールするだけなので導入が簡単
- レジを持ち運んで会計が行える
- 場所を取らない
- タッチ操作なので使いやすい
上記のメリットに魅力を感じた方は、AndroidPOSレジアプリの導入がおすすめです。
そもそもPOSレジ(POSシステム)とは?
POSレジとは、商品が売れた時点の商品名や価格、何個売れたのといったデータを自動で記録し、管理・分析する「POSシステム」を搭載したレジのことを指します。
POSレジの”POS”は、「Point Of Sales」の頭文字を取ったもので、日本語では「販売時点情報管理」という意味です。
POSレジは、従来のレジスターと機能面や便利さで大きな違いがあります。
従来のレジスターでは、できなかった以下のようなことがPOSレジなら可能です。
- バーコードを使ったお会計
- 売上の詳細なデータ管理
- レジの販売と連動した在庫管理
- 複数店舗のデータ一括管理
- レジ締め時間の大幅短縮
- キャッシュレス決済への対応
- レジの操作ミス・不正の防止
上記の他にも、顧客管理機能、ポイント管理、外部システムとの連携など、数多くの機能を備えている点もPOSレジの魅力といえるでしょう。
POSレジの基礎知識についてさらに詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
POSレジの機能
POSレジには、以下のような便利機能が備わっています。
レジ機能 | 基本のレジ機能はもちろん、セット販売/バンドル販売のような特殊な販売手段も簡単に行えます。会計は画面タップするだけなのでレジ業務のスピードアップを実現します。 |
在庫管理機能 | 取り扱っている商品を全て管理し、リアルタイムで売り上げた商品数や在庫数を確認できます。クラウド型POSレジであれば、いつでもどこでも在庫管理が可能です。 |
売上管理・分析 | 販売データを自動収集し、分析する機能です。日別・月別・年別・商品別・時間帯別など細かな分析が行えます。売れ筋商品や売れ行きが悪い商品などの見極めやマーケティング施策にも活用可能です。 |
顧客管理 | 顧客の年齢や性別、購入履歴などの顧客情報を管理できる機能です。顧客情報を活用して、キャンペーンや個別DM配信に役立てられます。 |
複数店舗管理 | 複数店舗の在庫状況や売上状況をリアルタイムで一括管理できる機能です。各店舗の品不足や過剰在庫を減らし、効率的な運用に役立ちます。 |
キャッシュレス決済 | クレジットカード・電子マネー・QRコード決済などに対応できる機能です。キャッシュレス決済需要が増えているため、重要な機能の一つといえます。ただし、メーカーによって対応している決済ブランドは異なるため、確認が必要です。 |
セルフレジ機能 | 自動釣銭機との連携が可能になる機能です。お客様自身で会計を行うため、衛生面の強化や会計時間の短縮につながります。 |
外部システム連携 | 会計ソフトやECサイト、予約管理システムなどの外部システムと連携が可能になる機能です。選ぶ製品によって連携できる外部システムは異なるため、確認が必要です。 |
POSレジの機能一覧について知りたい方は下記の記事をご覧ください。
Android(アンドロイド)POSレジアプリの月額無料って本当?
AndroidPOSレジアプリの一部の製品は月額無料と記載されていますが、本当かどうか気になった方も多いのではないでしょうか。
結論から申し上げますと、初期費用はかかりますが本当に月額無料で利用可能です。
多くのAndroidPOSレジアプリでは複数のプランが用意されており、機能が一部制限された月額無料プランも用意されています。
機能が制限されているとはいえ、レジとして活用するには十分な機能です。
例えば、店舗オープン時はコストを抑えるために無料プランを利用し、拡大に合わせて高度な機能が使える有料プランを使うというといったこともできますよ。
以前は確かにPOSレジというと数百万円と高額でしたが、昨今はPOSレジアプリの登場により、大幅な低価格化が進んでいます。
周辺機器代として初期費用が5万円~10万円程度かかりますが、その後は月額無料の製品も多く小規模店舗・個人店でもPOSレジを使うところが増えているのです。
したがって、新規オープンなどでこれから新しくレジを導入する場合は、お店の規模を問わずPOSレジがおすすめだと言えるでしょう。
月額無料で使えるAndroidPOSレジアプリには、以下のような製品が挙げられます。
- Square(スクエア)POSレジアプリ
- CASHIER POS
- Padpos
- Loyverse POSレジ
- モバイルレジ [Android]
上記製品の詳細については、次の章で詳しく解説していますので、参考にしてください。
POSレジの価格相場や料金体系について詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
【無料あり】Android(アンドロイド)対応POSレジアプリ5選を比較
ここでは、おすすめのAndroid対応POSレジアプリを5製品紹介します。
- Square(スクエア)POSレジアプリ
- CASHIER POS
- Padpos
- Loyverse POSレジ
- モバイルレジ [Android]
それぞれ詳しく見ていきましょう。
Square(スクエア)POSレジアプリ
