自動精算機の価格はどれくらい?相場や低価格な製品を紹介

自動精算機の価格はどれくらい?

医療機関では、診察前後に起こる待ち時間の長さが長年の問題となっています。クレームにもつながりやすいため、各施設では時間短縮の工夫がされてきました。自動精算機は、診察後に発生してしまう会計待ちや慢性的な人手不足の解消に対して非常に有効です。

今回は自動精算機の価格相場や、導入することで得られるメリットについて解説していきます。初期費用を安く抑える方法・低価格モデルも紹介していきますので、導入時の参考にして頂ければ幸いです。

低価格で導入可能な自動精算機・セルフレジ9選の価格一覧表はこちら(クリックで詳細を確認)
スクロールできます
製品問い合わせ種類初期費用利用料・保守料設置タイプサイズ
※奥行×幅×高さ
電カル・レセ連携キャッシュレスサポート5000円札対応外国語対応
ノモカスタンド問い合わせ自動精算機要問合せ要問合せ 床置き 298mm×460mm×1420mmコールセンター、導入サポート×
ノモカレジ問い合わせセルフレジ要問合せ要問合せ卓上要問合せコールセンター、導入サポート×
スマレジ問い合わせセルフレジ1,000,000円~月額利用料:7,700円卓上硬貨部:540×260×130mm
紙幣部:540×220×130mm
365日コールセンター、ヘルプサイト、メール×
Flexcom pay問い合わせ自動精算機1,980,000円~要問合せ床置き250mm×360mm×1,525mmリモートメンテ、コールセンター
Mer’C問い合わせ自動精算機要問合せ要問合せ卓上320mm×460mm×626mmコールセンター要問合せ×
SMA SEL問い合わせ自動精算機1,700,000円~月額費用:18,000円~床置き・卓上卓上:345mm×385mm×430mm
床置き:要問合せ
要問合せ〇(スマセルR2のみ)×
FIT-A問い合わせ自動精算機4,356,000円~月額保守費用:27,500円~床置き350mm×650mm×1503mm要問合せ×
プラムスタンド問い合わせ自動精算機要問合せ要問合せ床置き400mm×440mm×1780mm×電話、LINE、メンテナンス訪問×
ハヤレジスタンド問い合わせ自動精算機要問合せ要問合せ床置き490mm×536mm×1400mm電話×
※参考価格
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目次

自動精算機の価格相場

自動精算機の導入価格相場は、機器により異なりますが200万〜450万円程です。メーカーによっては、保守管理費や月額利用料などランニングコストも継続的にかかってきます。ランニングコストについては、以下でさらに細かく見ていきましょう。

自動精算機のランニングコスト相場

自動精算機のランニングコストの相場は、月額で1万円~5万円程度になります。細かい内訳は、以下の通りです。

・保守管理費:約1万円~5万円
・キャッシュレス決済の手数料:約1.5%~3.8%(決済手段やメーカーにより異なる)

決済手数料は、売上金額に応じて変わります。手数料の割合は、メーカーや決済方法により異なるので確認しましょう。取扱っている決済方法もメーカーにより変わってくるので、複数メーカーの比較がおすすめです。

自動精算機の価格を上下させる要因

先ほど自動精算機の価格は機器により異なると説明しましたが、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。ここでは、自動精算機の価格を上下させる要因について解説していきます。

①電子カルテ・レセプトのデータ連携手数料

電子カルテやレセプトは、データ連携もしくはバーコード連携をする必要があります。データ連携の場合、別途手数料が必要です。バーコード連携を選択したとしても、専用プリンタの導入費用がかかります。