導入価格例 | 92,760円~(現金決済が必要な場合の各種周辺機器代) キャッシュレス決済のみで、Android端末を持っていれば0円でもスタートが可能 |
月額料金 | ・フリー:月額0円 ・リテールプラス:月額6,000円 ・フードプラス:月額13,000円 ・プレミアム(要問合せ) |
対応ハードウェア | iPhone、iPad、Android端末(一部のぞく) |
対象規模 | 全ての規模に対応 |
サポート | メール、電話サポート(受付時間10:00~18:00) ※年末年始・臨時休業日を除く |
メーカー名 | Square |
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■Square(スクエア)POSレジアプリのおすすめポイント
- 月額利用料0円で豊富な機能が使える
- デザイン性に優れている周辺機器が充実
- キャッシュレス決済を同時に導入可能
■Square(スクエア)POSレジアプリの特徴
Squareは、海外メーカーの製品で全世界200万以上の事業者に利用されているPOSレジアプリです。
大手コーヒーブランド「ブルーボトルコーヒー」でも導入実績があります。
月額利用料0円で利用できるプランが用意されており、個人店であれば十分な機能充実度です。導入費用も周辺機器代のみなので、大幅に費用を抑えられます。
また、周辺機器もバリエーションが豊富で、スタイリッシュかつおしゃれな製品が多いです。カフェや店内の景観を重視するお店におすすめできます。
■Square(スクエア)POSレジアプリの口コミ
Square(スクエア)POSレジアプリの評判・口コミをもっと見る
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CASHIER POS
導入価格例 | タブレットセット:79,800円6800UAセット:128,000円 |
月額料金 | ・スタータープラン:0円 ・プロフェッショナルプラン:4,400円 ・モバイルオーダー:3,000円 ・スマホテーブルオーダー:5,000円 ・タブレットテーブルオーダー:5,000円 ・ハンディオーダー:5,000円※レンタルの場合月額 8,400円 |
対応ハードウェア | Android型のオリジナルハードウェア、スマホ・タブレットは要お問い合わせ |
対象規模 | 全ての規模に対応 |
サポート | メール、電話サポート(平日10:00~21:00) |
メーカー名 | 株式会社ユニエイム |
■CASHIER POSのおすすめポイント
- レンタルプランも提供
- 有線通信、SIM通信を利用しているので動作が安定
- 飲食店・小売店向けの機能が充実
■CASHIER POSの特徴
CASHIER POSは、導入数2,000台以上、イベントでは年間10,000台が稼働している高機能クラウドPOSレジです。
POSレジ端末のバリエーションが豊富で、Android対応のオリジナル端末やAndroid対応スマホ/タブレットから選べます。
特筆すべき点は、他社POSレジよりも動作が安定している点と処理スピードの速さです。Androidオリジナル端末と周辺機器間は、有線通信またはSIM通信で接続しているので、ストレスのない動作を提供しています。
■CASHIER POSの口コミ
Padpos
導入価格例 | 要お問い合わせ |
月額料金 | ・Padpos Free:0円 ・Padpos Lite:1,900円/店舗 ・Padpos:3,800円/店舗 |
対応ハードウェア | Android対応のスマホまたはタブレット タブレットOS :Android OS3.2~4.4スマホOS:Android OS4.0~4.4 |
対象規模 | 小規模〜多店舗展開 |
サポート | メール、電話 |
メーカー名 | 株式会社ビジコム |
■Padposのおすすめポイント
- 1店舗複数台の利用が可能
- 簡単で直感的に行える操作性
- 紙のカタログや商品メニューを電子化できる
■Padposの特徴
Padposは、POSシステム開発で実績のあるビジコムがノウハウを注ぎ込んだ、Androidスマホ&タブレット専用のPOSシステムです。
基本的なレジ機能だけであれば、月額0円から利用できます。POS機能をすべて使う場合も、1,900円の低価格で利用が可能です。
端末のカメラ機能で紙の写真やカタログを撮影して、電子化することもできます。
現在は開発を停止しているため、最新OSに対応していません。ご注意ください。
■Padposの口コミ
Padposの口コミは見つかりませんでした。
Loyverse POSレジ
導入価格例 | 要お問い合わせ |
月額料金 | 基本無料 ※バックオフィスでは追加料金が発生するプレミアム機能を用意 |
対応ハードウェア | Android、iOS対応スマホ、タブレット |
対象規模 | 小規模〜多店舗 |
サポート | チャットサポート、ヘルプセンター、掲示板 |
メーカー名 | テックウインド株式会社 |
■Loyverse POSレジのおすすめポイント
- オフラインでも販売が可能
- 世界170カ国以上で利用されている
- 複数店舗の売上・在庫状況をリアルタイムで把握できる
■Loyverse POSレジの特徴
Loyverse POSは、月額利用料0円から始められるAndroid端末対応のモバイルPOSレジアプリです。全世界170カ国以上、100万店舗以上で導入されています。