データ連携とバーコード連携の運用イメージやメリット・デメリットは以下の通りです。

連携タイプデータ連携バーコード連携
運用イメージ1. 診察終了後に電子カルテから自動で会計データが自動精算機に転送される
2. 患者さんが診察券を自動精算機に読み取らせて会計データを呼び出す
1. 診察終了後に会計データを呼び出すためのバーコードを発行して患者さんに渡す
2. 患者さんがバーコードを自動精算機に読み取らせて会計データを呼び出す
メリット・患者さんの診察券を読み取ることでスピーディーに会計を進められる
・いつ、誰が、いくらで、どんな方法で会計を行ったかの管理が容易
・金銭の授受が正確でスピーディー
・診察料の未収管理がしやすくなる
・予約システムや呼び出しシステムなどと組み合わせることができる
・バーコードを読み取るだけでスピーディーに
会計を進められる
・電子カルテで出した金額をバーコードに記録できるので、正確な金額を請求できる
デメリット・電子カルテにない項目については、窓口で会計しなければならない
・データ連携可能な製品が限られている
・データ連携手数料がかかる
・電子カルテやレセプトと連携されていないため、
誰が会計をしたのかはデータとして残らない
・電子カルテへ会計データを残す場合は、別途入力が必要
・領収書・明細書は電子カルテから発行するため手渡しする手間がかかる
・別途バーコードプリンターの導入が必要

②卓上か床置きタイプか

自動精算機は卓上と床置きの二つのタイプに分類され、価格にも違いがあります。卓上タイプは、床置きタイプと比べてサイズが小さいのが特徴です。モニターのサイズやお金が収容できる容量などの性能面では劣りますが、コストを抑えることができます。

少し目先を変えて、自動精算機ではなくセルフレジ(フルセルフ・セミセルフレジ)を検討するのも方法のひとつです。セルフレジであれば価格は100万〜150万円程で導入できるので、自動精算機の相場よりも安く済ませられるでしょう。

床置き型

出展:https://www.intequa.jp/product/smasel/index.html

③根本的な性能差

お金の収容量や、現金分別の処理能力・計算速度・モニターサイズなどのスペックと価格は大きく比例します。機能性に優れている製品は、当然ながら価格も高くなるのです。高性能だからと高い製品を導入しても、使いこなせなければ意味がありません。

最適なスペックの製品を選ぶには、まずは自院の運用時に必要な機能を洗い出す必要があります。機能やスペックを明確にしたうえで製品を選べば、比較がしやすくなるでしょう。

自動精算機の導入費用を抑える方法

自動精算機の導入時に費用を抑える方法はいくつかあります。具体的な方法は、以下の通りです。

補助金を活用する

自動精算機を導入する際に利用できる助成金や補助金には、次のものが挙げられます。

①働き方改革推進支援助成金
②事業再構築助成金
③ものづくり補助金
④医療機関・薬局における感染対策補助金
⑤IT導入補助金

自動精算機を導入する際のポイントについて詳しく解説していきます。

1. 働き方改革推進支援助成金

生産性を高めながら労働時間の縮減などに取り組む中小企業や小規模事業者が対象となっています。労働時間設定の改善促進が目的です。自動精算機は、以下の二つのコースに該当します。

■申請期間:毎年4・5月~11月末頃

勤務間インターバル導入コース労働時間短縮・年休促進支援コース
概要勤務終了後、次の勤務までに一定以上の休息時間を設けることで、従業員の生活時間を確保する(勤務間インターバル制度)。従業員の健康保持や過重労働の防止を図るために取り組む中小企業を支援生産性を向上させたうえで、時間外労働の削減や
有給休暇・特別休暇取得の促進に向けた取り組みを
行う中小企業を支援
助成率指定された取組の実施に要した経費の一部を、成果目標の達成状況に応じて支給※上限額は取組内容により異なる以下のいずれか低いほうの額1.設定されている成果目標の
上限額および賃金加算額の合計額2.対象経費の合計額×補助率3/4(常時使用する労働者数が30人以下かつ、指定された取組を実施する場合に、その所要額が30万円を超える場合の補助率は4/5)※上限額は取組内容により異なる

出展:労働時間等の設定の改善 |厚生労働省

2. 事業再構築補助金

新型コロナウイルスが長期化するにあたり、日本経済の構造転換を促すことを目的とした補助金です。

概要ウィズコロナ時代の経済社会の変化に対応するため、新分野展開や業態転換など思い切った事業再構築に意欲を有する中小企業などを支援
助成率従業員数および取組枠ごとに異なる
申請期間年度中に数回(令和4年度は9回開催)