新人スタッフから機械操作が苦手なスタッフまで、誰でも簡単に操作できる画面設計なので、安心して利用できます。
複数店舗の売上・在庫状況をリアルタイムで把握でき、ヘルプ要請や店舗間の在庫移動も迅速に行うことが可能です。この機能により、販売機会の損失を最小限に抑えられるでしょう。
■Loyverse POSレジの口コミ
Android POS RePOS
導入価格例 | 要お問い合わせ |
月額料金 | 要お問い合わせ |
対応ハードウェア | 専用のハードウェア |
対象規模 | 小規模〜中規模 |
サポート | 24時間365日のソフトリモート保守、コールセンター |
メーカー名 | 日本リテイルシステム株式会社 |
■Android POS RePOSのおすすめポイント
- 標準機能でキャッシュレス連動対応
- インボイス対応
- 個別カスタマイズが可能
■Android POS RePOSの特徴
Android POS RePOSは、AndroidOS採用により、WindowsPOSレジと比較して低価格で提供しています。タブレット型POSレジとは違い、耐久性の高さも特徴です。
標準機能でキャッシュレス連動に対応しているため、さまざまなクレジット端末との連動が行えます。キャッシュレス決済の導入により、レジでの2度打ちも心配ありません。
インターネット接続による24時間365日のソフトリモート保守やコールセンターなど、サポート体制も万全です。
■Android POS RePOSの口コミ
Android POS RePOSの口コミは見つかりませんでした。
Android(アンドロイド)対応POSレジアプリ5選比較表
Android(アンドロイド)対応POSレジアプリ5選を比較表にまとめました!
導入価格例 | 月額料金 | ハード | タイプ | 対象規模 | 対象業種 | 販売管理・分析 | 在庫管理 | EC連携 | ハンディ | モバイルオーダー | テーブルオーダー | 顧客管理 | キャッシュレス決済 | 勤怠管理 | 予約管理 | 会計ソフト連携 | 自動釣銭機 | API機能 | メールサポート | 電話サポート | 駆けつけサポート | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Square(スクエア)POSレジ | 92,760円~ | 0円〜13,000円 | iPhone、iPad、Android端末(一部のぞく) | 汎用型 | 全ての規模に対応 | 汎用 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | × |
CASHIER POS | 79,800円〜 | 0円〜 | Android型のオリジナルハードウェア、スマホ・タブレット | 汎用型 | 全ての規模に対応 | 飲食店、小売店 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
Padpos | 要お問い合わせ | 0円〜3,800円 | Android対応のスマホまたはタブレット | 汎用型 | 小規模〜多店舗展開 | 汎用 | 〇 | 〇 | × | × | × | × | 〇 | 〇 | × | × | × | × | × | 〇 | 〇 | × |
Loyverse POSレジ | 要お問い合わせ | 0円〜 | Android、iOS対応スマホ、タブレット | 汎用型 | 小規模〜多店舗 | 汎用 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | × | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | × | × | × | × | × |
Android POS RePOS | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 専用のハードウェア | 汎用型 | 小規模〜中規模 | 汎用 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | × | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | 〇 | × | × | × | × |
比較表から見ても、Square(スクエア)POSレジかCASHIER POSがとびぬけて良い製品なので基本的にどちらかにしましょう。
お店のニーズ別おすすめAndroid(アンドロイド)対応POSレジ
ここでは、お店のニーズ別でおすすめのAndroid対応POSレジを紹介します。
迷ったらとりあえずSquarePOSレジかCASHIER POS
まず、どのAndroid対応POSレジを選んでよいかわからないという方は、「SquarePOSレジ」か「CASHIER POS」をおすすめします。
その理由は以下のとおりです。
SquarePOSレジがおすすめな理由
SquarePOSレジがおすすめな理由は、月額費用が格安な点です。月額利用料0円でも、ほとんどの機能が利用できます。
とにかく安さを重視する小規模・個人店舗にはおすすめです。必要な機能が増えれば、有料プランに移行することもできます。