出典:事業再構築補助金

3. ものづくり補助金

中小企業や小規模事業者などが今後も直面しうる制度変更に対応できることを目的とした補助金です。対象となるのは一般型の「通常枠」と「デジタル枠」になります。

中小企業や小規模事業者などが取り組むサービスや試作品の開発や生産プロセス改善のための設備投資を支援。また、業績が厳しかったりデジタル分野などで生産性向上に取り組む事業者に対しては別枠を設けています。

■申請期間:年度中に数回(令和4年度は13回開催)

一般枠デジタル枠
助成率1/2(小規模事業者等は2/3) ※従業員規模により補助上限の金額は異なる2/3※従業員規模により補助上限の金額は異なる

出典:ものづくり補助事業公式ホームページ

4. 医療機関・薬局における感染対策補助金(終了)

医療機関や薬局などで、感染症予防対策のために機器を導入する際にかかった費用が補助されていました。一時期は最大で200万円以上助成されていましたが、令和4年度は実施されていません。

出典:医療機関・薬局等における感染拡大防止等の支援

5. IT導入補助金

自社の需要に合ったITツールを導入することで、業務効率化・売上アップなど経営力の向上・強化が狙いです。自動精算機には、通常枠とデジタル化基盤導入枠が該当します。

通常枠(A・B類型)デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)
概要中小企業や小規模事業者などが、自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する経費の一部を補助中小企業や小規模事業者などが導入する会計・受発注・決済・ECの各ソフトにかかる経費の一部を補助
助成率1/2以内該当ソフトのうち1機能以上:3/4以内該当ソフトのうち2機能以上:2/3以内※別途ハードウェア購入費の補助あり
申請期間年度中に数回(令和4年度は9回開催)年度中に数回(令和4年度は19回開催)

出典: IT導入補助金

いずれの補助金も申請後に審査があるため、必ずもらえるものではないという点は心得ておきましょう。また、助成率には上限金額が設定されています。補助金によっては対象の企業から購入した場合のみ受け付けているものもありますので、導入前に確認しましょう。

自動精算機の補助金については以下の記事でも詳しく解説しています。気になる方はチェックしてみてください。

レンタル・リースを活用する

レンタルやリースを活用することも、導入費用を抑える方法として有効です。レンタルの場合、レンタル会社が所有する自動精算機を一定期間だけ借りることができます。審査も不要で手軽に導入できる反面、限られた機器しか利用できません。

逆にリースの場合は、審査が必要で途中解約ができない面がデメリットといえます。しかし、希望の機器を選択でき、レンタルと比べて月額費用を抑えることが可能です。長期間で利用する場合はリースを選ぶとよいでしょう。

そもそも自動精算機ではなく、セルフレジを導入する

そもそも、自動精算機ではなくセルフレジを導入するのも方法のひとつといえます。自動精算機は精算から金銭の授受までを全て一人で行え、200万〜450万円程が相場です。対してセルフレジはメーカーにより幅がありますが、導入費用は100~150万円になります。※セルフレジ(フルセルフレジ)であれば自動精算機とほぼ同様の運用が可能です。

自動精算機

自動精算機
出展;https://www.intequa.jp/product/smasel/index.html

セルフレジ(フルセルフレジ)

セルフレジ(フルセルフレジ)
出展:https://www.nova-system.com/product/or_products/self_reji/

自動精算機と比べて半額以下で導入ができるため、自動精算機にこだわりがある場合を除きセルフレジも検討してみましょう。セルフレジの場合、電子カルテやレセプトとデータ連携ができない製品がほとんどになります。しかし、バーコード連携での運用は可能なので、視野に入れても良いのかもしれません。

なかには、「スマレジ」のようにデータ連携可能なセルフレジを提供しているメーカーもありますのでチェックしてみてください。

自動精算機の導入によって実現できること

ここからは、自動精算機の導入によって実現できることを解説します。

自動精算機導入のデメリット

業務効率化により、待ち時間軽減や人件費削減につながる

自動精算機を利用することで、正確な会計が行われ釣銭ミスも軽減されます。会計の回転率が向上するため、待ち時間の軽減が実現できるでしょう。会計処理を顧客と機械の間で完結でき、スタッフはレジ業務から離れることができます。

空いた時間を他の業務に割り当てることが可能で、運営をスムーズに進めることができるでしょう。

会計ミスの防止によるスタッフ負担の軽減

金銭の授受は自動精算機が行ってくれるため、釣銭の受け渡し間違いなどのミスを防止できます。精算機内の現金も正確なので、業務終了後のレジ締めもスムーズです。必要に応じて営業時間内にレジ精算を行わなければならない場合も、待たせることがありません。

入社したてのスタッフにとって、会計業務は大きな負担のひとつといえます。自動精算機を導入することで負担を軽減できるため、離職率低下に繋げられるのです。採用者を選ぶ際の幅も広げられるので、優秀な人材とマッチングしやすくなるでしょう。

非接触なので衛生的な運用ができる

新型コロナウイルスの蔓延防止により、衛生面に気を遣うことが常識となっています。自動精算機を導入すれば、直接金銭の授受を行う必要がありません。従来の方法と比べてやり取りを減らすことができるので、衛生的な運用が可能となります。

スタッフのレジトレーニング時間が短縮可能

金銭授受はクレームにも繋がりやすくなるため、スタッフにとって負担の大きい業務といえます。自動精算機であれば、正確でスピーディーな決済が可能です。面倒な会計業務を機器に任せることができるので、スタッフにとってのストレス軽減にも繋がります。

これまでレジトレーニングに使っていた時間を短縮でき、その分業務の専門性を向上させることができます。本来の業務に専念できるため、スタッフの定着率アップにも反映されるでしょう。

キャッシュレス決済導入がスムーズ

自動精算機はほとんどの場合、現金はもちろんさまざまなキャッシュレス決済に対応しています。決済方式ごとに外付けの機器を導入する必要がないため、設置スタイルもスマートです。

決済方法は顧客自身がタッチパネルで選択できるため、スタッフが介入する必要もありません。現代では多くのキャッシュレス決済が登場しており、顧客のニーズも高まっています。キャッシュレス決済に対応することで、他の施設との差別化も図れるでしょう。

顧客体験の向上につながる

自動精算機は、顧客にとって新たな体験をできる機会を提供できるでしょう。特に子どもにとっては、アミューズメント感覚として楽しめます。新鮮で楽しい体験ができる場所として記憶に残れば、再来にも繋がるでしょう。

自動精算機導入のメリットについては以下の記事でも詳しく解説しています。気になる方はチェックしてみてください。

低価格で導入可能な自動精算機・セルフレジ9選

ここからは、他社製品に比べると比較的に低価格での導入が可能な自動精算機やセルフレジを紹介します。

スクロールできます
製品問い合わせ種類初期費用利用料・保守料設置タイプサイズ
※奥行×幅×高さ
電カル・レセ連携キャッシュレスサポート5000円札対応外国語対応
ノモカスタンド問い合わせ自動精算機要問合せ要問合せ 床置き 298mm×460mm×1420mmコールセンター、導入サポート×
ノモカレジ問い合わせセルフレジ要問合せ要問合せ卓上要問合せコールセンター、導入サポート×
スマレジ問い合わせセルフレジ1,000,000円~月額利用料:7,700円卓上硬貨部:540×260×130mm
紙幣部:540×220×130mm
365日コールセンター、ヘルプサイト、メール×
Flexcom pay問い合わせ自動精算機1,980,000円~要問合せ床置き250mm×360mm×1,525mmリモートメンテ、コールセンター
Mer’C問い合わせ自動精算機要問合せ要問合せ卓上320mm×460mm×626mmコールセンター要問合せ×
SMA SEL問い合わせ自動精算機1,700,000円~月額費用:18,000円~床置き・卓上卓上:345mm×385mm×430mm
床置き:要問合せ
要問合せ〇(スマセルR2のみ)×
FIT-A問い合わせ自動精算機4,356,000円~月額保守費用:27,500円~床置き350mm×650mm×1503mm要問合せ×
プラムスタンド問い合わせ自動精算機要問合せ要問合せ床置き400mm×440mm×1780mm×電話、LINE、メンテナンス訪問×
ハヤレジスタンド問い合わせ自動精算機要問合せ要問合せ床置き490mm×536mm×1400mm電話×
※参考価格