また、導入費用の安さも業界最安クラスです。キャッシュレス専用店舗であれば、専用のカードリーダー(4,980円)とスマホの購入費用だけでPOSレジを導入できます。
上記の理由から、製品選びに迷ったらSquarePOSレジがおすすめといえるでしょう。
CASHIER POSがおすすめな理由
飲食店・小売店の方で、製品選びに迷っている場合はCASHIER POSがおすすめです。
CASHIER POSは、飲食店・小売店向けの最新機能が充実しています。
飲食店向けの機能には、ハンディオーダーやタブレットオーダー、券売機、モバイルオーダーなど幅広いオーダー方法に対応が可能です。
小売店向けでは、モバイルセルフレジ機能やピックアップ機能、デリバリー販売機能、注文一元管理機能など、小売店の業務を効率化させる機能が充実しています。
また、POSレジの専用端末と周辺機器間は有線通信かSIM通信を利用するため、大規模店舗でも安定した動作を実現できます。
上記の理由から、特に飲食店・小売店の方にはCASHIER POSがおすすめといえるでしょう。
顧客管理もしたいならPadpos
POSレジで顧客管理を行いたい場合は、Padposもおすすめです。
Padposの顧客管理では、背面に顧客バーコードを印字したショップカードやポイントカードを使用します。
販売データと顧客データの連携により、ポイント管理や顧客分析が可能です。
ただし、現在Padposは開発を停止しています。最新のOSには対応していないため、導入前に確認してください。
お店に合ったPOSレジアプリの選び方
ここでは、自分のお店に最適なPOSレジアプリの選び方を5つ解説します。
目的・ニーズに合った機能は揃っているか
まずは、お店に必要な機能や、POSレジを使う目的を明確にしましょう。
その上で、ニーズを満たす機能を有したPOSレジを探すことが大切です。
基本的にPOSレジは、機能数が多いほどコストも高くなります。そのため、利用しない機能が多いと、無駄なコストを支払うことになるのです。
また、飲食店であれば飲食店特化型のPOSレジ、小売店なら小売店に特化したPOSレジを選ぶのもよいでしょう。
POSレジの機能一覧表は以下の通りです。
必要な機能を整理する時の参考にしてください。
分類 | 機能名 | |||
---|---|---|---|---|
汎用的な機能 | レジ機能 | 売上管理・分析機能 | 商品・在庫管理機能 | 顧客管理機能 |
予約管理機能 | トレーニング機能 | キャッシュレス決済 | 外部システム連携 | |
複数店舗管理 | 本部管理機能 | 予算管理 | PL管理 | |
軽減税率対応 | 免税対応 | インボイス対応 | 非課税対応 | |
商品別税設定 | 自動釣銭機接続 | セルフレジ | データ出力 | |
オフライン利用 | ポイント管理 | 勤怠管理 | スタッフ管理 | |
業種別機能:飲食店 | OES(ハンディ) | セルフオーダー | モバイルオーダー | KDS |
テーブル管理 | テーブル個別会計 | テイクアウト管理 | デリバリー管理 | |
業種別機能:小売店 | EC連携 | 高度な在庫管理 | 部門管理・分析 | 仕入れ・発注 |
業種別機能:美容室 | 電子カルテ作成 | DM・メルマガ配信 | ||
業種別機能:薬局 | レセコン連動 | 未収金・返戻金管理 | 調剤会計/OTC/一般品併売 | セルフメディケーション税 |
業種別機能:医療 | 電子カルテ連携 |
POSレジの機能について詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
価格(導入費用・月額料金)はどうか
POSレジの価格面を見るのも大切なポイントです。お店の予算に合った製品を選ぶようにしましょう。
POSレジの導入費用相場は0円〜30万円、月額費用は0円〜2万円程度です。
本記事で紹介した製品の中にも、利用料0円で機能が充実しているPOSレジも多くあります。
特にSquarePOSレジは、月額0円でほとんどの機能が利用できるためおすすめです。
POSレジの価格相場について詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
サポート体制の手厚さや親切度はどうか
POSレジメーカーのサポート体制の手厚さや親切度も見ておきましょう。
POSレジは精密機器なので、故障やエラーを100%避けることはできません。
そういったトラブルが発生すると、会計業務が一時ストップするなど店舗運営に大きな支障をきたします。
POSレジの故障やエラーに備えるためにも、24時間365日電話サポートや駆けつけサポートを提供しているメーカーを選ぶと安心です。
POSレジメーカー各社の保守・サポート体制について詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
操作性・使いやすさはどうか
POSレジの操作性や使いやすさも、POSレジを選ぶうえでは大切なポイントといえます。
いくら機能が充実していて予算に合った製品でも、操作が複雑で使いづらいと業務効率が下がってしまいます。
POSレジを導入する前に、どのようなレジが使いやすいかスタッフと話し合うのが大切です。
また、POSレジメーカーの中には、デモ利用やショールームでの実機体験を設けているので、利用してみるとよいでしょう。
外部サービスとの連携や使用可能な周辺機器は?