※参考価格

ノモカスタンド|株式会社GENOVA

ノモカスタンド
出展:https://nomoca.net/

■おすすめポイント

  1. 90%以上のレセコンデータとのスムーズな連携が可能
  2. ウォーターサーバーと同等サイズで施設を選ばず設置できる
  3. オプションで再来受付機能も利用できる

■ノモカスタンドの特徴

ほぼすべてのレセコンとデータ連携が可能で、会計データも取得可能です。ウォーターサーバーと同等サイズで、クリニックなどの小規模施設でも場所を選ばず設置できます。

オプションで再来受付機能も搭載でき、会計だけでなく受付業務の負担軽減にも繋げられる点が特徴です。都道府県ごとの補助金や助成金にも対応しているので、低コストでの導入も実現できるでしょう。

■製品情報

種類自動精算機
導入費用要問合せ
設置タイプ床置き
サイズ※奥行×幅×高さ298×460×1420mm
電カル・レセ連携
対応するキャッシュレス対応クレジットカード(VISA、MASTER、JCB、AMEXなど)
5000円札対応
外国語対応×
保守・サポート対応遠隔サポート、全国駆け付けサポート、サポートセンターからの定期連絡

ノモカレジ|株式会社GENOVA

ノモカレジ
出展:https://nomoca.net/regi/

■おすすめポイント

  1. 歯科・クリニック専用のセルフレジとして開発
  2. 省スペースのカウンターでも設置できる卓上タイプ
  3. 運用開始日は専任担当者が実際の患者対応までサポート

■ノモカレジの特徴

歯科・クリニック専用のセルフレジとして開発されているため、電子カルテやレセコンとの連携ができます。卓上タイプでコンパクトなので、カウンターなどの省スペースでも設置可能。

現金はもちろんクレジットカード決済も対応できるため、キャッシュレス決済導入がスムーズです。運用開始日は専任担当者が訪問し、実際の患者対応までサポートしてくれるので安心して導入できるでしょう。

■製品情報

種類セルフレジ
導入費用要問合せ
設置タイプ卓上
サイズ※奥行×幅×高さ
電カル・レセ連携
対応するキャッシュレス対応クレジットカード
5000円札対応
外国語対応
保守・サポート対応遠隔サポート、全国駆け付けサポート、サポートセンターからの定期連絡

スマレジ|スマレジ株式会社

スマレジ
出展:スマレジ

■おすすめポイント

  1. iOS端末対応のクラウド型POSレジ
  2. 自動釣銭機と連携し、セミセルフレジとして運用可能
  3. データ連携・バーコード連携とも対応できる

■スマレジの特徴

iOS端末を利用したクラウドタイプのPOSレジです。対応しているキャッシュレス決済の幅が広いため、顧客のニーズへも柔軟に対応できます。機能の豊富さに比べて、システム利用料が低価格な点が魅力です。

自動釣銭機と連携することで、セルフレジとしての運用ができます。電カルやレセコンとのデータ連携はもちろん、施設の状態にあわせてバーコード連携にも対応可能です。

■製品情報

種類セルフレジ
導入費用約100万円
利用料・保守料月額利用料:7,700円
設置タイプ卓上
サイズ※奥行×幅×高さ・グローリー300硬貨部:540×260×130mm紙幣部:540×220×130mm
・グローリー380硬貨部:540×260×130mm紙幣部:540×140×260mm
電カル・レセ連携
対応するキャッシュレス対応クレジットカード電子マネーQRコード
5000円札対応
外国語対応
保守・サポート対応365日対応コールセンター、ヘルプサイト、メールサポート、無料電話相談、駆け付けサポート

Flexcom pay|日本金銭機械株式会社

Flexcom pay
出展:https://www.flexcompay.com/

■おすすめポイント

  1. 業界最小クラスで、床置きと卓上のどちらにも対応可能
  2. 長年のノウハウを活かした自社生産品により低価格帯を実現
  3. 管理アプリから発行された専用QRコード利用で既存の診察券で運用できる