利用したい外部サービスや周辺機器があれば、POSレジが対応しているか確認しましょう。
POSレジと外部サービスを連携することで、より業務の効率化や売上UPにつながります。
例えば、POSレジと会計ソフトを連携すれば、POSレジのデータを収集し、売上の仕訳を自動で行ってくれます。
店舗運営をさらに強化するためにも、利用したい外部サービスとの連携や使える周辺機器のチェックはしておきましょう。
POSレジの外部連携について詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
Android(アンドロイド)対応モバイルPOS(POSレジアプリ)のメリット
ここでは、Android対応モバイルPOSレジを導入するメリットを4つ解説します。
価格(導入費用・月額料金)が安い
Android対応モバイルPOSレジは、導入費用や月額費用が従来のPOSレジよりも安い点がメリットです。
普段使っているAndroid対応のスマホやタブレットをレジ端末として使うため、高額なハードウェアを新たに購入する必要がありません。
また、Android対応モバイルPOSレジアプリの多くは、月額利用料0円から提供しています。
導入費用や月額費用を大幅に抑えられるのは、Android対応モバイルPOSレジの大きなメリットといえるでしょう。
アプリをダウンロードするだけ!導入が手軽で簡単
専用のPOSレジアプリを、端末にダウンロードするだけでPOSレジが使える点もメリットです。
すでにAndroid対応のスマートフォンやタブレットを持っていれば、すぐに導入できます。
導入までに大きなコストや手間がかからないのが、Android対応モバイルPOSレジの良い点です。
サイズがコンパクトで省スペース&持ち運び可能
Android対応モバイルPOSレジは、スマートフォンやタブレット端末を使用するため場所をとりません。
小規模店舗や店内の雰囲気を壊したくないという場合でも、POSレジを導入できる点はメリットです。
また、持ち運びにも適しているので、キッチンカーや屋外イベントなどの販売場所でも利用できます。
操作が簡単&使い慣れている人が多い
普段使い慣れたスマホやタブレット端末を使用できるので、レジ操作に慣れていない方でも操作が可能です。
機械操作が苦手な方でも、直感的な操作が可能なので、比較的短期間で操作を覚えられる点もメリットといえるでしょう。
Android(アンドロイド)対応モバイルPOS(POSレジアプリ)の業種・業態別活用法
Android対応モバイルPOSレジは、以下のような業種・業態で活用されています。
- 【飲食店】
-
例えば、POSレジの分析機能を活用し、人気メニューや不人気メニューの把握が可能です。売上に貢献していないメニューは、材料の入荷数を減らすなどの経費削減にも役立ちます。
オーダーエントリーシステムも多くの飲食店で活用されています。お客様自身で注文から会計までを行うため、大幅な業務効率化を実現することが可能です。
- 【小売店】
-
小売店の業務課題となっている在庫管理も、POSレジから一括で管理できます。在庫情報をリアルタイムで把握できるため、在庫不足・過剰在庫の心配もありません。
POSレジの販売データと在庫情報を連携すれば、棚卸し業務の効率化を実現します。
- 【理美容室】
-
電子カルテ機能を活用すれば、紙で保管していたカルテを電子化することが可能です。顧客の来店履歴や施術履歴、前回の施術内容を写真で残せます。
また、予約管理機能を搭載していると、外部の予約サイトや電話で受け付けた予約情報を一元管理できるのも特徴です。受付を自動化することで、予約のバッティングを防ぐことにも役立ちます。
- 【個人店・小規模店舗】
-
スマホやタブレット端末を使用するAndroid対応モバイルPOSは、多くの個人店、小規模店舗で活用されています。スマホやタブレットにレジアプリをインストールするだけで利用できる手軽さが人気の理由です。
従来のPOSレジよりも導入費用・月額費用を大幅に抑えられるので、個人店や小規模店舗でも導入されています。
- 【多店舗展開】
-
POSレジの複数店舗管理機能を使えば、スマホやタブレットから各店舗の売上や在庫情報をリアルタイムで把握することが可能です。
また、閉店後の締め作業をする際に、販売データが本部に自動で送信されるため、レジ締めや集計などの業務負担を軽減できます。
Android対応モバイルPOS(POSレジアプリ)のデメリット・注意点
ここでは、Android対応モバイルPOSを導入する前に知っておくべきデメリットを3つ解説します。
インターネット環境の整備が必要
Android対応モバイルPOSレジを利用するためには、安定したインターネット環境が必要です。
安定したインターネット環境を構築していない場合は、追加費用が必要になるでしょう。
店舗では、安定したインターネット環境を実現できますが、接続トラブルなどが発生する可能性もゼロではありません。
万が一のために、Wi-Fiだけでなくモバイルネットワークも用意しておくと安心です。
データ漏洩を防ぐためにセキュリティ対策をしておく
POSレジは、販売データや顧客情報などの重要な情報を管理しているため、サイバー攻撃の的になる可能性があります。
最悪の場合、個人情報や事業に関わる重要データの流出につながります。そうなると、社会的信用の失墜につながってしまうでしょう。
データ漏洩を防ぐためにも、以下のようなセキュリティ対策を行うのが大切です。
- OSを常に最新にアップデートする
- エンドポイントのセキュリティ対策ソフト導入
- パスワード管理の徹底
- POS端末に不要なアプリを入れない
- スタッフに対するセキュリティ教育を徹底する
自社でセキュリティ対策を行うと、それなりにコストや手間がかかります。
POSレジを導入する際は、セキュリティ対策がしっかり行われている製品を選びましょう。
POSレジのセキュリティ対策について詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
製品バリエーションが少ない:iOS(iPhone,iPad)対応ならサービス多彩
Android対応のPOSレジは、iOS対応と比較するとバリエーションが少ない点がデメリットです。
本記事で紹介したとおり、5種類程度しかありません。
その点、iOS対応のPOSレジアプリであれば、スマレジやAirレジ、USENレジ、ユビレジなど、シェア最上位の人気製品を選べます。
以下では、人気製品である「スマレジ」と「USENレジ」を紹介します。
iOS対応人気POSレジアプリ①スマレジ
導入価格例 | 112,780円~ |
月額料金 | ・スタンダード:0円※1店舗のみ ・プレミアム:5,500円/月※1店舗につき ・プレミアム プラス:8,800円/月※1店舗につき ・フードビジネス:12,100円/月※1店舗につき ・リテールビジネス:15,400円/月※1店舗につき |
対応ハードウェア | iPhone、iPad |
対象規模 | 全ての規模に対応 |
サポート | メールサポート(平日9:00~22:00のみ)、365日対応コールセンター(受付時間:9:00~22:00)※365日対応コールセンターはプレミアムプラス以上 |
メーカー名 | 株式会社スマレジ |
■スマレジのおすすめポイント
- 低コストでも機能充実度トップクラス
- 外部連携ツール数No.1
- スマレジ・アプリマーケットで機能を自由に追加できる
■スマレジの特徴
スマレジは、導入店舗数39,000を超える人気POSレジアプリです。人気の理由には、機能充実度、価格、外部連携数、サポート品質などが挙げられます。最もバランスの良いPOSレジといえるでしょう。
機能充実度は、全タブレットPOSレジの中でもトップクラスです。スマレジ・アプリマーケットと呼ばれるサービスから、お店に必要な機能を選んで自由に追加できます。
サポート面では、「スマレジ検定」に合格したエキスパートが真摯に対応してくれるのも魅力です。毎月サポート実績を公表している点からも、信頼できる製品と言えます。
■スマレジの口コミ
iOS対応人気POSレジアプリ②USENレジ
導入価格例 | 180,000円~ |
月額料金 | 9,980円〜 |
対応ハードウェア | iPad |
対象規模 | 全ての規模に対応 |
サポート | メール、24時間365日受付のカスタマセンター、駆けつけサポート |
メーカー名 | 株式会社USEN |
■USENレジのおすすめポイント
- 飲食店・小売店・理美容・整体院専用に特化したPOSレジ
- サポートが手厚くて安心
- USENのサービスをまとめて導入できる
■USENレジの特徴
USENレジは、飲食店・小売店・理美容・整体院専用に特化したPOSレジアプリです。大手飲食店に導入実績があり、継続率は99.5%を誇ります。
株式会社USENはPOSレジ以外にも、電話やインターネット、店舗BGMなど、店舗運営に必要なサービスも取り扱っています。これらのサービスをお得な料金で利用できる点も大きな魅力です。
サポート体制は、24時間365日対応のコールセンターや全国148拠点からの駆けつけサポートなどトップクラスの手厚さです。
■USENレジの口コミ
Android対応モバイルPOS(POSレジアプリ)導入に使える補助金・助成金
ここでは、Android対応モバイルPOSレジの導入に活用できる補助金・助成金を紹介します。
IT導入補助金2023≪デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)≫
IT導入補助金は、中小企業や小規模事業者の課題やニーズを解決するITツールの導入にかかる経費の一部を補助する制度です。
具体的には、「会計」「受発注」「決済」「EC」のソフトウェアにかかる経費の一部が対象になります。
POSレジの導入に、最も活用されている補助金です。
ただし、IT導入補助金が活用できるPOSレジ製品は決まっており、対象外の製品は補助金を受け取れないため注意してください。
IT導入補助金2023の補助上限額・補助率
IT導入補助金2023の補助上限額と補助率は以下のとおりです。
補助上限額5万円〜50万円以下※機能要件1以上 | 補助率3/4以内 |
補助上限額50万円~350万円以下※機能要件2以上 | 補助率2/3以内 |
パソコンやタブレット、周辺機器のみに導入費が発生している場合(無料レジアプリなど) | 補助率1/2以内 |
上記の機能要件とは、「会計」「受発注」「決済」「EC」のソフトウェアのうち、何個満たしているかです。
POSレジの場合は、すでに「決済」部分を満たしているため、最大50万円が適用されます。
低価格の会計ソフトなどを導入することで、最大350万円まで増額可能です。