■Flexcom payの特徴

業界最小クラスの自動精算機で、床置きと卓上のどちらにも対応可能です。施設の状況に合わせて設置場所を選べるため、患者様の邪魔になりません。貨幣処理機器メーカーとしての長年のノウハウを活かした自社製品なので、低価格を実現。

管理アプリから発行された専用のQRコードを既存の診察券に貼り付けることで、運用開始もスムーズです。

■製品情報

種類自動精算機
導入費用1,980,000円~
利用料・保守料要問合せ
設置タイプ床置き・卓上どちらも可
サイズ※奥行×幅×高さ床置き:250×360×1525mm卓上:250×360×798mm
電カル・レセ連携
対応するキャッシュレス対応クレジットカード電子マネーQRコード
5000円札対応
外国語対応
保守・サポート対応電話サポート、全国駆け付けサービス

Mer’C|島津メディカルシステムズ株式会社

Mer'C
出展:https://www.shimadzu.co.jp/ms/products/merc.html

■おすすめポイント

  1. カラーバリエーションが豊富で施設の景観を損なわないデザイン
  2. 釣銭状態監視ソフトウェアで、いつでも状態を確認できる
  3. 装填・補充・回収の際には必ず控えがプリントされ、記録を残せる

■Mer’Cの特徴

カラーバリエーションが豊富で、グリーン・ピンク・オレンジから選ぶことができます。その他の色も相談に応じて対応してくれるので、施設の景観を損なうことがありません。

支払機本体の釣銭状態を確認できる監視ソフトウェアを、電子カルテ端末にインストール可能。また、装填・補充・回収を行った際には必ず控えがプリントされるため、セキュリティ面も安心です。

■製品情報

種類自動精算機
導入費用要問合せ
設置タイプ卓上
サイズ※奥行×幅×高さ320mm×460mm×高さ626mm
電カル・レセ連携
対応するキャッシュレス対応【オプション】クレジットカード、QRコード、電子マネー(提携先要問合せ)
5000円札対応要問合せ
外国語対応×
保守・サポート対応電話サポート

SMA SEL(スマセル)シリーズ|株式会社インテクア

SMA SEL(スマセル)シリーズ
出展:https://www.intequa.jp/product/smasel/index.html

■おすすめポイント

  1. 設置スペースに合わせて3つの機種から選択可能
  2. 全機種とも1円・5円単位まで対応できる
  3. 大容量の現金保管スペースで釣銭切れの心配が不要

■SMA SELシリーズの特徴

施設のスペースや、カウンターの形状に合わせて3つの機種から選択できます。卓上タイプでも専用台を設置すれば、自立式としてもカスタマイズ可能です。全機種1円や5円単位まで対応できます。

現金の保管スペースは大容量タイプで、日中の忙しい時間帯も釣銭切れを心配する必要がありません。オプションで、キャッシュレス決済対応に変更できます。

■製品情報

種類自動精算機
導入費用1,700,000円~
利用料・保守料18,000円~
設置タイプ床置き・卓上どちらも可
サイズ※奥行×幅×高さ345mm×385mm×430mm(卓上)
電カル・レセ連携
対応するキャッシュレス対応クレジットカード電子マネーQRコード
5000円札対応
外国語対応
保守・サポート対応電話サポート、メールサポート

FIT-A|株式会社アルメックス

FIT-A

■おすすめポイント

  1. 製品の奥行を従来の半分に大幅改良
  2. 紙幣・硬貨共に全金種に対応・一括入金も可能
  3. 磁気タイプや一次元・二次元タイプのリーダーを標準搭載

■FIT-Aの特徴

従来は780mmあった奥行を350mmに大幅改良しています。スリムで場所をとらないので、接触による事故も防止できるでしょう。紙幣・硬貨共に全金種に対応しており、一括入金も可能。

患者様に優しくスムースな操作性を実現しています。磁気カードリーダーはもちろん、さまざまなタイプのバーコードリーダーを標準搭載。多種多様な診察券の読み取りを、追加機能なしで行えます。