また、ハードウェアに関しても、以下のように補助上限額が設定されています。
対象経費 | 補助上限額 |
ハードウェア購入費(パソコンやタブレットなど) | 最大10万円 |
レジスター端末・券売機などの購入費(POSシステムがインストールされているレジ専用端末) | 最大20万円 |
デジタル化基盤導入枠(商流一括インボイス対応類型)の補助率・補助上限額
IT導入補助金2023には、「商流一括インボイス類型」という制度もあり、インボイス対応のPOSレジに活用できる補助金です。
補助上限額 | ITツール:最大350万円 |
補助率 | 中小企業・小規模事業者等:2/3以内その他の事業者等:1/2以内 |
対象ソフトウェア | インボイス制度に対応し受発注の機能を有しているクラウド型ソフトウェア |
補助対象 | クラウド利用料(最大2年分) |
IT導入補助金2023の補助対象者
IT導入補助金2023の補助対象者は以下のとおりです。
【中小企業およびその他法人】
業種・組織形態 | 資本金 | 従業員 |
製造業、建設業、運輸業 | 3億円 | 300人 |
卸売業 | 1億円 | 100人 |
サービス業(ソフトウエア業、情報処理サービス業、旅館業を除く) | 5,000万円 | 100人 |
小売業 | 5,000万円 | 50人 |
ゴム製品製造業(自動車又は航空機用タイヤ及びチューブ製造業 | 3億円 | 900人 |
ソフトウエア業又は情報処理サービス業 | 3億円 | 300人 |
旅館業 | 5,000万円 | 200人 |
その他の業種(上記以外) | 3億円 | 300人 |
医療法人、社会福祉法人、学校法人 | – | 常勤300人 |
商工会・都道府県商工会連合会及び商工会議所 | – | 常勤100人 |
中小企業支援法第2条第1項第4号に規定される中小企業団体 | – | 主たる業種に記載の従業員規模 |
特別の法律によって設立された組合またはその連合会 | – | 主たる業種に記載の従業員規模 |
財団法人(一般・公益)、社団法人(一般・公益) | – | 主たる業種に記載の従業員規模 |
特定非営利活動法人 | 主たる業種に記載の従業員規模 |
【対象となる小規模事業者】
業種 | 常勤の従業員 |
商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く) | 5人以下 |
サービス業のうち宿泊業・娯楽業 | 20人以下 |
製造業、その他 | 20人以下 |
出典:IT導入補助金2023
業務改善助成金
業務改善助成金は、事業場内の最低賃金の引き上げを目的とした制度です。事業場内の最低賃金を引き上げる際に、必要な設備投資(機械設備、POSレジ、会計ソフト、コンサルティングや人材育成)などを行った場合に費用の一部を助成してくれます。
POSレジの導入により、レジ締め時間の短縮やレジ負担の軽減、最低賃金の引き上げに繋がったと認められると審査が通りやすくなります。
業務改善助成金の助成率・助成上限額
業務改善助成金の助成率・助成上限額は以下のとおりです。
事業場内最低賃金900円未満 | 9/10 |
事業場内最低賃金900円以上950円未満 | 4/5 ※生産性要件を満たした場合は9/10 |
事業場内最低賃金950円以上 | 3/4※生産性要件を満たした場合は4/5 |
コース区分 | 引き上げる労働者数 | 助成上限額 |
30円コース | 1人 | 30万円 |
30円コース | 2~3人 | 50万円 |
30円コース | 4~6人 | 70万円 |
30円コース | 7人以上 | 100万円 |
30円コース | 10人以上 | 120万円 |
45円コース | 1人 | 45万円 |
45円コース | 2~3人 | 70万円 |
45円コース | 4~6人 | 100万円 |
45円コース | 7人以上 | 150万円 |
45円コース | 10人以上 | 180万円 |
60円コース | 1人 | 60万円 |
60円コース | 2~3人 | 90万円 |
60円コース | 4~6人 | 150万円 |
60円コース | 7人以上 | 230万円 |
60円コース | 10人以上 | 300万円 |
90円コース | 1人 | 90万円 |
90円コース | 2~3人 | 150万円 |
90円コース | 4~6人 | 270万円 |
90円コース | 7人以上 | 450万円 |
90円コース | 10人以上 | 600万円 |
業務改善助成金の対象事業者
業務改善助成金の対象事業者は、以下の要件を満たす必要があります。
- 中小企業・小規模事業者であること
- 事業場内最低賃金と地域別最低賃金の差額が50円以内であること
- 解雇、賃金引き下げなどの不交付事由がないこと
上記の中小企業・小規模事業者とは、以下の要件を満たす事業者です。
業種 | A 資本金または出資額 | B 常時使用する労働者 |
小売業、飲食店など | 5,000万円以下 | 50人以下 |
物品賃貸業、宿泊業、医療、福祉、複合サービス事業など | 5,000万円以下 | 100人以下 |
卸売業 | 1億円以下 | 100人以下 |
農業、林業、漁業、建設業、製造業、運輸業、金融業など | 3億円以下 | 300人以下 |
出典:業務改善助成金
ものづくり補助金<一般型・グローバル展開型>