・製品情報:

種類自動精算機
導入費用4,356,000円~
利用料・保守料月額保守費用:27,500円~
設置タイプ床置き
サイズ※奥行×幅×高さ350×650×1503mm
電カル・レセ連携
対応するキャッシュレス対応クレジットカード電子マネーQRコード※将来対応予定:銀行pay
5000円札対応
外国語対応
保守・サポート対応24時間365日電話サポート、遠隔サポート、現地駆け付けサポート、保守点検

プラムスタンド|株式会社シンフォニカル

プラムスタンド
出展:https://plum-connect.info/product/plum-stand/

■おすすめポイント

  1. 1台で精算機と受付機の機能を搭載
  2. 専用QRコードで既存の診察券をそのまま活用できる
  3. 会計後に顧客満足度アンケートが表示され、スタッフマネジメントにも効果的

■プラムスタンドの特徴

精算機の他に受付機(PLUM GATE)の機能も搭載している歯科専用機器です。既存の診察券に専用のQRコードを貼るだけで利用できるため、新たに作り直す手間もいりません。

フロントパネルはマグネットシート式で交換可能。操作方法やお知らせなどを効率よく周知できます。会計の最後には満足度アンケートが表示され、スタッフマネジメントにも有効です。

■製品情報

種類自動精算機
導入費用要問合せ
設置タイプ床置き
サイズ※奥行×幅×高さ400mm×幅440mm×高さ1780mm(ベースの奥行は500mm)
電カル・レセ連携
対応するキャッシュレス対応非対応
5000円札対応
外国語対応
保守・サポート対応電話・LINEフォロー、メンテナンス訪問

ハヤレジスタンド|ハヤレジ株式会社

ハヤレジスタンド
出展:https://hayaregi-stand.com/

■おすすめポイント

  1. 自動釣銭機部分はシェアNO.1のグローリー300を使用
  2. 80%以上の電子カルテ・レセコンと連携可能
  3. お釣りの取り忘れ時には画面でお知らせしてくれる

■ハヤレジスタンドの特徴

自動釣銭機部分は、シェアNO.1であるグローリー社の300シリーズを搭載しています。金銭授受のミスがなく、正確でスピーディーな会計が実現可能です。

市場にある80%以上の電子カルテやレセコンとも連携できるので、金額の請求ミスも発生しません。患者様のお釣りの取り忘れも画面上で知らせてくれるので、金銭トラブルによる負担を軽減できます。

■製品情報

種類自動精算機
導入費用
設置タイプ卓上
サイズ※奥行×幅×高さ490×536×1400mm※突起部は奥行に+約120mm
電カル・レセ連携
対応するキャッシュレス対応クレジットカード(VISA、MASTER、JCB、AMEXなど)
5000円札対応
外国語対応
保守・サポート対応電話サポート

おすすめの自動精算機については以下の記事でも詳しく解説しています。気になる方はチェックしてみてください。

まとめ

医療機関において診察前後の待ち時間の長さは、クレームに発展しやすい問題となっています。同時に請求金額の計算方法が複雑といった理由から、請求ミスも発生しやすいです。自動精算機は電子カルテやレセコンと連携でき、正確でスピーディーな会計が行えます。

医療機関の会計に特化した機能が搭載されているため、初期費用は高価な点がデメリットです。しかし、補助金や導入方法を工夫することで費用を抑えることはできます。自院において必要な機能や設置場所を明確化したうえで、導入を検討していきましょう。

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この記事を書いた人

POSレジ・自動釣銭機・券売機・キャッシュレス決済端末など、レジとその周辺サービスの研究・調査を日々行い、そこで得た知見や調査データを記事に反映しています。
編集長は一部の人に「POSレジオタク」とも呼ばれており、メーカーの枠にとらわれない幅広い知識を持っています。

これまで300件を超えるPOSレジや自動釣銭機、セルフレジの選定サポート・導入支援・販売を行ってきました。(補助金に関する支援も行っています。)
サポートの中で得た知見も記事に反映し、どこよりもわかりやすく情報が網羅されたレジのコンテンツ記事を目指していきます。

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