中小企業や小規模事業者などが直面する制度変更の対応にかかる設備投資の一部を補助する制度です。
設備投資にはPOSレジも含まれています。
要件を満たせば設備投資にかかる費用の一部が補助されますが、受給要件を満たせなかった場合は補助金の返還が求められます。
補助金を受ける際は、綿密な計画を立てましょう。
ものづくり補助金の補助上限額・補助率
ものづくり補助金の補助上限額と補助率は以下のとおりです。
補助上限額 | 従業員数5人以下:100万円~750万円6人~20人:100万円~1,000万円従業員数21人以上 :100万円~1,250万円 |
補助率 | 2/3 |
ものづくり補助金の補助対象事業者
業種 | 資本金 | 常勤従業員数 |
製造業、建設業、運輸業、旅行業 | 3億円 | 300人 |
卸売業 | 1億円 | 100人 |
サービス業(ソフトウエア業、情報処理サービス業、旅館業を除く) | 5,000万円 | 100人 |
小売業 | 5,000万円 | 50人 |
ゴム製品製造業(自動車又は航空機用タイヤ及びチューブ製造業並びに工業用ベルト製造業を除く) | 3億円 | 900人 |
出典:ものづくり補助金
小規模事業者持続化補助金<一般型>
小規模事業者の販路開拓や業務効率化の取り組みを支援する制度です。生産性向上と持続的発展を実現することを目的としています。
IT導入補助金の対象外となっているPOSレジを導入する際に、多く利用される補助金です。
補助金の申請には、商工会議所、商工会が発行する事業支援計画書を用意する必要があります。
小規模事業者持続化補助金の補助率・補助上限額
小規模事業者持続化補助金の補助率・補助上限額は以下のとおりです。
類型 | 補助上限額 | 補助率 |
通常枠 | 50万円 | 2/3 |
賃金引き上げ枠 | 200万円 | 2/3※赤字事業者については3/4 |
卒業枠 | 200万円 | 2/3 |
後継者支援枠 | 200万円 | 2/3 |
創業枠 | 200万円 | 2/3 |
インボイス特例 | 100万円 | – |
小規模事業者持続化補助金の補助対象者
以下に該当する法人、個人事業主、特定非営利活動法人が対象になります。
商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く) | 常時使用する従業員の数5人以下 |
宿泊業・娯楽業 | 常時使用する従業員の数20人以下 |
製造業その他 | 常時使用する従業員の数20人以下 |
出典:小規模事業者持続化補助金
働き方改革推進支援助成金
生産性の向上、時間外労働の削減、有給休暇や特別休暇の促進に向けた環境整備を支援する制度です。
店舗がAndroid対応POSレジを導入し、業務効率化や労働環境の改善などが認められた場合に支給されやすくなります。
働き方改革推進支援助成金の助成率・助成上限額
働き方改革推進支援助成金の助成率と助成上限額は以下のとおりです。
種類 | 助成額 | 助成率 |
勤務間インターバル導入コース | 最大580万円 | 3/4~4/5 |
労働時間適正管理推進コース | 最大580万円 | 3/4~4/5 |
労働時間短縮・年休促進支援コース | 最大730万円 | 3/4~4/5 |
働き方改革推進支援助成金の対象事業者
業種 | 資本または出資額 | 常時使用する労働者 |
小売業(飲食店含む) | 5,000万円以下 | 50人以下 |
サービス業 | 5,000万円以下 | 100人以下 |
卸売業 | 1億円以下 | 100人以下 |
その他の業種 | 3億円以下 | 300人以下 |
出典:働き方改革推進支援助成金
飲食事業者向け経営基盤強化支援事業※東京都限定
東京都内の飲食店の経営基盤強化に必要な、機器やITツールの導入にかかる経費の一部を助成する制度です。
公社が派遣する飲食経営の専門家から、飲食店の課題解決のアドバイスを無料で受けられます。
POSレジはもちろん、厨房機器の導入にも適用しています。また、POSレジと厨房機器と合わせた見積額に対して助成される点も大きな特徴です。
非常に採択率の高い助成金なので、都内で飲食店を経営している方には非常におすすめといえるでしょう。
飲食事業者向け経営基盤強化支援事業の助成上限額・助成率
飲食事業者向け経営基盤強化支援事業の助成上限額・助成率は以下のとおりです。
助成上限額 | 200万円 |
助成率 | 2/3 |
飲食事業者向け経営基盤強化支援事業の対象事業者
飲食事業者向け経営基盤強化支援事業の対象事業者は、都内で飲食店を経営する中小企業・個人事業主です。また、以下の要件のいずれかを満たす必要があります。
- 直近決算期の売上高が「2019年の決算期以降のいずれかの決算期」と比較して減少していること
- 直近決算期において損失を計上していること
まとめ
本記事では、AndroidPOSレジアプリを徹底比較して、紹介してきました。
Android対応のPOSレジは、端末にレジアプリをインストールすればすぐに導入できます。
導入費用も端末代や周辺機器代のみなので低コストです。また、本記事で紹介した製品の多くは、月額費用0円から利用できます。
ただし、Android対応のPOSレジは製品バリエーションが少ないため、多彩なサービスから選びたいならiOS対応の製品がおすすめです。
POSレジ選びに迷った際は、今回紹介した内容を参考に選んでみてはいかがでしょうか。